北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

その日は来る

2024-06-09 20:08:00 | ウォーキング

4~5日前にジョギングで春採湖をやっと一周できたことを書いた。
実は、走って一周出来たのはそれで2度目だ。

定年退職後、春採湖に一周4.7キロの遊歩道があることを知り、ウォーキングを初めた。
通りかかった春採湖を見た時に沢山の人がウォークしているのを見たからだ。

だから自分にとって春採湖は自宅からは遠いのに、わざわざ車で通って来る程価値のあるウォーキングのメッカだから今でも時々歩く。

少し気温が低かったり雨が降ったりでここ数日ウォーク出来なかったが今日は良い天気。気温は18℃。

朝食後のグータラ寝をやめ、半袖のスポーツウェアを着て春採湖へ行った。

骨伝導イヤホンを装着し、最初の一歩から走り出した。数日前にジョグで一周出来たことが大きな自信になっている。

交叉する顔を知らないウォークの人と軽く挨拶を交しながら走る。
ヨタヨタの爺に誰もが道を譲ってくれるのは有難い。

私が病の再発で手術を3回連続で受けた病院が丘の上に建っている。
点滴をされ尿道にカテーテルを挿れられた情けない姿で、春採湖をウォークする人を羨ましく思いながら見下していたのを思い出した。

あの時は、まさか又頑張れる体に戻れるとは思っていなかった。

今日も病室からウォークする人を見ている患者がいるに違いない。

(こんなに頑張れるようになるんだよ)と教えたくて、目立つように白いドライビング手袋を穿いている。

窓から(アノ人、まだ走っているよ)と思って見ている人がいるかも知れない。

「きっとアナタも私のように元気になるよ」と伝えたくて、私は白い手袋を穿いた手を大きく動かし続けた。