鎌倉へ

江の島の次は、鎌倉です。
鎌倉幕府が置かれた歴史的に重要な地であり、見どころもたくさんあります。

初めて鎌倉を訪れる人が、必ず行くのが　鶴岡八幡宮　（つるがおかはちまんぐう）
でしょう。
頼朝が、源氏の守護神として、打倒平家を祈願したといわれています。



↓　八幡宮の石段の上から、下拝殿（しもはいでん）、
別名　舞殿　（まいでん）　を見下ろしています。

さすが鎌倉、雨にもかかわらず、外国からのお客様が歩いています。
もっと下の方では、若者が記念撮影している様子です。

右手に見える大きな木は、名高い　隠れイチョウ　です。
３代将軍源実朝（みなもとのさねとも）は、甥の公暁（くぎょう）に刺殺されたのですが、
公暁はこのイチョウの陰に隠れて実朝を待ち伏せしたと伝えられています。

朱色の舞殿は、江戸時代に建てられたものですが、
鎌倉時代には　若宮の回廊　があり、
源義経（みなもとのよしつね）が愛した静御前（しずかごぜん）が、
頼朝の前で義経を慕う舞いを舞ったというのは有名な話ですね。



八幡宮の境内には、源氏池、平家池　という二つの池があります。

こちらは、源氏を表す紅の蓮が植えられている　源氏池　です。
平家池には白い蓮が植えられているのですが、またまたバスの集合時間の関係で、
写真は撮れませんでした。


花のお寺として有名な　瑞泉寺　（ずいせんじ）　にも行きました。
季節ごとに様々な花が咲くお寺ですが、紫陽花がそろそろ終わりかなという状況でした。


仏殿です。　この建物の裏手に　夢想疎石　（むそうそせき）　作と伝えられる
鎌倉期唯一の庭園があります。


寂びた雰囲気の渋いお庭でしたが、崖の上に山百合が数本、
たおやかに咲いていました。

今　「なかなかいいお庭だったなあ」　と思い出している私・・・
いい歳のとり方してるかも。　ヒッヒッ