インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

副市長の視察

2006年09月05日 | 記事
9月4日、横浜市の前田副市長が浦舟複合福祉施設9階の
サンクステンプ「横浜・夢工房」を視察。

短い時間ではあったが、サンクステンプさんと意見交換できた。

サンクステンプの親会社であるテンプスタッフは、
人材派遣業大手の一つであるが、人材派遣業では、
派遣社員は派遣先ではなく派遣元に雇用されているので
障害者雇用率の算定も、派遣先でなく、派遣元が負う。

そこで言うまでもなく、膨大な数の派遣社員を抱えているために、
必要な被雇用者数も多くなるわけだ。

国では、この実態をふまえて検討をしているようだが、
その動向が気になるところだ。

話は変わるが、サンクステンプでは
障害者雇用にかかる助成金を
高齢・障害者雇用支援機構という国の外郭に
申請しているのだが、この手続きが非常に時間がかかる。

本来ならば、クッキーの製造に必要な
オーブンや冷蔵庫などを設置できるのにまだできないので、
家庭用のものを使わざるを得ず、製造の規模も拡大できない。
つまり商売にならないのである。
これでは、社員に給料が支払われないではないか。

どんな手順があるのかわからないが、
企業にとってみれば、直接経営に関わること。
経営に関わるということは、障害者雇用にも関わるのだから、
速やかに事務を進めてほしいものである。
こんなことだから「お役所仕事」と言われてしまう。

月刊ケアマネジメントに掲載されました

2006年09月05日 | 記事
前の記事で、月刊ケアマネジメントの取材に対応したことを書いたが、
2006年9月号に記事が掲載された。

「コミュニティのちから」というコーナーで
「障害者の就労と雇用を官と民の両方から支援」というタイトルが
つけられている。
とても明るくて綺麗な記事に仕上がっている。

編集された方に感謝。
お手に取れる方、ぜひご覧ください。

費用をかけずに、こんな綺麗な「報告書」ができたのだから
とてもハッピーだ。