たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

パン工房 シロクマ

2008-04-20 | お出かけ
雨降りの金曜日のことです。
夕方3時頃、“いえびと”が仕事で埼玉県の越生町に行くと言いました。

雨が降っていては写真は撮れないかもしれないけれど、のどかな風景が見たいなあ・・・と思って、ついて行きました。
軽トラなので乗り心地が悪いのですが、そこはガマンガマン。

有名な 越生梅林 に行く交差点のひとつ先の小さな道を左折すると、田んぼの中に小さなパン屋さんが現れます。
“いえびと”の目的地はここより先なので、パン屋さんの前で車から降ろしてもらいました。
「降りたからには雨の中でも写真を撮るぞ~」・・・って頑張ったけど、こんなことばかりしているから、カメラがカビちゃうんですよね。 

パン屋さんのまわりの風景はご覧の通り↓田んぼと畑と山ばかり。
家は点々とあるのですが、商店は一軒もありません。
そこにポツンとある不思議なパン屋さんなのです。

所在地    埼玉県入間郡越生(おごせ)町成瀬313
営業時間   9時~18時  (日・祝日は10時~16時30分)
定休日    月曜日・第1火曜日

 

このパン屋さん、自転車乗りの人達の間では有名なお店らしいです。
ツーリングの行きに帰りに寄っては、コーヒーを飲みながらパンを食べる・・・らしい。
お店の中にスペースがあります。

シロクマさん、自己紹介

自転車乗りが集っているうち、今では店主自ら自転車乗りになってしまったそうです。      

日の出山荘

2008-04-18 | あきる野市 日の出町 檜原村
昭和58年(1983年)11月11日、当時のアメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンさんと、
総理大臣中曽根康弘さんが日の出町で首脳会談を行いました。

日の出町に中曽根さんの山荘があり、そこが会場となったのです。
町は大騒ぎとなり、お菓子屋さんは 『山荘最中』 や 『ロンヤス饅頭』 を作り、
私も買いに行きました。
平井中学校の校庭にレーガンさんがヘリコプターで降り立ったという話の時には、
友人が 「私が卒業した中学よ!」 と話していましたっけ。

その山荘が、平成19年11月10日 『日の出山荘 中曽根康弘・ロナルド・レーガン日米首脳会談記念館』 として、オープンしました。

所在地    西多摩郡日の出町大久野5270
開館時間   午前10時から午後3時30分
休館日    月・火 (祝日の場合は翌日または翌々日)  年末年始
入館料    一般200円
駐車場    有



大久野の山の中ですから自然は豊かですが、交通の便は非常に悪いところにあります。
でも静かで心和む空間が広がっている場所です。


玉川上水の植物 アマナ

2008-04-16 | 植物
花の高さは15センチくらいだと思いますが、スッと伸びた細い葉が添えられています。


目立ちにくい花ですが、白い花びらに薄いえんじ色の筋が入り、よく見ると可愛い花です。



陽が射すと開きますが、曇りの日は花びらを閉じています。
右の写真は夕方撮りました。  もう寝てしまったようです。

 

青梅市 安楽寺

2008-04-15 | 青梅市 奥多摩
所在地    青梅市成木1-583
JR青梅線  『青梅』駅または『東青梅』駅からバスで30分くらい

安楽寺 は、表門、長屋門を備えた古刹です。



入母屋造りの鐘楼や、美しい色彩の宝塔などがあります。



塀の上から見下ろしているような 枝垂桜 がありますが、ここの桜は開花時期が早いので、すでに花は終わっていました。
3月の終わりから4月始めが見頃ではないかと思います。



東京都の天然記念物に指定されている 大杉 があります。



「シハイスミレのようだけど・・・」 と思って写真を撮りました。
シハイスミレは葉の裏が紫色をしているところから、紫背(しはい)スミレ となったようです。


青梅市 塩船観音寺

2008-04-14 | 青梅市 奥多摩
宗泉寺から北へ20分ほど歩くと、塩船観音寺 に到着します。
塩船観音 は、仁王門、阿弥陀堂、観音堂が国の重要文化財に指定され、そのほかにも文化財がたくさんある1300年の伝統を誇る古寺です。
にもかかわらず、このお寺を有名にしているのは、背後の丘陵地を埋め尽くす つつじ の花なのです。
そろそろ咲きだす頃と思いますが、5月のゴールデンウィーク中に執り行われる 火渡り の日に、人出はピークに達します。
その日の門前は、車も人も途切れることがありません。

