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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

刑特法の適用に焦る沖縄タイムス

2014-05-17 08:07:39 | 県知事選

 

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エントリー当日の記事に読者のアクセスが集中するのは当然だが、一年以上も前の古いエントリーの中にも一定のアクセスを頂いている記事がある。

ブロガー冥利に尽きるありがたいことである。

例えばこんな記事だ。

チュチェ思想と沖縄の政治家 2013-02-09
マスコミが報じない「雲仙・普賢岳噴火災害... 2007-06-06
妄言!ひめゆり学徒は日本軍の「性奴隷」だ... 2012-03-03
フィリピンに米軍基地復活!スービック湾に... 2013-09-18

 

                       ☆

本日の沖縄タイムスは一面トップに「辺野古沖ブイ設置へ」などの大見出しを配置し、合計3面を使って、政府が辺野古埋め立てに始動し始めたことに焦りを露にしている。

早速、頼みの綱である渡米中の稲嶺名護市長にご注進。

同氏の「反発を強めるだけ」とのコメントを一面に掲載している。

こんなコメントは屁の突っ張りにもならないのは承知の上だ。

社会面のトップにはこんな大見出しが。

「露骨な排除」募る不信

ブイに市民ら 環境破壊も危惧

このブイ設置は防衛省側の辺野古埋め立てに対する並々ならぬ決意の象徴ということができる。

政府は以前から埋め立て工事に対する妨害に対しては、刑事特別法を適用し、違反者はビシビシ逮捕すると明言している。 

刑特法の適用については過去にこんなエントリーをしている。

一網打尽に!沖縄の噛み付き猿

今回のブイ設置は刑特法の適用を明確にするためブイの内側に侵入した者には法の適用するという目印と考えられる。

これは、沖縄タイムスの見出しのような「露骨な排除」ではない。

わが国は法治国家である。

法律を犯す不届き者に法の適用をする場合でも、適用のメルクマール(指標)を設けたに過ぎないのだ。

沖縄タイムスの見出しには「募る不信」とあるが、これは沖縄タイムスの「募る焦り」を言い換えたに過ぎないのではないか。

一年前のエントリーでこんなタイトルの記事に今でもアクセスが多い。

焦っているのは沖縄タイムス! 2013-04-22

一年前の4月といえば、仲井真県知事が辺野古埋立てを承認する8ヶ月前であり、沖縄2紙は「辺野古移設反対」が「県民の総意」であるかのような記事で連日紙面を飾っていたころ。

だが、既に辺野古移設反対に翳りが見え始め、いち早くこれを察知した沖縄タイムスの焦りが紙面ににじみ出ている事に、筆者は気がついていた。

それを書いたのが、8ヶ月前の上記エントリーだ。

古いエントリーながら辺野古埋め立てに関連が有るので、一部編集の上、下記に再掲する。

 

焦っているのは沖縄タイムス! 2013-04-22

 

突然ですが読者の皆様にクイズです。

下記引用文の出典は何でしょうか。

 

1)4月18日の「普天間固定化に反対する市民大会」の弁士の原稿の一部。

 

2)沖縄タイムスの読者の投稿

 

3)琉球新報の読者の投稿

 

(正解は後述)

 

辺野古移設容認も選択肢

普天間の危険性除去が最優先

前略)今回の普天間(基地移設)問題は、日本政府と米国政府が高尚に交渉を重ね、お互いの譲れない部分を認識し、決着できる部分を模索してきた。 
それが今までの17年間であった。
世界一危険だといわれている普天間基地が、早期に県外に移設され返還できれば、大いに喜ばしいことである。 しかし、それができない場合は、辺野古移設の選択肢を、捨てることはできないと思う。 
以前行われた辺野古移設への名護市民全体の賛否の意思は、反対が賛成を多少上回った。 
しかし、移設先である辺野古の方々は、賛成が大部分を占めているらしい。 おそらく、県内の皆さんも私のように、普天間基地の辺野古移設を、心の中では容認している人は多いと思う。
残念ながら、今、そのことで声をあげて言うと、県内マスコミを含め、一方の立場の人たちから大反撃をくらうことを恐れているのだろう。 
しかし、政治家は違う。 
現在反対があっても、将来的に国民、県民が幸せになるのであれば行動すべきである。 
宜野湾市民を助けるためも、名護、辺野古の皆さんにお願いをして、一刻も早く、普天間基地の危険の除去を最優先に考え、普天間基地の辺野古移設を進めるべきだと考える

沖縄2紙によれば普天間基地の移設先は「県外」が「県民の総意」だとのこと。

にもかかわらず筆者の住む宜野湾市野嵩界隈で仄聞するのは「せっかく辺野古住民の方々が受け入れを表明してくれているので、感謝して辺野古移設を認めよう」という声が圧倒的に多い。

先日宜野湾市で行われた「普天間基地固定化に反対する市民大会」でも筆者は登壇してそのことを話した。

ネット時代とは便利なもので、実際に同大会に参加できなかった方でも、ネット動画でその模様を知ることができる。

涼太さんがコメント欄で紹介くださっているが念のためここでも引用しておく。

ヒジャイ様が「普天間基地の固定化を許さない市民大会」の模様をUPしておられます・
日本国民必見の動画です。>>http://hijai.ti-da.net/

沖縄2紙に言っておきたい。

「県外移設」が県民の総意なら、なにも焦る必要などない。

どーんと構えておればいいはずだ。

だが、沖縄タイムスの紙面からは虚勢と焦燥しか読み取れない。 

連日紙面では「県外」を扇動する発狂見出しが躍っているのは焦りの表れである。

昨日(21日)の一面トップには連載特集の第16回として次の大見出しが。

普天間返還の行方

にじむ焦り

「容認派」足並みにズレ

アレ? なにかヘンだ。

語るに落ちるとは、このことだ。 

「県外」が県民の総意だったはずなのに「容認派」の足並みにズレとは、これまでの「容認派」の活動を脅威に感じていた証拠ではないのか。

「焦りがにじむ」のは「県外派」であり、足並みにズレが見えるのも「県外派」のことではないのか。

■クイズの答です

冒頭に引用した「辺野古移設容認も選択肢」という文章について、あえて出典については触れずクイズを出した。

正解は⇒(2)沖縄タイムスの読者の投稿

これが沖縄タイムス掲載の「論壇」からの引用だと知って驚く読者も多いだろう。

この文章は、那覇市の会社役員、洲鎌賢勇さん(58歳)の4月20日付沖縄タイムす「論壇」への投稿記事。

先日の宜野湾市で行われ沖縄タイムスが「黙殺」した「普天間基地の固定化を許さない市民大会」の弁士たちが話した内容とほとんど同じである。

ただ弁士たちの話は「普天間の危険性除去が最優先」としながら、「辺野古移設以外に選択肢はない」という趣旨だった。

一方、洲鎌さんは「辺野古移設容認も選択肢」と婉曲な表現に止めている。 

これは沖縄タイムスにボツにされないための洲鎌さんの投稿テクニックであり、洲鎌さんの本心は「辺野古移設以外にはほとんど不可能」だと推察する。

沖縄2紙は時折アリバイ記事として自社と反対意見を掲載する場合があるが、それでも掲載されるためには多少本音を隠す必要がある。

ただ次の文言を削除しなかった沖縄タイムスの態度には重ねて驚きである。

今、そのこと(辺野古容認)で声をあげて言うと、県内マスコミを含め、一方の立場の人たちから大反撃をくらうことを恐れているのだろう

会社役員の洲鎌さんがこの投稿で「村八分」にならないのを祈念するが、「県内マスコミ」の「大反撃」という沖縄言論界の実情を明記した投稿が沖縄タイムスに掲載されるとは。

担当者の単なるチェックミスなのか、それとも「県外派」の足並みが乱れていることに対する「焦り」のなせる業なのか。

 

西銘恒三郎衆議院議員が「(実現不可能な県外が現実的と)嘘をつくのは耐えられない」として、辺野古移設を主張し始めた。

これに対し、早速、琉球新報が牙を剥いて「大反撃」を開始した。

記事と社説という2段構えの念の入れようである。

西銘氏「辺野古」を容認 「県外」の公約撤回

琉球新報 2013年4月20日 

 【東京】自民党の西銘恒三郎衆院議員は19日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題について「普天間の危険性の除去という原点に立ち返るしかない。辺野古は万(ばん)やむなし。県外移設は具体性がない。政権与党でいつまでも県外と言って持つか」と述べ、昨年12月の衆院選で自身が掲げた「県外移設を求める」との公約を翻し、政府・党本部に同調して辺野古移設を容認する立場を明確にした。都内で琉球新報のインタビューに答えた。
  公約違反の批判が出ることは必至だが、「政治家として決断を公にして悔いはないくらい、腹を決めている」と語った。決断の理由を「安倍晋三首相が国会で日米合意推進と同時に普天間は固定化しないと答弁した。沖縄だけ県外を求めるのは厳しい」と説明した上で、「危険性の除去を原点とすれば、辺野古移設は万やむなしというふうに自分の中で追い詰められてきている」と述べた
  党県連は仲井真弘多知事と同じく県外移設を主張し、本部とねじれが生じていることには、7月予定の参院選公約で「県外」を変えるべきだと主張。他の県選出自民党国会議員にも働き掛けたい意向を示した。

           ☆


琉球新報社説

西銘氏「辺野古」容認 閉鎖・撤去で一致結束を

2013年4月21日 

 
 自民党の西銘恒三郎衆院議員が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題について、「県外移設を求める」とした昨年の衆院選公約を翻し辺野古移設の容認に転じた。
 自民党が民主党政権の公約違反を糾弾して、国民の支持を集めたのを忘れたのか。西銘氏の辺野古容認も公約違反の批判を免れない。
  今回の公約違反は、一政治家の進退でとどまる話ではない。沖縄社会の命運や住民の生命、人権に長期影響を及ぼす重大案件だからだ
  西銘氏は、辺野古容認の理由を「安倍晋三首相が国会で日米合意推進と同時に普天間は固定化しないと答弁した。沖縄だけ県外を求めるのは厳しい」と説明し、「危険性の除去を原点とすれば、辺野古移設は万やむなし」と述べた。
  この説明は、県民の意思より首相の意思を尊重すると言っているに等しい。県選出議員が民意に背き活動するなら、県民は誰に政策の実現を託せばいいのだろう。
  市街地の真ん中にある普天間飛行場の危険性除去を求める点は、民意も西銘氏の思いも同じだ。今回それが同床異夢であることが分かったが、西銘氏は諦めずに県民の最大公約数の声に耳を傾け、県民と共に歩んでもらいたい。
  最大公約数の民意は、仲井真弘多知事が求める普天間飛行場の「県外移設」や、県議会や県内41市町村の首長、議長ら県民代表が昨年末に安倍晋三首相に提出した「建白書」に明記された普天間の閉鎖・撤去と見るのが自然だ
  西銘氏は「当選後、岩国や佐賀、佐世保などを視察、首長と面談して県外移設の可能性を見てきた」というが、説明が不十分だ。
  党本部や国会で在日米軍基地への移設や自衛隊基地との共同使用を強く訴えたのか。普天間の国外移設や閉鎖・撤去を米政府や米議会に具体的に働き掛けたのか。
  先に公表された在沖米軍基地の新返還・統合計画は返還期限が曖昧で、沖縄の施政権返還の必要性を説きながら時期、方法を曖昧にした1960年代初頭の米国の沖縄政策を彷彿(ほうふつ)とさせる。これ以上「基地温存策」が続くことは耐え難い。
  日米が沖縄に強いる「基地過重負担」という岩盤を崩すためにも、沖縄内部で割れてはならない。県選出国会議員は一枚岩となる時だ。先人が施政権返還で団結したように。それは持続的かつ有効的な日米関係にもプラスとなろう

                   ★

絶滅危惧種・社民党の最後の楽園で「ワジワジー」を連発すればメシが食える能天気な照屋寛徳氏も・・マスコミの「大反撃」に乗じて、この通り。

西銘衆議院議員の公約違反に怒り!

2013年04月20日

 今日(4月20日)も琉球新報朝刊を読んで、唖然とし、強い怒りを覚えた。

 先ず、琉球新報の見出しに触れよう。
 「西銘氏『辺野古』を容認」「政府・党と連動『県外』の公約撤回」となっている。

20日付琉球新報記事

 西銘恒三郎衆議院議員は、当選3回、県選出自民党国会議員「かけはしの会」の会長である。同議員は、昨年12月の衆議院解散総選挙で、米軍普天間基地の「県外移設」を公約にし、当選している。
 ところが、4月19日 琉球新報の島 洋子記者のインタビューに答える中で、前記公約を撤回し、その理由を次のように述べている。

 「普天間の危険性の除去という原点に立ち返るしかない。辺野古は万やむなし。県外移設は具体性がない。政権与党でいつまでも県外と言って持つか」・・・と。

 そのうえで西銘議員は、自民党県連が7月の参議院選公約で「県外」を変えるべきだとか、他の沖縄選出国会議員にも働きかけたいとも述べている。

 西銘議員の公約破棄と有権者への裏切りは予想していた。だが、余りにも早く急展開している。これは、政府と一体となって仲井間知事や自民党県連議員らを懐柔し、日米合意に基づく辺野古移設推進に引っ張り込む狙いであろう。

 私は、政治家にとって公約は、有権者との契約であり、重たいものだと思っている。
 西銘議員の公約裏切りの理由の一つである、「岩国、佐賀、佐世保の首長との面談結果で県外移設の可能性はないという判断に至った」・・・との理屈もおかしい。私も西銘議員以上に本土の自衛隊基地や米軍基地を視察し、基地司令官とも話した。司令官らは、異口同音に「政治が決めたら、在沖米海兵隊の移設を受け入れる」と語っていた。歴代の政権が真剣に移設を考えなかったのだ。

 沖縄に常駐する海兵隊の「抑止力」のまやかしも今では明白になっている。

 今回の西銘議員の公約裏切り(破棄)は、絶対に許せない。県民の怒りは高まるであろう。同時に、安倍政権が仲井間知事の辺野古埋立て承認を得るために、様々に圧力を加え、懐柔策を打ってくるであろうことが予想される。西銘議員はその先兵役を担っている。

4月20日 続きを読む
 
            ☆
 
そして作家というより反日活動で大忙しの目取真俊氏も・・・。

二枚舌政治家の恥ずべき姿

2013-04-20 13:27:32
 4月20日付琉球新報電子版に〈西銘氏「辺野古」を容認 「県外」の公約撤回〉という見出しの記事が載っている。西銘恒三郎衆院議員が〈昨年12月の衆院選で自身が掲げた「県外移設を求める」との公約を翻し、政府・党本部に同調して辺野古移設を容認する立場を明確にした〉という内容だ。http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-205577-storytopic-3.html . . . 本文を読む
 
 
 
【おまけ】
 
沖縄2紙が隠蔽してきた老害活動家による「野嵩の暴状」がネット拡散により全国民の顰蹙を買っています。
 
宜野湾市議の呉屋等さんがフェンスクリーン活動に参加し、議会でもフェンスを汚すのは市の条例違反という言質をとっていますが宜野湾市当局は黙認のようです。 
マスコミに取材を依頼しても黙殺ですが、アリバイ報道でも「市民の抗議活動を妨害する米兵」といった歪曲記事しか掲載しません。
 
呉屋等議員のブログです。⇒真実の報道「伝えられぬクリーン活動」
 
■引用終了
 
そして、発狂2紙が、必死で隠蔽する沖縄の新しいうねりを、あの朝日新聞がすっぱ抜くという事態になったのは周知の通り。
 
朝日がすっぱぬいた沖縄の新しいうねり!2014-05-12
 
【本稿のおまけ】
 
辺野古の解体工事、6月着手 妨害排除に障害物設置
2014.5.14

 政府は13日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設で、滑走路などの代替施設を建設する米軍キャンプ・シュワブ内用地の既存施設を解体する工事に来月、着手する方針を固めた。代替施設用地での解体工事は初めて。埋め立てに向け地質を調べる海底ボーリング調査や、移設反対派の妨害活動を阻止するため海上に障害物を設置する作業も、7月にも始めることで検討に入った。・・・・

 
 
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 ■御知らせ■

 

▼キャンプ・シュワブ フェスティバル 

17日(土)~18日(日)14時開場、キャンプ・シュワブ(名護市)で
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問い合わせ=MCCSスペシャルイベント部(電)098(970)5828

 

          ☆

 

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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

 

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

 

 

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 ■御知らせ3■

 

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「海の武士道DVD□BOOK」・山形県中学校道徳教本指定
・東京都、神奈川埼玉両県教育委員会指定道徳副読本       
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沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
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平成の久松五勇士再び船に乗り込む時来たり。
宮古島の皆さん、惠先生の熱い心情に触れ、今再びアララガマ!で船を漕ぎ出しましょう!


