AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

これだけレベルの高いアイドル映画が同時に三本上映されたことはアイドル史上初めてではないか(ナッキー)

2015-03-12 00:12:10 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
これだけレベルの高いアイドル映画が同時に三本上映されたことはアイドル史上初めてではないか(ナッキー)

お目当てのアイドル:
「でーれーガールズ」 山根千佳・優希美青
「幕が上がる」 ももクロのメンバー一人しか認知していなかった(ショート・黄色の子)
「くちびるに歌を」 朝倉ふゆな・葵わかな

ナッキーの感想(一言で):
「でーれーガールズ」 優希美青が輝いていた。三本の映画の中でベストアイドル
「幕が上がる」 ももクロのアイドル性に圧倒されました
「くちびるに歌を」 アイドル映画というより、真面目な映画

どんな映画か:
「でーれーガールズ」 女性同士の友情
「幕が上がる」 女子高校生のリアルな学園生活
「くちびるに歌を」 葛藤をかかえる「主人公(合唱部部長)と音楽の先生」が、思いをぶつけ合い、悩みを克服していく

印象に残った場面:
「でーれーガールズ」 足立梨花に「手袋試着させてくれるって約束したじゃない」と攻められる優希美青、それは現実の彼へのプレゼントだったので、「そんな約束していない。武美ちゃんが勝手に思い込んだだけでしょう」と、ぴしゃっと、断る場面。

「幕が上がる」 国語の授業の場面。リアリティーがものすごくあった。自分が高校生に戻ったような感覚に襲われる。

「くちびるに歌を」 主人公(女)と口げんかを繰り返しながら、密かに想いを寄せる幼友達(男)

映画の中の音楽:
「でーれーガールズ」 山口百恵4曲。初めて、「さよならの向う側」が、山口百恵の物語を背負わない、普遍的な友情を歌った歌として、鑑賞することができた。
「幕が上がる」 ももクロの曲が脚本とは無関係のように挿入されていた。
「くちびるに歌を」 合唱部の練習、コンクール、高校生らしい。

靴下の色:
「でーれーガールズ」 白。設定は1980年のお嬢さん学校。
「幕が上がる」 黒が多い。生徒がバラバラの靴下をはいて登校。
「くちびるに歌を」 白。

どこが舞台か、映画で象徴的に挿入される名所旧跡:
「でーれーガールズ」 岡山  鶴見橋、駅前の桃太郎像
「幕が上がる」 静岡  富士山
「くちびるに歌を」長崎県の離島  海、教会

お目当ての背景と経緯:
「でーれーガールズ」 山根千佳のブログの相撲観戦記を読んでいて本物の相撲ファンと感服。
「くちびるに歌を」 朝倉ふゆなに関心を持ち、この映画に出演することを知った去年の11月に、ブログ記事を書いた。
朝倉ふゆなは、女優でアイドルではない。彼女が出演する映画上映イベントで生で見たのが、1月12日。

乙女新党は、2013年から毎年一回ずつ現場で見たが、葵わかなは、HKT48における宮脇咲良のような存在で、この子は大物と注目していた。今年2月1日に乙女新党をAKIBAカルチャーズ劇場で見た時にいなかったので、卒業したと知る。映画では指揮者の役。地味な役でした。

公式HP:
「でーれーガールズ」
「幕が上がる」
「くちびるに歌を」

ナッキー
コメント (1)
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『幕が上がる』…「僕的ツボ」「1つ残念だったこと」他、(ピーナッツ)

