インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

地区フォーラム

2009年03月30日 | 記事
3月7日、慶応大学日吉キャンパスにて、
日吉地区フォーラムが開かれ、行ってみた。
自分の住む横浜市港北区の社会福祉協議会では、
いくつかの地区に分かれそれぞれに社会福祉協議会がある。
このうち日吉地区で行われていた活動が発表された。

仕事に時間を割くことが多く、自分の家は
ほとんど寝るだけの場所になっている。
自分の住む地域にもっと目を向かなくては。

春の外出

2009年03月30日 | 記事
3月6日、松風学園の利用者の春の外出行事に同行。
自分のグループは港北区のショッピングモールへ。
雨と寒さの中ではあったが、買い物、食事を楽しんだ。

実習生として松風に10日間来ていた学生も
この日が最終日で、利用者さんとほぼマンツーマンで
しっかりと付き添いをしてくれていた。

施設の中では普通に暮らしているように見える利用者も、
こういうところに来ると、食事、トイレなど
いろいろ不便が出てくる。
しかし、周囲のお客さんはこちらに対して奇異の目で見ず、
店員も普通に接してくれるのが嬉しかった。

こんな当たり前のことがもっと広がってほしい。

シンポジウム、の後の懇親会

2009年03月29日 | 記事
2月28日、横浜市主催の
「働きたい!あなたのシンポジウム」第5回が
情文ホールで行われた。

1~4回までは自分も関わっていたが、
今回は異動して初めての開催。
自分は参加できなかったのだが、
非常に盛り上がったようで、嬉しかった。

懇親会に途中参加した。
主催者はじめお客さんと楽しく話す。
異動した後でも人の輪が広がっているのは
とても心強いものだ。

講演会

2009年03月29日 | 記事
2月27日、横浜知的障害関連施設協議会(知障連)において
同志社女子大教授の村瀬学氏の講演があった。
氏は、「自閉症」という著書の中で、
自閉症がいかに特殊なことではないかを説いている。

自分も常日頃そんなことを思っていたので
とてもさらっと頭に入る内容だった。

滋賀フォーラム

2009年03月29日 | 記事
2月20~22日、滋賀県にて地域福祉のイベント、
アメニティネットワークフォーラム3が開催された。

全国の実践者や議員、知事、国の役人らが
トークや議論を繰り広げる。
バリアフリー映画祭なども同時に行われ、
千数百人ともいわれる参加者は朝から晩まで浸かるのだ。

2日目の夜は立食パーティ形式で交流会があり、
全国から来た参加者と懇談。

自分は仕事の合間を縫って21~22日に参加。
「障害者と報道」「触法障害者」などの分科会に出て
大いに刺激を受けた。

中には議員を過剰に持ち上げたり、
障害のある当事者の参加があまり見られなかったり
といったところは少し疑問だったが、
とにかく全国一のイベントと言ってもいいだろう。

帰りの新幹線では、一緒に行った同僚と飲みながら、
「横浜ではどんなことができるか」
「地方の市町村と横浜のような大都市では支援のあり方が違う」
なんて話で盛り上がったりした。

(写真はホテルから見た琵琶湖)

Yネットセミナー

2009年03月22日 | 記事
2月16日、横浜市内の有志施設による人権擁護活動、Yネットが
当事者向けのセミナーを開催した。
松風学園からも8人が参加。
自分も付添で同行した。

セミナーでは、施設利用者である自分が、
施設職員から意に反したことをされたとき
(例えば読んでいた本を時間だからと取り上げられたり
居室に勝手に入ってこられたり)
ちゃんと「いやだ」「やめて」と言えるようになろうと、
ロールプレイを行った。

普段人前で話す機会の少ない利用者には
刺激になったのではないだろうか。
もちろん、暗に職員としても気をつけなければと
気づかされるセミナーだった。

バレンタインデー

2009年03月03日 | 記事
2月14日、バレンタインデーに、女性利用者から
チョコレートを何個かいただいた。

施設では同性介護の原則があり、
女性利用者の支援をするのは女性の支援員なので、
基本的に男性の支援員が直接介助することはない。
もちろん自分も直接介助することはないけれども、
女性棟の管理職なので、唯一自由に(もちろん節度をもって)
出入りすることが許されている。
したがって、女性利用者にとっては、
ある意味、一番近い異性であると言える。

誰にとっても、異性の存在は、人生を豊かにする。
だから、ただ話し相手をするだけとはいえ、
異性としての自分の存在は有意義だと認識している。
(このことは、学生時代に保育所でアルバイトをしていて、
唯一の男性スタッフだったときも感じていた)

さてこの日は、泉区自立支援協議会という、
区内の障害福祉事業所たちのネットワークが主催する
シンポジウムが開かれた。
そのテーマは結婚、恋愛。

自分のいる施設は、利用者の平均年齢50歳。
とはいえ、ささやかな恋心はあるものだし、
恋愛まで考えなくても、男女の利用者を完全に分けずに
支障のない範囲で、一緒に活動することを意識したい。

別に現在完全に分けているわけではないが、
上記のように支援員が男女と別れていると、
自然に活動も分かれてしまうので、
男女の支援員同士が話し合いつつ、
利用者の豊かな生活について考えていければと思う。

インフルエンザ

2009年03月03日 | 記事
1月から2月にかけて、世間と同様、
松風学園でもインフルエンザが流行した。
施設全体というわけではないが、一人が発症すると、
その周囲の職員・利用者が次々と発症した。

その間、その一帯の利用者は、外出も極力なくし、
屋内でも共有スペースには入っていただかないようにし、
外からもなるべく人を入れないようにした。

言うまでもなく、これは本人たちの自由を制約するもの。
しかし、安全をいかに確保するか。
その境で考えている。