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演題・「忘れられた戦後史」(沖縄の戦後は米国のおかげで発展)
日時・6月4日(水)
19時~21時(18時~受付)     
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

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コメント (3)

ベトナムの反中デモ、死者21人

2014-05-16 08:21:23 | 県知事選

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沖縄の発狂2紙は間歇的に大発狂することで、いまや全国にその悪名を轟かせている。

今朝の沖縄タイムスは、集団的自衛権行使に踏み出した昨日の安倍首相の会見を受け、一面、社会面のトップを含む合計10面を使って久々の大発狂である。

「戦争への道阻止」や「銃には銃で反撃される」など各紙面に踊る刺激的な見出しを逐一拾うのは疲れるので省略するが、明日はわが身で、他人事には思えない南シナ海での中国の暴状については、辛うじて15面の共同通信の丸投げ記事一件でお茶を濁す有様。

越の反中デモ、衝突で1人死亡

ただ、朝日新聞によると反中デモでの死亡者は21人となっている。

ベトナム反中デモで21人死亡 一部暴徒化、工場襲撃も(5/15)

南シナ海、反中の渦 ベトナム、デモ隊が暴徒化 フィリピン、滑走路建設疑いで抗議

2014年5月15日05時00分

             ☆

産経紙によると、 ベトナム政府はこれまで、南シナ海で中国と対立しながらも、反中デモは取り締まってきた。ベトナムは1986年に改革を掲げるドイモイ路線に転じ、91年に中国と関係を正常化。今では最大の貿易相手国になっている。

だが、貴重な財源である石油資源に中国の手が及ぶと、批判姿勢を強めた。国営メディアを使い、中国船の攻撃の模様や国内デモの様子を積極的に発信している。だが、こうした情報戦は、国内の反中意識を呼び覚ますことにもなった。

 ベトナムは79年に中国と国境付近で戦火を交えたほか、南シナ海でも74、88年に衝突。88年の衝突時はベトナム側の艦艇が撃沈され、60人以上の兵士が死亡している。外交筋は「全国民が中国に恨みと脅威を抱いている」と指摘する。

現在進行中の「ベトナムの教訓」は、わが国とっては他人事ではない、と再三述べた。

中国が独自に管轄権を主張する境界「9段線」を根拠に南シナ海での実効支配を強め、中国のごり押しが成功すれば、わが国のシーレーンは中国に完全に押さえられることになる。

ベトナムは中国に比べ格段に劣る海軍力でありながら一歩も引かず巨大な中国艦船に対峙出きる理由は、ベトナム人の勇気もさることながら、いち早く中国の暴状の動画や写真を世界に公表し、国際世論を味方につけているからだ。

フィリピン、中国の南シナ海埋め立て写真公開2014/5/15 20:31

中国が埋め立てた南沙諸島の暗礁。小規模な基地周辺が陸地として拡張しているのが分かる。上から2012年3月、2013年2月、2014年2月、2014年3月。矢印は北を示す=フィリピン外務省提供共同
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中国が埋め立てた南沙諸島の暗礁。小規模な基地周辺が陸地として拡張しているのが分かる。上から2012年3月、2013年2月、2014年2月、2014年3月。矢印は北を示す=フィリピン外務省提供共同

 【マニラ=佐竹実】フィリピン外務省は15日、南シナ海で中国が暗礁を埋め立てていることを示す、時系列の写真を公開した。2014年に入ってから大量の土砂を投入している様子がうかがえる。同省は、「フィリピンの領域内であり、中国の行為は国際法に反する」と非難している。

 暗礁は、南沙諸島のジョンソン南礁(中国名・赤瓜礁)。12年3月時点の写真では目立ったものはないが、13年2月には建造物が確認できる。最新の14年3月時点では、大量の土砂が投入されすっかり埋め立てられた様子が分かる。

 比政府は今月ミャンマーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の場で非公式に加盟国に問題を提起したほか、中国にも抗議した。中国は「自国領であり何を造ろうと中国の主権の範囲内」とこれを拒否している。

                ☆

日米戦争の直接の切っ掛けは、ABCD包囲網による石油の輸禁である。

石油を断たれたら当時のわが国は、油を使う連合艦隊や飛行機など全ての機械機器が動かなくなってします。

当時のわが国では、石油は食糧より重要とされ、「石油の一滴は血の一滴」という標語が生まれたくらいだ。

ベトナムが中越船衝突の動画発信で国際世論に中国の暴状を訴えているのは、世界各国を味方につけるという集団安全保障の実践に他ならない。

わが国では、中国によるシーレーン封鎖の危機に遭遇しながら、エネルぎー危機に逆行するような「反原発」を叫んだり「集団自衛権の行使は戦争への道」などと平和ボケの論調がメディアをにぎわしている。

「集団的自衛権の行使は、地球の裏側の戦争に巻き込まれる」などとバカなことを言う方々に言いたい。

集団的自衛権の行使とは、わが国が保有する「権利」の行使であり、集団的自衛義務の行使ではない。

当然、行使するかしないかはわが国の判断に依る。

義務の行使とは峻別すべきである。

良識ある国民なら、憲法を守って国滅ぶ、といった愚行は決して行わない。

 【追記】

昨日のチャンネル桜主催のイベントについては、こちらをご覧下さい。

 

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昭和天皇最期の御枕元にあった天覧本。作家阿川弘之氏に文芸春秋で紹介され時を経て再び復刊と至った。

「中国が沖縄を奪う日」
沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
などの著者

平成の久松五勇士再び船に乗り込む時来たり。
宮古島の皆さん、惠先生の熱い心情に触れ、今再びアララガマ!で船を漕ぎ出しましょう!


講師・惠隆之介先生
演題・「忘れられた戦後史」(沖縄の戦後は米国のおかげで発展)
日時・6月4日(水)
19時~21時(18時~受付)     
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
主催・宮古島を取り巻く国際政情を学び子供を守る親の会

問合わせ、申し込み(nmanukan11@yahoo.co.jp)

宮古島にご家族や親戚、友人知人がいる方、お声かけをお願いします!

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「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

新発売・「かみつく5」は県内書店で発売中

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コメント (5)

中国軍、フィリピン領海を埋立て!

2014-05-15 07:02:15 | 県知事選
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中国が埋め立てを開始した
ジョンソン南礁
 
 イメージ 14
 
本日、5月15日は沖縄が祖国復帰を果たした42周年記念の日です。

チャンネル桜では盛りだくさんの記念の催しを行いますので、ご自分の時間の許す時間帯からご参加下さい。

 ■御知らせ■

5・15 祖国復帰記念

頑張れ日本全国行動委員会 IN沖縄

(下記の画像をクリックするとPDFデータを開きます。)








                            ☆

歴史を語るとき、IFは通用しない、といわれる。

歴史のような社会科学と、いまマスコミを賑わしているスタップ細胞のような自然科学との違いを独断で言えば、社会科学は自然科学のように、研究室内の実験が出来ないことだ。

歴史にIFは通用しないといわれる所以である。

だが我々は歴史に学ぶ智恵を持っている。

連日尖閣近海で狼藉を働く中国に対し、反日サヨク複合体は米軍基地は抑止力にならないと主張。

現在でも米軍基地撤去を叫んで、これを平和活動だと称し、中国とは話し合いで解決できるという。

だが、「彼らの主張が正しい」と証明するため、実験的に米軍基地を撤去することは不可能だ。

県民の、いや全国民の生命と財産を護る安全保障に関わる重要案件を実験にさらすことは出来ないからだ。

22年前、フィリピンは米軍基地を撤去した。 

当事の反日サヨク団体は、これをフィリピンの教訓と捉え、主張すれば米軍基地を撤去できる「平和運動の勝利」、として快哉を叫んだ。

フィリピンにとっては歴史の一ページだが、沖縄県民にとっては壮大な実験とも取れる米軍基地の撤去は、22年後にどのような結果をもたらしたか。

米比の新軍事協定の締結である。 

新軍事協定では以前の米軍基地跡は勿論、フィリピン軍基地にも米軍が基地を作れるという以前より一歩進んだ軍事協定だ。

我々はフィリピンの歴史の教訓から、米軍基地を撤去したら、それを待っていたかのように中国がフィリピンを侵略し始めたことを貴重な歴史の教訓として学ぶべきである。

そしてさらには現在一触即発の状況で中国とにらみ合いを続けているベトナムの教訓も学ぶべきである。

ところが米軍基地撤去の急先鋒である沖縄2紙はフィリピンの教訓とベトナムの教訓には目を閉ざし、共同通信を丸投げするアリバイ報道のみで、全く他人事の対応である。

「不都合な真実」は読者の目から遮断するという何時もの編集方針だ。

南シナ海では中国とフィリピン、ベトナムとが一触即発の危険な状況に有るというのに、たとえば本日の沖縄タイムスの紙面には中国の南シナ海での凶行に関しては一行の報道もない。

なんという平和ボケか。

問答無用にフィリピン領海内を埋め立てて、建造物を作っていく中国と、どのように話し合えばいいというのか。

中国の建造物「どんどん大きくなる」…南沙諸島2014年05月14日 21時42分

 南シナ海での中国の一方的な現状変更の動きを巡り、フィリピン、ベトナムが反発と自国の領有権主張を強めている。

 背景には、米国が進めるアジア太平洋重視の「リバランス(再均衡)政策」があり、地域の緊張は今後、一段と高まる可能性がある。

 【台北=向井ゆう子】フィリピン外務省報道官は14日、中比などが領有権を争う南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島にあるジョンソン南礁で、中国が埋め立てを行っていると明らかにした。報道官によると、中国は資材や土砂の搬入を行っており、滑走路を建設しているとみられる。

 ジョンソン南礁はかつてベトナムが実効支配していたが、1988年に中国とベトナムが武力衝突。その後は、中国が支配を続けている。同礁は、フィリピンが主張する排他的経済水域(EEZ)内にある。

 比政府は4月末、米軍の再駐留を認める米比新軍事協定を締結した。このタイミングでの国際問題化には、米国の後ろ盾を強みに、国際社会の支持を取り付け、中国包囲網を形成しようとする思惑がみてとれる。

2014年05月14日 21時42分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 
                 ☆
米軍機がペットボトルを誤って落としたこと一面トップで大騒ぎし、抗議集会を扇動する沖縄2紙。
 
現在、安全保障に関わる「辺野古埋め立て」に猛反対の沖縄2紙は、中国がフィリピン領海を埋め立てしていることには反対しないのだろうか
 
また米軍基地撤去のデモは大きく報じながら、ベトナム国民が中国の凶行に抗議デモすることは一行も報じないのは、やはり「不都合な真実」だからなのか。
 

ASEAN首脳が中国を猛批判 ベトナムでは数千人規模デモ

2014.05.12


ハノイの中国大使館で抗議のデモを行う市民。各国で反中姿勢が強まっている=11日(共同)【拡大】

 ミャンマーの首都ネピドーで11日開かれたASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議で、痛烈な対中批判が続出した。ベトナムと領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺で、暴力的恫喝を続ける中国に対し、複数の首脳がブチ切れたのだ。ただ、当の中国は国際社会の懸念を無視して、この日も凶行を繰り返した。

 「中国は一貫して危険で深刻な違反を積み重ねてきた」「(南シナ海に石油掘削設備を)厚かましくも設置し、(わが国の船を)攻撃した」

 ベトナムのグエン・タン・ズン首相は、猛烈な調子で中国を非難した。一方的な石油掘削開始や、中国公船によるベトナム船への体当たりなどを許せなかったようだ。

 地域大国インドネシアのユドヨノ大統領も「われわれはこの砲艦外交を止めなければならない」と言明。「道義的な勇気を示す必要がある」と力を込めた。

 ベトナムと同様、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)で中国と領有権争いを抱えるフィリピンのアキノ大統領は「ASEANが対話の相手を広げていくべきだ」「みなさんと法の支配の推進を図りたい」と呼びかけた。

 東南アジアで白い目で見られつつある中国だが、この日も自国の権益拡大に突き進んだ。

 

 ベトナム沿岸警備隊のゴ・ゴック・トゥー副司令官は11日、パラセル諸島周辺で、同日も「小規模な衝突」があったとしたうえで、「状況は依然極めて緊迫している」と語った。ベトナム船が石油掘削中止を求めると、ベトナム側1隻に対し、5~7隻の中国船が取り囲む状況だという。

 こうしたなか、ベトナムの首都ハノイの中国大使館前や、南部のホーチミンなど計4都市で11日、数千人が参加する反中デモが行われた。デモでは「侵略者中国打倒」「われわれの石油を盗むな」などの横断幕が掲げられた。

 共産党一党支配のベトナムでは政治的デモは厳しく規制されているが、国営メディアで大々的に報道された

                  ☆
 
反日報道では沖縄2紙に勝るとも劣らないあの国営放送でさえ、次のように緊張感を持って報じているのに、尖閣諸島を抱える沖縄の二つの新聞は、フィリピンやベトナムの歴史に学ぶどころか、まるで他人事のような平和ボケである。
 
 

中国が南沙諸島で埋め立て フィリピン警戒

NHKニュース 5月14日 13時05分
 

南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で、中国が実効支配する岩礁に大量の土砂を運び込み、埋め立てを進めていることが分かり、フィリピン軍は、中国がこの一帯の軍事拠点化を進めようとしている可能性もあるとみて、警戒を強めています。

中国が埋め立てを進めているのは、南シナ海の南沙諸島の岩礁の1つ、ジョンソン南礁です。
フィリピン軍などによりますと、ジョンソン南礁は、かつてベトナムが勢力下に置いていましたが、その後、中国が実効支配し、構造物の建設が確認されていました。
中国側は、さらにことしに入り、これらの施設の周辺に大量の土砂を運び込み、埋め立て作業を始めたということで、フィリピン軍は、中国が岩礁を陸地にして支配権を強化するとともに、この一帯の軍事拠点化を進めようとしている可能性もあるとみて警戒を強めています。
中国は、南シナ海で西沙(パラセル)諸島でベトナムと衝突するなど強硬な態度を貫いており、今回、南沙諸島にある岩礁の埋め立てが明らかになったことで、東南アジア各国などとの対立はさらに深まりそうです。

 南シナ海 中国とベトナムが放水の応酬 (5月13日 19時56分)

比 南シナ海で逮捕の中国漁船員を起訴 (5月12日 19時19分)

南シナ海 中国漁船の密猟容疑で取り調べ (5月12日 14時53分)

比警察 逮捕の中国漁船乗組員を送検 (5月10日 19時03分)

比 南沙諸島周辺で資源開発業者を募集 (5月9日 21時41分)

南沙諸島:中国が滑走路建設か

毎日新聞 2014年05月14日 13時09分

 【バンコク岩佐淳士】中国やフィリピン、ベトナムなどが領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の暗礁に、中国が滑走路を建設しようとしている疑いのあることが14日、分かった。ロイター通信がフィリピン政府の話として伝えた。中国船とベトナム船がにらみ合いを続ける南シナ海で、緊張がさらに高まる可能性がある。

 暗礁は、南沙の西北部に位置するジョンソン南(中国名・赤瓜)礁。フィリピン外務省報道官がロイター通信の取材に「中国が土木資材を運び込み、滑走路を建設しようとしている」と明かした。フィリピン海軍機が証拠となる写真を撮影したという。

 ジョンソン南礁はベトナムが支配していたが、1988年に中国が武力衝突の末、実効支配下に置いた。フィリピンも自国の排他的経済水域(EEZ)内だと主張している

                 ☆

【おまけ】

以下はネットから拾った南沙(英語名スプラトリー)諸島の参考資料である。


--------------------
主要な島
太平島(Itu Aba Island) 南威島(Truong Sa Island,Spratly Island)  
中業島(Thitu Island パグアサ島。旧称三角島) ミスチーフ礁
弾丸礁  赤瓜礁 西月島 鴻庥島 北子島 景宏島 南子島
-----------

イメージ 12
 

南威島(ベトナムが実効支配 中国、台湾、ベトナム、フィリピンが領有権を主張している。)
太平島(中華民国(台湾)が実効支配 中国、台湾、ベトナム、フィリピンが領有権を主張している。)
中業島(フィリピンが実効支配 中国、台湾及びベトナムが領有権を主張している)
万安灘(ヴァンガード堆;Vanguard Bank)1992年中国は领海及毗连区法(領海及毘連区法:領海および隣接区法)を通して米国のクレストン社に石油開発の権限を与えた。
 曾母暗沙(ジェームズあんさ、英語 James Shoal、)はさんご礁性の暗礁で、最も浅いところの水深は21m。マレーシアの他、中国と中華民国がそれぞれ領有権を主張しており、ブルネイも領有権を主張しているとされる。
-----------
南威島(なんいとう、Truong Sa Island、チュオンサ島、Spratly/Storm Island)とは、スプラトリー諸島の中でベトナムが実効支配している島。
他の島と同じように中華人民共和国、台湾、ベトナム、フィリピンが領有権を主張している。

島の中にはベトナムが建設した空港があり観光地化している。
太平洋戦争中は日本軍が占領し、西鳥島と改名された。
 
太平島(たいへいとう (長島、大島) 黄山馬峙 Itu Aba Island)は、
イメージ 2
イメージ 8
 
 
スプラトリー諸島の北部に位置する諸島最大の島。別称は黄山馬礁がある。現在は中華民国(台湾)が実効支配している島。台湾高雄市旗津区中興里に帰属している。
他の島と同じように中国、台湾、ベトナム、フィリピンが領有権を主張している。
太平島の歴史)
1929年4月:日本人による太平島での硫黄採掘事業が開始。世界恐慌の影響を受け間もなく採掘は中止となり、日本の業者は離島。
1939年4月:日本軍による太平島占拠が行われ長島と改名、高雄市の管轄とされる。海軍陸戦隊、気象情報部隊、通信偵察部隊が駐屯
1944年:日本海軍により潜水艦基地が建設される
1952年:日華平和条約で太平島が台湾に帰属することを明記。
2006年:台湾政府による1150mの滑走路建設開始。太平島の環境問題が注目されるようになる。 
中業島(Thitu Island パグアサ島。旧称三角島。)は
スプラトリー諸島にある一島。現在はフィリピンが実効支配している。他に、中国、台湾及びベトナムが領有権を主張している。

赤瓜礁(あかうりしょう、ベトナム語:Đá Gạc Ma、英語:Johnson South Reef (ジョンソン南礁
赤瓜礁は、南沙諸島西北部の群礁における海水面付近にわずかに突起している小さな岩々を含む岩礁、または島。
1988年3月14日、ベトナムが統治していた赤瓜礁を含めた南沙諸島における領有権をめぐって中国人民解放軍がベトナム海軍に攻撃を仕掛けた赤瓜礁海戦」と呼ばれるこの戦いで、中国側が勝利を収める。事実上中国が支配し、海南省に組み込んでいる。
海面すれすれの岩盤の上に、通称「高脚屋」 と呼ばれる木造の小屋をたて、権利を主張。           
             高脚屋                                 コンクリート建造物
イメージ 14
イメージ 3
のちには、コンクリート等で建造物を建築し、「中国赤瓜」、「祖国万歳」の文字を掲げる。
 
 
 
  

[図解]南シナ海をめぐる状況

 5月7日、ベトナム船に衝突する中国船の映像が伝えられた南シナ海。これに先立つ4月28日、フィリピンと米国が新しい軍事協定に調印しました。これによって、海上警備などに関する米軍の訓練や、フィリピン軍との合同演習が増えるとみられます。この軍事協力の背景には、ベトナムと同様、フィリピンが中国と南シナ海で対立を深めていることがあります。


フィリピンと米国の軍事協力

 米国の植民地だったフィリピンは、1946年に独立。独立後も米国との関係が強く、冷戦期には米軍基地も置かれていました。



 しかし、米兵による犯罪が多発していたこともあり、フィリピン国内では米軍基地への不満が拡大。冷戦終結後の1991年、当時アジア最大の米軍基地だったスービック海軍基地がフィリピン政府に返還されました。これ以降、両軍の合同演習は継続されたものの、フィリピンに米軍が駐留することはなくなったのです。



 こうして、一度は疎遠になったフィリピンと米国の軍事協力は、今回の新軍事協定で、再び活発になるとみられます。

南シナ海の領有権問題

 この方針転換をフィリピンに促したのは、中国の海洋進出でした。フィリピンと中国は、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)などの領有をめぐって対立しています。この一帯には海底油田が確認されています。特に2012年4月、この海域で操業していた中国漁船がフィリピン海軍に拿捕され、これに中国の監視船が出動して以来、緊張が高まっているのです。



 フィリピンは、やはり南シナ海で、中国との間に領有権問題を抱えるベトナムやマレーシアなどと連携。周辺のASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国を巻き込んで、南シナ海での現状凍結や紛争の平和的処理に関する「行動規範」の策定を目指しています。しかし、中国が「二国間での交渉」を強調しているだけでなく、直接関係ない周辺国は中国との関係悪化を恐れて、これに消極的。そのため、法的拘束力のあるルールは策定できていません。



 さらに、フィリピンは2013年1月、中国がスカボロー礁に建物を建て始めたと批判し、国際海洋法条約に基づいて仲裁裁判所に提訴。しかし、中国がこれに応じていないため、審理には至っていません。

              ☆

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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

    ★

 ■御知らせ3■

【緊急宮古島講演 沖縄在住ジャーナリスト・恵隆之介氏】 

「海の武士道DVD□BOOK」・山形県中学校道徳教本指定
・東京都、神奈川埼玉両県教育委員会指定道徳副読本       
「昭和天皇の艦長□沖縄出身提督漢那憲和の生涯」
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〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

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コメント (6)

竹富町が消滅!?

