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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

タカ長の茶道体験

2025-05-17 08:09:53 | 日々雑感

      

 

お茶を楽しんでおられるところがテレビで報道されることがあります。広島で言えば縮景園や安芸の宮島での茶会のニュース。また、何かのイベントの時お茶を楽しんでいるひとが写っていることもあります。

 

そのような時、タカ長の目が先ず行くのはお茶碗を持っている右手です。タカ長はこのようにお茶碗をべちゃッとした持ち方をしません。4本の指にふくらみをもたせ、手が小さく見えるよう指導されていました。

 

     

 

タカ長が習っていたのは上田宗箇流、武士点前です。今でいえば公民館活動のようなものですが、若者向けの茶道教室で、実際のお稽古は先生のご自宅で行われていました。

 

茶道教室に行くとべっぴんさんがいるから、と言うような不純な動機で通っている男子は他にもいて、男女共学の楽しい教室でした。

 

そこで男子が厳しく指導されたのはお茶の頂き方です。「これからの人生、お茶を頂く場に遭遇することが必ずあるから、そのとき慌てないよう頂き方だけは身につけるように」と指導されました。

 

その後の人生でそのような場に遭遇したこともあります。お蔭さまでそのとき慌てることはありませんでしたが、それより嬉しかったのはイベントなどでお茶席を見つけると、積極的に行くことが出来たことです。

 

     

 

ご存知のように茶道にはいくつもの流派があり、所作はそれぞれの流派によって違います。先生から指導されたのは、貴方たちは上田宗箇流の所作で頂くこと、自分のやり方が出来れば、他の人が違うやり方をしていても動ずることはありません。

 

冒頭のイラストはタカ長たちが習ったのとは違う茶碗の持ち方をしているように見えます。テレビで見ても違和感を感じることばかりですが、それはその人たちがタカ長とは違う流派の人だからで、あの人たちが間違っているとかいうことではありません。

 

自分の流派のことをシッカリ勉強しておけば何かの時に動ずることはない、と言う先生の教えは茶道以外にも通じることがあると思います。

 

先生には一日の受講時間のすべてを使って、受講者全員が厳しく叱られた(指導された)こともあります。その具体的な内容には触れませんが、その日のことは今もタカ長の体の中で生きていて、事あるごとに先生の教えを思い出し、自分が不肖の弟子であることを痛感しています。

 

先生は故人になられましたが、タカ長の中では今も健在で、何かにつけて話しかけています。

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久しぶりの裏山歩き

2025-05-16 19:43:04 | 山歩きから

     

 

ハッキリしない天気でしたが、久しぶりに裏山に出かけました。今日の参加者は13名。

 

日替わり状態の膝は良くない感じでした。どのような歩き方をしたら楽に歩けるか、終始考えながら歩きましたが、今日はいい方法が見つからないまま裏山歩きが終わったようです。

 

プロ野球の先発投手にたとえたら、その日のいい球を見つけられないままノックアウトされた感じです。

 

    

 

女房殿は休んだのでタカ長がダントツのラスト、完全に置いてゆかれる感じでカフェ50に向かいました。

 

今日のタカ長はここまで。要するに距離より回数、この基本だけは忘れないように気をつけています。と言いたいのですが、キツイ山歩きは出来なくなったというのが本当のところです。

 

    

 

天空カフェでいつも通りのコーヒータイム。

 

雨の降る心配はありませんでしたが、ご覧の天気でタカは飛んでくれませんでした。遠くからアオバトとツツドリの声が聞こえただけです。

 

    

 

帰りもダントツのラスト。数の少ない鳥の声を聞いたり、花を見たりしながら帰りました。

 

これはウラシマソウ。浦島太郎の釣り竿を写したつもりですが、花の色がこのような色ですから見難いですね。でも、よく見ると何とか見えるでしょう。

 

    

 

雨に遭うこともなくいつもの駐車場に帰りました。

 

「地獄の40段」のところでキビタキが鳴いていました。近いところで鳴いているのですが、姿を見ることは出来ませんでした。残念。

 

       

 

今日の記録です。ダントツのラストでも「標準ペース」です。

 

と言うことは、皆さんが速すぎるのですね。せっかく歩くのなら、もう少しゆっくり歩こうよ。そうすると見えてくるものがあるはずですよ。

 

 

 

 

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広大な庭???

2025-05-15 09:01:54 | 日々雑感

    

 

    

 

広大な拙宅の庭にはジャングルのような一角があります。

 

そのジャングルに入りこむと着生ランがあります。恐らくセッコク。

 

    

 

    

 

    

 

こうして見ると本当にジャングルみたい(?)

