インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

雇用セミナー

2005年07月29日 | 記事
麹町にて、学校・教育分野などにおける障害者雇用のセミナー。
この分野は、高度な知識が必要ってことで、法定雇用率に除外率が算定されていたのだが、法改正で除外が取れていくので、雇用義務が生ずる、という趣旨。
市役所も教育委員会があるけど、雇用の意識がまだまだ低いのが現状。

駅の売店にて

2005年07月29日 | 記事
駅の構内でお菓子を売っていたのだが、店にでかでかと聴覚障害のある店員がいますという表示。
お菓子を買ってから、その表示を写してもいい?と店員に聞いたら断られてしまった。
怪しいにいちゃんだと思われたのかな(笑)。
でも本当に表示が必要なのだとしたら、住みにくい社会ですよね。

精神障害者就労支援シンポジウム

2005年07月28日 | 記事
横浜にて、精神障害者就労支援シンポジウム。
大学教授、企業人事部、支援者、当事者たちが出演。
横浜市役所はこれまで、精神障害は知的・身体と異なるセクションが担当していたが、来年度から統合されるので、調整しなければならない。
あと、発達障害もあるし。さらに言うと、市としての就業施策方針がないので、これを詰める必要がある。

就業支援の研究会

2005年07月28日 | 記事
07月21日、池袋の障害者職業センターにて、GreenWorks21というNPOによる、就業支援についてのセミナー。
教育、福祉、企業、親など多くの方が見えた。
レストランチェーンのサイゼリアの方のお話で、雇用による他の店員への好影響や、店員と学校の教師による支援会議の発足について報告があった。今後も注目したい。

職場体験実習説明会

2005年07月28日 | 記事
07月20日、知的障害のある方のための職場体験実習の、説明会を実施。
午前午後合わせて、25人の実習希望者と、その支援者たちが来てくださった。
単に実習の説明をするだけでなく、来た方にとっては、将来への希望や不安を話す機会となり、意義があったと思う。
考えてみると、専門機関に足を運ぶ方は、ある程度働く意思が明確だが、それ以前の方が非常に多い。施策に生かしたい。

市役所志望の学生さんに会う

2005年07月21日 | 記事
たまたま市役所採用試験の面接会場を通りかかったら、受験生らしい人がいたので声をかけたところ、向こうは僕を知っているという。
なんと三月の就職セミナーに来ていて、僕の話を聞いてくれていたのだ。
現在、大学で福祉を学び、精神障害者の社会復帰について卒論を書くつもりとのこと。
彼の意欲と能力が社会で発揮できたらいいなあと願う。

学生さんから教わる

2005年07月20日 | 記事
07月12日、NPO活動で取り組んでいる、子育て支援携帯ポータルサイトのプロジェクトに力を発揮してくれそうな学生さんと面談。
発達心理学を学ぶ大学院生というのだが、インテリぶってなく、現在の保育はサービスに偏り、福祉の要素が軽視されていると、熱く語ってくれた。
たしかに、行政では、介護保険導入の頃から福祉サービスという考え方が強まり、それはそれで革命だったんだが、そのことによる心理的・教育的な負の影響はあまり論じられていない。しかし、これこそ、行政が見なければならないのだ。
学生さんから学んだ。

「脱・引きこもり」に就労の場 仙台のNPOが会社設立

2005年07月11日 | 記事
いいですね~
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 引きこもりの青少年らの自立支援をしている仙台市のNPO法人「わたげの会」(秋田敦子理事長)は、支援活動の一つとして取り組んできた「回復期にある青少年の有償ボランティア活動」を切り離し、会社組織化した。収益性を意識して働ける場を提供し、実社会への適応力を養うのが目的という新しい試みだ。

 会社名は有限会社「キャッツハンド」。わたげの会が、有償ボランティアを「猫の手活動」と呼んできたことにちなんだ。秋田理事長が経営していた業務休止中の会社を活用。会社名称、目的を変更して再出発した。
 青少年らに紹介する仕事は、学習塾への講師派遣、クリーニング品集配など。陶磁器製造・販売や、わたげの会が設立した社会福祉法人「わたげ福祉会」の施設内でのそば・ピザ・クレープの製造・販売などもある。いずれも両会が以前から青少年らに紹介してきた業務だ。

 仕事はキャッツハンドが受注し、両会の利用者をアルバイトとして雇用する。利用者約150人のうち、既に17歳から30代までの40人前後が働いている。わたげの会スタッフ1人が常勤社員となり、事務や営業を担当する。
 秋田理事長は「回復したと思って一般の会社に就職しても、責任が多くなると、また元に戻ってしまうこともある。責任を負わせすぎずに見守ってやれる会社があれば、きっと自立につながる」と指摘する。

 働く人たちには、自分たちの会社として経営を維持していく方法や、仕事のアイデアも考えてもらう。秋田理事長は「収益を上げる楽しさを知ってもらいたい。失敗してもフォローする用意はしている」と話している。

(河北新報) - 7月10日7時5分更新

地域に喜ばれるお店を作りたい

2005年07月08日 | 記事
07月08日、横浜市内のある民生委員の方と面談。
僕が広報に出した、障害者雇用についての記事を読んで、空き店舗を持ってるから利用できないか、とご提案されたのだ。
30年以上も民生委員として地域福祉に貢献され、町内会を単位に、高齢者が月一回楽しめるサロンを十以上も立ち上げている、まさに社会起業家。
地域の工務店社長も同席して、従来の福祉とは違う福祉について、話が盛り上がった。
こういう方をどんどん見つけて、広げたい。

映画「マラソン」

2005年07月08日 | 記事
07月03日、映画「マラソン」を見た。
自閉症の青年がマラソン大会に出るまでを描いた、実話を元にした韓国映画。
主演の俳優は前に恋愛映画で見たことがあったが、とてもリアルに熱演していた。
映画の内容もリアルながらも笑えるところ満載で、ラストの走るシーンではなぜか涙が。
職業訓練の場面もあり、韓国の障害支援の状況が知りたくなった。

マラソンのスポンサー、ニューバランスというシューズのメーカーは、
CMモデルに坂本龍一を起用している。面白いつながり。

(農業+福祉) ×横浜

2005年07月02日 | 記事
06月30日、横浜市内で農作業をしている障害者作業所を訪問。
横浜の中ではのどかな所で、ひたむきに土と格闘している。福祉分野の人だけでなく、農家や農大生が支援しているのが面白い。また、農家の方は、相手が障害者だろうがなんだろうが関係なしに意見するのだという。
産業構造の変化が障害者の職域に影響を与えているが、その中で第一次産業に根ざし、普通に農業に取り組む様子に、むしろ未来を感じた。