2015-03-12 00:00:58 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
【僕的ツボ】
15~20個ぐらい 見つけたと思う。いや、入ってきちゃったな、いわゆる 小ネタってやつ。
でも、僕ごときが、これぐらいなんやから、モノノフの方たちとか…ていうか、そもそもの仕掛け、シーン数とかから考えて(1シーン 1つ 計算…)、80以上は あったんじゃないんかな~?と、推測。
それは、東京ディズニーランドにおける「隠れミッキー」みたいなもんだなんだと思う。だから、『幕が上がる』における「隠れももクロ」だよ。ま、宝探しだな、お楽しみ企画。
だけど、僕が、見つけた中でも、特に、この3つかな? 僕的にツボだったの…。
で、やっぱり、これ…色ネタなんだよなぁ~。
まず、1つ目は、さおり(百田)と 中西さん(有安)が、カフェみたいな所で 語り合うシーンだ。
さおりの前には、緑色のジュース(メロンソーダ?)と 赤色のジュース(トマトジュース? or グァバ系?)が、置かれてある。で、緑色のジュースの方が、さおりの近く(手元)にあるという状態…。
中西さんが、語り始めて、当たり前のように、自分からは、かなり遠~い方(緑色のジュース)を取ったこと…右手をこ~んなに伸ばしてね。そして、さおりの前には、赤のジュースが、ポツン…残った。あそこあそこ。
有安のイメージカラーは、緑。百田は、赤なんだ。
なんか、タイプは、違うんだけど、同じテイスト…映画『あぶない刑事』での 舘ひろしと柴田恭兵の ″ポッカ(コーヒー) & ポカリ″ネタを思い出したよ。
洒落たシーンだな、と。
2つ目のツボは、ユッコ(玉井)と 中西さん(有安)が、合宿中、初めて 2人っきり…になるシーン。舞台本番で使うイス(六角形? 八角形?の腰掛けタイプ)に ペンキを塗るためだ。外作業…ユッコの前に1つポツン、中西さんの前に1つポツン。この2人が、″友達″になる…重要な場面なんだ。
ユッコが、自分担当のイスに 緑のペンキで、サーッ! 対して、その隣、なんとも微妙な距離にいる 中西さんの方は、目の前のイスに 黄色のペンキで、サーッ! ハイ、あそこ。
玉井のイメージカラーは、黄色。有安は、緑なんだ。つまり、逆に、お互いの…ってことだ。
さらに、カメラのカットが、引きの画…別角度からのアングルになった時、その全貌が明かされる。ユッコのイス全体が 見えるんだ。
つまり、そのイスは、ツートンカラーを目指してた。ユッコ…今 塗っている部分は、緑…なんだけど、最初のカットでは 見えなかった部分は、バッチリ!もう 黄色に塗られていた…ってこと。
で、それは、何を表しているか?というと、″私たち仲良くなろう!″…これと、やっぱ、嫉妬 と スクラムだよ。ユッコの今の気持ちだ。
いうても、演劇の強豪校から来た 中西さん(有安)。″もしかしたら? 私のスターの座も…?″っていう不安。これ、この意識からの脱却と、″一緒に全国に行こう!″…この純粋な気持ちだ。
つまり、あのシーンは、ユッコの成長を表してる。そして、中西さんも これで本当に仲間になれたシーン…。ま、セリフ自体は、終始、さおり(百田)への文句なんだけどね。
だけど、非常におもしろい場面だと思った。僕的に ツボだったわ。
さて、最後の1つはね、まずは、このユッコの父親役が、天龍源一郎さん(プロレスラー)だってことだよ。玉井詩織と天龍源一郎が、親子…という、この面白さだわ。
で、この天龍さん。本編中にセリフが、まあ、5,6 個 あったんだけど、これね~ 天龍さん、しゃがれ声過ぎて、その一言足りとも、一言一句、もう すべて…聞き取れなかったよ。
あんなもん、無理無理! で、あんなん、もう わざとだと思う。でも、娘のユッコ(玉井)は、ハイ!ハイ!って、ちゃんと ついてくんだよね、受け答えするんだよね…笑顔全開で。逆に、健気に見えたわ。そして、″お姫様的″に育ったルーツも…なんとなくね。
この、一連…狙いだと思ったな~。
また、天龍さんってね、プロレスデビューしてからのイメージカラー(レスリングタイツ,シューズ,グッズ等)が、次のように 変わってきた。変遷してきてたりするんだな…。
紫 → 黒 → 黒 + 黄色 。
今年の暮れに引退を控えている 天龍さんの 今のイメージカラー(特に、こだわっている色)って、実は、玉井詩織と同じ…黄色なんだよ。
この共通点。おそらく、現場でも、親子で、そういう
話とかしたんじゃないかな?って、思ったりするよ。天龍さん、実は、お話好きだしね。また、この(黄色へ)の懲り具合…スゴいからね。ホント…お洒落 & 細かい。
それは、小物グッズだったり、リングシューズの靴ひも(黄色の)バリエーションの豊富さだったり、デザイン…とかね。たぶん、玉井と話…合ったと思うよ。
で、また、これ、本編でも、このお父さん、この映画のハイライト…我が娘が、いざ!全国に挑む!って時、まさに、晴れ舞台!って時に、
その会場客席にて、黄色のタオルを首に掛け掛け、どっかと 腰下ろしてんだよね。新弟子検査か?!って、態度でね…あれ 笑ったわ~。また、和んだわ~。
ていうか、あの黄色のタオル…自分のグッズちゃうかな?
ただ、やっぱ、この2人が、親子の設定だという…そもそもがね~、やられたわ~。

