AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

浦野一美出演『GO! JET! GO! GO! ZERO』を鑑賞。楽しい80分間。(ときめき研究家)

2015-03-31 20:57:50 | ときめき研究家
浦野さんの出演する舞台を久しぶりに観た。
2012年10月に新宿で観た『GO! JET! GO! GO! ~I LOVE YOUが言えなくて』のシリーズで、今回は3人娘とマスターの出会いを描いたストーリーだった。
このシリーズは、50年代ポップスを歌いながら展開するコメディで、同じ登場人物だが演者を変えながら色々なストーリーが上演されている。10年続いているシリーズのようだ。

今回の浦野さんの役は、2012年10月には平嶋夏海が演じていた「ミッツ」役で、3人娘の中では一番年下でお転婆の役だ。青い衣装で、髪は茶髪でウエーブをきつめにかけていた。相変わらず手足が細く、折れやしないか心配になった。
歌はほとんど3人娘が歌うのだが、3人が代わる代わるソロを取り、もちろん生歌で、臨場感溢れる歌声を堪能できた。振付の動きも軽快だった。
50年代ポップスにはそんなに詳しくないが、最近のテレビドラマ『デート』のオープニングに流れていたザ・ピーナッツの『ふりむかないで』(1962年)はまさに50年代ポップスの影響を受けているのだろう。

出ている役者さんの中では、どうも浦野さんは一番経験豊富なのではないかと思われた。
若い役者さんたちは、稽古不足なのか、コメディとしては台詞の間が悪かったり、妙な沈黙があったり、完成度はいまひとつという印象がした。そんな中、浦野さんは落ち着いていて、セリフが飛んだ役者さんをフォローしたり、受けるはずの所で受けなかった役者さんをいじったり、臨機応変に場を仕切っているようだった。

驚いたのは、3人娘は実は店に居付いた地縛霊だったということ。前作ではそのことには全く触れられておらず、店の常連だとばかり思っていた。シリーズものとして、しっかりした世界観が築かれているのだと感心した。
浦野さんはこのシリーズの常連として、次回作にもぜひ出てほしい。

会場は馬喰横山の雑居ビルの地下。飲食店街の一角で、飲食店の1店を改造して作ったような小ホールで、こんな所があったのかというような所だった。観客は30人くらいで、まだ空席もあった。私も当日券で入場したが、それでも目と鼻の先で舞台が見られて満足だった。
しかし、入場料3100円が30名で約9万円。キャストが9名なので、キャストだけで分けても1人1万円。スタッフもいるし、場所代もかかるので、完全に持ち出しだろう。4月5日までやっているので、ぜひ多くの人に観てもらいたい。

これまでの浦野一美の舞台の観劇記は以下。
『中野ブロンディーズ』
『キマズゲ』
『泉鏡花』
『DUMP SHOW』
『中野ブロンディーズ(再演)』
『GO! JET! GO! GO!』
『眠らぬ町の王子様』
『博士と太郎の異常な愛情』
『浅草あちゃらか』
『DAY IN A SUN~1日だけ日の目を見る日』
コメント (2)
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『Green Flash』他…初聴き感想2(ピーナッツ)

2015-03-31 00:00:08 | AKB48
『春の光 近づいた夏』
春と夏,空と太陽,″真っ青な″と″燃えるような″…。
でも、初聴き…これは、″「カーディガン」が、キーなんじゃないのかな?″…なんか そう思った。
その時、テレビから、″カーディガンが、どうのこうの…″って声が 聞こえてきたんだ。『ヒルナンデス!』の「オシャレ探し」というコーナーだった。
ふ~ん、なになに? ″忘れた頃のカーディガン″…おっ、名言だ。そして、今。1番売れているアイテムが、ダントツで、「ライトイエローのカーディガン」…へぇ~。
続いて、有名スタイリストの方が 解説してた…″これは、女の子の定番のカタチで、何にでも合わせられるから1番人気なんです!″…あっ そうなんだ~。女子にとっての「カーディガン」って、そういう位置付けなんだあ~…って、1つ勉強したな。
「カーディガン」って、結構、守りの…だけど、便利アイテムなんだね。
じゃ、この曲に置き換えると、″君が 羽織ってる、そのカーディガンを脱ぐ″ってのは、ガチガチの定番…いつも通りの君を外して、少し、僕んトコに近づいておくれよ…っていう、まあ、願望なんだろうな?と。
″カーディアンを脱ぐと 夏″ っていう意味はさ…。

