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たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

韓国旅日記 15

2007-10-20 | 韓国3













娘1と一緒に、ソウル支庁の目の前にある 徳寿宮(トクスグン) に行きました。
大漢門(テハンムン) が、王宮の入り口です。
ソウルの中心地近くにあるので、王宮の向こうには、ビルが林立しています。
中に入ると、保育園くらいの小さな子から、中学生や高校生と思われる人たちまで、制服姿の団体があちらにもこちらにもいました。
徳寿宮(トクスグン)は、第26代高宗王が1919年まで暮らした王宮ですが、高宗王は日本によって強制退位させられたという歴史があります。
古い王宮を見学すると、日本が朝鮮半島を植民地化した歴史を再認識させられます。
屋根の上には、三蔵法師の一行が並んでいるらしいです。

韓国旅日記 14

2007-10-19 | 韓国3






『ソウル終日観光』 のツアーが終わってから、娘1の夫のEddieに車で迎えにきて貰いました。
ようやく娘1と再会し、楽しいディナータイムとなりました。

左は私が注文した焼肉です。
エゴマやサンチュなどの青い葉っぱがたくさん出てくるので、肉とご飯を乗せ、キムチとか生ニンニクとか、一緒に包んで食べました。
おいしくて、おいしくて、日本にいる時の2倍は食べました。
韓国料理は辛いものと思っている方が多いようですが、辛くないものもたくさんあります。
私、辛くない韓国料理が大好きです。

右はEddieが注文した料理ですが、すご~く辛そうです。 何ていう料理か、忘れました。
Eddie、ごちそうさまでした。
翌日の朝は、レストランでおかゆをいただきました。
韓国ではおかゆは健康食として食べられていて、種類もいろいろあります。 これは様々な野菜が入っている 野菜がゆ です。
「朝からおかゆじゃお腹がすいちゃうじゃん」 と、密かに心配していたのですが、ボリュームがあって、十分お昼までもちました。
おはしもスプーンも金属製で、おはしはチョッカラ、スプーンはスッカラといいます。
おかずは日本と同じく、チョッカラで挟んで食べますが、スープやご飯はスッカラで食べます。
日本の作法と違うところを記しておきます。
器はぜったいに持ち上げないこと。 テーブルに置いたまま、スッカラですくいます。
うどんが入っている器を両手で持ち上げて、ズルズルとすすっているおばさんがいましたが、日本人の旅行客とすぐにわかります。

韓国旅日記 13

2007-10-18 | 韓国3










途中で少し雨も降りましたが、ツアーの最後の訪問地は 仁寺洞(インサドン) でした。
メインストリートの インサドンギル には、韓国の伝統文化の磁器、工芸品、織物などを扱うお店が軒を並べています。

その隣の通りに面して建っているのが 曹渓寺(チョゲサ) という仏教寺院です。 
韓国独特の色彩に塗られた門をくぐると、樹齢500年という白松があります。
500年と言われると首を傾げたくなるほど貫禄が無い木ですが、幹が白くてとても綺麗な松でした。
天井は、信者が寄進した提灯で埋め尽くされて、真っ赤です。
ツアー同行者の一人のおば様が、「行ってみたいところがある」 とおっしゃり、みんなが連れていかれたのは、ヨン様が経営するお店でした。
お店の中は、ヨン様の写真、グッズなどが飾ってありました。
ここの喫茶室で、韓国の伝統茶をいただいて、疲れを癒しました。

韓国旅日記 12

2007-10-17 | 韓国3











王宮の背後に広がる森 秘苑(ビオン) を目指して坂道を登ります。
目の前が急に明るくなり、幻のように現れる池は 芙蓉池(ブヨンジ) といい、四角い池は地を意味し、丸い島は天を象徴しているそうです。

チャングムの誓い の第52話で、朝鮮王朝11代目の王、中宗(チュンジョン)とチャングムが、この池のほとりを散歩します。
二人の背後に映るのが、この 芙蓉亭(ブヨンジョン) です。
王様の長寿を願い、1枚の石をくりぬいて作ったという 不老門(ブルロムン) です。
この門をくぐると長生きできるそうですが、去年くぐった時は、「これで長生きしちゃうのか~」 と感動しましたが、2度目となると何の感動もありません。
もう、長生きして当然というふてぶてしさの私です。
その奥に、彩色の無い建物 演慶堂(ヨンキョンダン) が、あります。
ヨンキョンダンでは、美しい鳥の声を聞き、リスが走り回るのを見ました。

韓国旅日記 11

2007-10-16 | 韓国3








グルグル連れまわされて、少々お疲れ気味の“いえびと”でしたが、
ガイドさんの 「ここは↓ 水刺間(スラッカン) です」 という言葉を聞いた瞬間、息を吹き返しました。
スラッカンといえば、あの チャングム がいたところですものね。
韓流ドラマにまったく関心の無い“いえびと” ですが、大長今(テジャングム) にだけは、はまっているのです。

そこにチャングムがいるわけでもないのに、覗き込んで写真を撮っていました。
残念ながらその写真は、全てピンボケでした。 手が震えたのかもしれません。
近年まで使われていたらしく、チャングムの時代より新しい形に見えました。

スラッカンは王様の食事を担当する厨房で、ドラマの前半に、たびたび登場します。
ドラマに登場したスラッカンは、チャングムテーマパーク に行くと、見ることができるそうです。
樹齢750年という イブキ の木がありました。
その他にも、サルナシ や、クワ の古木があります。