ま、他にも あんだけど、やっぱ、この3つは、特に…僕的にツボ。なんちゅうか、遊びゴコロなんだよね~。好きやわ~。そして、こういうの…必要だとも思う。

【1つ残念だったこと】
この映画の内容 & 出来について、実は、1つ残念だったことが ある。
それは、彼女たちの演劇のシーン…その変化具合だ。
そら、最初は、″あ~ これ、わざと下手に見えるように演ってんな~″…そこは、(ストーリー上のこともあるし)理解したんだけど、その後、特に、最後らへんの ″行こう!全国に!″って、誓い合った後も その伸び、正直、たいしたことなかった。あそこ、差が、つけきれていない。
″あ~ この演劇部、みんな…上手くなってんな~″ ぐらいの感じだ。ぶっちゃけ、冷静に観られてしまった。
僕、あそこはね、あそこはね~、盛りあがり上、も少し…その強豪校と競った感じ,互角?な感じ,″もしかしたら?″という一瞬,″さあ、全国は、どっちでしょうー?″的なドキドキ感…。つまりは、劇的な変化が必要だったと思う。
そういう意味では、4人(の演技)は、力不足。
監督は、絶対、そういう展開にしたかったはずなんだよ。
だって、その方が、冒頭のさおり(百田)のセリフ、″私は、勝ちたかったの″…これが、より活きてくるからね。部長になった(引き受けた)意味…増してくるからね。
そういう意味では、『くちびるに歌を』の あの子たちの方が、かなり上だった。だって、歌い出した時、″あ、これは?″って、一瞬 思ったもの…。凄かったんだよ、その伸び方がさ。
あ、百田の方も1つだけ…。
それは、プールに落っこちるシーンだ。
脚本作りに煮詰まって、煮詰まりすぎて、頭がボーッとして、プールにドボン!しちゃうという…。
あそこ、わざと落ちてるよね。″プールに落ちよう、落ちよう!″と思って、プールに落ちてるよね。
ああいうのはさ、テク…必要なんだよ。自然っぽい素晴らしさ…だけでは、無理だわ。
それで 挑んだ場合、そりゃあ~ ″頭打つかも?″とか、″股間打つかも?″とか…は、てか!そこ…悟られたくないから、 そうならないよう…でも、逆に、ものすっごい不自然な動作が出たりする。
今回の彼女のは、それだわ。とにかく、早く プールに落ちて、″病んでるな″…これを言いたいのが、伝わってきた。
ぶっちゃけ、足を滑らせる方向が、逆なんだよ。実は、それだけのことだったりする。
だから、この子には、そういうノウハウが、いっぱい詰まりまくってる…コントで学んでほしいとか思ってるんだよね。もう、そういう気持ちで、いっぱいだ。
テク以外で、いける部分(個性?)と、そうではない部分…そこを整理する作業を…してほしいわな。
だって、たぶん、この子は、やり方次第では、化けるよ。僕、大化けすると思っている。