2014-05-14 08:01:53 | 八重山教科書採択問題

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[大弦小弦]2040年、地方消滅…

沖縄タイムス 2014年5月11日 06:00
 

 2040年、地方消滅。若者は仕事を求めて東京へと向かい大都市だけが残る「極点社会」が到来。子育てがしにくい大都市の出生率は低く、国全体の人口が減り続ける「人口のブラックホール現象」が起きる

▼有識者らでつくる日本創成会議の座長を務める増田寛也元総務相らが『中央公論』(13年12月号)に発表した戦慄(せんりつ)のリポートである。その怖さはちょっとしたホラー映画をしのぐ

▼創成会議は、子どもを産む中心世代の20~39歳の若年女性に着目し、独自の人口推計を公表する。一つの自治体で若年女性が50%以上減少すると、いくら出生率が上がっても、人口減に歯止めがかからないからだ

▼人が減ると、学校や病院といった生活インフラの維持が困難になる。働く場が減り、地域コミュニティーも衰退。自治体の運営は厳しくなり、町が消えるというシミュレーションである

▼全国の約半数にあたる896市区町村が、2010年からの30年間で若い女性が半分以下に減る「消滅可能性都市」と位置づけられる。若年女性が7割以上減って149人と試算される竹富町など県内10町村も含まれる

▼「全国一出生率の高い沖縄は大丈夫」と何となく思ってはいないか。沖縄の人口も、もう10年もすれば減少に転じる。遠い将来の話ではないだけに、楽観論を挟む余地がない。(森田美奈子)

                           ☆

出産可能な女性がいなくなれば、その自治体の人口が急減し自治体が消滅することは自然の流れ。

2007年、当時の柳澤厚生労働大臣が、人口減少対策の講演会で女性を子どもを産む機械に例えたことが大問題となり、マスコミのバッシングを受けたことがあった。⇒2007(平成19)年柳澤厚生労働大臣「女性は産む機械」発言 ...

柳沢元大臣の発言の当否はさておき、あれから7年経って柳沢氏が懸念したとおり、出産可能な若い女性が減って、沖縄タイムスの上記コラムも「全国一出生率の高い沖縄」も「もう10年もすれば減少に転じる」と懸念しているし、菅官房長官も「大きな警鐘」と発言している。

上記コラムではあえて触れていないが、沖縄で消滅の可能性が一番大きい自治体は竹富町だということを数字が示している。

竹富島といえば文科省の是正指導に反旗を翻し、現在でも「違法状態」を継続中で、全国的に悪名をとどろかした自治体である。

現在竹富町の人口は既に4千人を割っており、そんな中で20歳から39歳までの若い女性の減少率が飛びぬけて高いというなら、竹富町が消滅する自治体の最有力候補といわれるのも仕方がない。

その竹富島の教育委が教科書採択で八重山地区採択協議会(石垣市、竹富町、与那国町の3市町村で構成)を離脱し、単独で教科書採択をするという。

竹富町というと県沖縄人の間でも竹富島単一で構成されていると誤解する人が多い。

だが、竹富町は竹富島、西表島など多数の離島で構成されており、そのうち有人島は9箇所もある。

お互いの島同士の連絡が不便なので、竹富町町役場は町外の石垣島(石垣市)にある。

町内の各島への航路は基本的に石垣島を起点としており、各島間を相互に連絡する航路はほとんどないためである。

ということは竹富町民は石垣市と同じ文化圏に存在することは竹富町民が一番承知しているはずだ。

高校のない竹富町の中学生の大部分は石垣市内にある県立の八重山高校や八重山商工高校、八重山農林高校ら三つの高校に進学する。

高校に進学しても石垣市や与那国町の中学生とは異なる教科書の竹富町の中学生が大きなハンディを持つことは誰の眼にもあきらかであり、文科省も「法の趣旨」から竹富町の単独採択には反対の意見である。

ところが竹富町の要望の決裁権を持つ県教委は竹富町の我がままを指導することなく、そのまま認める公算が大きい。

大人たちのイデオロギーの犠牲になるになるのは、いつも子どもたちである。

八重山日報2014年5月14日

竹富町「離脱」の意思確認 諸見里教育長が3教委訪問 教科書問題 21日決定

 竹富町が教科書採択で八重山採択地区協議会から離脱する意向を示している問題で、県教育委員会の諸見里明教育長は12、13の両日、八重山3市町の教育委員会を訪問した。訪問後、諸見里教育長は石垣市で取材に対し「(離脱の)意思を確認できた」と述べ、21日の県教委定例会で、竹富町の離脱が承認されるとの見通しを改めて示した。

 諸見里教育長は12日に竹富町、与那国町教委、13日に市教委をを訪れた。竹富町教委は重ねて離脱の意思を示した。諸見里教育長は石垣市、与那国町教委に対し、21日に竹富町の離脱を承認すると説明。両市町は「八重山は一つ」だとして離脱は好ましくないとの認識を示したが、県教委が離脱を承認した場合は、決定を尊重する考えを伝えた。

               ☆

文科省の反対に逆らってまで、県教委が竹富町のわがままを認める理由は、竹富町の現在の「違法状態」に扇動・指導したのはほかならぬ県教委自身(当時の大城県教育長、狩俣課長ら)であるからだ。

仮に県教委が竹富町の離脱(単独採択)を拒否したら、「こんな私に誰がした!」と竹富町教委に反撃されるのが目に見えている。

繰り返すが、消滅寸前の自治体といわれる竹富町が八重山採択協議会を離脱し、単独で教科書採択をするのは竹富町の子どもたちにとっては大きなハンディになる。

大人たちのイデオロギーの犠牲になるのは子どもたち!(怒)

消滅寸前のくせに、h消滅寸前の竹富町が教科書採択の調査研究も単独で行うという。

イデオロギー闘争に明け暮れる竹富町教委の面々に、

バカヤロー!身の程をわきまえよ!

と言っておく。

 

【おまけ】

八重山日報2014年5月14日 

順法精神の大切さ強調 玉津教育長が新採用職員に

 
講話で順法精神の大切さを訴える玉津教育長=13日午後、県立石垣青少年の家
講話で順法精神の大切さを訴える玉津教育長=13日午後、県立石垣青少年の家

 石垣市教育委員会の玉津博克教育長は13日、県立石垣青少年の家で開かれた新規採用職員研修会で講話し、教科書問題をめぐる法改正を例に、順法精神の大切さを説いた。


 教科書問題を受け、国会は教科書無償措置法を改正した。来年4月から施行する。法改正では、採択地区を構成する複数の市町村は、採択地区協議会の選定に従って教科書を採択することが明文化された。


 玉津教育長は「教科書問題では県、竹富町、石垣市で教科書無償措置法の解釈が異なっていたが(法改正で)立法府の判断が示された」と強調。立法府が市教委の法解釈を支持した結果としての法改正との認識を示した。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

                 

玉津教育長が説く「順法精神の大切さ」は違法状態を恥とも思わない慶田盛竹富町教育長と諸見里県教育長に聞いてほしい文言だ。

だが、馬の耳の念仏いや、噛み付き猿の耳に説法といった方が的を射ているだろう。

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 ■御知らせ■

5・15 祖国復帰記念

頑張れ日本全国行動委員会 IN沖縄

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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

    ★

 ■御知らせ3■

【緊急宮古島講演 沖縄在住ジャーナリスト・恵隆之介氏】 

「海の武士道DVD□BOOK」・山形県中学校道徳教本指定
・東京都、神奈川埼玉両県教育委員会指定道徳副読本       
「昭和天皇の艦長□沖縄出身提督漢那憲和の生涯」
昭和天皇最期の御枕元にあった天覧本。作家阿川弘之氏に文芸春秋で紹介され時を経て再び復刊と至った。

「中国が沖縄を奪う日」
沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
などの著者

平成の久松五勇士再び船に乗り込む時来たり。
宮古島の皆さん、惠先生の熱い心情に触れ、今再びアララガマ!で船を漕ぎ出しましょう!


講師・惠隆之介先生
演題・「忘れられた戦後史」(沖縄の戦後は米国のおかげで発展)
日時・6月4日(水)
19時~21時(18時~受付)     
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
主催・宮古島を取り巻く国際政情を学び子供を守る親の会

問合わせ、申し込み(nmanukan11@yahoo.co.jp)

宮古島にご家族や親戚、友人知人がいる方、お声かけをお願いします!

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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

新発売・「かみつく5」は県内書店で発売中

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コメント (4)

共同通信が捏造記事配信、ヘンリー・ストークス氏の翻訳本

2014-05-13 06:56:13 | 県知事選
2014年05月08日19時01分

南京虐殺否定を無断加筆 ベストセラーの翻訳者

 共同通信の取材に答える英国人の著者ヘンリー・ストークス氏=7日、東京都千代田区写真拡大

 共同通信の取材に答える英国人の著者ヘンリー・ストークス氏=7日、東京都千代田区

 米ニューヨーク・タイムズ紙の元東京支局長が、ベストセラーの自著「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)で、日本軍による「『南京大虐殺』はなかった」と主張した部分は、著者に無断で翻訳者が書き加えていたことが8日明らかになった。

 英国人の著者ヘンリー・ストークス氏は共同通信に「後から付け加えられた。修正する必要がある」と述べた。翻訳者の藤田裕行氏は加筆を認め「2人の間で解釈に違いがあると思う。誤解が生じたとすれば私に責任がある」と語った。

 同書はストークス氏が、第2次大戦はアジア諸国を欧米の植民地支配から解放する戦争だったと主張する内容。「歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。それは、中華民国政府が捏造したプロパガンダだった」と記述している。

 だがストークス氏は「そうは言えない。(この文章は)私のものでない」と言明。「大虐殺」より「事件」という表現が的確とした上で「非常に恐ろしい事件が起きたかと問われればイエスだ」と述べた。

 藤田氏は「『南京大虐殺』とかぎ括弧付きで表記したのは、30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかったという趣旨だ」と説明した。

 だが同書中にその説明はなく、ストークス氏は「わけの分からない釈明だ」と批判した。

 同書は昨年12月に発売、約10万部が売れた。ストークス氏単独の著書という体裁だが、大部分は同氏とのインタビューを基に藤田氏が日本語で書き下ろしたという。藤田氏は、日本の戦争責任を否定する立場。ストークス氏に同書の詳細な内容を説明しておらず、日本語を十分に読めないストークス氏は、取材を受けるまで問題の部分を承知していなかった。

 関係者によると、インタビューの録音テープを文書化したスタッフの1人は、南京大虐殺や従軍慰安婦に関するストークス氏の発言が「文脈と異なる形で引用され故意に無視された」として辞職した。(共同=ベン・ドゥーリー、木村一浩)

                            ☆

ざっくり言うとこういうことらしい。
  • ベストセラーの翻訳者が「日本軍による南京大虐殺はなかった」と無断加筆した
  • 英国人の著者が「後から付け加えられた。修正の必要がある」と述べた
  • 翻訳者は加筆を認め「誤解が生じたとすれば私に責任がある」と語った

琉球新報・社説

無断加筆 もはや「捏造」に等しい

2014年5月10日 


 何かを主張したければ、自身の名の下に、自身の責任で主張すればいい。誰かの発言のように装って主張するのは卑怯(ひきょう)である。
 米ニューヨーク・タイムズ紙の元東京支局長の著書「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)で、「日本軍による『南京大虐殺』はなかった」と主張した部分は、著者に無断で翻訳者が書き加えていたことが分かった。
 このような行為はもはや「編集」とは言えず、「捏造(ねつぞう)」に等しい。少なくとも現行の本はいったん回収し、無断加筆した部分を削除して、版を改めて発行すべきだ。
 問題の部分はこう記す。「歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。それは、中華民国政府が捏造した、プロパガンダだ」
 これに対し著者のヘンリー・ストークス氏は「そうは言えない。(この文章は)私のものではない。大虐殺と呼べないにせよ、南京で何か非常に恐ろしい事件が起きたかと問われれば、答えはイエスだ」と明言している。
 翻訳者の藤田裕行氏は「『南京大虐殺』とかぎ括弧付きで表記したのは、30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかったという趣旨」と言うが、ストークス氏は「訳の分からない釈明」と一蹴する。
 そもそもこれはストークス氏単独の著書という体裁だが、大部分は同氏へのインタビューを基に藤田氏が日本語で書き下ろした。藤田氏はストークス氏に詳細な内容を説明しておらず、日本語を十分に読めないストークス氏は、取材を受けるまで問題部分を承知していなかった。このような手法が許されるのか。
 録音を文書化したスタッフは、ストークス氏の発言が「文脈と異なる形で引用され、故意に無視された」ことを理由に辞めたという。
 藤田氏は南京大虐殺や従軍慰安婦を否定する保守派団体「史実を世界に発信する会」の中心人物の一人だ。自分の著作で書くのでなく、あえて今回のような体裁にした理由について「外国特派員がこういう話をしたら面白いと思った。私が書いたら『あれは右翼だ』と言われる」と説明する。
 この団体の加瀬英明代表も、韓国人著者の原稿に大幅な加筆修正をしたとして批判されたことがある。そんな手法を意図的に繰り返しているとすれば、看過できない。

                           ☆

捏造記事はお得意の琉球新報が、捏造批判の社説を書くとは、ブラックユーモアだが、琉球新報がニュース提供を受けているのが共同通信。

そして共同通信の反日報道といえばあの朝日さえ裸足で逃げるほど。

反日弁護士猿田佐世氏と組んで捏造記事を配信し、米国務省日本部長をしていたケビン・メア氏を辞任に追い込んだことは記憶に新しい。

ケビン・メアの反撃!そこまで言っても委員会で

藤岡信勝拓大教授のFBによるとこの共同記事は「メア発言」同様の嘘捏造記事だったという。

出版元の祥伝社がHPで声明文を発表しているが、おそらく共同通信はこの「不都合な真実」を黙殺するだろう。

翻訳者の藤田裕行氏と祥伝社は直ちに共同通信に謝罪を求め、応じない場合は法的措置をとるべきだ。

共同通信の偏向報道はある意味で朝日より悪質である。

琉球新報、沖縄タイムスなどの地方紙は共同通信の記事をそのまま丸投げで配信するため、地方では朝日などの全国紙より影響が大きいからだ。

共同通信の今回の手口は、まさしく反日サヨクが保守層を叩くやり方の典型である。

南京虐殺、従軍慰安婦、沖縄集団自決の三大歴史歪曲問題では、反日サヨクの論法は、保守側が、いかに嘘つきで、真実を歪曲しようとしているかという印象を、虚実ないまぜて攻撃してくる。

今回の共同記事はその南京虐殺版だ。

以下は拓大教授藤岡先信勝先生のフェイスブックより引用。(活字の色は分かりやすくするために紹介者の南木様がつけました)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヘンリー・ストークス氏は日本で記事を書いている欧米の記者の中で、日本の戦争を肯定的に評価するに至った最初の人物である。

その著書『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)は大反響を呼び、10万部を超えるベストセラーとなった。

 

南京大虐殺についても、同書122ページには、「このことからも『南京大虐殺』などなかったことは、明白だ。歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。それは、中華民国政府が捏造した、プロパガンダだった」と書かれている。
 

ところが、共同通信は5月8日19時に以下の記事を配信した。

 

 【米ニューヨーク・タイムズ紙の元東京支局長が、ベストセラーの自著「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)で、日本軍による「『南京大虐殺』はなかった」と主張した部分は、著者に無断で翻訳者が書き加えていたことが8日明らかになった。

 

 英国人の著者ヘンリー・ストークス氏は共同通信に「後から付け加えられた。修正する必要がある」と述べた。翻訳者の藤田裕行氏は加筆を認め「2人の間で解釈に違いがあると思う。誤解が生じたとすれば私に責任がある」と語った。

 

 同書はストークス氏が、第2次大戦はアジア諸国を欧米の植民地支配から解放する戦争だったと主張する内容。「歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。それは、中華民国政府が捏造したプロパガンダだった」と記述している。

 

 だがストークス氏は「そうは言えない。(この文章は)私のものでない」と言明。「大虐殺」より「事件」という表現が的確とした上で「非常に恐ろしい事件が起きたかと問われればイエスだ」と述べた。

 

 藤田氏は「『南京大虐殺』とかぎ括弧付きで表記したのは、30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかったという趣旨だ」と説明した。

 

 だが同書中にその説明はなく、ストークス氏は「わけの分からない釈明だ」と批判した。

 

 同書は昨年12月に発売、約10万部が売れた。ストークス氏単独の著書という体裁だが、大部分は同氏とのインタビューを基に藤田氏が日本語で書き下ろしたという。藤田氏は、日本の戦争責任を否定する立場。ストークス氏に同書の詳細な内容を説明しておらず、日本語を十分に読めないストークス氏は、取材を受けるまで問題の部分を承知していなかった。

 

 関係者によると、インタビューの録音テープを文書化したスタッフの1人は、南京大虐殺や従軍慰安婦に関するストークス氏の発言が「文脈と異なる形で引用され故意に無視された」として辞職した。(共同=ベン・ドゥーリー、木村一浩)】

 

2014/05/08 19:00 【共同通信】

 


 これについて、版元の祥伝社は、9日午後次の声明を同社の公式ホームページに発表した。

 

【祥伝社HP掲載のお知らせ 『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』に関する各社報道について(PDF)
http://www.shodensha.co.jp/kokuchi/kokuchi.pdf

当該書の各社報道について、問い合わせをいただいておりますが、あらためて著者の見解を確認したところ、以下のようなものでした。
著者からのメッセージをここに掲載します。

 

株式会社 祥伝社

 


  著者の見解

 

1. 共同通信の取材に基づく一連の記事は、著者の意見を反映しておらず、誤りです。

 

2. 「(南京)虐殺否定を無断加筆 ベストセラー翻訳者」との見出しも事実ではありません。

 

3. 著者と翻訳者の藤田裕行氏との間で、本の内容をめぐって意思の疎通を欠いていたとの報道がありますが、事実と著しく異なります。

 

4. 共同通信は、1937年12月に南京で起きた事に関する第5章の最後の2行の日本語訳が著者の見解を反映していないと報じています。共同通信は、針小棒大にしています。
著者の見解は「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。大虐殺という言葉は、起きた事を正しく表現していない。元々、それは中華民国政府のプロパガンダだった」というものです。

 

5. 本書に記載されたことは、すべて著者の見解です。祥伝社と著者は、問題となっている2行の記述についても訂正する必要を認めません。

 

ヘンリー・スコット・ストークス

 

Regarding the news reports of various media, we inquired with the author and obtained the statements below.