つつじ祭り の期間中は300円の入山料がかかります。

『塩船観音寺』 所在地  青梅市塩船194



塩船観音は、紫陽花の花 も綺麗です。
花々を見ながら背後の丘に登ると、霞丘陵ハイキングコース の山道がのびています。
ここから東に向かって山道を歩き、『笹仁田(ささにた)峠』 を越えてまた山道に入ると 七国(ななくに)峠 があります。
名前は、安房(あわ)を除いた関八州(かんはっしゅう)の七つの国が見える峠という意味らしいのですが、標高220メートルの小さな峠ですから、ちょっとそれは無理というものでしょう。
この峠を越え、岩蔵温泉に下る分岐を過ぎると、道は飯能市に向かって続いています。

青梅市 宗泉寺

2008-04-13 | 青梅市 奥多摩
所在地    青梅市吹上385
JR青梅線  『東青梅』駅下車 徒歩15分
駐車場    有


このお寺にも ベニシダレ ↓の大きな木があります。


碁盤、将棋盤の材となる カヤ の大木↓があることでも有名です。


写真の右端に見える、天にそびえる 宗泉寺のカヤ は東京都の天然記念物に指定されています。

青梅市 梅岩寺

2008-04-12 | 青梅市 奥多摩
所在地   青梅市仲町235
JR青梅線 『青梅』駅下車 徒歩5分
駐車場   近くに青梅商業協同組合の有料駐車場があります


青梅金剛寺の8世良深(りょうしん)僧正が中興したとされ、金剛寺の桜と兄弟桜といわれる大きな枝垂桜があります。
この↓桜は、市の天然記念物に指定されています。

奥にもう1本枝垂桜があり、開花時期にはカメラを持った人が大勢訪れます。


『青梅かるた』 にも詠まれたこの桜は、地を掃くほどのしだれ方です。



この写真は9日に撮影したものなので、そろそろ見頃は終りかもしれません。


花まつり

2008-04-11 | 青梅市 奥多摩
4月9日、再び青梅市の 金剛寺 を訪れました。


4月8日はお釈迦様の誕生を祝う 潅仏会(かんぶつえ) の日。
お寺では 花御堂(はなみどう) を飾り、甘茶を満たした桶の中に お釈迦様の像を安置して、柄杓で像に甘茶をかけてお祝いします。

立ち姿のお釈迦様は生まれた時の姿を表し、右手は天を指し、左手は地を指しています。
ご誕生の時に 「天にも地にも我一人」 とおっしゃったと、母から耳にタコができるほど聞かされたものです。

お釈迦様の産湯は、竜が注いだ甘露の雨だったという故事から、甘茶をかけるそうですが、1日遅れのこの日も、甘茶をいただくことができました。
(甘茶はヤカンに入っていて、湯飲みに入れて飲むことができます)
ガクアジサイの仲間に アマチャ という木があり、甘味があるこの葉を煎じて飲料のアマチャを作るそうです。
アマチャの木を境内に植えているお寺もあります。

 


さいかち窪

2008-04-09 | 小平市 小金井市 東久留米市
柳窪の集落を出て 新青梅街道 を渡ると、目の前に 小平霊園 の敷地が広がっています。
この中に 黒目川の源流 といわれる場所があります。



雑木林の中に さいかち窪 と呼ばれる窪地があり、雨の多い年には湧き水が池を造るそうですが、今はただの雑木林。
小さな橋が時折の流れの存在を示しています。



園内には桜の並木もあり、公園のような雰囲気です。


東久留米市柳窪(やなぎくぼ)の集落

2008-04-08 | 小平市 小金井市 東久留米市
皆さんは、『河童のクゥと夏休み』 のアニメ映画をご覧になりましたか?
東京の東久留米市が舞台となり、現存する場所が映画の中にたくさん登場します。
河童の子、クゥが見つかった場所は 黒目川 でしたね。

日曜日に、その 黒目川 の上流を訪ねました。
東久留米市柳窪4丁目の一帯は、広大な屋敷を持つ旧家や屋敷を守るケヤキの大木、竹林など、江戸期の村が残る地域です。



綺麗に刈り込まれた生垣の陰には、小さな 石仏
緑地保全地域に指定されている雑木林の奥には、天神社
天神社の前には、東京の名湧水 に選ばれた 黒目川の源流湧水
ここには、武蔵野の原風景が残っています。