有漏 作 青柳亨
忘れられた名前
どこにあるのかも知らず
瞳は虚ろに光り
隠れることしかできない
眠れる場所はどこにあるの
それをさがすことさえしないで
忘れられた笑顔
閉ざされたその唇
還るあてさえもなく
信じられるものはない
闇の中に落としてきた自分を
二度と振り返りもしないで
有漏のままで
有漏のままで独り
有漏のままで
寂しささえ超えて
よくわからない詩だ。閉塞感は感じる。
「煩悩に翻弄されながら生きてきたが、相変わらずそのままである」と、いうことが言いたいのか。あるいは「煩悩のおもむくままに生きてきたが、今や寂しささえ超越した境地にいる」ということなのだろうか。
なんとなくわかったような気もする。
曲調は和風だが、ビートはジャングルビートだ。演歌や民謡のようになってはいない。青柳の言う「日本的であって、且つ大衆受けする」楽曲にはある程度仕上がっている。
青柳は「有漏」によって、ひとつの方向性をこの時、示した。
忘れられた名前
どこにあるのかも知らず
瞳は虚ろに光り
隠れることしかできない
眠れる場所はどこにあるの
それをさがすことさえしないで
忘れられた笑顔
閉ざされたその唇
還るあてさえもなく
信じられるものはない
闇の中に落としてきた自分を
二度と振り返りもしないで
有漏のままで
有漏のままで独り
有漏のままで
寂しささえ超えて
よくわからない詩だ。閉塞感は感じる。
「煩悩に翻弄されながら生きてきたが、相変わらずそのままである」と、いうことが言いたいのか。あるいは「煩悩のおもむくままに生きてきたが、今や寂しささえ超越した境地にいる」ということなのだろうか。
なんとなくわかったような気もする。
曲調は和風だが、ビートはジャングルビートだ。演歌や民謡のようになってはいない。青柳の言う「日本的であって、且つ大衆受けする」楽曲にはある程度仕上がっている。
青柳は「有漏」によって、ひとつの方向性をこの時、示した。