7月28日夜の部を鑑賞。2列目という良席で、役者さんたちを間近で見られ、迫力があった。
ストーリーの説明は難しい。
アルバイトとして博士の研究の実験台(モルモット)となるべく集められた男女。狭い空間で共同生活をしながら、1人2時間ずつ交代で眠らねばならず、その間に見た夢を分析されるのが実験の主旨だ。
夢の中では、モルモットたちの他、それぞれの家族や知人も登場、彼らが現実世界で抱えている問題も垣間見える。そこへ、風変わりな格好をした博士とその妻が現れてかき回す。
徐々にこのシーンが誰の夢か分からなくなり、しまいには夢なのか現実なのかも区別がつかなくなる。
途中までは、それぞれのシーンがどういう意味を持つのか、これが誰の夢で、どんな潜在意識を表現しているのか、頭で考えながら観ていたが、それは途中で放棄した。
せめて、色々とこんがらがったストーリーが最後にきれいにほどけて、スッキリする結末が用意されていることを期待したが、そんなことはなかった。見終わった後も、モヤモヤが残った。
と言っても、つまらなかったという訳ではない。見ている間は、不思議なシーンの連続に目を奪われ、時間を忘れて没頭できた。例えて言うなら、知恵の輪をあれこれいじっても外せなかったというのではなく、万華鏡をぐるぐる回しながら変化する模様を飽きずに見ていたという感じ。
どちらかと言うと、頭で理解して、答を見つけようとする傾向のある私にとっては珍しい体験だった。
お目当ての浦野一美は、相変わらずチャーミングで、可愛らしく躍動していた。
実験着として赤いツナギを着ていたが、手足の袖・裾をまくって、相変わらず細い手足を見せていた。右足と左足のまくり方が違っていて、右足だけふくらはぎが全部見えていたのは意図的だったのだろうか。
ポスターの写真では斜めに被っていたキャップは、被っていなかった。
ナッキーさんのレポートにもあったが、この日のアフタートークでも「これまでの舞台と違い、アイドルでなく女優としての役をもらった」という話をしていた。監督や他の出演者からも「張り切っていたし、じゅうぶん女優さんの演技だった」と褒められていた。すかさず「じゃあ次の仕事もお願いします」とちゃっかり売り込む所が彼女らしい。客席からもそれを後押しするファンの大きな拍手が起きた。
これまで明るくチャーミングな女性の役が多く、それは彼女の地に近い役なのだろうが、それぞれの舞台で違和感なく演じ分けられていたと思う。『キマズゲ』ではテンポのいいコメディのヒロインをそつなくこなしていた。そういう意味で、これまでも充分女優だったと思うが、より幅広い役をやりたいという意欲があるのだろう。それでも人を惹きつける「アイドル性」はまだ充分あると思うし、様々な分野での活躍を応援して行きたい。
その他、アフタートークでは、最前列中央の体格のいい男性(おそらく親しいファン?)をいじったり、他の出演者の話にもちょくちょく合いの手を入れたり、果ては口をとがらせて変な顔をしたり、飽きさせないサービス精神を発揮していた。その辺りは、何百回もの劇場公演を仕切ってきた経験が生きているのだろう。
これまでのシンディの出演舞台観戦記は以下。
『中野ブロンディーズ』
『キマズゲ』
『泉鏡花』
『DUMP SHOW』
『中野ブロンディーズ(再演)』
『GO! JET! GO! GO!』
『眠らぬ町の王子様』
ストーリーの説明は難しい。
アルバイトとして博士の研究の実験台(モルモット)となるべく集められた男女。狭い空間で共同生活をしながら、1人2時間ずつ交代で眠らねばならず、その間に見た夢を分析されるのが実験の主旨だ。
夢の中では、モルモットたちの他、それぞれの家族や知人も登場、彼らが現実世界で抱えている問題も垣間見える。そこへ、風変わりな格好をした博士とその妻が現れてかき回す。
徐々にこのシーンが誰の夢か分からなくなり、しまいには夢なのか現実なのかも区別がつかなくなる。
途中までは、それぞれのシーンがどういう意味を持つのか、これが誰の夢で、どんな潜在意識を表現しているのか、頭で考えながら観ていたが、それは途中で放棄した。
せめて、色々とこんがらがったストーリーが最後にきれいにほどけて、スッキリする結末が用意されていることを期待したが、そんなことはなかった。見終わった後も、モヤモヤが残った。
と言っても、つまらなかったという訳ではない。見ている間は、不思議なシーンの連続に目を奪われ、時間を忘れて没頭できた。例えて言うなら、知恵の輪をあれこれいじっても外せなかったというのではなく、万華鏡をぐるぐる回しながら変化する模様を飽きずに見ていたという感じ。
どちらかと言うと、頭で理解して、答を見つけようとする傾向のある私にとっては珍しい体験だった。
お目当ての浦野一美は、相変わらずチャーミングで、可愛らしく躍動していた。
実験着として赤いツナギを着ていたが、手足の袖・裾をまくって、相変わらず細い手足を見せていた。右足と左足のまくり方が違っていて、右足だけふくらはぎが全部見えていたのは意図的だったのだろうか。
ポスターの写真では斜めに被っていたキャップは、被っていなかった。
ナッキーさんのレポートにもあったが、この日のアフタートークでも「これまでの舞台と違い、アイドルでなく女優としての役をもらった」という話をしていた。監督や他の出演者からも「張り切っていたし、じゅうぶん女優さんの演技だった」と褒められていた。すかさず「じゃあ次の仕事もお願いします」とちゃっかり売り込む所が彼女らしい。客席からもそれを後押しするファンの大きな拍手が起きた。
これまで明るくチャーミングな女性の役が多く、それは彼女の地に近い役なのだろうが、それぞれの舞台で違和感なく演じ分けられていたと思う。『キマズゲ』ではテンポのいいコメディのヒロインをそつなくこなしていた。そういう意味で、これまでも充分女優だったと思うが、より幅広い役をやりたいという意欲があるのだろう。それでも人を惹きつける「アイドル性」はまだ充分あると思うし、様々な分野での活躍を応援して行きたい。
その他、アフタートークでは、最前列中央の体格のいい男性(おそらく親しいファン?)をいじったり、他の出演者の話にもちょくちょく合いの手を入れたり、果ては口をとがらせて変な顔をしたり、飽きさせないサービス精神を発揮していた。その辺りは、何百回もの劇場公演を仕切ってきた経験が生きているのだろう。
これまでのシンディの出演舞台観戦記は以下。
『中野ブロンディーズ』
『キマズゲ』
『泉鏡花』
『DUMP SHOW』
『中野ブロンディーズ(再演)』
『GO! JET! GO! GO!』
『眠らぬ町の王子様』
見ていなかったことに気づきました。
舞台では、「AKB」「SDN」の一員という認識が僕の中でハズレていた模様。
僕は3列目でした。
フリートークで会場全体を見回すのは無意識なのか意識的なのか…。
太郎の夢の中の夢と受け止めました。
自分自身が、たまに、夢の中で夢を見ることがあるからです。