娘1と一緒に、ソウル支庁の目の前にある 徳寿宮(トクスグン) に行きました。 大漢門(テハンムン) が、王宮の入り口です。 |
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ソウルの中心地近くにあるので、王宮の向こうには、ビルが林立しています。 |
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中に入ると、保育園くらいの小さな子から、中学生や高校生と思われる人たちまで、制服姿の団体があちらにもこちらにもいました。 |
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徳寿宮(トクスグン)は、第26代高宗王が1919年まで暮らした王宮ですが、高宗王は日本によって強制退位させられたという歴史があります。 古い王宮を見学すると、日本が朝鮮半島を植民地化した歴史を再認識させられます。 |
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屋根の上には、三蔵法師の一行が並んでいるらしいです。 |
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『ソウル終日観光』 のツアーが終わってから、娘1の夫のEddieに車で迎えにきて貰いました。 ようやく娘1と再会し、楽しいディナータイムとなりました。 左は私が注文した焼肉です。 エゴマやサンチュなどの青い葉っぱがたくさん出てくるので、肉とご飯を乗せ、キムチとか生ニンニクとか、一緒に包んで食べました。 おいしくて、おいしくて、日本にいる時の2倍は食べました。 韓国料理は辛いものと思っている方が多いようですが、辛くないものもたくさんあります。 私、辛くない韓国料理が大好きです。 右はEddieが注文した料理ですが、すご~く辛そうです。 何ていう料理か、忘れました。 ![]() Eddie、ごちそうさまでした。 | ![]() | ![]() |
翌日の朝は、レストランでおかゆをいただきました。 韓国ではおかゆは健康食として食べられていて、種類もいろいろあります。 これは様々な野菜が入っている 野菜がゆ です。 「朝からおかゆじゃお腹がすいちゃうじゃん」 と、密かに心配していたのですが、ボリュームがあって、十分お昼までもちました。 | ![]() |
おはしもスプーンも金属製で、おはしはチョッカラ、スプーンはスッカラといいます。 おかずは日本と同じく、チョッカラで挟んで食べますが、スープやご飯はスッカラで食べます。 日本の作法と違うところを記しておきます。 器はぜったいに持ち上げないこと。 テーブルに置いたまま、スッカラですくいます。 うどんが入っている器を両手で持ち上げて、ズルズルとすすっているおばさんがいましたが、日本人の旅行客とすぐにわかります。 |
途中で少し雨も降りましたが、ツアーの最後の訪問地は 仁寺洞(インサドン) でした。 メインストリートの インサドンギル には、韓国の伝統文化の磁器、工芸品、織物などを扱うお店が軒を並べています。 その隣の通りに面して建っているのが 曹渓寺(チョゲサ) という仏教寺院です。 |
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韓国独特の色彩に塗られた門をくぐると、樹齢500年という白松があります。 500年と言われると首を傾げたくなるほど貫禄が無い木ですが、幹が白くてとても綺麗な松でした。 |
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天井は、信者が寄進した提灯で埋め尽くされて、真っ赤です。 |
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ツアー同行者の一人のおば様が、「行ってみたいところがある」 とおっしゃり、みんなが連れていかれたのは、ヨン様が経営するお店でした。 お店の中は、ヨン様の写真、グッズなどが飾ってありました。 ここの喫茶室で、韓国の伝統茶をいただいて、疲れを癒しました。 |
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王宮の背後に広がる森 秘苑(ビオン) を目指して坂道を登ります。 目の前が急に明るくなり、幻のように現れる池は 芙蓉池(ブヨンジ) といい、四角い池は地を意味し、丸い島は天を象徴しているそうです。 チャングムの誓い の第52話で、朝鮮王朝11代目の王、中宗(チュンジョン)とチャングムが、この池のほとりを散歩します。 |
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二人の背後に映るのが、この 芙蓉亭(ブヨンジョン) です。 |
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王様の長寿を願い、1枚の石をくりぬいて作ったという 不老門(ブルロムン) です。 この門をくぐると長生きできるそうですが、去年くぐった時は、「これで長生きしちゃうのか~」 と感動しましたが、2度目となると何の感動もありません。 もう、長生きして当然というふてぶてしさの私です。 |
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その奥に、彩色の無い建物 演慶堂(ヨンキョンダン) が、あります。 |
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ヨンキョンダンでは、美しい鳥の声を聞き、リスが走り回るのを見ました。 |
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グルグル連れまわされて、少々お疲れ気味の“いえびと”でしたが、 ガイドさんの 「ここは↓ 水刺間(スラッカン) です」 という言葉を聞いた瞬間、息を吹き返しました。 スラッカンといえば、あの チャングム がいたところですものね。 韓流ドラマにまったく関心の無い“いえびと” ですが、大長今(テジャングム) にだけは、はまっているのです。 そこにチャングムがいるわけでもないのに、覗き込んで写真を撮っていました。 残念ながらその写真は、全てピンボケでした。 手が震えたのかもしれません。 |
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近年まで使われていたらしく、チャングムの時代より新しい形に見えました。 スラッカンは王様の食事を担当する厨房で、ドラマの前半に、たびたび登場します。 ドラマに登場したスラッカンは、チャングムテーマパーク に行くと、見ることができるそうです。 |
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樹齢750年という イブキ の木がありました。 その他にも、サルナシ や、クワ の古木があります。 |