韓国旅日記 9

2007-10-14 | 韓国3












昼食の後も、ツアーは続きます。
次に案内されたのは、朝鮮王朝の美しい離宮 昌徳宮(チャンドックン) です。
ここも文禄慶長の役(1592年)で焼失してしまったのですが、1615年には再建され、最も長い期間、朝鮮の正宮として使われたところです。

背後の山を利用して、自然と一体化したこの王宮は 世界文化遺産 に登録されています。

前述の景福宮(キョンボックン)は、近年再建されたものですが、建物から受ける印象は、それほどの違いは感じられません。
そのため“いえびと”は、頭の中が混乱し、どっちが古くてどっちが新しいのか、多分わからなくなっているものと思われます。

昌徳宮(チャンドックン)で最高位の建物 仁政殿(インジョンジョン) は、公式行事を行った儀式の場で、国宝に指定されています。
これは、仁政殿(インジョンジョン)の内部ですが、真ん中の高い所に王様がお座わりになったものと思われます。
宣政殿(ソンジョンジョン) は王様の執務室で、この敷地の中で唯一の青い瓦屋根になっているのは、王様がいらっしゃる建物を象徴しているということでした。
紹介したい建物、風景は無数にあります。
2時間くらいかけて見て歩いたのですが、それでも半分くらいしか見ていないと思います。
“いえびと”は疲れきって、夜中に足がつりました。

なので、ここからは説明は省かせていただきます。  

韓国旅日記 8

2007-10-12 | 韓国3









ツアーの昼食は 黒豚シャブシャブ でした。
ワンボックスカーで連れて行かれたお店なので、どこにあるのかさっぱりわかりません。
ガイドさんに尋ねたら 「ミョンドンのプラザホテルの裏側です」 って、教えてくれました。

お店の名前は カマンドセギ(黒豚) だと思います。
カマンドセギは済州島(チェジュド)の方言で、黒豚のことだそうです。

お店は、日本人しか行かないツアー用ではなくて、付近に勤めるサラリーマンが三々五々昼食にやってくるし、日本語はまったく通じないお店だったので、韓国にいることを実感できて、嬉しくなりました。
まず、ビールを一杯。
店名の通り、済州島(チェジュド)産の黒豚のシャブシャブです。
お肉を食べ終わったら、鍋にキムチとうどんを入れて煮込んで食べます。

どうやら“いえびと”は、「おいしい!」 と思ったようです。
日本に帰ってから、家でシャブシャブをしたら、
自分でキムチとうどんを入れて、食べていましたから。
お肉をつけるタレは、ポン酢とゴマダレで、日本のシャブシャブと同じでした。

でも何だかすご~くおいしかったで~す。

韓国旅日記 7

2007-10-11 | 韓国3












韓国国宝第1号の 南大門(ナンデムン) です。
南大門(ナンデムン)に隣接して広がっているのが、南大門市場(ナンデムンシジャン) で、ツアーには必ず組み込まれるほどの買い物エリアです。
朝鮮人参、韓国海苔、伝統雑貨など、日本へのお土産はここで揃えられます。
歩いていると、日本語で次々声をかけられます。
「皮ジャンいかがですか」 とか 「バッグいかがですか」 とか言っていました。
豚足(チョッパル) を売る屋台です。
醤油や水飴で煮込んであるそうなので、色は茶色でおいしそうでしたが、ツアーでぞろぞろ歩いていると、迷子になりそうでなかなか立ち止まれません。
ソウルの街を歩いていると、よくわからん日本語に出会いますが、ここの看板もおもしろかったです。
『豚足はゼラチンたっポり入いて老化防止 肌によい食品』・・・・・うん、わかるわかる  
クルタレ(糸飴) を売るお兄さんは、ニコニコ元気がいいので、思わずみんな立ち止まってしまいました。
飴を手で延ばして、糸のようにしていきます。
日本語で「2本が4本、4本が8本、8本が16本、16本が32本・・・・・」 と延々と続けていくので、引き込まれてしまうのです。
16,000本の糸にしてから束ね、中にアーモンドやピーナッツを入れて、くるりと丸めます。
1セット、6箱入りを買ってしまいました。
飴なのに柔らかくて、でも歯ごたえがあるという不思議な食感です。


韓国旅日記 6

2007-10-08 | 韓国3















景福宮(キョンボックン)の敷地の中に 国立民族博物館 があります。
館内は3つの展示室にわかれ、韓民族の歴史、韓国の衣食住、伝統行事などを学ぶことができます。
博物館の入り口で、先生が生徒の団体写真を撮っています。
社会科見学でしょうか。
野外には、村の繁栄と豊作を祈願するチャンスン、石塔、ソッテ、トルハルバンなどが再現されています。
トルハルバン(石のおじいさん)は、済州島(チェジュド)の守り神として、知られていますね。
キムチを漬けている様子が、人形を使って再現されています。
見ているだけで、楽しくなります。
子供の1歳の誕生日を祝っている様子です。
お金や筆などを用意し、子供が何を手に取るかによって、将来を占うそうです。
目出度く60歳を迎えると、この飾りの奥に座り、人々のお祝いを受けるそうです。
身分の高い方の衣装のようですが、時代などはよくわかりませんでした。