たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

旧碓氷峠見晴台

2012-11-14 | お出かけ
さて、軽井沢に着いたけど、どこに行くのかな?

孫   「ばあばが喜ぶところに行っていいよ」
私   「孫が喜ぶところが、ばあばが喜ぶところよ」
娘2  「ばあばの嘘つき!  まず、ばあばが行きたいところに行くしかないね」

ということで、観光客でごったがえす旧軽の通りを抜け、車は細い山道を登って行きました。
行き止まりになった場所に車を止め、徒歩で 旧碓氷峠見晴台 を目指しました。


見晴台は、戦国時代の狼煙(のろし)台 とも言われているそうです。


幾重にも重なった山々が見えました。


遠くに大きな街が広がっているのが見えました。




この広場には、群馬県と長野県の県境があり、出かける前から、こんな写真を撮って貰うのを楽しみにしていました。
だから、この写真のモデルは わ・た・し(笑)


車を止めた場所から左の道を行くと、神社があります。


この神社の真ん中にも群馬県と長野県の県境があり、これは参道に埋め込まれた県境を示す石です。


神社自体が真ん中から分かれていて、左の長野県側が 熊野皇大(くまのこうたい)神社、右の群馬県側が 熊野神社 という別々の宗教法人です。


だから賽銭箱も二つ。
神主さんが見張っていたから(冗談です)、両方にお金を入れました。


ヤマトタケルの頃に出来た神社らしいので、古い貴重な物もたくさんありました。
この 狛犬(こまいぬ) は、室町時代中期の作ということで、素朴で笑いを誘うような顔つきをしています。


何と威厳の無い狛犬か。(笑)


見たかった御神木、シナノ木 に会えました。
樹齢850年、長野県の天然記念物に指定されています。


皆さん、サッカー日本代表のシンボルマークになっている ヤタガラス(八咫烏) はご存知ですよね。
熊野皇大神社には ヤタガラス も祀られているのです。
ヤマトタケルが濃霧で道に迷った時に、ヤタガラス が導いてくれたので、熊野の神を勧進して 熊野皇大神社 が出来たのだとか。


660年前の多重塔は、群馬県側にあります。


カメラ好きの1年生の孫に私のカメラを貸したら、こんなに綺麗な写真が撮れていました。
私の身長だと、狛犬さんにも上から目線になってしまうのですが、孫の身長だと、たくまずに、こういう写真が撮れるのですね。
勉強になりました。(笑)


この石段も、真ん中に県境があるのですね。


元祖ちから餅屋 さんのお庭にも県境。(笑)


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2 コメント

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Unknown (けい)
2012-11-14 23:03:17
雲の隙間から覗く青空と山がいいですね。絶景ポイントですね。たまびとさんの後ろ姿の写真からも楽しさが伝わってきます。しかし変な所に県境があるもんですね。
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けいさんへ (たまびと)
2012-11-16 19:41:56
虹が出たくらいですから、天気は上々というわけにはいきませんでした。
ここは夕日の絶景ポイントらしいのですが、雲が多過ぎました。

県境に神社というのは珍しいのではないでしょうか。
旧軽を通る真っ赤なシャトルバスがあり、神社の下まで連れて行ってくれます。
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