 

Shodensha co.,ltd

 


The Note from the Author

 

1. Various reports based on Kyodo News are wrong and they do not reflect the author's opinion.

 

2. The cross-head of Kyodo News which says "Best-seller translater added lines to deny Nanking Massacre without author's consultation" is not true.

 

3. The reports which says the author and the transrater, Hiroyuki Fujita, lacked communication regarding book contents is wrong and far from the truth.

 

4. It was reported by Kyodo News that the last 2 lines of the Japanese translation of Chapter 5 regarding what happened in Nanking on December 1937 did not reflect the author's view. The Kyodo News made a big deal out of it.
The author's opinion is: The so-called "Nanking Massacre" never took place. The word "Massacre" is not right to indicate what happened. It was originally a propaganda tool of the KMT government.

 

5. The above statements are all based on my opinion.
The publisher, Shodensha, and the author agreed that we have no need to make any corrections for the 2 lines in question at this stage.

 

The author
Henry Scott Storks

 


  *以上の祥伝社関係の文章は、PDFファイルで写真のようになっていて、文字データにすることができません。それをYuko Kondo 様が、英文を含め書き写して下さいました。それを利用させていただきました。Kondo様、ありがとうございました。(藤岡)

 

 情報戦は熾烈さを増している。どんなスキをも狙って敵は攻撃してくる。ストークス氏は明白に共同通信の報道を否定している。何があったのか、いずれ明らかになるだろう。

 

以上、藤岡先生のフェイスブックより引用。

                    ☆

最後に琉球新報の社説から一部引用する。

>誰かの発言のように装って主張するのは卑怯(ひきょう)である。

誰かの発言を裏取り(出版社への)もせず垂れ流すことは、卑怯を通り越して犯罪である。

【追記】

情報を提供知れ下さったアドレス様のコメントを掲載します。

●祥伝社HP掲載のお知らせ 『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』に関する各社報道について(PDF)
http://www.shodensha.co.jp/kokuchi/kokuchi.pdf
当該書の各社報道について、問い合わせをいただいておりますが、あらためて著者の見解を確認したところ、以下のようなものでした。
著者からのメッセージをここに掲載します。
株式会社 祥伝社

 著者の見解
1. 共同通信の取材に基づく一連の記事は、著者の意見を反映しておらず、誤りです。
2. 「(南京)虐殺否定を無断加筆 ベストセラー翻訳者」との見出しも事実ではありません。
3. 著者と翻訳者の藤田裕行氏との間で、本の内容をめぐって意思の疎通を欠いていたとの報道がありますが、事実と著しく異なります。
4. 共同通信は、1937年12月に南京で起きた事に関する第5章の最後の2行の日本語訳が著者の見解を反映していないと報じています。
共同通信は、針小棒大にしています。著者の見解は「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。
大虐殺という言葉は、起きた事を正しく表現していない。元々、それは中華民国政府のプロパガンダだった」というものです。
5. 本書に記載されたことは、すべて著者の見解です。祥伝社と著者は、問題となっている2行の記述についても訂正する必要を認めません。

(・o・)こういう事実だって知らんぷりする沖縄マスゴミ最悪だな

 

【おまけ】

昨日のエントリーで朝日の取材を受けた琉球大学学生の外間完信さんのコメットをFBから拾って紹介します。

           ☆

前に朝日新聞の取材を受けたのですが、本日5月11日付け『朝日新聞』の1面及び33(社会)面で、記事にして頂きました。

あんまりにも「左傾」している県内の言論空間を、「真ん中」に戻そうとする沖縄の若者層たちということで、他の方々と一緒に私も実名で紹介され、

「中国が覇権主義的動きを露骨に行っている現在、在沖米軍基地は東アジアの安定化装置として機能している。基地撤去などすれば、却って侵略や紛争の危機が高まる。だから、基地は必要だし、沖縄の役割は大きい。しかし、日本が独立国家として米国と付き合うには、憲法9条2項を改正して国防軍を保持し、自分の領土、領空くらいは自分で守れるようにすべき。」と取材で答えたのが、かなり省略されてはいるものの、私のコメントとして載っております。

...

反基地論者のコメントも一緒に載せられており、反論したいものばかりですが、まず、載せていただいたことは、有難いです。

もっと見る
 
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外間 完信さんの写真
 
外間 完信さんの写真
 
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コメント (5)

朝日がすっぱぬいた沖縄の新しいうねり!

2014-05-12 05:08:45 | 県知事選

 

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八重山日報 2014年5月11日

中国とベトナムの公船衝突事件を…

 

 中国とベトナムの公船衝突事件を知り、思い出した光景があった。昨年5月、記者が漁船に同乗して尖閣諸島の周辺海域に行った際、領海侵犯して近づいてきた中国公船「海監」3隻が漁船に体当たりしようとしたのだ◆巨大な中国公船が、くり船のような漁船に襲いかかって来たのである。海上保安庁の巡視船が間に割って入り、中国公船をけん制したため事なきを得たが、中国側が本気だったら、漁船はこっぱみじんだったに違いない。中国公船はこのあと、数時間にわたって漁船を包囲し、我が物顔で航行を続けた◆南シナ海の事件で、中国はベトナム艦船が衝突してきたと主張しているようだが、尖閣海域で中国公船の振る舞いを目撃した経験からすれば、体当たりしたのは間違いなく中国公船だ◆尖閣周辺の中国公船はかなり横暴な態度だったが、日本の巡視船のほうが数で勝っていたためか、漁船への実力行使はためらっていたようだった。南シナ海ではベトナムに対し、中国公船の数が圧倒的に優勢だという。やりたい放題だろうと想像できる◆きょうの南シナ海が、あすの東シナ海となるかも知れない。尖閣周辺でも南シナ海でも、中国がやっていることの本質は同じだ。海洋進出にまい進する中国の姿は、すなわち強盗国家といえる

                               ☆

南シナ海の中越船衝突事件で、中国側は「ベトナム側が追突」と主張した。

だが、筆者は中国側の主張は嘘であると直感的に感じた。

尖閣沖で中国船側が国の海自船に衝突した事例を知っているからだ。 

事件から2日後の9日の沖縄タイムスは中国側の主張を鵜呑みにして「越側が衝突」との見出しを使った。

ところが当日記のような個人ブログでさえもベトナム側が公表した衝突時の動画を8日の時点で確認していた。

沖縄タイムスがこの動画を見ていないはずはない。

ところが、中国様が先に衝突を仕掛けたなどとは口が裂けても言えず、中国様の主張をそのまま掲載したのだろう。

(※)ベトナムが公開した映像によると、ベトナム船の後尾に中国船が追突する様子が鮮明に映っている。

  
では中国崇拝では沖縄タイムスに勝るとも劣らない朝日新聞はこの事件をどのように報道したか。
 
当日記が9日付けブログで、ベトナムが公表した動画を紹介した(ベトナムの教訓を傍観する沖縄タイムス)が、同じく天下の大朝日がこの動画見ていないはずはない。
 
ところが朝日はこの動画を黙殺して、9日付で“中国政府反論「ベトナム船、171回衝突」 という中国側の真っ赤な嘘をシレッと掲載している。
 
尖閣の先例からいっても疑って当然の中国側の反論に一切の疑いも示さず、中国側のコメントを何の検証もせず、そのまま見出しに使っている。
 
朝日が読者に対し、中国に有利な印象操作をしていることは明らかである。

0509朝日3_convert_20140510125140
5月9日の朝日朝刊の記事。中国の主張をそのまま垂れれ流している

 

中国政府反論「ベトナム船、171回衝突」 南シナ海、対立深まる(2014/05/09)

中国がベトナムの排他的経済水域(EEZ)内の南シナ海で石油掘削活動を再開し、両国の巡視船が衝突を繰り返している問題で、中国外務省は8日夕に記者会見し、「ベトナムの船35隻が5日間で計171回ぶつかってきた」などと反論した。ベトナムは「中国船が26回ぶつかってきた」としており、主張が真っ向から対立した。

 

>主張が真っ向から対立した。

当事国に中国が絡む場合、主張が真っ向から対立するのは想定内だが、この記事の時点でベトナムは衝突場面の動画を発表しており、どちらが追突したかは明らかになっていた。

それを喧嘩両成敗の印象記事で加害国たる中国を擁護する朝日記事。

 喧嘩両成敗といえば天下の国営放送NHKも5月9日の時点で「中国とベトナムの当局の船どうしの衝突」などと中国にも言い分があるような中国擁護の印象操作に必死である。

 南シナ海で中越にらみ合い 長期化の様相

 
NHKニュース 5月9日 5時09分
南シナ海で中越にらみ合い 長期化の様相
 

<南シナ海で起きた、中国とベトナムの当局の船どうしの衝突は、双方のにらみ合いが続いており、中国外務省はベトナム側が先に船を撤収しないかぎり、話し合いには応じない姿勢を示し、事態は長期化する様相を見せています。>

                         ☆

ここで問題提起のため読者の東子さんのコメントを紹介する。

「南シナ海の緊張 容認できぬ中国の行動 2014年5月10日」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/538312.html

>中国の行動は横暴であり容認できない。
>今も軍事力を背景に威圧的な行動をやめず、周辺国の脅威となっている。
>中国とベトナムは冷静に再発防止を図ってほしい。
>航行の安全確保のためにも、日米とASEANの連携が重要である。

“あの”北海道新聞が中国を批難。


「反「基地反対」、沖縄に台頭 若者ら活動「中国が脅威」泗水康信 2014年5月11日」
http://www.asahi.com/articles/ASG5B5H2CG5BTIPE01G.html

>「You are our good friends」。
>反対車線の歩道で、米軍への感謝を記した横断幕を広げ、手を振る。
>スーツ、Tシャツ、ジーパン。様々な格好の中年の男女20人ほどだ。
>「地元では基地や米兵に親しみを感じている人もいる」。
>昨年3月から活動を始めた手登根(てどこん)安則さん(50)は言う。

“あの”朝日新聞に手登根さんが、載った。
基地反対に反対の人のことが、記事になった。


日本のメディアは、尖閣問題で中国の悪行を隠してきたけど、いよいよ隠しきれなくなってきた。

                  ☆

>“あの”北海道新聞が中国を批難。

北海道新聞でさえ中国の悪行に黙っておれないというのに、朝日や沖縄タイムスが依然として中国擁護の印象操作をするのには呆れる以外に言葉はない。

ところが驚いたことが起きた。

その朝日新聞でさえ報道せざるを得ない新しいうねりが沖縄で起きているのだ。

沖縄で活発化する沖縄の「反『反基地運動』」に目を閉ざすことが出来なくなったのだ。

それが朝日のこの記事。

 

反「基地反対」、沖縄に台頭 若者ら活動「中国が脅威」

泗水康信

2014年5月11日13時35分

 「NO!」のカードが並ぶ。午前7時、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の通称・大山ゲート。オスプレイ配備に反対する十数人が、出入りする軍関係者の車にカードや旗を掲げて叫ぶ。「マリーン(海兵隊)、アウト!」。オスプレイが配備された2012年10月ごろから続く活動だ。

 ここに毎週金曜、別のグループが立つようになった。「You are our good friends」。反対車線の歩道で、米軍への感謝を記した横断幕を広げ、手を振る。スーツ、Tシャツ、ジーパン。様々な格好の中年の男女20人ほどだ。「地元では基地や米兵に親しみを感じている人もいる」。昨年3月から活動を始めた手登根(てどこん)安則さん(50)は言う。

 険しい表情と満面の笑み。道路を挟む二つのグループの視線は重ならない。

 手登根さんは隣の浦添市出身。自動車関係の会社で役員を務める。外資系の自動車販売会社に勤めた父、米国人相手の美容師だった母。県民総所得に占める基地関係収入はいま5%ほどだ。それでも「基地が沖縄経済に占めるウエートも大きい」と語る。

 先月、政府が普天間の移設先とする名護市辺野古に出向いた。前日に移設反対の集会があり、数百人が「基地建設は許さない」と声を上げた砂浜。米軍キャンプ・シュワブとの境の金網に結ばれた抗議のリボンや旗を取り外し、燃えるゴミとして捨てた。「リボンやテープをくくりつけて街を汚す運動は沖縄の恥だ」

・・・・・・・・・

「米軍基地反対」への反発。これまでにない動きが沖縄で表面化している。

15日で本土復帰42年となる基地の島で、何が起きているのか。

3月。買い物客や観光客が行き交う那覇市の中心街で、数人の若者がマイク

を握っていた。「自称平和運動家なる者たち。みんな労働組合、もしくは極左集団じゃないですか」

30代の数人を中心とする「チーム沖縄」の街宣活動だった。代表の森田草土さん(38)は、それが「実態」だという。「左傾化しすぎていたのを真ん中に戻そうとしているんです」

露骨な反「反基地」の訴えに、市民は戸惑う。「金網にテープを巻く人とはがす人、どっちが正しいの?」。普天間飛行場近くの40代の女性は、子どもに聞かれて答えられなかった。「『自分の目で見て判断して』としか言えなかった」。

中国の脅威を訴える

沖縄では12年以降、オスプレイ配備をめぐって反対運動が激しくなった。

反「反基地」の動きは、その反動ともいえる。訴えに共通しているのは、中国の脅威だ。

移設推進の署名活動もあり、「3ヶ月で約7万5千人分が集まった」と県に提出された。琉球大学の外間完信さん(21)は署名をした一人だ。辺野古移転に反対する教授のゼミで学んだ。だが、中国の軍拡を考えると、普天間飛行場を県外や国外に移設させれば、抑止力が失われる」と思う。名刺には

日の丸をあしらう。

県外の女性にこう言われたことがある。「沖縄は基地経済、交付金に依存しておきながら、していないという。物乞いの方がまだ素直でかわいい」。悔しかった。「沖縄は、国防という大事な役割を担う見返りとして利益を得て

いると素直に受け止めるべきだ」 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

肝心の沖縄2紙はこれらの「反『反基地運動』」の存在さえ認めないかのように完全黙殺を続けていた。

ところが、これらの「反・反運動」が無視できないほど活発化してきた現状を看過できなくなった朝日がいち早くこのニュースをすっぱ抜いた。

GJである。

同時に沖縄タイムス、琉球新報の面目丸潰れである。

朝日の悔しさが行間に滲む記事だが、これまで存在すらも無視してきた「反『反基地』」運動の紹介は朝日にしては「不都合な真実」をあえて報道したという点で画期的である。

執筆者の泗水康信記者には未だ新聞記者としての良心が残っていたのだろう。

朝日が沖縄の新しいうねりを報道に踏み切ったことことで、地元の発狂2紙も無視できなくなったと思うのだが・・。

厚顔無恥の発狂2紙のこと、このまま黙殺を続ける公算の方が大きい。

そのうち彼らは、読者から孤立し、読者離れに拍車をかけることになればメデタシ、メデタシである。

 

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 ■御知らせ■

5・15 祖国復帰記念

頑張れ日本全国行動委員会 IN沖縄

(下記の画像をクリックするとPDFデータを開きます。)











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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

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沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
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日時・6月4日(水)
19時~21時(18時~受付)     
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
主催・宮古島を取り巻く国際政情を学び子供を守る親の会

問合わせ、申し込み(nmanukan11@yahoo.co.jp)

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〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

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〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

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コメント (10)

行使できない集団的自衛権は竹光だ

2014-05-11 08:08:59 | 県知事選

 

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八重山日報2014年5月11日

「祖国復帰は沖縄の誇り」 宜野湾で42周年大会

 
沖縄県祖国復帰42周年記念大会が開かれた=10日午後、宜野湾市民会館大ホール
沖縄県祖国復帰42周年記念大会が開かれた=10日午後、宜野湾市民会館大ホール

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」(主催・同実行委員会)が10日、宜野湾市民会館 大ホールで開かれた。第1部の記念式典は保育園児による「教育勅語の奉読」で幕開け。復帰前から教員を務めていた上原義雄氏が「祖国復帰は沖縄の誇り」と題して提言し、当時のエピソードを紹介した。


 上原氏は「当時、安保に賛成する立場をとっていた私は、教職員組合の集会で質問をしました。『自衛隊にも米軍にも反対ならば、誰がどうやって国を守るのですか?』と聞くと彼らは『平和を愛する我々が守る』と答え、私に『バカ野郎!引っ込め!』と罵声を浴びせた」と述べた。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

                         

日の丸を舞台に掲示し国歌斉唱で始まる集会は、どんな大規模な集会でも黙殺するのが沖縄2紙の慣例。 その一方で反戦平和を叫ぶならなら例え十数名の集会でも写真入で報じるのが沖縄2紙。

さて、本日の沖縄タイムス社会面は、「下地島の軍事利用『ノー』」という見出しの「平和行進」を写真つきで報じているが、上記の「祖国復帰42周年記念大会」は、会場で配布した日の丸の小旗や国歌斉唱が気に入らないのか黙殺である。

・・・・と思ったら、あった!

