インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

2008年の障害者雇用状況

2008年11月27日 | 記事
11月20日、厚生労働省が、今年6月1日現在の障害者雇用率を発表

これによると、民間企業(56 人以上規模)では、
○ 全体の実雇用率は1.59%(対前年比で0.04ポイント上昇)
○ 法定雇用率を達成している企業の割合は44.9%(対前年比で1.1 ポイント上
昇)
○ ただし、企業規模別で見ると中小企業の実雇用率は引き続き低い水準
特に100~299人規模の企業においては、実雇用率1.33%と最も低い水準
とのこと。

この社会情勢の中では頑張っているといったところか。
ますます雇用は厳しくなるだろうが、
支援体制が拡充し、社会の理解も進んでいるので、
障害者雇用についてはそれほど悪くならないのでは。

依然として中小企業の雇用が低い水準だが、
これは経営が厳しいというのもあるだろうけど、
理解の問題も大きいと思う。
今、大企業は、必死で障害者雇用と奮闘しているからである。

そうそう、都道府県別に見た数字では、
山口県が2.22%と最高だった。
山口出身の自分としては嬉しい。

新採用職員の本採用祝賀会

2008年11月24日 | 記事
11月21日、とある料理屋にて、懇親会。
今年松風学園に異動した配転職員、採用された職員が集まり、
配転者から新採用者にはケーキと一人一人に万年筆のプレゼント、
新採用者から配転者へは仕事で着れるシャツをお礼にプレゼント。

今年異動してきた自分もイニシャル入りのワイシャツをいただき、感激。
なんと素晴らしい職員たちなのだろう、
自分も頑張ってこの人たちを支えなければ、と改めて決意。

来年度採用者の訪問

2008年11月24日 | 記事
11月20日、来年度の横浜市役所採用予定者一人が、
松風学園を訪れてくれた。
これは職場訪問といい、役所の人事部が、採用予定者の動機を高め、
安心と希望をもって来年度来てもらうために行っているもの。

松風に来てくれたのは、社会福祉職として採用予定の学生で、
障害者の就労支援にも興味があるとのことだったので、
松風を見学させ、利用者の日中活動にも参加してもらって、
就労支援の話などもした。

その後、松風学園の一年目職員と一緒に懇談。
来年度、部署は違えど、一緒に働く仲間ができて嬉しい。

障害者雇用セミナー

2008年11月24日 | 記事
11月18日、横浜市役所が障害者雇用セミナーを開催。
障害者雇用が重要なのはわかる、でもどうすれば、
という企業のニーズに応えるセミナー。

企業としては、行政による一層の雇用指導がある中、
不況のため雇用自体が困難になっている。
そこで、障害者雇用は企業にとって負担ではなく、
プラスになるのだ、という提案が必要。

安全管理局の人権研修

2008年11月24日 | 記事
11月14日と18日、安全管理局の課長向けに人権研修を行う。
安全管理局は大半が元消防局といって、
参加者も消防に従事している管理職ばかり。

いつもどおり話をしたつもりだったが、
意見交換をしてみると、
普段から障害者施設に査察に行っていたり、
救急で障害者と関わっていたりと、
意識の高い人ばかりで、逆にこちらが勉強させられた。

やはり福祉だけで解決することではないと気持ちを新たに。
できれば組織的に連携することが必要だと感じた。

松風まつり

2008年11月24日 | 記事
11月9日は松風学園のビッグイベント、松風まつり。
敷地内にさまざまなブースが出て、
職員だけでなく、地域の方々も出店。
利用者さんや近所の方が楽しんだ。

気温は低く、途中小雨が降り、
倒れた利用者さんがいたものの、
ビッグイベントが終了した。

自分自身は、駐車場の整理もしつつ、
利用者さんのご家族と話をしたり、
遊びに来てくれた同僚や市社協職員と話したりで
まったく楽しむゆとりはなかったが、
祭りの意義、つまり
地域へのお礼を果たすこの行事の意義を強く感じた。

この日のために頑張った職員に感謝である。

瀬谷区で人権研修

2008年11月24日 | 記事
11月5日、瀬谷区役所にて、区職員向けの人権研修を行う。
元上司のお誘いで、栄区役所から続いている活動。

今回は、栄区での研修と変えたことがある。
それは、知的障害がある人の映像に加え、
精神障害のある人の映像を流し、広がりを持たせたこと。

また、世界の障害福祉の流れをふまえつつ、
障害者を対象として見るのではなく、同じ地域の一員と見ること、
つまり障害者の人権ではなく自分たちの人権ととらえようと
訴えたことである。

まったく十分とは言えないまでも、
ノーマライゼーションは進んでいる。
世界では障害者権利条約ができ、
日本もこれを受け入れる方向で動いている。
横浜では、施設からグループホームへの生活を
推進するようになっている。
もはや、医療や福祉だけで解決することではない。

また、地域に目を向ければ、生活に支障を抱えているのは
障害のある人ばかりではなく、
さまざまなニーズに個別に対応する必要がある。
誰にとっても住みよい地域は、
障害のある人にとっても住みよいのである。

もともと、瀬谷区はそうした問題意識をもって
独自に動いている。注目したい。

地域の祭りにて

2008年11月24日 | 記事
11月1日、松風学園のある泉区上飯田地区センターにて、
もみじ祭りという地域の祭りが催された。
松風もブースを出し、数人の利用者さんと職員が参加し、
普段作っている染物などを販売した。

自分も仕事をした後、かけつけた。
すると、ぴぐれっとという、やはり泉区の
障害者支援をしている事業所のスタッフと遭遇。
この日から連休中はずっと地域のイベントに出るのだという。

それから、屋内の展示を見ていたら地域の方に声をかけられた。
聞くと、その方は松風の近くに住んでいて、
地域の教室にて松風の利用者とも遊んでいるという。
施設はこういう方々に支えられているんですね。

催しに出るというのは、ある意味負担にはなるけれど、
地域の一員としてアピールするチャンス。
そして、その場で、近隣の方々と顔を合わせられる貴重な機会だ。

一泊旅行に行きました

2008年11月24日 | 記事
10月29日と30日、松風学園の行事で利用者さんと旅行。
一日目は金沢八景島シーパラダイス。
それから市内の障害のある人のための研修所、あゆみ荘に宿泊。
二日目は港北区のショッピングモール、トレッサ横浜。
無事に帰ってきた。

旅行では、普段の生活と違い、
非日常的なところで好きなものを注文でき、
食事や買い物を楽しむ利用者さんの姿が印象的だった。

なお一日目は自分の誕生日でもあり、
夜中、職員から祝ってもらったのもいい思い出に。