『挨拶から始めよう』
明るく爽やかで、曲自体は、好きな方。
だけど、総合的、全体を通してみたら、やっぱ…″標語感″みたいなのが 抜けないな。
なんか、小学校の正門近くの「みんなの掲示板」コーナーに、こんなの 貼ってたような気がする~。木曜日の全校朝礼の時に みんなで歌ってたような気もする~。
ちょっと、心に…こないな。
ただ、歌詞のなかで、1ヶ所…好きなフレーズがある。それは、「朝の陽射しを 味方につけて」ってトコロ。
女の子っぽいなぁ~、と。いかにも、いや、これぞ 女子! 女の子の賢さ,ズルさみたいな部分を的確に表現してるわね…。
「小鳥たち」とは、″世間の女子全員″のことだよね。そして、「朝の陽射し」は、ラフ板…ラフ板効果ってことだ。自分を少しでも可愛く魅せるための女の子のちょいテクだ。
反射 & 光の具合,角度…朝は、最高だからね。それは、″夕方の西日逆光の中の私″に匹敵する状況だ。
1日2度の大チャンス!
そういえば、昔、女優の加賀まりこさんが 言ってたなぁ~。
学生の時、学校の正門から出てくる カッコイイ男の子を 通りをはさんだ道向こうの歩道から出待ちしている毎日だったんだったってね。でも、その男の子目当てで待ってる女子学生…つまり、ライバルは、(いつも)いっぱい…。で、みんな 通りに停めてあったりする(誰のか分からない)白い車のボンネットのすぐ後ろ(というポジション)の取り合いだったんだってね。
お目当ての(好きになってほしい)彼→白い車(ラフ板)→私 …の位置関係って、全然違うんだってね(加賀まりこさん曰く、五割増し)。
ま、「朝の陽射し」が、何割増しかは、分かんないんだけど、この女の子は、やるつもりだと思うわ。
朝の陽射し,緑の木々,地面からの反射,葉と葉の間から差し込んでくる光の見事なまでの陰影 & 揺らぎ…そういうの全てを味方につけた状態で、毎朝、彼に、″おはよう!″…それを365日。その人が(できれば)振り向いてくれるまで…。
365発…渾身のボディーブローを打ち続けると思うな~。
まあ、気ぃ長いな。でも、仕方ない。自分からは、告白しない(できない)って決めてるんだから。
この曲は、そんな自分の話だと思った。ま、第三者的立場で(他人事のように)歌っては いるけどね。まあ、言い聞かせてるわね…″頑張れ、自分!″ってさ。
曲全体としては、もう ひと工夫ほしいな~。まさに、もうちょいの曲だと思う。

『マジすか Fight』
そもそも、マジすか系の曲(調)って、AKBには、合っていないような気がする。
「どこかにいねえか?」…
なんか、秋田の なまはげ を想像してしまったよ…「悪い子はいねえが~?」って、家の中に侵入。赤ちゃん,子供たちは、大泣きしてるんだけど、周りの大人たちは、みんな笑顔…楽しそう…あの感じ。
さらに、″ふるぼぉっこ~″って、もう…声も 歌い方も 何もかも、あまりにカワイ過ぎんだよなあ~。ドス的なトコからは、あまりに離れた地点にいて、明るい明るい。
ぶっちゃけ、ギャグに聴こえてもうた。
ふと、思ってしまったよ…″この曲、山口百恵なら、どう歌ったんだろ?″とか、″中森明菜なら?″とか。
ちょっと、聴いてみたいかな~? 聴き比べてみたい。
きっと、声量とか、技術とか、そんなんじゃないと思う。

『ヤンキーロック』
「OH!OH!」の歌い方が、正直 ダサいな。別に、もっとエロく…とまでは言わないけど、も少し…セクシー気味に…って出来ると思う。
たしかに、ou→ou…の重ねは、難しい部類だけど、工夫のあとが見えない。ただ、発音してるだけだな…と。
でも、そこ 何とかしないとさ、この曲、表現一辺倒の のんべんだら~り…何のメリハリもない 平凡一直線の曲になってまう。
せっかくのラジオチューン…というか、モノラル気味…斜にかけた部分との対比を ちゃんと活かせるように(ような構成に)なってんのにさ…。もったいないわ。
(人生なげやりな)「OH!OH!」と、違う周波数の合いの手(掛け合い)で、もっと良くなるはずなんやけどなあ~? イマイチやな。
やっぱ、これ、そのドラマと同様…あまりハマってる気がしないしない。向いてい、合ってないんじゃないの?
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