第二社会面の見落としがちな極小のベタ記事でこんな見出しが。

復帰42周年祝う

意義継承訴え

報道によると参加者は800名とのことだが、沖縄タイムスの本音は1000名集まっても2000名集まっても、日の丸を掲げ国歌斉唱をするような不逞の輩の集会など、アリバイ記事を載せただけでもありがたく思え、ということなのだろう。

筆者も参加したが、沖縄選出の衆議院議員・宮崎氏や、桑江沖縄市長、松浦添市長が登壇し挨拶をした。

これまで保守系集会には保守系政治家でも沖縄2紙の目を恐れ、参加を遠慮する傾向にあったが、今回は他にも多くの保守系県議、市議が登壇したのは時代の空気が変わっていくのを肌で感じることが出来た。

ちなみに仲井真県知事は祝辞を代読させたが、地元宜野湾市の佐喜真市長の姿は見えず、祝電さえなかった。

佐喜真市長については、以前翁長那覇市長と一緒に「オスプレイ反対」の音頭とりをしたり「正拳突きでオスプレイを落とす」などのバカげた発言をしたので「本物のバカ」と批判したら、支援者からクレームがついたことが有った。

 

「本物のバカ」が新登場!小池議員の沖縄紙批判に反論?2013-04-02

 

 

 

その後、翁長那覇市長の呪縛が解けたような言動だったので「本物のバカ」を撤回した経緯がある。

国旗を掲げ国歌斉唱することに違和感を感じ、参加を辞退したのならやはり、この男本物のバカだったのだろう。

佐喜真市長より若い松本浦添市長は、国歌について自分の海外留学時の体験を交え、他国の留学生が自国の国歌を誇らしげに歌うのに対し、自分は学校時代国歌を歌ったことは一度もなく、歌詞さえ覚えていないので恥ずかしい思いをした、と吐露してくれた。

そしてその日は余興で出演した幼稚園児たちも一緒に国歌斉唱できたことを喜んでいた。

記念講演は沖縄出身のカメラマン、ボランティア活動家の池間哲郎氏の実体験を映像を使っての講演だった。

政府の援助は一切受けずボランティアと寄付金だけでアジアの子どもたちや恵まれない人達への援助活動続けている話には思わず引き込まれ感動した。

ウチナーンチュでこんなすばらしい活動をしている人物がいることを誇りに思った。 沖縄メディアは池間氏とその活動にについてもっと県民に知らせる義務が有ると思うのだが、保守系集会に講師として呼ばれるような人物を紹介する紙面などないのだろうか。

                                 ☆

沖縄にとっては他人事とも思えない南シナ海の中越衝突事件だが、今朝の沖縄タイムスはまるでこの問題は決着済みであるかのように静かさである。

そんなに中国を批判するのが怖いのだろうか。

ただ、これも見過ごしがちな6面の下部にこんな見出しのアリバイ記事を載せている。

南シナ海の衝突

中国に自制を促す

ASEANが外相が声明

沖縄タイムスにの他人事のような記事に対し、経済紙の日経でさえこのように詳しく報道している。

南シナ海問題に深刻な懸念 ASEAN外相が共同声明
中国をけん制

 

2014/5/10 20:51 (2014/5/11 1:16更新)

 【ネピドー=松井基一】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開き、中国との間で緊張が高まる南シナ海問題について「現状に深刻な懸念を表明する」とする共同声明を発表した。ASEANが南シナ海問題について独自の声明を打ち出すのは極めて異例。同海域で強硬姿勢を強める中国への危機感がASEANの結束を促した形になった。
ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(10日)=AP
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ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(10日)=AP

 ASEANは11日に開く首脳会議でも南シナ海問題を協議する予定。

 声明では関係当事国の自制と平和的手段による問題解決を促し、名指しは避けたものの、中国を強くけん制する内容になった。ASEANと中国は02年に南シナ海問題を平和的に解決する「南シナ海行動宣言」を採択したが、強制力を持たない紳士協定にとどまっている。声明では早期に法的拘束力を持つ「行動規範」に格上げすることも訴えた。

 一方、中国外務省は10日深夜に談話を発表し、「南シナ海問題は中国とASEANの間の問題ではない。一部の国がこの問題を利用して中国とASEANとの友好協力を壊すことに反対する」として、声明の採択を働きかけたベトナムなどを批判した。

 ASEAN加盟国の中では、中国に対して対決姿勢を強めるフィリピンやベトナムと、中国からの多額の経済援助を受けるカンボジアやラオスなどとの間で、大きな温度差がある。南シナ海問題の対応を巡って、これまでASEANの足並みはそろわなかった。

 今回ASEANがまとまったのは、高まる中国の脅威に対して一致して行動しなければ、地域連合としての求心力が低下するとの強い危機感がある。ASEANは15年末、単一市場・生産基地からなるASEAN経済共同体(AEC)の発足も目指している。市場統合を前に加盟国間の意見対立を極力避け、団結を重視した面もある。

               

これに対し中国は、南シナ問題は2国間の問題として反発している。

 中国 「南シナ海は2国間の問題」 (5月11日 5時01分)

ヤクザ国家の中国と2国間では話にならないからこそ、集団の力で圧力を加えるのであり、集団自衛権の重要性が叫ばれるゆえんである。

2国間の交渉を避け、集団で共同声明の発表などで国際世論に訴えれば、中国としても国際世論をを一切無視して好き勝手にふるまうことはできないはずだ。

ベトナムやフィリピンは主権を守るためアメリカや日本をはじめ国際社会と連携して中国に力による領海侵犯の方針転換を迫っていくべきだ。

それには「集団的自衛権は有するが行使は出来ない」などの平和ボケから一刻も早く覚醒しなければ、何の抑止力にもならない。

したがって尖閣防衛の抑止力にもならない。

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【おまけ】

中国の尖閣侵略の抑止力にはオスプレイが有効であるということを示す記事。

米紙、琉球諸島を失うことを恐れる日本が「オスプレイ」など導入へ=中国メディア

 中国メディアの環球網は6日、米国ディフェンス・ニュースの記事を引用し、日本やシンガポール、韓国、台湾がV-22オスプレイを含む各種ヘリコプターの導入を検討していると伝えた。  ディフェンス・ニュースは、東シナ海や南シナ海で日増しに高まる「中国による海上の脅威」に対抗し、人道主義に基づく任務や災害救助活動などに対処するため、日本やシンガポール、韓国、台湾は、ヘリコプターのように離陸でき、飛行機のように飛ぶことのできるオスプレイに関心を示していると伝えた。  さらに、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で焦りを見せる日本は、中国が武力によって尖閣諸島を占拠するのではないかと懸念していると主張。  続けて、「自衛隊はヘリコプターの航続距離と性能を向上させなければ、尖閣諸島だけでなく琉球諸島の一部まで中国に譲ることになりかねないと考えている」と論じた。  日本政府は中期防衛力整備計画で2018年までに17機のオスプレイを導入する方針を決定している。さらに、日本はオスプレイの導入だけではなく、海上保安庁がシルコスキー S-76Dヘリコプターをすでに11機発注していることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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5月21日(水)
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〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

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〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

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中越衝突!中国の大嘘!

2014-05-10 06:58:35 | 県知事選

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■御知らせ■

本日「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」が宜野湾市民会館で行われます。

お誘いあわせの上ぜひご参加ください!!

         記

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生

いよいよ明日の開催です…  真実の日本、そして沖縄の再発見…  振るってのご参加を、お待ちいたします…
<form id="u_0_25" class="live_659340004136460_316526391751760 commentable_item autoexpand_mode" action="/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{&quot;tn&quot;:&quot;]&quot;}" data-live="{&quot;seq&quot;:0}">

■盧溝橋の「一発」

昭和12年7月7日に北京郊外の盧溝橋で起きた日本軍と中国軍との間に一発の銃声が聞こえた。

盧溝橋事件と呼ばれるこの衝突事件。 結局これがシナ事変(日中戦争)勃発の導火線となった。

中国軍は日本軍の発砲だと主張したが、現在では、これは中国第二十九軍が最初に放った一発、が定説である。(秦郁彦『盧溝橋事件の研究』)

今回の中越衝突で、中国側はベトナム船が衝突してきたと主張し、昨日の沖縄タイムスも中国側の主張をそのまま鵜呑みにして、「ベトナム船が衝突してきた」と報じた。

■中国側の大嘘

その後の公開映像などに中国戦が衝突してきたのは明白だが、今朝の沖縄タイムスには「中国の暴挙」に対する記事は1行も掲載されていない。

民主党政権当時の尖閣中国尖閣追突事件でも、中国は同じように日本側が衝突したと主張したことは記憶に新しい。

中国側が衝突してきた証拠写真はこれ。

</form>

中国あきれた言い訳「相手が故意に171回衝突してきた」 ベトナムは提訴視野2014.05.09

 


荒唐無稽な主張を展開した中国外務省国境海洋事務局の易先良副局長(共同)【拡大】

 中国が驚くべき反論をしてきた。ベトナムと領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺で、中国公船がベトナム船に体当たりした映像が公開されたが、中国当局は「ベトナム船が故意に171回衝突してきた」と言い出したのだ。沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国のあきれた主張を聞かされてきただけに、真実か否かの判断は難しくなさそうだ。

 中国外務省国境海洋事務局の易先良副局長は8日、同省で記者会見を開き、「ベトナム側の船が故意に衝突してきた。5月3日から7日までにベトナム側の35隻が171回衝突してきた。(突然の行為に)驚いている」といい、ベトナム側を批判した。

 中国側約80隻と、ベトナム側約30隻がにらみ合うなか、数や装備で劣るベトナム側が1隻あたり5回近い体当たりをするとは信じがたい。加えて、ベトナム当局が前日公開した映像は、2010年9月に尖閣沖で、中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした映像と酷似していた。あの時も、中国側は当初、「巡視船が漁船に衝突した」と主張していた。

 さらに、易氏は「中国側の(石油掘削)作業は主権に基づく正当なものであり、ベトナム側に妨害をやめるよう求める」と強調。菅義偉官房長官が「中国の一方的な活動により、地域の緊張感が高まっている」と憂慮を表明したことにも、「事実を無視した無責任な発言だ」と反発した。

 中国側による「力による現状変更」「自分勝手な主張」を受け、ベトナム外務省高官は、中国を「国際司法機関に提訴することも排除しない」とロイター通信に述べた。

 同様の領有権争いを南シナ海のスカボロー礁で抱え、すでに中国を国際仲裁裁判所に提訴しているフィリピンに同調する姿勢を示したことになる。今後、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国が「反中国」で結束する可能性も出てきた。

               ☆

 >同省で記者会見を開き、「ベトナム側の船が故意に衝突してきた。5月3日から7日までにベトナム側の35隻が171回衝突してきた。(突然の行為に)驚いている」といい、ベトナム側を批判した。

>中国側約80隻と、ベトナム側約30隻がにらみ合うなか、数や装備で劣るベトナム側が1隻あたり5回近い体当たりをするとは信じがたい

171回衝突というが、中国お得意の白髪三千丈の大嘘である。

中国の嘘の歴史を見れば誰でも容易に理解できる。

 

本日の沖縄タイムスは「不都合な真実」である南シナ海の中越衝突事件は跡形もなく消し去っている。まるで、この事件が既に解決したかのように。

そして、3面の最下部の見落としがちな場所にこんなベタ記事が。(※)

ベトナムと

連携を強化

政府、南シナ問題で

回の中越衝突事件は中国が日本シーレーンを封鎖できることを孕み、日本も無関係ではおられない。


何しろ第二次大戦の直接の引き金となったのはABCD包囲ラインによる石油の輸禁であった。

RIMG1365_20120911082016.jpg

現在、日本が輸入する原油の86パーセントは今問題となっているフィリピンやベトナムが中国と対峙している南沙諸島、中沙諸島、つまりシーレーンも通っている。

RIMG1325_2014050909014939c.jpg


南シナ海の中越衝突事件は東シナ海の尖閣諸島を抱えるわが国とって、単に領土問題の教訓としてのみならず、エネルギー源を中東の原油に依存するわが国とっては中国によって生命線とも言えるシーレーンを中国によって断たれることを意味する。

オイルロード2

(※)今朝の沖縄タイムスがベタ記事にして読者の関心を逸らしたニュースはこれだ。

2014.5.9 18:38 [アジア・オセアニア]
 
3日、南シナ海でベトナム船(右)に向けて放水銃を発射する中国船(左)(ベトナム沿岸警備隊提供・ロイター)
 
政府は9日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近くで中国とベトナムの船が衝突した問題を受け、被害を訴えるベトナムとの連携強化に乗り出した。南シナ海のスカボロー礁で中国と対立するフィリピンや、同盟国の米国とも緊密な意思疎通を図る。沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国をけん制するため、国際社会と「対中国包囲網」を形成する狙いがある。
 
岸田文雄外相は9日の記者会見で、衝突について「中国による一方的かつ挑発的な海洋進出活動の一環だ」と強調。「中国はベトナムと国際社会に、自らの活動の根拠を明確に説明すべきだ」と述べ、ベトナムを後押しする姿勢を打ち出した。
 
政府開発援助を使ったベトナムへの巡視船供与計画の実現に向け2国間調整を加速させる方針だ。フィリピン支援でも、昨年7月に巡視船10隻供与を表明した安倍晋三首相の意向を踏まえ、沿岸警備隊の能力向上へ全面協力する。
 
 

中国の嘘をそのまま報道し、わが国領土及びシーレーンを侵犯する中国の暴挙を読者の耳目から遮断しようとする沖縄タイムスは売国新聞である、

と思う方、クリック応援お願いいたします。

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 ■御知らせその2■

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関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

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「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

新発売・「かみつく5」は県内書店で発売中

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コメント (5)

ベトナムの教訓を傍観する沖縄タイムス

2014-05-09 08:08:53 | 県知事選

 

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沖縄タイムスは「フィリピンの教訓」を、尖閣諸島で同じ問題を抱える沖縄の新聞として一面で報じるどころか、共同配信をアリバイ記事として掲載する有様だった。

 
南シナ海における中国の蛮行は、フィリピンのみならずベトナムやインドネシアでも悩みの種である。
 
7日に起きた中国公船とベトナム公船との衝突事件も、本来なら「ベトナムの教訓」として一面トップで報じてもおかしくはないニュースだ。
 
ところが、これを第一報で報じる昨日8日の沖縄タイムスは、またして共同通信の丸写しのアリバイ記事。
 
一般の読者が見過ごしがちな国際面の見出しはこうだ。
 
中越船衝突 負傷者も
 
南シナ海 石油掘削めぐり対立
 
中越のにらみ合いが続き長期化しそうな様相に、本日9日の沖縄タイムスは6面で比較的大きなスペースで報じているが、それでも注目度の高い一面や社会面をあえて避けている。
 
やはりこのニュースは読者には知られたくない「不都合な真実」なのだろう。
 
海洋権益 強気の中国
 
中国・ベトナム 艦船衝突
 
米のアジア重視に挑戦
 
「越側が衝突」 中国主張(※)
 
 
 (※)ベトナムが公開した映像によると、ベトナム船の後尾に中国船が追突する様子が鮮明に映っている。
 
 
 
NHKニュース 5月9日 5時09分
南シナ海で中越にらみ合い 長期化の様相
 
 

南シナ海で起きた、中国とベトナムの当局の船どうしの衝突は、双方のにらみ合いが続いており、中国外務省はベトナム側が先に船を撤収しないかぎり、話し合いには応じない姿勢を示し、事態は長期化する様相を見せています。

この問題は、中国とベトナムが領有権を争っている南シナ海の西沙諸島の周辺海域で、中国の国有石油会社が海底の掘削作業を進めようとしたのに対して、ベトナム側が反発し、7日まで中国とベトナムの当局の船どうしが、複数回、衝突したもので、今も双方のにらみ合いが続いています。
中国外務省国境海洋事務局の易先良副局長は8日、記者会見で、ベトナム側が中国の作業船に故意に衝突したと主張したうえで、「われわれは話し合いにより問題を解決する用意はあるが、その前提はベトナム側が中国への妨害をやめ、船と人員を撤収させることだ」と述べました。
さらに、現場海域での掘削作業については、「合法的で正当なものであり、やめる理由は何もない」として、今後も続ける考えを示しました。
中国側の掘削作業を巡っては、アメリカや日本から「一方的だ」として批判や憂慮の声が出ていますが、易副局長は「中国とベトナムの間の問題であり、いかなる第三国も関係ない」などと述べ、ベトナム側の強い反発に対して中国側も強硬な姿勢を打ち出したことで、事態は長期化する様相を見せています。

