TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

歌の手帖「2010年2月号」

2010年01月06日 | 歌恋(カレン)
昨年の末ですが「歌の手帖」買いました。

歌の手帖 2010年 02月号 [雑誌]

マガジンランド

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  新曲満載!カラオケを楽しむための実用情報誌

「歌の手帖」は上記のようなサブタイトルが付いた演歌系の雑誌です。
何しろカラオケも演歌も全く興味無しでしたから、当然と言ってしまえばそれまでですが
今までこのような雑誌の存在すら知りませんでした。それなのに、今回購入するとは
夢にも思いませんでした。

それというのも、いち推しのカレンちゃんが表紙になっていて、さくらまやちゃんとの
インタビュー記事が載っているからなのです。なんと言ってもピンクの表紙で
このふたりの写真ですから、見た感じはアイドル雑誌ですね。

  巻頭特別インタビュー 新春★10代(ティーンエイジャー)の演歌対談

カレンちゃんとさくらまやちゃんのインタビュー記事がカラーで6ページ掲載。
演歌についての考え方とか、学校の話など盛りだくさんで、写真もいっぱい。
カレンファンなら、買うしかないでしょう。

カレンちゃんは16歳でさくらまやちゃんは11歳、当然のことながら平成生まれ。
演歌の世界はどうしても円熟さと言うのが求められるのと、ファン層も年齢が高いので
若手はなかなか出てきませんでした。それが、昨年このふたりがデビューした事で
演歌の未来を担う存在として、演歌ファンも安心したと言うことです。

この先ちょっと辛口のコメントになりますことをお許しください。
とにかく演歌を好む方が少ないと言われます。ある程度の年齢になったら、誰でも演歌に
回帰するだろうと思っている方もいらしゃいますが、演歌のファンが増えないのは何故か。

いろいろありますが一番は音楽番組が少ないこと。POPS系の方でさえ、出る番組が
少ない現状では、演歌歌手の方、特に新人さんの出る場所は皆無でしょう。
地上波のTV番組に出る事があれば、とにかく誰かは見てくれて興味を持ってくれるはず。
そうすればCDだって売れると思います。地道なキャンペーンもある程度は売れる
でしょうが、地上波の番組に出る事と比べると、その差は歴然である思う。

一方でバラエティ番組に出ている方たちは、番組内で歌うことで知名度が上がって
キャンペーンをしなくてもCDが売れる。これは当然の事です。たとえばあの場所に
演歌系の人が歌っていたらどういうことになるか・・・。

「歌の手帖」を見ていて思ったのは、演歌をカラオケでこうやって歌いましょうという
内容が多くて、一般の音楽ファン向けでは無いですね。カラオケ演歌ファン向けの
コアな雑誌と思いました。雑誌と言うのは専門的な最新の知識を得るために買うので
これはこれで良いとは思いますが、外からの人が見るとディープな世界だなぁと。

演歌と言う音楽のカテゴリーがすでにマニアックかつディープな世界になっている。
そんな感じさえしました。何しろ記事には知らない人ばかり出てきますからね。
アイドルヲタクの方がアイドルを推しているのと全く違いがないとさえ思います。
ただ、違うのは音楽のジャンルと、推しているファンの年齢層が高いだけ。

今やビートルズ世代が還暦を迎え、フォークで育った世代も50代以上になります。
ワタシも含めてその世代の方は、演歌を聞かない人は多いと思います。その人たちは
詞の世界観とかサウンド面を言い出すと、演歌に向かうことは無いと思います。この先
下手をするとアイドル歌手好きな方が、そのまま高齢化する事だってありえるでしょう。

演歌の中でも、特に「ど演歌」と言われるジャンルのモノには「様式美」とさえ
言われる独特の編曲スタイルがありますね。ナイロン弦のギターとかいつも出てくる
ウッドブロックとか、メロディーを奏でるストリングスとか・・・。
しかもどの曲を聞いても同じような楽器が使われていて、リズムもテンポも近いので
イントロを聞いただけでは何の曲かさっぱりわからない。これで良いのでしょうか。

歌い手さんの中には、年齢を重ねていて辛酸なめつくしています。念願かなって
デビューしました。と言う方も多いです。その方は満足しているのでしょうが
ボーカリストとしての技量は・・・と言う方もいらっしゃいますね。
こればっかりでは耳の肥えた音楽ファンが納得する音楽を、演歌と言うジャンルが
提供できるか疑問が残ります。現状では今後若い演歌ファンが増える事は難しいかも。

ただし、カラオケを愛する演歌のファンの方にとっては、「ど演歌」のスタイルこそが
演歌であると言うのでしょう。もちろんPOPS寄りの演歌もありますし、昭和の時代の
歌謡曲風のモノもあります。ただ、そんな楽曲も紹介するメディアが少ないので
一般の音楽ファンの耳までは届かないのが実情。演歌が「カラオケ好きなおばちゃん」
たちのために存在するのであるならば、それは極めて閉鎖的な世界とワタシは思っています。

さて、そんな演歌界に、カレンちゃんとさくらまやちゃんという若手が登場しました。
さくらまやちゃんは年末の紅白歌合戦に「こども紅白」の紅組で参加して「大漁まつり」
を歌いました。演歌ファン以外の方でも彼女の歌を耳にした人は多いと思います。
カレンちゃんも地道に全国をキャンペーンで回って頑張っています。

このふたりの登場は演歌界を改革するかも知れない。とさえ思っています。
すでにカレンちゃんには従来の演歌ファン以外の方が付いていますし、さくらまやちゃんは
とにかく若いです。彼女たちはまだまだこれからですから、先が楽しみです。
個人的には「ど演歌」では無くPOPSと融合したような新しい演歌のスタイルを
築いてくれることを期待しています。

ところで「歌の手帖」を見ていたら、神園さやかちゃんのインタビュー記事が写真入りで
掲載されていました。彼女もデビューの時は女子高生でエクボが可愛い子でした。
カレンちゃんと同じような感じでのデビューでしたが、もう23歳になったのですね。
実は名古屋でのデビューイベントに行きましたが、可愛かったですよ。
今も頑張っているのだなぁと思ったワタシです。



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