【脇役について】
まず、主要脇役…これを 黒木 華さん,ムロツヨシさんの2人に絞っていたのが、徹底してたのが、良かった。そういう位置としての起用,確立だよね。
で、その他の脇役の方は、基本、コミカル(シーンの)要員。
ただ、これ、″ウソでしょ?″みたいな人が(でも、これ、エエとこついてくんなぁ~みたいな人選。例:天龍源一郎さん)次々と出てくるんだよね。ほんの数秒,十数秒…とかのシーンでね。ザ・ワンポイント脇役。
とにかく、この主要脇役の2人 と コミカル脇役とのメリハリ感が、メチャクチャ効いていた。
だけどね、この映画、本当にポイントになっていたのは、コミカル寄り…なんだけど、″もう1種類の脇役(タイプ)″を演じてた…志賀廣太郎さん と 清水ミチコさんの2人だ。
この お2人は、さおり(百田)にとっての ″ホッとポイント的存在″として、とても重要な役割を担っていたと思うんだ。
で、なぜ、そこが、必要だったか? というと、さおり…学校でも 家の中でも 演出家としての苦悩を そのまま…描きすぎてしまっていたら、掘り下げすぎていたら、そしたら、この映画は、彼女(百田)の1人主役っぽくなっていただろうからだ。
だから、先程の2つの脇役タイプとは、少し違った…第3の脇役タイプを あえて存在させたのだと 僕は、思った。
現国?教師役の志賀廣太郎さん。母親役の清水ミチコさん。
教師は、授業中の何気ない一言で、結果的に、演出家としての さおりを助けたりしてる。
そして、母親は、″いててててて″ → ″うっせーよ!″ とかで、頭同士のゴッツンコ。こういう他愛もないやり取りで、我が娘が、今日、外世界で受けてきたゴツゴツを取り除いたりしてる。女の子としての さおりを守ってる。
さおりにとっては、ホッとポイントの2人なんだ。
この2人の存在で、彼女の悩みは、結構 軽め…ライトな仕上がりに描かれていた。
結果、僕は、5人主役を守ってる…って、思ったな。
主要脇役,コミカル要員,意味のあるホッとポイント脇役…この3種類の棲み分けによって、映画の質…少し上がってると感じたよ。
ほら、あるじゃん! 脇役に、あの方 この方 あの方 この方…で、ああスゲエ。で、あれもこれも あれもこれも演ってもらって、いろんな意味で、いろ~んな意味で、″いっぱい出てたな~。で、誰の作品よ?″ってやつさ…。
『幕が上がる』は、脇役のバランスが、非常に良かったと思うな。

【タイトルバックについて】
上映開始から2時間後。ラストもラスト、大ラスト… ある合図をきっかけに スクリーン…縦書きタイトルバックが、ドーン!
あれ、初めてやわ…縦書きは。今度、使わしてもらお。いや、丸パクりさせてもらお。
ももクロ × 文学 …その締め、いやいや、始まりかな?
とにかく、縦書きの「幕が上がる」が、花火のようにドーン!と出て、しっとり爽やかな ももクロの曲と ともにエンドロール…。
ハイライトが流れて、メイキング映像にスイッチ。オーラスには、5人が、画面の向こう~~の方から走ってくる、走ってくる…笑顔いっぱい & いつもの立ち位置でストッピング!…1枚の写真。
「幕が上がる」…の残像だけが残ってた。
つくづく、あの 出すタイミング,浮かび上がり方は、オシャレやったな~。

【次回作について】
基本、グループアイドルの制服青春ムービーってのは、1作品だけ!とか思ってたんだけど、彼女たちなら、同系統…もう1作だけ、いけそうな気がする。した。
とりあえず、今回の作品、恋愛要素ゼロのまま終わった(終われた?)のは、意外に大きいかな? と。
次回作が、楽しみ。
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