インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

テレビ番組撮影に同行

2005年10月17日 | 記事
以前、tvkの番組の撮影に同行した記事を書いたが、今回はその第2弾。10月12日。

前回は市長の撮影があったが、今回は抜きでやや気楽な撮影。
ディレクターさん含めスタッフ3名と、レポーターの宮内さん、役所からは僕と広報課のAさん。

取材対象は、前回の青葉区~緑区と同じ地域。
・ミズキャロットすすきのブランチ(配食サービス事業所で体験実習の様子)
・荏田地域ケアプラザ(就労して高齢者のデイケアをしている様子)
・横浜北部就労援助センター(相談・訓練など就労支援の様子)

前回は農作業をやっている様子を取材したので、
奇しくもこの一連の撮影では、
食・介護という生活と切り離せない分野で
障害のある人が働いている(働ける)

というメッセージを作ることができたと思う。

放送は10月29日18時~。
その前にチェックのためビデオを見られるのだが楽しみだ。

クッキーコンテストで子どもから元気をもらう

2005年10月17日 | 記事
10月11日・12日は秋休み。
ということで子どもたちに横浜市役所はじめいろんなスポットを回って
面白楽しく勉強してもらおうという企画「子どもアドベンチャー」。

この企画を作ったのが、かつて一緒にENJOYプロジェクトを遂行したH君。
彼の企画を少しでも手伝いたいという思いと、
子どもたちに障害のある人とふれる機会をもたせたいという情熱から、
クッキーコンテストというイベントを開催した。

午後2~4時、子どもがお菓子を堂々と食べられる時間に、
ふれあいショップに集まっていただき、
企画に賛同してくださった市内の作業所の美味しいクッキーを食べて
審査してもらおうというイベント。

これをきっかけに作業所に興味をもってくれる子どもがいると嬉しいし、
そこまで行かなくても、子どもが大きくなって、
「障害者ってよく知らないけど子どもの頃にクッキー食べた。美味しかったなー」
と思い出してくれるだけでもいいと思うんだ。

参加費100円で、5つの作業所のクッキーを1個ずつ食べられる。
もちろん100円は5等分され各作業所に配分される。
飲み物はふれあいショップで各自注文なので、
ふれあいショップの収益にも貢献。

何より、子どもたちの笑顔は、我々スタッフの報酬。
受付・呼び込みなどの仕事は、障害福祉課の若手Hさん、I君、T君と、
去年・今年とうちの係にインターンシップに来ていた
女子大生S.Eさん、S.Rさん、Iさん、Kさんが働いてくれた。ありがとう!!

二日間セールスを頑張ってくれた作業所の
おおぐち工房さん、カプカプさん、陽だまりさん、カナン工房さん、かれんさん、
おつかれさまでした!

おかげで、二日合わせて4時間の間に200人を超える子ども・保護者が
来てくださいました! 感激!
そして150人以上が審査。子どもたちのストレートな意見にまた大感激!
ちなみに審査結果はこちらです。私の徹夜作業の賜物です^^;

http://www.city.yokohama.jp/me/fukushi/shogai/cookie.html

こども未来会議しながわスタート!

2005年10月16日 | 記事
ココロネットのスタッフとして関わっている「こども未来会議しながわ」が
創設を記念してシンポジウムを開催します!

ん?横浜を盛り上げるヤツが品川の応援していいの?と思ったあなた、器が小さい!
このモデルが成功すれば横浜でも応用できるじゃない。
それにココロネットの企画は、品川に限定してません。
その企画についてはまた取り上げるとして、とにかくとにかく。

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    「ついに街が、地域が、本気で少子化対策に動き出す!」
全国初!!産・官・学・住・財の連携子育て支援システム誕生
     ★☆『こども未来会議しながわ』創設シンポジウム☆★
        http://blog.canpan.info/kodomo-mirai/
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10月26日、品川区における子育て支援のあり方が変わります!!!

子育てを支えるのはもはや行政だけの仕事ではありません。こども未来会議しな
がわは、
企業や財団など、それまで子育て支援に関わりの薄かった団体をも巻き込んで、
戦略的な子育て支援企画を繰り広げていきます。
そんな革新的な取り組みが、今まさに誕生しようとしています!

まずは創設シンポジウムにおいでください。絶対後悔させません!!

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■日時  : 2005年10月26日(水)14時~17時(開場13時30分)
■会場  : きゅりあん小ホール
       (JR線/東急線 大井町駅前)↓詳細地図
        http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/cumap.html
■参加費 : 500円(資料代として)
■主催  : こども未来会議事務局 http://blog.canpan.info/kodomo-mirai/
■お申込み: 10月23日(日)までに、文末のフォーマットにてお申込みください
※託児希望の方はお申し出下さい(先着10名まで)
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第┃1┃部┃
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●○●こども未来会議 参画団体紹介●○●

まずはこども達の未来を、革新によって創りだそうという未来会議参画者の
声を是非お聞きください。

★㈱資生堂が動き出す!仕事と育児の両立できる職場を実現するための
戦略を一挙公開。しながわの企業を変える革新的プロジェクト発表!
★今話題の定額制携帯電話サービスを仕掛ける(株)ウィルコムが
長期入院中のこども達と家族を繋ぐ!
★ケーブルテレビが、区民に開放された番組作りにチャレンジ!
★日本財団が贈る、NPO支援特化型情報サービス!
★区役所も変わる!縦割りを超え、こどもという一つの切り口から横断的な行政
情報発信!
★児童館職員がイノベーション!こども達の曲が着メロに!?携帯電話で夢をダ
ウンロード!
★全国のカウンセラーが集うNPOココロネットが、知的障害児を持つ親を支援
★地域のママ発!草の根子育て情報を携帯からも発信!

