「ホウチャクソウ」群生発見「勝山白山神社平泉寺」

福井県勝山市きっての旧跡・名所「白山神社平泉寺」。

梅雨期の「すぎこけ」の見事さは、隠れた名所。

 

今、話題の映画、

認知症の親と子をテーマーにした映画「さくらさく」

の舞台にもなりました。

 

この境内「大鳥居」の右の山林。

「ホウチャクソウ」群生発見です。

 

 

この花、「釣鐘ようの1対の白い花、葉の形」など、

百合科の山野草。

この植物には、違いを判断するのが難しい花が

「ホウチャクソウ」のほか「鳴子百合」「あまどころ」「ヒメイズ」があります。

 

「何れがアヤメか、かきつばた？」など、

似た特色のが多い種類の一つでしょう。

 

「鳴子百合」は、庭にもあり此れからまたupできますが、

「あまどころ」「ヒメイズ」など、茎に付く花の様子、茎の色、直立か、など

「ホウチャクソウ」と断定しました。

 

野生の群生は、初めて見ました。

自然は綺麗に感激。

 

紅色の「どうだんつつじ」も、満開。

正しくは「海南更紗ドウダン」つつじです。

 

 

「平戸つつじ」とは全くの別物。

数年前敦賀市の産地から5本購入、唯一残った1本です。

毎年、花を見せてくれますが、今年は、多く付いたようです。

釣鐘のような花の形、そして紅色（もう少し薄い色がよかったのですが）

が特色。

西日に当たるほうのみ花をつけ、日陰側は一つも花をつけない不思議。

冬には強い木。

 

ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。

もともと、山林縁や岩地に生育するもの（滋賀県と福井県県境の産地）。

平地の屋敷の中では、難しい花かも知れない。

「終わりに近い白色平戸つつじ」との２シヨツト。