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昼食の後も、ツアーは続きます。 次に案内されたのは、朝鮮王朝の美しい離宮 昌徳宮(チャンドックン) です。 ここも文禄慶長の役(1592年)で焼失してしまったのですが、1615年には再建され、最も長い期間、朝鮮の正宮として使われたところです。 背後の山を利用して、自然と一体化したこの王宮は 世界文化遺産 に登録されています。 前述の景福宮(キョンボックン)は、近年再建されたものですが、建物から受ける印象は、それほどの違いは感じられません。 そのため“いえびと”は、頭の中が混乱し、どっちが古くてどっちが新しいのか、多分わからなくなっているものと思われます。 昌徳宮(チャンドックン)で最高位の建物 仁政殿(インジョンジョン) は、公式行事を行った儀式の場で、国宝に指定されています。 |
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これは、仁政殿(インジョンジョン)の内部ですが、真ん中の高い所に王様がお座わりになったものと思われます。 |
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宣政殿(ソンジョンジョン) は王様の執務室で、この敷地の中で唯一の青い瓦屋根になっているのは、王様がいらっしゃる建物を象徴しているということでした。 |
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紹介したい建物、風景は無数にあります。 2時間くらいかけて見て歩いたのですが、それでも半分くらいしか見ていないと思います。 “いえびと”は疲れきって、夜中に足がつりました。 ![]() なので、ここからは説明は省かせていただきます。 ![]() ![]() |
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ツアーの昼食は 黒豚シャブシャブ でした。 ワンボックスカーで連れて行かれたお店なので、どこにあるのかさっぱりわかりません。 ガイドさんに尋ねたら 「ミョンドンのプラザホテルの裏側です」 って、教えてくれました。 お店の名前は カマンドセギ(黒豚) だと思います。 カマンドセギは済州島(チェジュド)の方言で、黒豚のことだそうです。 お店は、日本人しか行かないツアー用ではなくて、付近に勤めるサラリーマンが三々五々昼食にやってくるし、日本語はまったく通じないお店だったので、韓国にいることを実感できて、嬉しくなりました。 | ![]() |
![]() | まず、ビールを一杯。 |
店名の通り、済州島(チェジュド)産の黒豚のシャブシャブです。 お肉を食べ終わったら、鍋にキムチとうどんを入れて煮込んで食べます。 どうやら“いえびと”は、「おいしい!」 と思ったようです。 日本に帰ってから、家でシャブシャブをしたら、 自分でキムチとうどんを入れて、食べていましたから。 | お肉をつけるタレは、ポン酢とゴマダレで、日本のシャブシャブと同じでした。 でも何だかすご~くおいしかったで~す。 |
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韓国国宝第1号の 南大門(ナンデムン) です。 | ![]() |
南大門(ナンデムン)に隣接して広がっているのが、南大門市場(ナンデムンシジャン) で、ツアーには必ず組み込まれるほどの買い物エリアです。 朝鮮人参、韓国海苔、伝統雑貨など、日本へのお土産はここで揃えられます。 歩いていると、日本語で次々声をかけられます。 「皮ジャンいかがですか」 とか 「バッグいかがですか」 とか言っていました。 |
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豚足(チョッパル) を売る屋台です。 醤油や水飴で煮込んであるそうなので、色は茶色でおいしそうでしたが、ツアーでぞろぞろ歩いていると、迷子になりそうでなかなか立ち止まれません。 ソウルの街を歩いていると、よくわからん日本語に出会いますが、ここの看板もおもしろかったです。 『豚足はゼラチンたっポり入いて老化防止 肌によい食品』・・・・・うん、わかるわかる ![]() |
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クルタレ(糸飴) を売るお兄さんは、ニコニコ元気がいいので、思わずみんな立ち止まってしまいました。 |
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飴を手で延ばして、糸のようにしていきます。 日本語で「2本が4本、4本が8本、8本が16本、16本が32本・・・・・」 と延々と続けていくので、引き込まれてしまうのです。 16,000本の糸にしてから束ね、中にアーモンドやピーナッツを入れて、くるりと丸めます。 |
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1セット、6箱入りを買ってしまいました。 飴なのに柔らかくて、でも歯ごたえがあるという不思議な食感です。 |
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景福宮(キョンボックン)の敷地の中に 国立民族博物館 があります。 館内は3つの展示室にわかれ、韓民族の歴史、韓国の衣食住、伝統行事などを学ぶことができます。 |
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博物館の入り口で、先生が生徒の団体写真を撮っています。 社会科見学でしょうか。 |
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野外には、村の繁栄と豊作を祈願するチャンスン、石塔、ソッテ、トルハルバンなどが再現されています。 トルハルバン(石のおじいさん)は、済州島(チェジュド)の守り神として、知られていますね。 |
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キムチを漬けている様子が、人形を使って再現されています。 見ているだけで、楽しくなります。 |
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子供の1歳の誕生日を祝っている様子です。 お金や筆などを用意し、子供が何を手に取るかによって、将来を占うそうです。 |
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目出度く60歳を迎えると、この飾りの奥に座り、人々のお祝いを受けるそうです。 |
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身分の高い方の衣装のようですが、時代などはよくわかりませんでした。 |
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