第┃2┃部┃
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●○●パネルティスカッション●○●
テーマ:『地域の主体が子育て支援に関わる時代へ』

 ★小俣昌道 幼保一元化施設「ぷりすくーる西五反田」園長
全国初のNPO運営幼保一元化施設園長。まだ数少ない幼保一元化
施設の現場に立ち、地域を巻き込んだ新たな成功モデルの確立に
日々努めている。

 ★金子正博 品川区区民生活事業部産業振興課長(前職:保育課長)
  保育課長在職時に、品川区オリジナルの幼保一元化施設を立ち上げ、
  また、就業以外の理由であれば保護者のリフレッシュのために一時
  保育をする『オアシスルーム』事業を構築するなど、革新的保育行
  政に積極的に取り組む。

★田中万里子 ㈱資生堂CSR部 wiwiw開発G
  1993年㈱資生堂入社。現在CSR部にて、「育児休暇をブランクから
ブラッシュアップの期間に」変える全国初のEラーニングサービス
『wiwiw(ウィウィ)』(3年前から社外へ販売。現在90社が導入)
を担当。二人の子ども(小2・4歳)の母であり、自らもwiwiwを利用
して復帰した経験を持つ。

★服部篤子 大学講師・社会起業家ネットワークCAC創設者
地域の社会問題を事業によって解決する「社会起業家」について
大学にて教鞭をとり、また全国の社会起業家をつなぐネットワーク
“CAC”において社会起業家育成について様々な提案を行う。
自身も子育て中。

 ★菅井明則 日本財団 公益・ボランティア支援グループ公益チームリーダ
  日本最大の財団である日本財団にて、NPO支援助成プログラムを展開。
  自身の天安門事件遭遇経験が原体験となり、民間企業から財団業界に
  飛び込む。NPOが地域において積極的に活動できる財団による戦略的支援を語


 ★高橋葉子 品川区てづくり子育てポータルサイト「てとてとねっと」編集局
  自身の子育てをつらく感じた時の経験から産後のセルフケアトレーニング
  を学び、「子育て仲間*はらっぱ」を設立。地域の母親たちが力を合わせて
  作った子育て情報ポータルサイト「てとてとねっと」ではデザインに尽力。
  地域の母親の目線から積極的な活動を繰り広げている。

などなど子育て支援業界の革命児が登場!乞うご期待!


お┃申┃し┃込┃み┃方┃法┃
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下記のフォーマットにご入力の上、
こども未来会議事務局<info@kodomo-mirai.net>までお申込みください。
受付票をメールにてご送付いたします。

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・氏名:
・勤務先名:
・役職名:
・電話:
・Email:
・託児希望(希望者は子どもの年齢も):
・ご興味を持たれたきっかけや、シンポジウムの内容に期待すること
 などございましたらご自由にご記入ください:


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リサイクル乾電池事業、第二段階へ

2005年10月13日 | 記事
10月08日、横浜市資源循環局主催の環境イベント「エコフェスティバル」があった。
そこにリサイクル乾電池のRE機構さんも出展。
リサイクル乾電池の事業は、使い捨てカメラの残量の十分残った電池を、市内の障害者作業所でパック詰めして販売する。パック詰めの代金が作業所に入るというものだ。

この事業も次の段階に移行しようとしている。
これまでパック詰めをする作業所を市内から満遍なく選び、発注の都度、個々に頼んでいたのだが、やはり柔軟にできるところとできないところの差が大きくなってきた。
そこで、意欲の高く、態勢が整っているところを中心に位置付け、そこから、他の作業所に状況に応じ振り分ける。

決して弱者切捨ての論理ではない。すべてを一様に扱うのでは結果的に効率の低いところに合わせることになってしまうので、選択と集中により、全体的に効率が上がることをめざす。これによって、効率の低いところを上げようというのである。

地域にねざした自然派お菓子屋

2005年10月13日 | 記事
09月24日、障害者の雇用をビジネスで、という、また別のかたと面談。
いつかの記事で、鯛焼きを伝授してくださったかただ。
面談といいつつ、写真の帷子まんじゅうをいただいたり、体を揉んでいただいたり、何をしてるんでしょうか私は(笑)。

このかたは、現在すでにお店を構えており、これまでに障害のある方を受け入れて訓練をされた実績をお持ちである。
その両方の経験から、一歩踏み込んで、訓練ではなく、自立をめざそうということなのである。

近いうちに、お子様の障害のために悩んでおられる親御さんと意見交換をする場を設けましょうということになった。
そこから、親御さんのニーズに合った就労の場を作れないか。
福祉の現場では、普通はそこから作業所の設立に向かうことが多いのだが、お店としてやろう、本人の自立だけでなく、事業所としても自立をめざそう、こういうことなのだ。