TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」(2009年)

2009年10月20日 | 映画、TV・ラジオ番組
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]

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戦後直後の東京で、才能がありながらも好き勝手に暮らす小説家・大谷(浅野忠信)。
そして彼を支える妻の佐知(松たか子)。佐知は大谷が作った借金の返済のために
大谷の行きつけの小料理屋で借金の肩代わりとして働き始める。

ところが佐知の美貌故に、お客がチップを渡すわ更には求婚されるわという人気ぶり。
それに嫉妬しながらも、自分は愛人の秋子(広末涼子)と遊ぶ始末。
でも自分はいつかは寝取られると思うのであった。

小説家の大谷を見ると「羨ましいと言うか、良くやるよ」というのが率直な感想。
昼間から酒を飲み、小料理屋に通う。家ではほとんど食事をしない日々。
あんな事を続けていたら体が持たないでしょうし、いくら才能がある小説家であっても、お金も足らないでしょう。

 「あなたの知らない僕の部分など、どうでも良い事ですから。」

妻に対して、そんな感じの台詞を言っていましたが、そう言い切ってしまうほど
好き勝手に暮らす大谷。でもこの言葉には結構説得力があるように思いました。
実際のところ、男のロマンと言われる部分や、趣味の世界に於いては
奥さんから見れば、本当にどうでも良い事が多いですからね。

そこを知ったところで、どうなるのか・・・。知らないままでいた方が良い事だって
あるはずですから。夫婦間で隠し事が無くて、全てオープンなんて言うのは
逆に息が詰まる事だってあると思う。

ただし、浮気三昧というのは、普通だったらとっくに妻の方から三下り半を
突き付けられてもしょうがないでしょう。
しかし佐知は大谷の浮気に対しても許してしまう。本当に出来過ぎの女性像です。

とにかくこの映画は松たか子さんの演技がとても素晴らしくて良いです。
顔の表情や細かいしぐさまで、じっと見たくなります。
そしてメガネっ子の広末涼子さんが可愛い。当時のメイクや髪型をしていますが
あのメガネは反則行為。いい感じにやられてしまったワタシです。

夫婦愛がテーマですが、ご夫婦で見るのも良し、一人でこっそり見に行って
じわっと来るものを感じるのも良いと思います。
この秋にオススメの一本と思います。




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第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
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※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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