インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

おまつりと公務員交流

2008年10月27日 | 記事
10月25日、緑区の生活介護の通所施設にて、
おまつりがあり、ボランティアとして参加した。
ゲームコーナーで、子供たちに、
割箸で作った輪ゴムの鉄砲の射的ゲームを楽しんでもらう。
こうして地元の人たちが集う機会は大事である。

その後の懇親会では、他のボランティアさんと話す。
そこで、今度こういうことやりましょうよ!なて
商談(?)も生まれる。

一人先に会場を出て、みなとみらいへ。
市役所の職員有志が集まり、
国家公務員で自ら改革をしようというグループ、
プロジェクトKと交流をする会。

固い話?の後、野毛の料理屋とバーを梯子して
横浜の未来、公務員とは何なのかについて熱く語り合った。

自分は常日頃、公務員だけで公について考えることに
疑問を感じていたが、
プロジェクトKの面々は外部との交流を盛んにし、
メンバー自ら、公務員の職を辞している人もいた。

自分の仕事にもヒントを与えてくれた。
面白い場を設定してくれた同僚に感謝である。

雑誌を作ってみたい

2008年10月24日 | 記事
唐突ですが、雑誌を作ってみたい。そんな夢がある。

テーマはもちろん協立なんだけど、でも別に難しくなく、
人と人がふれあって、笑顔が生まれて、
読む人も笑顔になれるような。
それで自然と協立の雰囲気が漂っていれば。

福祉の関係者というよりは、
人が好きな人、人を恋しい人に向けて。

フリーでもいいし、サイトマガジンでもいいし、
気軽に見られるような。

作る過程も気の合う仲間であーだこーだ言いながら
好きなものを主観で選んで載せる。
だけど自分の意見を貫くんじゃなくて、
いい意味で妥協調和で、ま、いいか、と。
学生の時ちょびっとバンドをやってたことがあるけど、
そんなノリで分担しながら。

一緒にやりたい人募集中です(笑)。

瀬谷区にて

2008年10月23日 | 記事
10月22日、今度、瀬谷区職員向けの人権研修で
話をすることになったので、その打合せ。
終わった後も、研修担当の方々と福祉について熱く話し合う。

ある保育園の方が、次のようなことをおっしゃっていた。
すなわち、他の区から瀬谷区の保育園に来てみたら、
園児のご家庭で、生活にさまざまな困難を抱えているところが多かった。
そこで、公立で保育園をやる意味を強く感じた、と。

では松風学園の意義はなんだろうか。
その捉え直しをしなくてはならない。
それが、これまで公費を使わせてくれている、
市民への還元でもある。

さて、瀬谷区では、市営団地の空き室を使って、
区社協が運営する、高齢者支援拠点ができた。
http://www.city.yokohama.jp/me/seya/osirase/press/press201020.pdf
面白い取り組みであり、今後に注目したい。

成年後見制度について

2008年10月21日 | 記事
10月15日、松風学園の職員対象に、
成年後見制度の研修会を行った。
講師は元障害福祉部の同僚であったこともあり、
身近な話題にも触れたわかりやすい研修だった。

講義のあとも質問が絶えず、
職員の真剣な姿勢が印象的だった。
逆に言うと、こういう機会をもっと作らなければ
ならないのだろう。

いずれにしろ、入居者の高齢化が進むこの施設においては、
この制度を活用することが非常に重要。
もちろんいたずらに後見人を導入すればいいということではないが、
必要に応じて活用できるよう、考えなければならない。

プレゼンテーション

2008年10月21日 | 記事
10月10日、あるプレゼンを聞く。
これは、松風学園再整備のPFI導入可能性調査を
受託する業者の選定委員会である。
自分は委員ではないが、事務として聞いていた。

選定委員会自体が、すでに検討という作業なのである。
非常に有意義なプレゼン会だった。

ここで選ばれた業者とこれから一緒に、
松風学園の再整備について考えていく。
ただし、この業者は、障害福祉についての専門家ではない。
そこは、我々が魂を吹き込まなくてはならない。

秋の外出

2008年10月21日 | 記事
10月9日、松風学園の入居者全員が秋の外出に出かけた。
これは恒例の行事である。
自分も随行し、ららぽーとというショッピングモールへ。
買い物をしたり、食事をしたり、楽しいひとときを過ごした。

炊き出し訓練

2008年10月21日 | 記事
10月7日、松風学園にて炊き出し訓練が実施された。
これは、被災に遭ったときを想定して、
非常食を作るというものである。
近所の方も協力してくれた。

非常食は、赤飯、味噌汁、シチュー。
不謹慎だがこれが非常食かと思うほど美味しかった。

松風学園は地域に支えられており、
こうした交流が不可欠なのである。

NPO活動に参画

2008年10月21日 | 記事
9月27日、まちづくり情報センターかながわ(アリスセンター)
総会に参加した。
このNPOは、いわばNPO法人の先駆けであり、
神奈川の市民運動をリードしてきた。
ここに、縁あって関わることになったのである。

公務員という身分上、報酬は受け取らないし、
市役所の委託などに直接関わることはできない。
もちろん本来業務が忙しい中で、大きな仕事もできないだろう。

それでも活動に身を置こうと思ったのは、
公務員という立場に甘えることなく
自分を鍛えようと思ったからである。
公共を担う責任感には変わりない。

アリスセンターの理事たちは非常に優秀で、
様々ななバックグラウンドと能力と実績を持っている。
こんな人たちと会えただけでも収穫である。
この収穫を、どう地域に返していくか。

ブログタイトル説明の変更

2008年10月05日 | Weblog
10月1日、松下グループがパナソニックグループに社名変更した。
これに合わせ、国内の家電で用いてきたナショナルブランドも
パナソニックに統一した。

経費もさることながら、消費者が慣れ親しんだブランドを変えることは
苦しみぬいた上での決断であったことであろうと想像できる。
それでもやらなければならなかったことなのだろう。

これとはまったく規模の違う話だが、
自分もブログのタイトル説明から「旧ENJOYブログ」の文字を削った。
ENJOYというのは横浜の障害者就労促進を意味していて、
平成14年度末から約5年使っていたが、
今年1月からCOSTAをいう言葉を用いるようになった。

その経過措置?という形で旧ENJOYを頭に使っていたが、
9ヶ月たち、これを削ろうと決断した。

協立・COSTAは自分の追い求める社会のあり方である。
これからも自分の考えを深め、情報発信していきたい。

実習生さんおつかれさま

2008年10月04日 | 記事
9月25日、松風学園で実習をしていた学生さんが
12日間の実習を終えた。

慣れないところで、突然多くの利用者と、
ローテーションで出入りする職員に囲まれ、
よく頑張ってくれた。

慣れないからこその、素朴な疑問ももらい、
施設としてもいい勉強になった。

施設入所に関するシンポジウム

2008年10月04日 | 記事
9月24日、横浜ラポールにて、
施設入所待機者調査についてのシンポジウムがあった。

この調査では、施設入所を希望している人は、
「施設」という形状を求めているのではなく、
安心な機能を求めているとの結果が出ている。

福祉に携わる人間として、
既存の制度ありきではなく、
個々の人に対して、何が大事なのかを考えることが必要だ。

例えば、入所施設じゃないとしたら、
グループホームというワンパターンな考え方が
福祉に携わる人間にさえもあるように感じる。

もちろん、結果的にグループホームに住むことはあっても、
障害者すなわちグループホームという図式も、
障害のある人を「障害者」とカテゴライズし、
個々の人間を見ない考え方ではないだろうか。