インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

スポーツ写真展

2007年03月25日 | 記事
3月18日、横浜そごうの公共ホールに清水一二氏の写真展を見に行った。

清水さんとは、開港150周年のパンフレットを作る際に
写真の提供をお願いして知り合った。

障害者スポーツのカメラマンとして第一人者であり、
写真も臨場感あるものばかり。
そしてこの展示を、一つの部屋の中でなく、
そごうというデパートの、エスカレーターそばのホールでやるところに
彼の戦略が現われていた。

恩師の退官

2007年03月25日 | 記事
3月17日、大学でお世話になった佐藤一子先生が
東大を退官されるとのことで式典があった。

自分は熱心な学生ではなかったけれど、
いろいろなフィールドやインタビューの機会を提供してくださり、
今の仕事をする上での原点になっている。

それまで役所は偉そうで大嫌いだったが、
住民の地域活動をコーディネートする公務員に出会ったことで
横浜市役所に行くことを決めたのだ。

式典は先生の人柄もあり、ずいぶん多くの方が集まった。
何人かがスピーチをするのだが、これがまた面白い。
面白いところに面白い人が集まるのだなあと実感。

先生はもちろん、同級生や、在学時お世話になった院生・研究生とも再会。
それぞれ進路があり、これからもつながると世界が広がる。

CSR講演会

2007年03月25日 | 記事
3月13日、横浜市経済観光局がCSR講演会を開催。顔を出す。

テーマは地域社会から必要とされる企業であるための経営とは。

ただ法を遵守していればいいという時代ではない。
慈善活動をすればいいという問題でもない。

単に商品やサービスのことだけでなく、
企業全体の風土を良くして、消費者のみならず地域から喜ばれること。
これなくしては企業は生き残れない。
もちろん市役所も同じである。

生涯学習講座を振り返って

2007年03月25日 | 記事
3月11日、前述のJC-NET会議のポスター発表を終え、
上大岡のウィリング横浜(福祉人材研修センター)へ。

今年度、横浜市社会福祉協議会さんがやってきた
知的障害者のための生涯学習講座の反省会。

今回、ウィリングがある港南区を中心に開催したので、
参加者も横浜市の南部に住むかたばかりだった。
そこで今度は北部でも開催できないか、という話になる。

また、主催者側がほとんどプログラムを作り上げたが、
もっと地域で既に行われている活動を
活用できないか、という意見もあった。

僕からは、次回からは市役所の障害福祉課だけでなく、
生涯学習課も巻き込んでやっていこうと話した。

この講座の今回の特徴は、
以前ここでヘルパー研修を受講した知的障害のある方数人も
企画や進行に取り組んだこと。
開催側も受講側も主体的に参加する場を今後も続けていきたい。

その後、打ち上げ。
同じ検討委員の方が沖縄に転勤されるということもあり、
夜中まで続いた。

ポスタープレゼン

2007年03月25日 | 記事
3月11日、上智大四谷キャンパスで開催されたJC-NET会議にて
ポスター発表をさせていただいた。
テーマは横浜の就労支援ネットワークの構築ということで
行政での参加は唯一である。

去年も参加したのだが、ここで声をかけていただくことが
その後の仕事に役立っていくのでバカにならない。
もちろんそれなりの方がいらっしゃる会議ということなのだろう。

今回も準備に時間が割けず、
泣きながら?徹夜でポスターを作ったのだが、
やはり多くの方とお話ができ、参加してよかったと思った。

魚市場を見学

2007年03月25日 | 記事
3月8日、養護学校の先生の仲介で、金沢区にある南部市場の魚市場を見学。
実習の場として検討できるか見てみようという目的。

ここは、去年の市場まつりで、障害者作業所のパンを販売するブースを
出させていただいたときからの縁である。

南部就労援助センターと横浜メンタルサービスネットワークの方にも
同行していただいた。

小規模の会社が寄り集まっているので、個別の会社では難しいが、
組合単位で入らせていただき、複数の会社に横断的に入る
という形式ができるかもしれない。

青果部門では、丸正さんという企業で
既に職業訓練や雇用が行われているので、
水産部門でも何かできるといいなと思う。

精神障害者就労フォーラム

2007年03月25日 | 記事
3月2日、NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会
就労フォーラムを開催。
同僚もパネリストとして参加した。

企業側から富士ソフト企画の社長さんも参加。
フォーラム終了後、意見交換をした。
最近社長が代わられたのだが、新しい社長さんも情熱的で感動した。

正月以来ほとんど休んでおらず、
次の土日も採用面接がびっしり入っているとのこと。

また、社員さんの職務のみならず、
生活の安定もとても気にされているのが印象的だった。

生活保護の施策に学ぶ

2007年03月03日 | 記事
2月28日、市役所職員対象の夜間研修があった。
テーマは生活保護についてで、保護課の職員が講師だった。

話によると、横浜市の生活保護施策は、就労支援を強く進めている。
各区に就労支援専門員を配置し、
無料職業紹介を実施している。

印象に残ったのは、なぜ就労支援をするかという説明だった。
経費節減のためであるということはある。
しかし、方策はある中でなぜ就労支援をやるかというと、
うまくいったときに、支援を受けた人が喜ぶと、
支援をしたほうの喜びも大きいからだという。
それが、仕事の本質ではないか?と。

知識だけでなくやる気をもらった研修だった。

企業勉強会

2007年03月03日 | 記事
2月27日、戸塚就労援助センターにて企業の勉強会。
テーマは、企業が養護学校に要望すること。
雇用した社員について、どこまで企業がフォローできるか。
笑いと緊張感の絶えない議論ができた。

その中で、企業実習の様式を統一させてはという話になった。
教育・福祉の壁を越え、学校についても県立・市立を越えて
話をまとめていきたい。

地域スポーツ

2007年03月01日 | 記事
2月22日、障害者スポーツの指導者の会と打合せ。
来年度からスタート予定の事業について。
これは、協働事業といって、地域の団体の提案に市が補助するもので、
この会の提案・プレゼンが審査を通過し、選定されたのだ。

既にその提案の中で、事業内容は示されていたが、
この日は、より具体的なスケジュールと、
イベントの一つにおける会場の調整、
指導マニュアルを作成する人員体制について話した。

来年度、この事業が花開くといい。

病院、作業所、学生、親父の会

2007年03月01日 | 記事
2月21日。
鶴見に開院予定の東部病院に行く。
市庁舎1階の大広間で毎週やっているパン屋さんに声がかかり、
病院の一角でも販売をやってみないかということに。

新築で、予定の場所は窓側のとても明るいところ。
はっきり言って市庁舎より全然キレイ。

市庁舎で展示販売を始めた当初から、
最終的には市役所に頼らず地域で愛されてほしいという願いがあった。
その一歩になればいいと思う。

帰りに、この病院に出店予定の作業所を訪ねる。
駅のそば、町の真ん中なので繁盛しているようだ。

学生さんと、障害者雇用事業所の取材について打合せ。

夜は親父の会のお父さんお二人と懇親会。
以前、このブログにて書いた希望が実現した。
思っていた以上に、楽しい会となった。
当事者でありながら、かつ、客観的に障害福祉や社会のあり方を捉え、
ビジネスの視点からいろいろアイデアをお持ちだ。

社会が変わるぞ!と確信した。