中国研究機関「掘削作業の開始は当然」

南シナ海に関する中国政府の研究機関、「中国南海研究院」の呉士存院長は8日、NHKの電話取材に対し、今回の掘削作業の場所は中国が軍を駐留させ、領海の基点としている西沙諸島の島の沖合で、中国の領海内に当たるという立場を強調しました。
南シナ海の領有権問題において、中国はベトナムとは対立を避ける姿勢を示してきただけに今回の行動は唐突だという指摘も出ています。
これについて、呉院長は「現場の海域では10年ほど前から資源探査を行っており、その計画に従えば掘削作業の開始は当然だ。中国当局の船は正常な資源開発を保護するためにいただけだ」と述べ、従来からの計画に沿った行動だと主張しました。

  米 南シナ海掘削を巡り中国を批判 (5月7日 9時05分)
 
                    ☆
 
写真
 

最近の習近平政権の動きは、まだるっこい民主主義(法治主義)国家・日本に住む筆者にとっては、理解困難である。

習政権は6月4日で天安門事件から25年を迎える日を前に、国内の民主活動家や改革派知識人への締め付けを強めている。

中国、著名な人権派弁護士拘束 天安門事件25周年前に

それに加えて東シナ海での尖閣での連日の領海侵犯。

そしてついには今回の南シナ海での暴挙である。

習近平は絶対権力で中華王朝を夢見る第二の毛沢東を目指しているのか。

日本は「集団的自衛権の行使の是非」をめぐって平和ボケした議論を繰り返している。

その間隙を突いて、一気に南シナ海、東シナ海を結ぶシーレーンを手中にする魂胆なのか。

ならば中国側にとっては一歩も引かない「核心的利益」の確保ということだろう。

しかし最近の中国の蛮行は綿密に練られた戦略上の行動とは到底考えにくい。

形だけは世界第二の経済大国に成長したが、内部構造は治癒不可能な重い病に冒されており、国際世論を無視してまで外部に膨張する余裕などないはずだからだ。

j131114_06_01.jpg

 たとえば、我が日本との間では、連日尖閣諸島をめぐって対立が続いている。

今回の中越衝突は昨日や今日の問題ではない。以前から南シナ海ではフィリピンやベトナムとの間で領有権争いも熱を帯びていた。

一方、ウイグル族やチベット族などの少数民族問題の再燃、習主席の暗殺の噂さえ流れる有様だ。

新疆でまた警察襲撃=刃物の容疑者射殺-中国

 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区アクス市で8日午後1時20分(日本時間同2時20分)ごろ、刃物を持った犯人グループが警察官を襲撃、パトロール車両に爆発物を投げ付けた。警察当局は容疑者1人を射殺し、1人を拘束した。この際、警官1人が重傷を負った。

さらにネットの普及と共に言論の自由や民主化を求める声の高まり、体制全体をむしばむ公務員の汚職腐敗の蔓延し、特に政権幹部の汚職は中国伝統の習慣であり治癒不可能といわれている。

また、大陸沿岸部と内陸の貧富の格差拡大や、シャドウバンク(影の銀行)などによる地方政府の不良債権問題、PM2.5をはじめとする環境破壊問題など、到底第二の毛沢東を夢見て強大権力を追い求めていられる場合ではないはずだ。
 
j131114_06_03.jpg

 

 これだけの不安要素を抱えたまま力で外部へ膨張するのはきついと考えたのか、さすがの習主席も
台湾の学生パワーには「要求を理解したい」と軟化した発言をした。
 
5月7日 20時44分
 中国の習近平国家主席は、台湾で中国との経済協定に反対する学生たちが議会を占拠する事態が起きたことを念頭に、「台湾の民衆の要求を理解したい」と述べ、台湾で広がる中国への警戒感を和らげたいねらいがあるものとみられます。

 

中国の蛮行に対し、尖閣を抱えるわが国の対処はGJである。

シナ海、中国の一方的掘削に「根拠と詳細を説明せよ」 菅長官2014.5.8 12:11

 菅義偉(よしひで)官房長官は8日午前の記者会見で、南シナ海でベトナム船と中国公船が衝突したことについて、「中国による一方的な掘削活動の着手で地域の緊張感が高まっていることを深く憂慮している。中国の一方的かつ挑発的な海洋進出活動の一環と受け止めている」と述べた。

 その上で「中国はベトナムや国際社会に対し、自らの活動の根拠や詳細について明確に説明すべきだ」と求めた。

 
安倍首相のNATOでの演説は、今回の中越衝突の前に行われたが、演説内容が正しいことを早速中国自らが行動で裏付けしてくれた。

安倍首相の今回の欧州歴訪も、メッセージによる「中国との戦争」と考えればGJである。

安倍首相:中国軍拡,名指し批判 NATO演説で(5/7毎日
 ブリュッセル念佛明奈】欧州歴訪中の安倍晋三首相は6日午後(日本時間6日夜)、最後の訪問国ベルギーを訪れ、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で演説した。中国に対し、海洋進出や軍拡の傾向が顕著として「我が国を含む国際社会の懸念事項になっている」と名指しで批判。同時に政権が掲げる「積極的平和主義」実現に向け、集団的自衛権の行使容認などのために憲法解釈を見直す必要性を訴えた。

 

 

■御知らせ■

本年も祖国復帰を記念する大会を行います。
琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生

いよいよ明日の開催です…  真実の日本、そして沖縄の再発見…  振るってのご参加を、お待ちいたします…
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 ■御知らせその2■

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〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

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コメント (6)

民主主義とは最悪なり!竹富町の教科書採択

2014-05-08 06:59:45 | 八重山教科書採択問題

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民主主義の本場イギリスの元首相チャーチルの言葉の中にこんなものがある。

「民主主義は最悪の政治形態であると言える。ただし、これまで試されてきたいかなる政治制度を除けば。」
 
いかにも皮肉家チャーチルらしく、民主主義の面倒くささに辟易するチャーチルの言葉は奥深い。
 
最近の文科省の「違法状態」の竹富町に対する対応を見ていると、あまりの対応の遅さに、一瞬「独裁待望論」さえ脳裏を過る今日この頃である。
 
八重山教科書問題(竹富教科書問題)は、当日記ではかなり以前から「終わった」と宣言していた。
 
ところが我々が信奉する民主主義(法治主義)とは真に厄介なもので、教育行政の最高機関である文科省はいまだに竹富町の「違法状態」に対して何の処分もしていない.
 
いや、それどころか最後の手段である提訴さえ着手していない。
 
国の方針に反旗をひるがえす不逞の輩など、北の将軍様なら今頃公開処刑で跡形もなく処理されていただろうし、竹富町教委がラブコールを送る中国様だって、少なくとも身柄拘束くらいはしていただろう。
 
日本の法律は地方の反乱は全く考慮しない性善説で立法されているため、まさか竹富町のような一地方の教育委が法律で決めた国の方針に反逆するような反日主義者の集団であるとは想定外であった。
 
繰り返すが、民主主義とは面倒なものである。
 

教科書採択地区 沖縄県内7町村が変更希望2014年5月7日 10:55

 改正教科書無償措置法が一部施行され、市町村単位での教科書採択が可能になったことを受け、県教委が各市町村教委に実施していた教科書採択地区変更に関する意向調査で、竹富町を含む7町村が採択地区の変更を希望した。7日までに県教育庁が結果をまとめた。

 変更を希望しているのは竹富町、恩納村、伊平屋村、伊是名村、久米島町、北大東村、南大東村。

 県教委は、結果を踏まえ、21日の定例会で新しい採択地区を決める方針。

                                                 ☆

変更を希望しているのは竹富町、恩納村、伊平屋村、伊是名村、久米島町、北大東村、南大東村。

沖縄タイムスは隠れ蓑のように「変更を希望している市町村」として7市町村を並列に挙げているが、竹富町と他の6市町村とでは根本的に変更の意味が異なる。

その理由は下記のRBCニュースを見れば一目瞭然である。

RBCテレビ ↑最新ニュース一覧へ
採択地区アンケート結果公表 7町村が変更希望  (05/07 19:20)

 改正教科書無償措置法の公布を受け、県教育委員会が全ての市町村を対象に行ったアンケートの結果が7日、公表されました。

 このアンケートは先月公布された改正教科書無償措置法で教科書の採択地区が「市・郡」単位から「市町村」単位へと変更されたことを受け、県教育委員会が実施したものです。
 このアンケートで、竹富町、恩納村、伊平屋村、伊是名村、久米島町、南北大東村のあわせて7つの町村が採択地区の変更を希望すると回答しました。
 このうち、竹富町は、八重山採択地区の教科書の選定手続きに問題があるとして単独での採択を求めています。
 また、竹富町以外の6町村は教科書を選ぶ「採択地区」と、一般の教育活動を行う「教育行政区」が異なっているとして「採択地区」の変更を求めています。
 具体的には伊是名村、伊平屋村が島尻採択地区から国頭地区へ、恩納村が国頭採択地区から中頭地区へ、久米島町、南北大東村が島尻採択地区から那覇地区への変更をそれぞれ希望しています。

                

 >竹富町以外の6町村は教科書を選ぶ「採択地区」と、一般の教育活動を行う「教育行政区」が異なっているとして「採択地区」の変更を求めています。

 


>具体的には伊是名村、伊平屋村が島尻採択地区から国頭地区へ、恩納村が国頭採択地区から中頭地区へ、久米島町、南北大東村が島尻採択地区から那覇地区への変更をそれぞれ希望しています。

 

沖縄本島を採択地区に分けると、次のようになる。

 

1)南部⇒島尻採択地区

 

2)中部⇒中頭採択地区

 

3)北部⇒国頭採択地区

 

4)那覇採択地区

 

ところが竹富町の変更希望は他の5市町村のような採択地区の変更ではなく、竹富町単独の採択を希望しているのだ。

小さな離島であり、竹富市役所も石垣市に在る事実や新聞も石垣市のローカル紙を購読している事実から、竹富町は石垣市を含む八重山採択地区と同じ文化圏であることに疑いを持つ人はいない。

ただ竹富町教委のイデオロギーのため八重山採択地区を離脱し単独採択を目論んでいるのはこれまでの経緯から言って明々白々である。

当然文科省もこれには反対している。

 

教科書問題、竹富町の離脱「法の趣旨に反する」 文科省、沖縄県教育長に説明 

文科省の前川喜平初等中等教育局長はこの日、諸見里教育長に「八重山地区は一つの共同採択地区として設定してほしい」と強調。改正法の趣旨が、市町村合併などで従来の採択地区が合わなくなった場合を想定していることや、竹富町は石垣市などと文化圏が一体化しており、離脱すべきではないと訴えた。

              ☆

 

本来なら文科省の意志を汲んで竹富町を指導すべき県教委ができることは、お得意の「結論先送り」か無為無策による「黙認」くらいのもの。

到底竹富町の我侭を指導・是正することは考えられず、黙認することが予想される。

産経新聞が纏めた下記のレポートに当日記は賛成である。

国・県・町の調整不能 新聞社説も混乱に拍車 竹富町の教科書問題

2014.5.5 18:00 (1/4ページ)教科書

 

 沖縄県竹富町の教科書採択問題をめぐり、関係機関の迷走が続いている。周辺3市町でつくる八重山採択地区から離脱し、教科書の単独採択を主張する竹富町教委と、離脱は法の趣旨に反すると批判する文部科学省、両者の板挟みで判断の先送りをくり返す沖縄県教委との間で、調整不能の状態に陥っているのだ。沖縄県教委は、5月下旬にも県内の採択地区を見直す方針だが、その内容次第では今後に禍根を残しそうだ。

■□■

 

 「私たちの思いが全く理解してもらえなかった。こんなに残念なことはない」

 4月17日、文科省を訪れた竹富町の慶田盛安三(けだもり・あんぞう)教育長は同省幹部との会談後、こう言って肩を落した。

 だが、文科省の反応は冷ややかだ。幹部の一人は、「法令違反を理解しろと言われても、無理な話だ」と顔をしかめる。

 竹富町教委は平成23年8月、石垣市や与那国町とつくる八重山採択地区協議会が選定した育鵬社版の中学公民教科書を採択せず、東京書籍版を採択、使用している。このため文科省は今年3月、採択地区で同一の教科書を使うと定めた教科書無償措置法に違反しているとして、竹富町教委に対し是正要求を行った。

しかし、竹富町教委は今年度も東京書籍版の使用を決定した上、採択地区から離脱したいと表明。4月に改正された教科書無償措置法で、採択地区の範囲がこれまでの市郡単位から市町村単位になったため、離脱も可能と判断したのだ。

 これに対し文科省は、法改正の趣旨は市町村合併などで従来の採択地区の枠組みが崩れたのを修正することにあり、石垣市と文化圏が一体化している竹富町には適合しないと指摘。「そもそも竹富町は、違法状態を早急に是正する行政上の義務がある。それをせずには何も進まない」(文科省幹部)と強調する。

■□■

 

 だが、文科省としても、打開に向けた“次の一手”を見いだせない状態だ。竹富町が是正要求に従わなくても、罰則規定はない。文科省としては、違法確認の訴訟を起こすこともできるが、判決までに時間がかかる上、沖縄県教委が竹富町の離脱を認めれば、訴えの利益を失って提訴が却下される可能性もある。

こうした中、朝日新聞が3月15日付の社説で「両方の教科書を使ってみては」と提案したことが、新たな混乱を招くことになった。1冊は正規の教科書、もう1冊は副読本として利用することを勧める内容で、これを“渡りに船”と感じた文科省は4月17日、竹富町の慶田盛(けだもり)教育長に対し、育鵬社版を採択した上で東京書籍版を副読本にしてはどうかと提案したのだ。

 ところが、慶田盛教育長から「子供をだましているみたいだ」と批判され、振り出しに戻ってしまった。

 「竹富町に同調的な記事の多い朝日新聞の提案だけに、下村博文文科相も、町教委の理解を得られると思ったのだろう。結果的には失敗だった」と、文科省関係者は表情を曇らせる。

 朝日新聞広報部は「社説の提案は八重山地区内の3市町に呼びかけたもので、見解は現在も変わらない」などとしている。

■□■

 

 文科省と竹富町の溝が埋まらない中、打開のカギを握るのが、県内の採択地区を割り振る権限を持つ沖縄県教委だ。

しかし、沖縄県教委は昨年10月に文科省から竹富町への是正要求を指示された際、判断の先送りをくり返すなど、解決に向けて積極的に動こうとする姿勢は見られない。竹富町の採択地区離脱の動きについても、「町の意向を尊重せざるを得ない」と、町に判断を委ねた格好だ。

 沖縄県教委は5月下旬の定例会で、離脱の是非を決める方針。地元の教育関係者からは「ルール無視でも構わないと子供たちに誤解されないような対応をしてほしい」(元小中学校長)との声が上がっている。

■□■

 

 八重山採択地区協議会が選定した育鵬社版の中学公民教科書と、竹富町が単独で使用する東京書籍版とはどこが違うのか。育鵬社版は「保守色が強い」、東京書籍版は「左派的」などと、イデオロギー色を指摘する声も一部にあるが、文科省では「教科書検定に合格しており、イデオロギーとは無縁」としている。

 文科省によると、検定合格の教科書はいずれも日本国憲法の基本原則や平和の大切さを詳述しており、学習指導要領から逸脱した思想的内容はみられない。

 ただ、育鵬社版は他社に比べて領土に関する記述が多く、「それが、尖閣諸島問題を抱える石垣市などの教育方針と一致したのだろう」と、石垣市の教育関係者は話す。一方、竹富町が現在使用している東京書籍版は、領土の記述は少ないが、米軍の基地問題を地図付きで大きく取り上げるなどの特色がある。

 文科省関係者は「どちらも国が認めた教科書。中身をみないでレッテル貼りすれば、使用している生徒が混乱する」としている。

 

 

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琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生

 

 

 

 


 


「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

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申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

新発売・「かみつく5」は県内書店で発売中

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集団自決研究の一級資料公開!45年前の星雅彦氏の手記

2014-05-07 06:12:23 | ★集団自決

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「うらそえ文藝」編集長の星雅彦氏が沖縄の知識人の中で誰よりも早い時期に、渡嘉敷島と座間味島で集団自決の生き残りの聞き取り調査をしたことは、当日記で再三紹介した。

ご本人はその当時の心情をうらそえ文藝」(14号2009.5)の上原正稔との一問一答で次のように吐露している。   


  

 うらそえ文藝 第14号 (2009年5月発行)
                     
  特別企画 薩摩侵攻400年
  座談会 琉球文化の交流と成熟
       -薩摩侵攻から琉球以上は-
       田名真之・豊見山和行・小野まさ子・星雅彦
   
  特集 集団自決 
  対談 上原正稔VS星雅彦
     

 星 (略) 
 「また、四〇年ほど前に渡嘉敷島と、座間味島に宿泊して、私は当時の村長と駐在巡査と宮城初校に会って話を聞いたわけです。そのとき何かしっくりせず隠しているなと感じたものです。隊長命令があったとは誰も言わなかったし、なかったとも言えないふうに、非常に曖昧だった。私は七一年の「潮」に「集団自決を追って」という文章を物語風に書いたけれど、わざとぼかして書いた。ある程度の確信はあったが、あの私の逃げ口上的な表現に対しては、今でも忸怩たるものがある。(略)」(タイムスを恫喝した男 2012-06-27 )

さらに当時の取材の模様を雑誌「潮」(1971年11月号)に寄稿しており、集団自決の真相を知るための貴重な資料として当日記でも何度か引用させてもらった。

 例えば過去ブログの沖タイの歪曲記事、故赤松大尉直筆の手紙を届けるでは次のような一節を紹介している。

 《村の指導者たちやその家族や防衛隊の幾人かは、そろって無事で、その集団にまじっていた。みんなひどく興奮していて、狂人のようになっていた。村長は狂ったように逆上して「女子供は足手まといになるから殺してしまえ。早く軍から機関銃を借りてこい!」と叫んだ。その意志を率直に受けて、防衛隊長の屋比久孟祥と役場の兵事主任の新城真順は、集団より先がけて日本軍陣地に駆けこみ、「足手まといになる住民を撃ち殺すから、機関銃を貸してほしい」と願い出て、赤松隊長から「そんな武器は持ち合わせてない」とどなりつけられた。(注・比嘉喜順、伊礼蓉子らの証言。その点、米田惟好は米軍に決死の戦闘を挑むつもりだったと、異議を申し立てている)(雑誌「潮」1971年11月号・星雅彦)》

