たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

片倉城の野草

2008-08-18 | 八王子市 日野市
片倉城は小さな山城で、こんもりとした木立に覆われています。
湧き水もあり、ガマ が花穂をつけていました。


春先にカタクリが咲くことは知られていますが、この時期は 奥の沢 という谷に 
キツネノカミソリ がたくさん咲いています。
薄暗い木立の下に咲く鮮やかな キツネノカミソリ を見て、
古(いにしえ)の武士(もののふ)もこの花を見たのであろうかと想いを馳せました。




触れれば落ちそうな楚々とした花は カラマツソウ(唐松草) でしょう。


チョコレート色の花は シュロソウ(棕櫚草) です。
薄暗い森の中で、地味な色の花はまったく目立たないのですが、スラリと背の高い草です。



片倉城跡公園

2008-08-17 | 八王子市 日野市
片倉城 は室町時代に築かれた山城です。
城跡は昭和47年に八王子市の公園として整備されました。

JR片倉駅、京王片倉駅から徒歩10分。
正面入り口は国道16号に面しています。
駐車場はありますが、数台しか止めることができません。

所在地  東京都八王子市片倉町2475
クリックすると公園の案内板が表示されます。  片倉城跡公園案内図

門を入るとすぐに彫刻広場があり、その脇に はす沼 があります。
はす沼に向かって三脚を立て、おおきなカメラを池に向けている人が数人いたので、声をひそめて尋ねてみました。
「何を撮っていらっしゃるんですか?」
「カワセミです。 今はまだ来ていないので、そんなに小さな声でしゃべらなくても大丈夫ですよ」

へえ~~~ 鳥を撮る人って、こんな風に一日中突っ立てるんだ~~~ とビックリ!
私なんか、いっつも歩きながら撮っちゃうもんね~~~ (笑)
突っ立って待つのがまた楽しいんでしょうねえ・・・・・わかる気がします。



急な石段を上ると 住吉神社 があり、神社の裏手から
本丸、二の丸跡へと道は続いています。


空堀の向こうに見える小さな広場が 本丸跡 です。

こちらは広々とした 二の丸跡 です。


林の中で野草の写真を撮ったので、次回掲載する予定です。

昨日今日

2008-08-16 | 人間
相変わらず暑過ぎる毎日なのですが、今日は午後少しばかり雨が降りました。
これ↓は昨夜の月ですが、暈(かさ)を被っています。
月に暈(かさ)がかかると翌日は雨という言い伝えがありますが、どうやら当たっているようです。



ご心配をおかけしましたが、昨日“いえびと”が退院してまいりました。
テレビの前にどっかりと座り、オリンピック中継を見ながら自分で買い集めたジャンク菓子などをつまんで、我が家を満喫しています。

今日のお昼は娘2の夫とお蕎麦を食べにいくことになり、“いえびと”も外出する気になったようでした。
ところが直前になって 「俺、みっともない?」 と聞いてきました。
一応 「どこが?」 と受けましたら 「全部」 という答えです。
思わず 「そうねえ・・・」 と口に出したところ 「俺、行かない」

右肩を怪我したので、右腕を三角巾でつり、とてもお蕎麦を食べられる格好じゃないことは確かなのです。

可愛そうですが、おいて出かけました。
(皆さんもご存知のように、私、家で夫に寄り添うような健気な妻ではありません。
なんたって、自分の楽しみが優先です。 いつかバチがあたるかも・・・


ショウリョウバッタ

2008-08-15 | 自然
ショウリョウバッタ のショウリョウは 精霊 と書きますが、8月のお盆の頃からよく見かけるようになるからとか、精霊流しの精霊船に姿が似ているからとか言われています。
娘1は 「ショジョウバッタ だと思っていた」 と言いましたが、ショウジョウバッタともいうようです。

子供の頃は キチキチバッタ と呼んでいました。
それはこのバッタのオスが 「キチキチキチ」 と音をたてて飛ぶからです。
オスは小さく、メスは写真のように大きくてりっぱです。

月遅れのお盆の今日、綺麗な姿で現れた ショウリョウバッタ を手に乗せて、娘1は 「あなたは誰なの? この家のおじいちゃん? それともおばあちゃん?」 と話しかけていました。