 

幼少の頃は近所のお宅の庭もタカ長の遊び場でした。その庭に入りこむとほとんどの木は背丈より高くて、本当にジャングルに迷いこんだようでした。

 

その庭の持ち主には迷惑なことだったのでしょうが、その庭は近所のガキ大将たちの遊び場でした。でも、持ち主に叱られた記憶はまったくありません。タカ長たちはいい時代に育ったことが、このことだけで分かるような気がします。

 

    

 

    

 

    

 

その庭は郵便局の局長さん宅の庭でした。その庭だけではありませんが、近所はすべて子どもの遊び場、近くの呉服屋の店の中を勝手に通って近道し、店の裏の遊び場に行っていたのは懐かしい思い出です。

 

    

 

    

 

今年もブルーベリーがたくさんの実をつけています。

 

本当は小さな庭ですが、そのに植えているブルーベリーは驚くほど多くの実をつけます。実が熟れるころが楽しみです。

 

明日の金曜日から裏山歩きに復帰、ハチクマの姿を追わない山歩きを再開します。それは良いのですが、気になるのは天気予報、すぐに梅雨入りになりそうな気もします。

 

と言うようなことを心配しても仕方ないので、そのとき出来ることを楽しむことにします。

 

 

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新幹線通過駅???

2025-05-14 17:07:58 | タカの渡り

    

 

昨日の予約投稿のように、昨日は女房殿とお山に登りました。

 

女房殿が今シーズン最初で最後の参戦、観察中に山仲間たちもやって来る予定でした。

 

女房殿はタカ長より足が遅いので、早朝から準備していつもより早くスタートしました。

 

    

 

観察ポイントに到着して、管轄準備を始めると同時に、突然目の前に3羽のハチクマ。何とかゲットすることが出来ました。

 

それからパラパラと飛んで来ますが、ほとんどが足元を一気に流れていくハチクマ。これでは新幹線通過駅で「のぞみ号」を見ているようなもの、何とかゲットしても「後追い写真」ばかりでした。

 

そのうち山仲間も登ってきました。ハチクマはドンドン(?)渡ってきますが、多くは「通過個体」でした。でも、仲間たちの参戦と同時に「正面ルート」を飛んでくるハチクマが増えてきました。

 

    

 

一度だけですが、タカ長の双眼鏡が遠くの、大きなタカ柱をゲット。

 

しばらくしてそのハチクマが次々と飛んできて、観察ポイントは大盛り上がり。平素は黙々と山を歩いている健脚さんが、子どものような顔になって喜んでいたのは新しい発見でした。

 

    

 

それにしても「新幹線通過駅」の状況は変わりませんでした。風などの条件はいつもと変わらない感じでしたが、彼らにはタカ長には分からない「事情」があったのでしょうか。

 

写真はほとんどがピンボケでしたが、ほんの少しだけですが、よい写真もあったようです。これからトリミングなどの加工、どの程度のものになるか楽しみです。

 

その中の1枚をチョッと意地悪して

HatenaBlogに貼り付けることにします。

 

 

 

    

 

山をゆっくりと下りながら、女房殿と話したのですが、このあたりの山をスイスイ歩くことは出来なくなりました。

 

もう一つは仲間たちと渡りを見ることが出来て楽しかったこと、女房殿と二人で見るよりも何倍も楽しく、嬉しかったです。

 

今日は予定がありますし、天気予報を見るとこれが今シーズン最後のハチクマ観察になりそうです。

 

写真は後日紹介することにします。

 

 

 

 

 

 

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最後の写真~2

2025-05-13 08:56:56 | 日々雑感

これは予約投稿です。これがアップされる頃、タカ長は女房殿とお山に登って空を見上げているはずです。

 

今シーズンは渡りらしい渡りを見ていないので、明日はよい思いをしたいものです。

 

    

 

    

 

先日紹介した韓国旅行最後の写真はこの店で撮りました。定宿としていたホテルからチャガルチ市場や南浦洞に向かう裏道の、そのまた路地裏のようなところにありました。もう少し早く見つけていたら何度も行っていたはずですが、最後の最後に見つけたのですから、行きつけの店にすることは出来ませんでした。残念。

 

    

 

    

 

市場をブラブラするのは単なるヒマつぶしです。でも、タカ長は市場めぐりをするのが好きなので、滞在中は何度も何度も行ったものです。

 

韓国に限りませんが、海外旅行で市場めぐりをすると、その町の日常風景が見えるようで好きなのです。

 

    

 

    

 

渡りシーズンが始まる前は女房殿や鳥友が滞在していて、一緒に買い物を楽しんでいました。

 

そのような時はタカ長が「言葉の分からないガイド」をしていました。ホテルを出てそこらへ行くのはもちろん裏道、ツアー旅行の人などは歩かない道です。

 

でも、本当の意味の「裏道」ではありません。その通りには韓定食が食べられる由緒ある店もありますし、日本領事館もあります。タカ長のような長期滞在者には必要なクリーニング店もあり、その店では親切にしてもらいました。

 

女房殿たちと韓定食を楽しんだこともあります。韓国に行ったら1回くらいは韓定食を食べたいですね。

 

    

 

    

 

韓国本土最後の旅は2012年5月のことですが、その旅では済州島から木浦に船で行き、そのあと月落山に登ってからプサンに入りました。

 

プサンに入ってからも山歩きをしたり、市内観光をしたりで、ホテルで休養することはありませんでした。わずか13年まえのことですが、行動力の面で言えば「月とスッポン」くらい違います。

 

だからと言って、「あの頃は良かった」と言っても仕方ありません。「今日が一番若い」のですから、今日出来ることを頑張るしかありません。

 

あの頃の旅を思い出すと、その思いを強くします。

 

 

 

 

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