たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

玉川上水の流れに沿って 3

2005-11-17 | 玉川上水
玉川上水に水を取り入れるために、多摩川は羽村の堰で
いったんせき止められる。

羽村の堰は 投渡堰 (なげわたしせき) という昔のままの形を守る
歴史的に貴重な堰(せき) である。

川に鉄の桁(けた)を渡し、松丸太、粗朶(そだ・・・木の枝を束ねたもの)、
砂利などで多摩川の流れをせき止め、増水時にはこれを
手作業で取り払って、水量の調節をしている。

投渡堰

堰の上を歩く青い服の人は見回り中の職員。


江戸の昔、多摩川上流の山から伐り出された材木は、
筏(いかだ)を組んで多摩川をくだり、江戸に運ばれた。
筏は下の写真中央の 筏通し場 を通行した。

堰の筏通し場 (せきのいかだとおしば)


ヒメツルソバ の花