さて、こちら↓は昨日の朝、仕事に出かけようとしたら、自転車にしがみついていた若い 
カマキリ です。
このまま自転車に乗って遠くまで連れていくのも可愛そうだと思い、細い木の棒につかまらせて地面に降ろしてあげました。
(さすがに手ではつかめない私です)

そうそう余計なことですが、この自転車、25年も乗っています。
先日“いえびと”にパンクを修理してもらったのですが、その時 「もう限界だろう。買い換えたほうがいいよ」 と言われました。
私、「死ぬまで乗るつもり」 と答えておきました。

・・・・・死ぬまで? 自転車に乗れるのかな~?????・・・・・


花みどり文化センター

2008-08-14 | 昭島市 立川市 国立市
中央線『立川』駅北口から徒歩10分ほどで 国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン 入り口の あけぼの口 に着きます。



広大な芝生の奥に見えるのが 花みどり文化センター です。
緑の文化 の情報発信の拠点としたいということで、時折植物関連の講習会などが開かれますが、普段訪れる人は多くはありません。
入場は無料で、建物の中は広々としています。

ここには、また 昭和天皇記念館 があり、今は 昭和天皇国際親善の旅 を展示中ですが、入館料500円が必要です。
 


記念館口 の門を出ると、向かい側が 昭和記念公園立川口駐車場 の入り口です。

アブラゼミの羽化

2008-08-11 | 自然
午後5時、近くの公園で羽化したばかりの アブラゼミ を見つけました。


アブラゼミとは思えない緑色がかった白い翅をしています。


午後6時、うっすらと茶色くなってきました。


午後7時、茶色が濃くなってきました。


午後8時、ぶらさがっていた抜け殻を乗り越え、木の上に登ろうとしているように見えます。


午後10時、とうとう木の上に登りました。
この体勢で朝を迎えるつもりかもしれません。

ヒメアカタテハ

2008-08-10 | 自然
地表近くを  ヒメアカタテハ がヒラヒラと飛んでいきます。
草にとまり、翅を閉じたり開いたり・・・・・


かと思うと、砂利の上に・・・・・  


同じ蝶なのに、花にとまると、より美しく見えます。


翅の裏側もお見せしましょう。

穏やかな日常の大切さ

2008-08-09 | 人間
7日の午後 “いえびと” が、仕事中怪我をして入院してしまいました。
本人は 「生まれて初めて救急車に乗ったよ」 とかノンキに言ってますが、救急車に乗るくらい出血したらしいです。

私たちが病院に着いてから書類手続きをして、縫合手術をしました。
命に別状はなく、食事も一人でできるので、今日は私もパソコンに向かうことができました。

何事もない穏やかな日常がどれほど大切か、改めて認識しました。
“いえびと”は、すでに 「早く家に帰りたい」 と言っているので、
「そんなにあわてて帰ってこなくてもいい」 と言ったら 「つめてえなあ」 だって。

子供達が小さな時は、困難にぶつかると乗り越えるのに必死でしたが、
今は成人した子供達が支えてくれます。
子供達に感謝しつつ、この危機を乗り越えたいと思います。


みやび工房

2008-08-06 | あきる野市 日の出町 檜原村
西多摩郡日の出町大久野は、昔から卒塔婆(そとうば)を作る里として有名でした。
木材でつくる卒塔婆は、まわりを山で囲まれた地域の産業として、しっかりと根付いていました。

(卒塔婆は、お墓の後ろや横に立てる薄い木の板のことで、墨で経文や戒名などを書きます)

塔婆屋の伊藤さんが作ったお店が みやび工房 です。

所在地    東京都西多摩郡日の出町大久野6700
営業時間   10時~17時
定休日    月曜日



みやび工房では、多摩地区のおいしい物を販売していますが、木工品なども販売しています。
今回は まな板 を買いに行きました。
私のまな板は木製で30年くらい使っているので、真ん中がへこんでしまいました。
“いえびと”に 「カンナで削って」 と頼んだら 「そんなまな板、どこまで削ってもきれいにならない」 と冷たく断られました。
そこで みやび工房 に買いに行ったのに、あいにく私が欲しいサイズがなくて、板前さん用とかピザ用とかしかありませんでした。
お店の人に聞いたら 「家庭用のサイズは、すぐ売り切れてしまうんですよね~」 と、これまた冷たいお返事。
がっかりしながら帰ってきました。

『桜』のチップでスモークした燻製チーズを買ってきました。 おいしいですよ。