AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

大家志津香さんの疑問にお答えします。(ilovenacchanさんから)

2008-09-15 01:26:18 | 注目の記事
大家志津香さんがメールブログで、次のような疑問を投げかけていました。
大家さんが書いた原文の通り引用は、著作権の問題があるので、要約しました。

クーリッシュっていう飲むアイスの裏に注意書きがある。
※これはアイスなので、一度溶けたものを再び凍らせると品質が変わります。
※お召し上がりの時は強く吸いすぎないようご注意ください。
ここまでは理解できる。けれども、
※長時間持つと手が冷たくなります。
そんな事言われなくても自分で気づくけど、これを書いたのは、優しさなのかな

メールブログ原文は、ユーモアたっぷりの文章です。
大家さんのメールブログは、いつも楽しく読んでいます。
視点が面白く、発想がユニークです。

さて、私は学校の先生ではありませんが、もし生徒が大家さんのような疑問を持ったら、「よいところに気がつきました。これは立派な社会の勉強の教材です」と言うと思います。
何故、アイスクリームメーカー(クーリッシュは、ロッテの製品です)がこんな注意を書くのかというと、優しさではなく、自分の会社を防衛するためなのです。

アメリカの有名な訴訟事件を二つ紹介します。
1. 電子レンジで猫が死んだ事件
ある年配の女性が、飼い猫が雨で濡れたので、乾かしてあげようとした。濡れた食品を電子レンジにかけると、水分が取れることを知っていた彼女は、猫を電子レンジにかけた。
猫は死んだ。
この女性は、電子レンジのメーカーを裁判に訴えた。「猫を電子レンジにかけてはいけない」と取り扱い説明書に書いていなかった。だから、猫が死亡したことによる精神的な痛みに相当する慰謝料を払って欲しい。」
裁判の結果、電子レンジメーカーが敗訴し、女性が勝訴した。
それ以来、アメリカの電子レンジメーカーは、「生き物を電子レンジの中に入れてはいけません」と説明書に書くようになった。

2. マクドナルド・コーヒー事件
マクドナルドでホット・コーヒーを買ったお客が、コーヒーをこぼして火傷(やけど)した。このお客が、「コーヒーが火傷をするするくらい高温であるとは、知らなかった。それを客に説明しなかったマクドナルドに非があるので、火傷の治療代と肉体的・精神的痛みに相当する慰謝料を払って欲しい。」と裁判に訴えた。
裁判の結果、マクドナルドが敗訴し、お客が勝訴した。
それ以来、マクドナルドのホット・コーヒーの紙コップには、「熱いぞ、気をつけろ」(英語で正確に覚えていませんが、Caution ! HOT でしょうか)と書かれるようになった。

ロッテはクーリッシュを製品化する時、こう考えたはずです。
1) このアイスは、今までにないタイプである。
2) アイスを手に持つ時間は、他のアイス(カップアイス、棒アイス)に比べて長い。
3) 長い時間クーリッシュを手に持つお客の中には、霜焼け・凍傷・皮膚の病気になる方がいるかもしれない。
4) そういうお客が、裁判でクリーシュが原因で病気になったと訴えるかもしれない。
5) 裁判になった時に、負けないように、「長時間持つと手が冷たくなります」という注意書きを印刷しておこう。

AKB48と全く関係ない話題をブログに書いてしまいました。
大家志津香さん、夏帆 に似ていませんか。

ilovenacchan
コメント
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