               ☆

慶良間島で起きた集団自決研究の第一級資料とも言える星雅彦著の雑誌「潮」(1971年11月号)掲載手記が、ヒジャイ出版の季刊誌「沖縄内なる民主主義5号」にその全文が掲載されている。

雑誌「潮」が入手困難な現在、今回の収録は今後の集団自決の検証にとってきわめて貴重な資料になる。

さらにその全文をヒジャイ出版の又吉義隆さんがブログで公開したので、当日記も早速これを全文紹介させて頂いた。

以下は「沖縄に内なる民主主義はあるか」の引用です。

星雅彦氏は一九七一年に軍命はなかったことを書いていた





星雅彦氏は一九七一年に軍命はなかったことを書いていた
「沖縄内なる民主主義5」の「軍命はなかったのになぜ集団自決は起きたか」から転載した。
星氏が軍命令はなかったことをすでに知っていたことが分かる。

集団自決について掲載しているサイトを探していたら、偶然、星雅彦氏が一九七一年に書いた「集団自決を追って」を掲載しているサイトを見つけた。「集団自決を追って」を読んで驚いたのは、集団自決は軍の命令ではないと書いてあることだった。一九七一年は前の年に「沖縄ノート』(著者:大江健三郎)が出版されて「集団自決」は軍命令であったと沖縄の人たちに広がっていた時である。その時に、軍命令はなかったことを沖縄の作家が書いていたのだ。驚くべき事実である。
私はWEBで「集団自決を追って」の出所を調べた。すると一九七一年十一月号の雑誌「潮」に特別企画・「沖縄は日本兵に何をされたか 」に掲載されていたことをつきとめた。同時に掲載してあったのが前号の「沖縄内なる民主主義4」に掲載した赤松嘉次氏 (元海上挺進第三戦隊長)の「私は自決を命令していない」である。前号でも赤松戦隊長が自決命令を出していなかったことを証明したが、星雅彦氏の「集団自決を追って」でも赤松戦隊長が自決命令を出していないことを書いている。それだけではない。赤松隊長が自決命令を出していなかったにも拘わらず村民が集団自決をしたいきさつも書いてある。非常に貴重なドキュメントである。
私は星雅彦氏にお願いして、「集団自決を追って」をこの本に掲載させてくれるようにお願いした。星さんは快諾してくれた。それだけでなく、「雑感」を書いてくれた。


雑感
私が沖縄戦に関心を抱き、執筆するようになったのは、一九六九年の夏頃からだ。県資料室長の名嘉正八郎から「沖縄県史」戦争記録の仕事の依頼を受けたのがきっかけである。早速「沖縄県史第九巻 沖縄戦記録1」に収めるための録音・テープお越し、文章化の仕事などに取り掛かった。
 そのためには事務局の方でセットした各市町村へ出向き、戦争体験者たち数人が区長宅へ集められ、座談会形式で戦争体験を収集するところから始めなければならない。
 多くの話者は痛ましい話ながら坦々と語ったが、ためらいがちに訥々と語る人や、思い出しながら切羽詰って涙ながらに語る人も居た。それでも話し終わった人々の顔は、すっきりとした安堵感が漂っていたと思う。
 現在も証言集の作成は続いているが、四十年前とはかなり違っているようだ。昨今、戦争の話の中に政治やイデオロギーが絡み合って複雑な話し手の心境が伺えるのだ。
 例えば、何かの話の内容に疑惑が入り込んでいたり、虚構性の対象にされたりする。事実らしく書いてあっても事実でない場合があったり、嘘っぱちを書いていながら、事実として受け取られる場合が少なくない。
その点からすると、昔の「潮」(一九七一年十一月号)に私が執筆した「集団自決を追って」は率直そのままの記録だと思う。ただ、周辺の革新系の友人たちに多少気兼ねがあったようで、ふがいなくも私は若干逃げ口上を記してしまった。「悲劇の再現とは、口はばったい言い種である。ただひたすら二十六年前(一九四五年)の悪夢を想像してみたままである」と付記したが、それでもその説話スタイルの中に真実が込められているだろうと自負している。
 
 数年前のある日、大田昌秀氏から電話があって、「あの内容は現地で調べて書いたのか」と問われた。私は「泊りがけで調べました」と答えた。大田氏との対話はそれっきりである。
 集団自決を現地で調べた私には一種の使命感があった気がする。
星雅彦

雑誌「潮」一九七一年十一月号
特別企画・沖縄は日本兵に何をされたか
集団自決を追って

ドキュメント
集団自決を追って
星雅彦(作家)

(本稿は私が当時の村長や駐在巡査や若干の村民から取材した集団自決の内容を、私なりにまとめ、悲劇の再現を試みたものである。いな、悲劇再現とは、口はばったい言種である。ただひたすら二十六年前の悪夢を想像してみたまでである)
  目次
砲弾とどろく渡嘉敷島
米軍上陸で動揺する村民
闇の雨中を西山盆地へ集結
"玉砕するしかない"
「みんな一緒に死のうね」
修羅場と化した西山盆地

二十六年前(一九四五年)に、沖縄戦の最初の上陸地点、慶良間列島の中の渡嘉敦島で、想像を絶するような陰惨な悲劇があった。それは、日本の末端の皇国の民の、玉砕という名のもとに引き起こした"集団自決。である――

砲弾とどろく渡嘉敷島

集団自決があったのは、前夜の雨がやんだ後のくもり空が、茂った木の葉の間から見える西山盆地の雑木林の中で、三月二十八日の午後一時ごろだった。
三月二十三日には、初めての本格的な空襲で、村の役場や郵便局が焼けたので、ほとんどの村民はそれぞれの壕に避難したり、荷物を運んだりした。二十四日も空襲で、二十五日には、艦砲射撃も加わって、島は遠く近く砲弾のとどろく音と地鳴りにあけくれた。
夜になって、無気味な静けさの中で、防衛隊が二人、壕の入口まできて、ウシ(三十七歳の主婦)に向かって「阿嘉島にアメリカーが上陸したそうだ」「阿嘉島の人たちは、みんな玉砕したそうだ」と知らせてくれた。三人の子供をかかえたウシは、この渡嘉敷島の暗い運命を予感して、大変なことになったと思った。

古波蔵村長(三十三歳)は、在郷軍人であった。このさい、日本軍に協カして戦いたい気持ちもあったが、日本の特幹隊は遠くトカシクに本部をおいていて、すぐに行けもせず、また彼は家族といっしょに壕に避難していたので、家族のことも気になって、何度も壕を出たりして、若い青年たちを走らせ情報をキャッチすることに努めていた。が、阿嘉島がやられているとは聞いたが、玉砕したとは聞いてなかった。
安里駐在巡査(二十九歳)は、沖縄本島に妻子を置いて単身一月下旬に赴任したばかりで、島の地形も日本軍のこともよくわからなかった。しかし彼は二、三日前から、赤松隊長を探し出すために、トカシクの山の中を歩き回っていた。日本軍の動きはあわただしく、阿波連に向かって移動していたので、馴れぬ山道をあっちこっち歩いたが、二十五日も二十六日も赤松隊長には逢えなかった。

大本営からの阿嘉島は玉砕した(注.誤報であった)という情報は、安里巡査の耳にも入っていた。誰から聞いたかは憶えてないが、とにかく、巡査よりも村民のほうが先に、戦況やそうした近海の米軍の動きなどをよく感じ取っていた。
敵の軍艦が慶良間海峡に侵入していることは山の上から見ればすぐわかったが、大町大佐が阿嘉島から阿波連の海岸に立ち寄ったということは、極秘中の極秘のはずだが、防衛隊が彼に教えてくれた。安里巡査はあせっていた。小学生まで陣地構築に協力してきた村民が、これから先どうあらねばならぬか、安里巡査は赤松隊長に相談したかったのだ。村長も一刻も早く隊長と相談してこいということだった。

翌二十七日も砲弾のとび交う中を、腰にぷらさげたサーベルをカチャカチャ音させて歩き回り、やっと西山のほうへ移動したばかりの赤松隊長の居所をつきとめた。その間に、出会った防衛隊や朝鮮人軍夫や村民から、特攻舟艇の破壊作業のことや、米軍の上陸や、日本軍が迎撃する交戦の模様を、伝え聞いた。
支那(北支から中支)で軍隊生活をおくった経験のある安里巡査は、これまでに阿度か軍隊生活を話題にし、日本軍が「こっぴどく支那人をやっつけた」ことを話したことがあったが、あの残虐なことが、あすはわが身にふりかからねば幸いだがと、ふと不安に思った。なにしろ兵隊たちの間から、米軍の捕虜になったら間違いなく戦車で礫き殺されるという風聞が出ていて、それは疑う余地がないようだった。

ただ一方には、日本が最後には勝つ、という信念があった。がしかし、それは惨澹たる道程の果てに、最終的に勝利の結果を産むという、悲壮な意味を含んでいて、自分たちは犠牲にならねばならぬかもしれぬという気持ちが同居していた。そうした心情は村民の一般的傾向であった。

米軍上陸で動揺する村民

三月二十六日の朝、米軍が阿波連から上陸したことが村民に知れたったとき、村民のほとんどは動揺し、壕から壕へ移動した。

ウシは子供たち(長女十二歳.二女七歳.長男三歳)を連れて、屋敷内の壕から、港に向かって西側の川向こうの山の麓の壕に行った。そこにはすでに二家族が入っていた。その家族の中の十六、七歳になる少年たち二人が、あわただしく出たり入ったりして落ち着かず、しきりに死ぬ覚悟で何かしなければならぬといったりしていた。竹ヤリを持ち歩く姿は、頼もしい感じであった。ウシたちは、ガテカル(嘉手刈)の壕で一夜をあかした。

翌二十七日になると、敵が攻めてくるのが感じられたし、阿波連から避難してきた人たちも敵が押し寄せてきていると話していたので、ウシたちは、ウンナガーラ(恩納川)近くに叔父たちが掘った壕があるのを思い出して、そっちへ向かった。その途中で、山のほうのミーヤーの上のところで、アメリカーが何やら作業しているのが見えた。

ウンナガーラのイチャチチというところの壕に着いたら、叔父や十八歳になるその息子は「いざとなったら、天皇陛下万歳をいって死ぬんだ」と語し合っていた。けれども、敵機の爆音は、ひっきりなしに聞こえるし、遠くから砲弾の炸裂音が近づいてくるように聞こえるので、みんなひどくおぴえていた。ウシは「死ななくても、すむよ、友軍がついているから大丈夫よ」と逆に元気づける始末だった。

安里巡査は、朝から敵機に見つからぬよう隠れたりしながら、午後も夕方近くなって、やっと西山の谷間の日本軍の陣地を探しあてて、そこではじめて赤松隊長と逢った。そこへたどりつくまでに、空襲ですっかり焼けたや山林の中を歩いているとき、安里巡査は沖縄本島にいる妻子の安否を思った。渡嘉敷に赴任してから、一度は宇久校長(沖縄本島出身)といっしょに御真影を保管するために沖縄本島に渡ったことがあったが、あのとき帰ってこなければよかったと、彼は後悔したりもした。

西山のトトンジャーラ(イシッピ川)の奥地の日本軍の陣地は、移動してきたばかりで何もできてなくて、朝鮮人軍夫や兵隊たちが、盛んにタコ壷を掘っていた。陣地壕はまだほとんど掘られてなかった。赤松隊長は、陣地構築の指図をしていた。(注・防衛隊や軍夫や村民の幾人かは、集団自決の後日、壕掘り作業に出ている―小嶺善吉らの証言。二十七日に地下壕内で将校会議か開かれたという記録は間違いで、将校は分散したタコ壺の中か外で戦闘配置についていた。村民をどうこうするという会議を開く余裕はまったくなかった―知念朝睦〈少尉〉の証言)
そこで安里巡査は、赤松隊長に向かって、村民はあっちこっちの壕に避難して右往左往しているが、これからどうしたらよいかわからないので、軍のほうでなんとか保護する方法はないものか、どこか安全地帯はないものか、と相談を持ちかけた。

そのとき赤松隊長は、次のようにいった。島の周囲は敵に占領されているから、誰もどこにも逃げられない。軍は最後の一兵まで戦って島を死守するつもりだから、住民は一か所に避難していたほうがよい。場所は軍陣地の北側の西山盆地がいいだろう(注・比嘉喜順、旧姓・安里、元駐在巡査の証言)。そこで安里巡査は早速、居合わせた防衛隊数人に対し、村民に西山盆地に集合するよう伝達してくれと告げた。彼自身も、各壕を回っていい伝えて歩いた。

防衛隊の一人は、古波蔵村長にいち早くほば正確な伝達をした。そして村長からも、同様の伝達が出た。それは人の口から人の口へ、すばやくつぎつぎと広がって伝わっていったが、村民のあるものは赤松隊長の命令といい、あるものは村長の命令だといった。

注(又吉) 四十二年前に、星氏は、赤松隊長が「島の周囲は敵に占領されているから、誰もどこにも逃げられない。軍は最後の一兵まで戦って島を死守するつもりだから、住民は一か所に避難していたほうがよい」と言ったと書いている。このドキュメントを多くの沖縄の人々か読んで居たら、「集団自決」に対する認識は違っていただろう。

闇の雨中を西山盆地へ集結

ウシたちの壕には、防衛隊の一人がきて、「村長命令だ、ウンナガーラから西山にのぼれ」といった。そこで迷いながらも、ウシたちはともかく出掛けるしたくをしていた。こんどは三人の防衛隊がきて「もうすぐそこに敵がきている」「みんな西山に登ってください」「村長命令です、西山に集まってください」と口々にいった。その三人の防衛隊は、ウシの弟、モリスケ叔父、ミサトの叔母の妹の夫で、三人とも輿奮してせきたてていた。村長命令とあらば、どんなことでも従うほかはないと、ウシは思った。

ウシたちが恩納川を登って行くうちに、雨はどしゃぶりになった。ウシは三歳の息子をおぶって、七歳の二女の手を引いて歩いた。十二歳の長女(本誌119ページの安座間豊子さん)は、三日分の食糧(米と黒砂糖とカツオ節)を入れたランドセルを背負って、ウシの後につづいた。ウシたちは、ずぶぬれになって暗い谷川のふちを歩き、ときどき滑って水の中へ落ちこんだりした。ぬれた赤土はよく滑るし、もう夜になっていて、何も見えなかった。

ざわめくような足音や、親子の名を呼び合う人声で、多数がぞろぞろ西山へ向かっていることが判った。ウシは長女に三日分の食糧だけを持たせてあったが、一日か二日、西山に避難するつもりだった。後でわかったことだが、ある人たちは、クワやナタやカマを持っていた。それらの農具は、西山で壕や小屋をつくることを予想して持ち運ぱれたのだ。多数が持っていた一メートルほどの棍棒は、荷物を肩にかけて持ち運ぶときに使われた。

恩納川の上流の谷間の上のほうが、西山の盆地だった。日本軍の最後の本部となった陣地は、小高い山を一つ隔てた小さいもう一つの谷間(トトンジャーラの上流)にあった。この二つの谷間の川は、渡嘉敷からは別々に並行しているが、上流に行くにしたがって接近し、西山高地に達するところで、深い谷底に小さい溝のようになって消えていた。西山の頂上の平たんな雑木林は、この二つの谷間の北方にあった。そこが西山盆地で、戦後、村民が玉砕場と称するところである。

その日の、雨の降りしきる夜半、渡嘉敷村の約三分の二の人たちが、ウンナーガーラ(恩納川)にそって苦心しながら北上した。そして、ほとんどが、上流の谷間の林の中で一夜を明かした。そのあたりには、以前に建てた避難小屋が三軒あったが、大多数は身を隠す場所が見つからず、野ざらしであった。ウシたちは、大きな木の葉を手探りで集めて、それを敷いてその上に横になり、眠るともなくうつらうつらしていた。

そのころ、阿波連の人たちは、約一時間遅れて西山にようやく到着していた。その多数は、阿波連から上陸した米軍に追われて渡嘉敷へ向かっている途中で、人々の口から「西山に集まれという村長命令が出ている」と聞かされ、渡嘉敷の人たちの後につづいたのだった。阿波連の人たちのほとんどは、それぞれ山の壕に避難していたが、食糧や衣類などは壕に残したまま、荷物らしい荷物は持たず、手ぶらの人も少なくなかった。また、壕やトカシクの野戦病院に、ケガ人を残してきた人もいた。

一方、渡嘉敷村の女子青年団は、不断から日本軍に献身的につくしていたので、いざとなったら皇国のために死ぬ覚悟ができていて、それぞれ懐中にカミソリを隠し持っていた。また防 衛隊の過半数は、何週間も前に、日本軍から一人あて二個の手榴弾を手渡されていた。いざとなったら、それで戦うか自決せよということであった。

注(又吉) 明治維新により琉球王国から沖縄県になったが、まだまだ古い封建社会のしきたりが強い社会だった。特に地方は琉球王国時代の豪族が明治以後も村の長であった。ウシのような平民にとって村長はリーダーであり支配者であった。村長の命令には従わなければならなかった。今のように自由というものは村民にはなかった。

玉砕するしかない

三月二十八日は曇天だった。木の葉の間から、チラチラと朝の光が見え、まどろんでいた村民は起きて、雨で黄色く濁った谷川の水で顔を洗ったり水を飲んだりした。ウシは弁当箱に水をくんできて、子供たちに飲ませたり黒砂糖をなめさせたりした。食事らしい食事は誰もしなかったし、そんな準備をする余裕も元気もなかった。みんな打ち沈んでいた。こんもりと潅木のおい茂っているその谷間いったいには、見渡すかぎり村民が終結していた。朝の七時ころになって、防衛隊の数人がどなるように、「みんな上のほうに集まれ」「西山盆地に集まれ」と叫んだ。それで村民は命令どおり、そこからわずか二百メートルほど離れた平たんな場所に移動した。

