TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

The Moody Blues「童夢」(1971年)

2006年12月06日 | 海外アーティスト
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド「ムーディー・ブルース」の7枚目の
アルバム「童夢」。彼らのアルバムの中では、おそらく日本で最も売れた一枚です。
とにかくこのイラストのジャケットを見たら、ジャケ買いしたくなりますよね。
邦題の「童夢」と言い、この幻想的な雰囲気には宗教的な教えも含まれて
いるのでしょう。いかんせん持っているレコード盤は輸入盤なので
対訳やらライナー・ノーツが無いので、歌詞の意味はわかりませんが
とてもゆったりとした気分になります。

シンセサイザーも使っていますが、このアルバムでの聞きところはメロトロンの音です。
メロトロンという楽器は簡単に言いますと、鍵盤楽器で内部の回転ドラムに
録音テープが巻いてあって、キーボードの鍵盤を押すとヘッドがテープに触れて
その音を録音したオーケストラの音が流れるという、アナログな機械なのです。

という仕組みゆえに、テープが擦り切れるとか、ヘッドが動かなくなるなどの
トラブルも多かったそうです。とにかく出てくる音が、録音されたオーケストラの
音なので、電子的に造られた音とは違った温かみはありました。
またメロディーを奏でるときの、つながり具合のぎこちなさに味があって良いのです

1曲目の牧歌的なイントロを聞くと、このアルバムをこれからゆっくり楽しむのだなぁ
という思いになるのです。いろいろな感じの曲がちりばめられているにもかかわらず
とにかく曲のつながりが良いので、アルバム全体を通して音楽に浸ることが出来ます。
個人的にはA面ラストの「After you came」が好きです。脳に直接入ってくる信号の
ような音に聞こえてくるというと危険な感覚でしょうか。

プログレッシブ・ロックというと何となく、大仰で崇高な印象から、とっつきにくい
という印象を持つ方も多いと思いますが、この「童夢」はギターをフューチャーした
POPな曲もあり、ボーカルナンバーのハーモニーも素晴らしく、オススメの一枚です。

A1. Procession
A2. The story in your eyes
A3. Our guessing game
A4. Emily's song
A5. After you came
B1. One more time to live
B2. Nice to be here
B3. You can never go home
B4. My song

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
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※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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