AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『Seventeen』を深読み。秋元康はやっぱり前田敦子が一番と思っている?(ときめき研究家)

2011-08-05 09:18:20 | ときめき研究家
『SET LIST-グレイテストソングス-完全版』は、2008年1月1日発売の『SET LIST-グレイテストソングス-』に、シングル曲2曲と、新曲2曲を追加しただけのいわば「二期作」CDだ。
前のも持っているが、AKB商法に負けて購入してしまった。

しかし、2曲の新曲のうちの1曲『Seventeen』は、1回で気に入った。

曲調、リズム、金管楽器が入ったアレンジは『only today』を思い出させ、ワクワクする。
詞の世界も、『only today』の十数年後の世界と解釈できる。海に近い街が舞台で、高校時代に「好き」と言えなかったという設定は、まさに『only today』そのものだ。
あの日並んで海を見ていた少年は、高校卒業後、故郷を離れ、都会で職を得た。少女は地元に残り、結婚(相手が『only today』に歌われていた少年の友達かどうかはわからない)。実家の近くに住み、家業の手伝いもしている。
ストーカーではないが、彼女の実家の様子を見てみたいという気持ちはよくわかる。
関係ないが、実家の酒屋がコンビニになるという設定は、ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の中井貴一の実家と同じだ。

気になるのは、サビに当たる「今でも君が一番だ」「やっぱり君が一番だ」というフレーズだ。
表向きには高校時代の初恋の人への忘れ難い思いを歌っているのだが、今の時期に重ねると、得意のダブルミーニングを深読みしてしまう。
「総選挙では負けてしまったけど、AKB48のセンターはやっぱり前田敦子だ」と、秋元康が言っているように聞こえる。
あるいは、全てのメンバーに対して、「投票してくれた人にとっては、君が一番なんだ」と諭しているとも取れる。

それにしても、饒舌ではなく、簡潔、素朴でありながら、アイドル歌謡の基本要素を詰め込んだ歌詞だ。
このブログでも過去にテーマとして論じたキーワードが山盛りだ。
そんなことはあり得ないが、秋元康がこのブログを見ていて、面白がってキーワードを詰め込んでいるのではとさえ思ってしまう。

「卒業」

「初恋」

「Seventeen」(年齢を歌った曲)

「好きと言えない(言えなかった)」

最近は若いファンが多いようだが、私のようなオヤジファンのツボを押さえて、想像力をかきたてられる、こういう曲を提供してくれるのは嬉しい。
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