インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

ハマリバ収穫祭を開催します!

2005年01月30日 | 記事
05年02月04日(金)、横浜市役所が、「役人の底力。」を合言葉に、職員自身の改革改善事例を発表するイベントを行います。
題して、ハマリバ収穫祭。ハマは横浜、リバはリバイバル(復活)って意味です。
収穫祭当日まで残り1週間を切ってしまいましたが、職員有志が、本来業務の合間を縫って、企画を練り、走り回っています。
僕もその一員ですが、当日は司会もやります。こうご期待!
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/engine/hamariba/index.html

働く事例が「横浜市広報動画」にアップされています!

2005年01月25日 | 記事
横浜市役所のWEBに、広報動画というコーナーがあって、
市内の施策や活動をわかりやすく動画でまとめてあるのですが、
その最新号に、知的障害のある方々の働く事例が掲載されました。
第8話「ここが働く場所」です。舞台はファンケルさんの特例子会社ファンケルスマイルさん。
動画作成にあたっては、僕も協力しています。
ちょっと感動モノです。ご覧ください!
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/movie/enter.html


「車いすで解雇」は有効か?

2005年01月25日 | 記事
<05年01月20日付毎日新聞>
元 横浜市保健会歯科衛生士訴訟
車いすでの仕事は無理などとして、横浜市学校保健会から解雇された同市青葉区の歯科衛生士、徳見康子さん(57)が解雇無効などを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は19日、有効とした1審・横浜地裁判決(04年2月)を支持し、控訴を棄却した。徳見さんは「就労環境の整備などを進めれば就労は可能」と主張したが、根本真裁判長は「障害者に対する使用者の配慮義務を超えた人的、経済的負担を求めていると評価するしかない」と判断した。
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僕は市役所で、身障者の職員採用試験を担当していたことがありましたが、
実際、市役所でも、福祉としてやっている雰囲気があり、
もっと、「できる」「能力がある」ことをアピールしなきゃならんなと思っていました。

この判決にも、司法の時代錯誤を感じます。
こんなこと言ってたら、障害者は社会のお荷物なんて考えのままです。
それとも訴えた相手が間違ってたのか?
いずれにしても、社会が障害を取り除く義務があることを無視した、軽薄な判断に思えて仕方がありません。

横浜市のプロジェクトが書籍で紹介されています!

2005年01月22日 | 記事
「横浜市 改革エンジン フル稼働」という書籍が発売中です。
この中で、アントレプレナーシップ事業(職員提案制度)が取り上げられ、ENJOYプロジェクトの紹介もされています。(執筆協力者として僕の名前も入ってます)
ちょっとお高めですが読んでみてください。

作者: 南学, 上山信一
出版社/メーカー: 東洋経済新報社
発売日: 2004/12/22

ENJOYとは?

2005年01月22日 | Weblog
ENJOYとは、Encouragement of the Job-hunting of Yokohama citizens with disabilityの略で、障害のある横浜市民の就労促進という意味です。人生を能動的に楽しもうよというメッセージも込められています。

この言葉は、僕が、横浜市役所の職員提案制度に応募し、「障害者の雇用の場の拡大」というテーマで事業提案を行ったときに考案したプロジェクト名です。

イラストはENJOYのロゴマーク。文字を図案化して、知り合いのデザイン業者さんに清書してもらい、さらに同僚にペイント・データ化してもらいました。花が人の手に包まれて咲いていることが、人が助けを借りて美しく生きる様を表しているのですが、このマークができたのも、まさに助けがあったからこそなんですね。

気に入っているので、このブログの名前にとしても用いることにしましたが、横浜市民に限るつもりはありません。こういうときってYはなんの意味になるんでしょうか。それは今後の課題です。