タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

三段峡を山歩き???

2010年07月07日 | タカの渡り観察
五体満足なデジカメが無くて困っています

 昨日、山の仲間と三段峡に行ってきました。

 三段峡は観光気分で歩けるところですから足に自信のない人でも参加できますよ、と知らせていたのですが、実際に参加したのはわがメンバーの健脚組(?)ばかりでした。

 ひとりリーダーだけが観光気分で、その日の行動をメンバーに任せていたら片道6km弱の葦ヶ原まで往復することになりました。観光地と言ってもアップダウンのある道、そこを往復するとなるとこれはもう「観光」とは言えないかも分かりません。アップダウンのある渓谷沿いの遊歩道を12km弱、20,000歩以上歩いたのですから、三段峡で山登りしたのも同然です。




 もちろん私たちはわき目もふらず一目散に歩くのではありません。鳥を見たり花を見たり、タカ長は写真を撮ったり、、、、、。だからこの日は写真を撮っている間に皆においてゆかれ、あとからマジメに歩いて追いつく始末でした。

 昨日はそれでも良いのですが、面白くないのはカメラの調子がイマイチ良くないことです。五体満足ではないのです。

 コンデジはMENUボタンが作動しないことが多くて、撮影途中で設定を変えることが出来なくなることが多いのです。SDカードに記録した画像をカメラで削除できなくてパソコンを使うことも多々あります。



 昨日持って行ったのは「Nikon Coolpix P 90」(あえて名前を公表しますが、、、、)

 P設定、 S設定 A設定 ではどう見てもピントが甘いのです。購入してすぐ気がついたのでメーカーに出したら「規格の範囲内」と言う答しか返ってきませんでした。天下のNikon製品にそのようなものがあるはずが無い、と昔からのNikonファンとしては信じたいのですが、同じカメラをもっている山口県の鳥友もタカ長と同じような感想を持っているようでした。

 他の設定、たとえば「SCENE」設定で撮れば上記よりマシですが、この場合でも一枚一枚設定を確認する必要がありますし、ディスプレイで見る明るさと実際に撮れる明るさに違いがあるので安心して撮ることは出来ません。



 しかし、ビンボーなタカ長としては毎年デジカメを買うこともできません。あれこれ工夫をしながらあと何年かは使ってゆきたいのです。いまのデジカメはデジイチを除けばほとんど消耗品みたいなものになっています。年々新製品も出ています。しかし、そのために品質が低下したのではたまったものではありません。メーカーの戦略に踊らされないでデジカメを選んでゆきたいのですが、、、、、。

 タカ長の経験からみると大きな期待は出来ないのでしょうか?気になるところです。



 上の写真はホタルブクロ。これはヤマジノホトトギス。未だ開花していません。



 これはヒデタゴボウ。仲間に教えられて知っただけでどのような花なのか、詳しいことはまったく分かりません。

 これらの写真を紹介したのは、いろいろ問題のあるP90ですが、気をつけて撮ればこの程度には撮れることを見て頂きたかったのです。

 このカメラの利点は小さくて軽いことです。そのため山行きのときなど荷物を少しでも小さく軽くしたいときには重宝するのです。タカ長も写真のことはド・素人ではないので、そのカメラに出来ないことまで求めているのではありません。しかし、安かろう悪かろうでも困るのです。

 あれこれメーカーに不満を言いつつも、今しばらくはP90と仲良くしてゆきたい、仲良くしてゆく方法を考えてゆきたいと思っています。

 夏の渓谷歩きと言えば滝、水のある風景。同じP90で撮った写真を2枚紹介して今日の記事を終わります。








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