クルド人の少女が、普通に暮らしたいしそうあるべきなのに、在住資格のために家族を背負い、自分を殺して生き抜く。多くのウクライナ人がこの国にも避難し、国も支援しているが、今始まったわけではないこの問題に、この国は対応すべき。
マイノリティや障害だけでなくフィクション映画という表現にも挑戦する意欲作。
下北沢に新しくできた小さな会場もよかった。
障害のある人が母と別れてグループホームに入居するが…という話。
グループホーム設置の反対運動に対応していた者としては心が痛む内容だったが、俳優さんたちの演技が素晴らしく、心暖まる場面が多かった。
同性愛を抑えてそれぞれ日韓で生活してきた女性が20年を経て、娘の企みにより再会。両国で女性が抑圧されてきたことを背景にした映画。障害の問題を考えるほど、女性の人権すら回復されてない現実に辛くなる。