探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-

「探墓巡礼顕彰会」の公式ブログです。巡墓会企画の告知など活動報告をしています。

「二本松市の指定文化財」展と二本松菊人形

2015-11-24 00:00:01 | 日記
会員のカネコです。
11月15日(日)に二本松へ日帰りで行って来ました。
二本松歴史資料館では二本松市合併10周年記念特別企画展「二本松市の指定文化財」展が10月3日(土)から11月29日(日)まで開催されています。







市内に点在する貴重な指定文化財が一同に会する貴重な企画展です。
私が特に見たかったのが、大隣寺に所蔵されている丹羽家御歴代の肖像画です。
この肖像画は『二本松藩史』にも白黒写真で載せられていますが、現物を見る機会はなかなかありませんので、とても満足しました。
あの有名な初代長秀公の肖像画に始まり、11代長富公まで全ての肖像画をじっくり見ました。
ふと気づいたのが、6代秀延公は36歳で亡くなっているのですが、肖像画では白髪混じりの老人の姿で描かれている事でした。これは『二本松藩史』の白黒写真では分からない部分でしたので、実物を見てこれは何故だろうという疑問が起こりました。これは謎です。

その他、11代長富公筆の藩校敬学館の扁額、狩野益信筆の3代光重公の小姓西村志摩之助の肖像画など丹羽家好きにはたまらない内容となっています。

秋の二本松と言えば、二本松提灯祭りと菊人形です。
二本松提灯祭りは毎年10月4日から6日に開催される祭りで、二本松に生まれた人にとっては1年の内で最も大切な3日間です。この祭りは必ず4日から6日と決まっているので、平日に開催される事が多く、私は数年前に1回と、幼少時に行ったくらいです。数年前に行った際は、晴天で太鼓台に提灯が灯され二本松町内を曳き回す姿は圧巻でした。私の両親が二本松から川崎に移住した後も提灯祭りをいつも懐かしんでいた気持ちが良く分かりました。



これは7月に二本松へ訪れた際に購入した二本松限定発売のガイドブックです。

今年は提灯祭りには行けませんでしたが、菊人形が11月23日まで開催されているので、行ってきました。この日は午前中に小雨が降っていましたが、雨に濡れた菊の花もまた趣があるものでした。











今年はのテーマは「幕末維新伝」で、松下村塾、和宮降下、池田屋事件、戊辰戦争などの菊人形が並んでいました。丁度紅葉も見頃でした。

この日の午後は雨が止み、薄日が差してきたので、恒例の寺院巡りをして二本松藩士の墓所を調査しました。こちらの方はまた機会がありましたら書きたいと思っています。

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詳しくは下記開催要項をご覧下さい。
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