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たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

韓国旅日記 5

2007-10-07 | 韓国3



















翌日は、初めて韓国を訪れた“いえびと”のために申し込んでおいた、ソウル終日観光というツアーに参加しました。
81,000ウォンですから、10,000円くらいでしょうか。
ワンボックスカーに乗せられて、ソウルの主な観光地を1日かけてまわります。
当日の参加者は、8人でした。

最初の訪問地 景福宮(キョンボックン) の興礼門です。
景福宮は、李氏朝鮮王朝の創始者李成桂が1395年に建てた王宮でしたが、
1592年、文禄慶長の役(壬辰倭乱)で焼失してしまいました。
その後再建された景福宮は、330棟の建物が建ち並ぶ雄大な姿だったそうです。

しかし、日本植民地時代にほとんどの建物が撤去されてしまい、
現在の建物は1990年からの復元事業によるものです。

ここを訪問することは、豊臣秀吉以後、かつての日本が朝鮮半島で行ってきた非道を知ることでもあります。
永済橋と勤政門
奥に見える山↓は、北岳山(プガクサン)
僅かに残された建物の一つ、勤政殿は国宝223号に指定されています。
北岳山(プガクサン)の麓にわずかに青い屋根が覗いているのが見えるでしょうか。
大統領府 青瓦台(チョンワデ) です。 その名の通り、美しい青い瓦の建物です。
10月2日から行われた南北首脳会談には、ノムヒョン大統領がここからピョンヤンに向かいました。
獅子のような石の彫り物は、伝説の動物 ヘテ です。
奥の建物に白い障子が見えると思いますが、ここは部屋であり、部屋には オンドル が設けられています。
オンドルは床を石造りにして、床下に煙を通して暖め、一番上に丈夫な紙を敷くという古来からある床暖房です。
この美しい装飾のある壁は、オンドルの煙突です。
屋根に煙の出口が見えています。
ガイドさんは、お洒落で日本語の上手な韓国人のお姉さんで、1日楽しく過ごせました。
これもオンドルの煙突、峨嵋山煙突 で、梅や菊の花など美しい彫刻が施されています。
王様が主催する宴会を行った  慶会楼(キョンフェル) は、韓国最大の楼閣だそうです。
壁の模様が韓国っぽいし、遠くにソウルタワーも見えるし、考えずに撮った写真のわりには、気に入っています。

韓国旅日記 4

2007-10-05 | 韓国3














ソウルの繁華街、明洞(ミョンドン) です。
着いた日の夜、いえびとをミョンドンに連れ出しました。

ミョンドンは、昼も夜も若い人がいっぱい歩いています。



   ↓ 昼のミョンドンです。
ミョンドンには、韓国料理のお店もたくさんありますが、聞いたような名前のお店もあります。

「これって、さぼてん じゃん」 
「新宿さぼてんトンカツって、書いてあるよ」
「トンカツ食べようか!」 
・・・・・ここまで私のせりふ。

“いえびと”の返事は 
「韓国まで来て、トンカツか?」     
・・・・・・ごもっとも!
ここは、 クリスピー・クリーム・ドーナッツ
新宿サザンテラスのお店は、買うまでに3時間並ぶとかの恐ろしい話もありますが、ここは誰も並んでいませんよ~。

っと、ここで“いえびと”から思いがけない声が上がりました。
「ドーナツ食べたい」・・・・・「え~ 勘弁してよ。 韓国まで来てドーナッツ?」
いえびとの希望を無視して歩き始めたら、今度は屋台の前で 「あのポテトが食べたい」 
「はいはい。 買ってあげますよ」 
「ハナ、ジュセヨ(ひとつください)」

さっそく食べ初めた“いえびと”が変な顔をしています。     「このポテト、甘い」
“いえびと”は、塩味のフライドポテトだと思ったらしいのですが、これはさつまいものお菓子でした。
日本では 芋ケンピ っていう名で売っているあのお菓子です。
ソウル広場の近くで、こんな派手な観光馬車を見ました。
この日は、韓国の休日 チュソク でしたから、馬車には韓国人のお父さんと息子さんが楽しそうに乗っていました。
暗くて見難いのですが、馬車の前に馬が一頭います。ひしめく車の間を走るのですから、命がけです。
この先の交差点を曲がると、車の数が減るので、そこからはギャロップで遠ざかっていきました。
また歩いて行くと、現れたのは 
ダンキン・ドーナッツ 
「ドーナツが食べたい」 では、却下されると考えた“いえびと”は 「コーラが飲みたい」 と言いました。

目出度くコーラとドーナッツを手に入れて、ホテルに引き上げる“いえびと”でした。

韓国旅日記 3

2007-10-04 | 韓国3







下の写真は、昨日も登場した  ソウル支庁舎 ですが、
この建物の歴史に触れてみたいと思います。
この建物は、1945年までの日本統治時代の京城府庁舎で、1926年に建てられたそうです。
戦後60年を過ぎ、そうした古い建物は無くなりつつありますが、私が見た建物ではもう一つ、
韓国銀行博物館 がクラシックな雰囲気で残っています。
韓国銀行博物館の写真は  ここ をクリックしてください。
上の写真の右の方に、絵が描かれた壁が見えると思います。
この中は工事中で、仮の壁が立てられているのです。
遠くから見ると、ソウル支庁舎やソウル・タワーなど、ソウルの風景が美しく描かれているように見えます。
ところが、近付いてよく見たら、 ビックリ! 
無数の写真を貼り付けて、絵のように見せている、凄い芸術作品でした。
拡大写真を見たい方は、下の写真にマウスを乗せて、クリックしてみてください。

韓国旅日記 2

2007-10-03 | 韓国3













ソウル広場 は、朝は仕事に向かうサラリーマンが通り過ぎるだけの場所ですが、夜になると一変します。

緑の芝生のいたるところに、若者が座っておしゃべりを楽しんでいます。

男の子の二人連れもいれば、女の子同士のグループもあり、もちろん男女のペアも大勢います。 
右の女の子グループは、3人で丸くなって何か食べているようでした。

広場には大きなスクリーンが置かれ、無料で映画を見ることができます。      

噴水がライトアップされています。
本当はもっと様々な色に変化していたのですが、2色しか撮れていなくてすみません。 

南大門(ナムデムン) が、ボーッと浮かび上がって見えています。
正式名は崇礼門(スンネムン)。
1399年に造られたソウルを囲む城壁の門で、韓国国宝第1号に指定されています。




韓国旅日記 1

2007-10-02 | 韓国3
                           

















羽田空港からソウルのGIMPO空港までは、
2時間足らずで到着します。

JR浜松町駅と羽田空港を結ぶモノレールから、東京の街を撮りました。
眼下に見えるのは、日本の山、中央アルプスあたりです。
と言っても、韓国に入っても、見える景色にたいした変化はありません。
はい!  ソウル に到着しました。

ソウルの中心地にあるソウル広場をぐるりと囲む建物を紹介します。
緑の芝生が ソウル広場 で、時計がついている建物は ソウル市庁 です。
夜のソウル市庁、随分雰囲気が違います。
ビルの奥に南山(ナムサン)公園に建つ
ソウル・タワーが見えます。
夜はソウル・タワーがライトアップされます。
冬のソナタ のロケにも使われた
ソウル・プラザ・ホテルです。
このビルの先に、ソウルの渋谷とも言われる繁華街 ミョンドン が、広がっています。
この夜は ミョンドン 散策に行きました。


初めてソウルを訪問した“いえびと”(夫)の感想は 「東京と変わりないね」 でした。