TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

戸川純「玉姫様」(1984年)

2006年12月17日 | 国内女性アーティスト
1981年「ゲルニカ」のヴォーカリストとしてデビュー。
その後ソロとして発売されたファーストアルバムが「玉姫様」。
戸川純さんはちょっと好きなタイプだったので、このアルバムも
リアルタイムで買ってますし、ヤプーズ名義でのコンサートも行ってます。

彼女の書く詩の世界は、屈折しているかのようにも思えるのですが
実はとっても素直な感じで、そこがちょっと可愛いなと・・・
「玉姫様」は女性ならではの生理を歌ったもので
これをここまで表現できるとは凄いと思ったのです。

「昆虫軍」のPOPな感覚は文字通り虫が這い出してきそうな
勢いがありますし、パッヘルベルのカノンを元にした「蛹化の女」は
戸川純さんが詩をつけて、ストリングスをバックにゆったりゆったり
歌っています。

全てが彼女の才能なのでしょうね。ものすごく歌唱力がある
というタイプではなのですが、ステージ上での存在感と
聴くものの意識に食い込む表現力と、あの独特の歌い声は
虜になると抜け出せなくなります。

映画にも何本か出演されていて沖縄を舞台にした「ウンタマギルー」
(1989年)を小劇場で見ました。映画の何ともいえないけだるさが
彼女の雰囲気とあっていて、自分の中で好きな映画になりました。

A1. 怒涛の恋愛
A2. 諦念プシガンガ
A3. 昆虫軍
A4. 憂悶の戯画
A5. 隣りの印度人
B1. 玉姫様
B2. 森の人々
B3. 踊れない
B4. 蛹化の女

ちなみにヨハン・パッヘルベルのカノンは、多くの楽曲に一部が使われて
いて、この時期の定番曲、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」にも
カノンのメロディーが使われてますね。


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※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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