ウシたちが、そこの雑木林にたどり着いたときには、すでに多数の渡嘉敷の人たちが入りこんでいて、みんな十人か十五人ぐらいずつかたまって、地べたにすわっていた。しぜんに肉親を中心に親族同士が寄り集まっていた。後から後からぞろぞろと、阿波連の人たちもつづいて入ってきて、およそ千人の集団となった。それから約三時間、集められた村民はそのまま放ったらかされていた。

その間、集団の一角に、村長を中心にして、郵便局長や校長や助役や巡査や役場の人たちと防衛隊の幹部ら、約十数人が寄り集まって、何やらしきりに協議していた。そのころになると、上空には敵の偵察機がぐるぐる回っていた。茂った木の葉から、ときどき敵機がよぎって行くのが見えた。「これからどうするかという意見を出し合ったが、話し合っていくうちに、玉砕するほかはない、という結論になってしまった。しぜんに、玉砕ということになって、その恐怖感から逃れられなくなった」(比嘉喜順らの証言)

そこで気丈夫な古波蔵村長は、具体的にどういうふうにするか、と話を進展させた。あれこれ意見が出たが、結局、みんなが死ぬにしては、手榴弾が足りないということになった。一人の防衛隊が、「友軍の弾薬貯蔵庫から、手榴弾を取ってきましょうか」と申し出たことから、それに一決して、不断から親しく兵隊と接触している防衛隊三人が出掛けることになった。

それから一時間後に、防衛隊によって、ひそひそと村民に「玉砕する」話がひろめられた。村の指導者たちは、バラバラになって、それぞれの家族や親戚の人たちに、「やさしく説得するように」玉砕のことを話した。阿波連の防衛隊たちは、少し離れて散在しているの人たちに、もっと中心に寄り集まるようにいい伝えた。

集まった村民は、恐怖に打ちおびえながらも、静かに親族同士で輪になってすわった。渡嘉敷の人たちは、比較的に荷物を持ち運んできていたので、死ぬ覚悟を決めて着替える人が少なくなかった。が、集団のはずれにいる人たちの中には、まだ暖昧な気持ちで、これから何が起こるか、何もわからず、集団自決を予想だにしない人たちがいた。

古波蔵村長は、次のような理由から、駐在巡査を通じて赤松隊長から玉砕命令が出たにちがいないと、ひそかに思っていた。西山にきて協議の緒果、いわぱ自発的に玉砕することになりはしたが、昨日、安里巡査一人が赤松隊長に逢ってきた結果、集合が決まったこと、それから安里巡査は一人死ぬのを避けるふうに、「自分は村民の玉砕を見とどけて、軍に報告したい」(米田惟好<当時の古波蔵村長>の証言)といって、いざというときには少し離れたところに彼一人立っていたというのである。(注・米田惟好の解釈―軍は持久戦を考えて食糧確保のため、村民に対し「ロベらし」「足手まとい」だと思ったにちがいない)

注(又吉) 村長、郵便局長、校長、助役、巡査、役場の人たち、防衛隊の幹部らが協議して集団自決を決めている。村長など地位ある人たちの多くは武士の子孫であっただろう。日本軍が勝利するためには村人が自決したほうがいいという選択をしたのはあり得ることだった。

「みんな一緒に死のうね」

「アメリカーが上陸して、家も焼かれてしまったし、帰るところもないし、どうせ死ぬならみんないっしょのほうがいい」とウシの弟の防衛隊が話しているとき、安里巡査がきて、「手榴弾が破裂するときは手にしっかり握っていたほうがよい」と助言した。それから間もなくして、古波蔵村長がみんなの中央に立って、「敵にとり囲まれてもう逃げられないから、玉砕しなければならない。大和魂をもって天皇陛下万歳をとなえ、笑って死のう」と、声をふるわせながらいった。

急にしーんと静まり返った。ウシはその気になって、誰かが持ってきた茶わんに水を入れて、みんなの前に差し出し、「みんないっしょに、あきらめて、死のうね」といい終わるか終わらないうちに、遠くで誰かが「発火用意、打て!」と叫ぶと同時に、ぱあーんぱあ-んぱあーんと、つづいて手榴弾の炸裂音が聞こえた、ウシはわなわな震えがきて、水をこぼしたとき、急に耳を強く打たれたようになって、何が何やらわからなくなった。

ウシが気がついたときには、彼女自身は三歳の子供を抱いたまま僻せになっていた。目の前に倒れている二人の娘も無傷でねぼけたような顔で起き上がった。が、手榴弾を持っていた弟は、断末魔の様子で、血だらけの片手をがたがたふるわせて倒れていた。その背後には、弟の妻が、両眼をほおの上にとび出させたまま、死んでいた。

ウシはわが目を疑い、からだをまるめて俯せたままで、まわりをながめた。と、たくさんの死体がころがっているのを見届けると同時に、まったくとつぜん、鳥が泣き叫ぷようないやな声が入り乱れて聞こえてきた。

「アキサミヨーアキサミヨー」(感嘆詞)「母ちゃんよー母ちゃんよー」「アンマーヨーアンマーヨー」(母親の呼称)と悲痛におおぜいが叫んでいた。頭上からはブーンブーンブーンと敵機の爆音が響いていた。ウシは動転し、しばらく目をとじていた。が、ふたたび周囲を見まわした。手榴弾を破裂させた弟は死に、そのすぐ側にいた自分たちは無事だったのだ。そして、まわりにいた親族の七、八人は即死していた。それからウシは、何やらうめきながら逃げて行く集団を見た。

赤い血を鮮明につけたケガ人たちや、恐怖のあまり泣き叫ぶ女子供たちをまじえて、約三百人あまりが、わさわさ押し合うようにしてそこから立ち去って行くのだった。その逃げて行く集団の中に、郵便局長と村長がいるのがはっきり見えた。

……集団自決の場所から群をなして立ち去ってきた約三百人は、日本軍の陣地のほうへ向かってなだれたが、三百メートルも行かぬうちに、米軍の迫撃砲の攻撃を受けた。米軍の砲弾は、どこからくるのか判然としなかったが近くでどんどん炸裂した。その破片にあたって即死したものが幾人かいた。弾にあたって郵便局長の妻も倒れて死に、局長は子供を背負わなければならなくなった。その集団は、そこで立ち往生したまま、騒いでいた。

村の指導者たちやその家族や防衛隊の幾人かは、そろって無事で、その集団にまじっていた。みんなひどく興奮していて、狂人のようになっていた。村長は狂ったように逆上して「女子供は足手まといになるから殺してしまえ。早く軍から機関銃を借りてこい!」と叫んだ。その意志を率直に受けて、防衛隊長の屋比久孟祥と役場の兵事主任の新城真順は、集団より先がけて日本軍陣地に駆けこみ、「足手まといになる住民を撃ち殺すから、機関銃を貸してほしい」と願い出て、赤松隊長から「そんな武器は持ち合わせてない」とどなりつけられた。(注・比嘉喜順、伊礼蓉子らの証言。その点、米田惟好は米軍に決死の戦闘を挑むつもりだったと、異議を申し立てている)

おりしも助けを求めてなだれこんだその集団は、日本軍陣地の百メートル近くまできていた。日本軍は戦闘配置についていたが、発砲は自滅に等しいとみて、ただ敵の様子をうかがっていた。そこへ泣き叫ぶ村民がなだれこんできたので、追い払うために、将校は一様に抜刀して威嚇した。たちまち村民は悪夢からさめたように静まりかえり、恩納川の谷間へと散り散りに去って行った。

修羅場と化した西山盆地

一方、西山盆地では、ほとんど無傷でいた阿波連の人たちの間から、無残な殺し合いが始まっていた。それは三百人の集団がアラシのように立ち去った直後だった。遠くで、迫撃砲が激しく炸裂するのを、生き残っている多数の村民は上の空で聞きながら、ある人たちはナタやガマを借りて生ま木を切って棍棒を作っていた。その側で、母や妹や弟を、青年になった息子が、ベルトでつぎつぎと締め殺していた。また手榴弾で死にそこなった渡嘉敷の人たちの間では、持ってきた農具がそのまま凶器に変わって、血縁へ向かって理解しがたい怨念を打ち出すように、妻子を惨殺しはじめた。

ウシたち親子四人は「ここは地獄だ、早く逃げよう」と、いったんそこから立ち去りかけたが、血相をかえた阿波連のお婆さんたちが下のほうからきて「下からオランダー(外人)が登ってくるよ、いまに耳や鼻を切り取られるよ」といわれ、こわくなって舞い戻った。アメリカ人につかまることへの恐怖感がつのった。ちょうど十メートルぐらい離れたところに、夫の妹たちが生き残っていて、茫然とすわっていた。そこには、ケガして歩けない人たちが二十人ぐらい集まっていた。ウシたちはそこへ助けを求める気持ちで行った。すぐ側で、イノハさん(医者)は、不発弾の手榴弾を何度も石にたたきつけていた。

彼はあきらめて、それを投げ捨て「何かないか」とキョロキヨロしていた。そのとき小学生の息子が、「お父さんポク肥後ノ守があるよ」と小刀を出した。するとイノハさんは、「お母さんからね」というとすぐ、自分の妻の首を切り、それから息子と娘の首も、つぎつぎと切って、見ているまえで、彼は木の股に小刀をはさんで、自分の首を押しあててずっと刺しこみつづけた。そして急にガクンとぐったりなってころがり倒れた。

それが契機となって、隣の家族は、急に殺気立って、妻がおびえている夫を叱った。「日本人じゃないの! あんた男のくせに殺しきれないの!」と中年の女は、ナタを振り上げ、すわっている四、五歳の女の子の頭をめった打ちにして殺し、それからうなだれている夫を、「エイ、エイ、エイ」と叫びながら同様に打ち殺した。すると連鎖的に、老人が孫の頭をつかんで、カマでその頸動脈をかき切った。血が倒れた首から噴き上げた。

「アキサミョー」(感嘆詞)「私も殺してください」とウシは思わず叫んだ。だが老人は、振り向きもせず黙って木に登り、首つりのしたくをするのだった。

ウシが気が変になったように、「クルチ、クミソウリ」(殺してください)と小声で繰り返し言っているとき、七歳になる二女は「死にたくない、死にたくない」と泣き叫んだ。長女は妹を腹の下に隠すように押えつけ、ただ恐ろしさのあまりじっとしていた。そのとき、阿波連の青年たちがワイワイ騒ぎ立てながら走ってきた。血の気のない顔で、彼らは何やら奇声をあげ、まだ生きている人を探し出しては、持っている梶棒で撲殺するのだった。

その中の金城重明(現牧師)という十六歳の少年がウシの側へ近寄ってきた。学校で成績がよいと評判の少年だった。彼は立ち止まった。と、いきなり直径十センチぐらいの棍棒を振り上げ、「まだ生きているのか!」と叫び、妹を抱き押えて後込みしている長女の頭へたたきつけた。ギャツという声が短く走り、頭から血が流れた。少年はもう一度たたきつけた。娘たちは動かなくなった。それから少年は血走った目をむいて、ウシを見た。ウシは祈るように、「重明……」と小声でいって目を閉じた。ガーンと頭が割れるような音がした。ウシは額の上を二度叩きつけられるのを感じた後、意識を失った。

何時間かたって、ウシも長女も意識を取り戻した。夕方間近くなっていた。周囲は死者ぱかりだった。首つり自殺をとげた死体が、十五、六人、潅木にぶらさがっていた。二女は痴呆状態になってすわっていた。ウシが抱いていた子供は、口がほおのところへ移って顔がゆがんでいた。ウシの額に振りおろされた棍棒は勢いあまって子供の顔にもあたったようである。

ウシは急にわれに返って、娘に、「水をくんできて」と叫んだ。娘はふらふら立ち上がり、ころがっている薬カンを拾って、水をくみに行った。その間、ウシは自分の顔いっぱいについている血糊をソデでふき、割れた前頭部からまだ血か流れるのを防ぐために、湿った赤土を取って傷口に塗りこんだ。それから娘がくんできた水を、抱いた子供の顔にかけた。すると子供は全身ひきつらせ、顔をぶるぶるけいれんさせて、元に戻った口から血のアワを出した。「生き返ったよ」と、ウシは思わず笑顔になった。

それからウシたち親子四人は、なんとか生きようと思い、谷間のほうへ下りて行った。

                終わり

 星雅彦氏のドキュメントは集団自決の現場の人物をリアルに描いている。集団自決をした理由はそれぞれの立場や思想や感情の違いがあり複雑であった。

〇古波蔵村長(三十三歳)
「玉砕しかない」「敵にとり囲まれてもう逃げられないから、玉砕しなければならない。大和魂をもって天皇陛下万歳をとなえ、笑って死のう」

古波蔵村長は在郷軍人であった。彼自身が熱烈な軍国主義者であっただろう。彼にとって戦争に勝つのが最大の目的であった。勝つためには日本軍の足手まといになる村人は自決しなければならないと考えた。

〇ウシ
「みんな一緒に死のうね」「アキサミョー」(感嘆詞)「私も殺してください」
 軍国主義の教育を受けていない。あるいは影響を受けていない人であった。しかし、上の人の命令は絶対であると考える琉球王国時代の農民の思想を持った人である。ウシにとっては村長の命令は絶対であった。村長の命令があったから自決しようとしたのである。しかし、ウシには自決しなければならない理由を心から理解することはできなかった。ウシにとっては強制された死であった。強制された死では自決することはできない。だから人に殺してもらおうとした。

〇村の女
「「日本人じゃないの! あんた男のくせに殺しきれないの!」

軍国主義教育の影響を受けた人である。国のために死ぬのが日本人としての誇りであると教えられ、それを信じた彼女は日本人になろうとして自決をしたのである。

〇医者のイノハさん
「何かないか」「お母さんからね」

エリートであるイノハさんは軍国主義国家では軍国主義に従わなければならないと考えていただろう。エリートであるがゆえに軍国主義を理解し、軍国主義に従ったのである。

〇渡嘉敷村の女子青年団
不断から日本軍に献身的につくしていたので、いざとなったら皇国のために死ぬ覚悟ができていて、それぞれ懐中にカミソリを隠し持っていた。
 軍が政権を握ってからは軍国主義教育はますます強化されていく。若い人たちほど軍国主義教育の影響を強く受け、国のために自決する思想は強かった。

〇防衛隊
何週間も前に、日本軍から一人あて二個の手榴弾を手渡されていた。防衛隊員も女子青年団と同じであった。

〇金城少年
「まだ生きているのか!」

成績が優秀であったがゆえに軍国主義教育をうのみにし軍国主義少年になった。国民は天皇ため、国のために死ぬと教えられ、それを心の底から信じていた。教育の責任の重さを知らなければならない。

〇赤松隊長
「そんな武器は持ち合わせてない」

マルレで敵艦に特攻して死ぬために渡嘉敷島に来た赤松隊長は若干二十五歳の若き日本軍将校であった。軍人は天皇陛下と国のために戦うという信念の強い彼は米軍と戦うことしか念頭になかった。国民である村人は軍隊が守るという考えだったから集団自決は赤松隊長にとっては考えられないことだった。

 渡嘉敷島の集団自決が起こったのは軍命令があったからではない。日本が軍国主義国家になったこと、軍国主義教育が浸透していったこと。米国との戦争で敗北していったこと、渡嘉敷が離島であったこと、沖縄の古い思想が残っていたことなどが複雑に絡まって起こったのだ。集団自決の場では多くの人間模様があり、自決の原因もそれぞれに違う面があった。

 日本の勝利のためには「村人の玉砕しかない」と村人を集めて、真っ先に自決しようとした古波蔵村長であったが自決に失敗した。その後は再び自決をしようとはしないで戦争を生き延びている。人間には死の本能はない。生の本能がある。「命どぅ宝」である。自分で自分を殺すというのは人間の本能に逆らうことであり、そのためにはぎりぎりまで自分を追い詰めなければできないことである。大変なエネルギーが必要である。自決に失敗した村長たちにもう一度自決をするというエネルギーは残っていなかった。だから生の本能によって生き延びたのである。
軍国主義思想、軍国主義教育、沖縄の古い思想が入り混じった離島社会に米軍が進攻して起こった悲劇が慶良間島の集団自決であった。軍命令で集団自決をしたというような単純なものではなかった。集団自決の現場は自殺と殺害が交錯した凄惨な修羅場であった。
集団自決の深層に素直な目で入っていきそれを受け止めることが私たち沖縄人のやるべきことである。

最近、沖縄二紙やマスコミでは「『集団自決』(強制集団死)」という表現をするようになった。強制集団死とは軍が強制したから「集団自決」をしたのだという意味である。「集団自決」という表現では、自ら死んだという印象が強く、軍の強制で死んだというイメージが弱いと考え、軍の命令で死んだという印象を強くするために(強制集団死)を使っているのだろう。
自決の思想を浸透させた戦時中の教員、公務員、政治家、識者などの責任を回避し、集団自決の真実から目を背け、なにがなんでも日本軍に責任を押し付けようとして(集団強制死)という文言がつくられた。

自決は人間の生の本能を断ち切る極限の決断であり非常に重いものである。(集団強制死)は日本軍の命令に自決した人々がロボットのように従った印象を与えるものであり、集団自決の真相に蓋をするものである。人間の生の本能を軽視するものである。
(集団強制死)が集団自決を軽視した残酷な文言であるあることを知るべきである。

 

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コメント (3)

「欠陥機オスプレイ」の神話

2014-05-06 07:00:41 | 県知事選

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■御知らせ■
本日午後7時よりチャンネル桜沖縄の声に出演します。
 
ご視聴頂ければ幸いです。
 
              ☆
本日の沖縄タイムス2面に読者の目を避けるようなこんな見出しのベタ記事が。
 
米軍岩国基地に
オスプレイ展示
親善デー給油機も
 
日テレニュース< 2014年5月5日 20:53 >

 山口県にあるアメリカ軍岩国基地を一般に開放する日米親善デーが5日、2年ぶりに開催された。アメリカ軍は、新型輸送機・オスプレイを国内では宮崎に続き一般に公開した。

 アメリカ軍岩国基地の日米親善デーは去年、アメリカ政府の歳出削減を受けて中止となり、今年は2年ぶりの開催。アメリカ軍は予算の都合で航空ショーを中止したが、沖縄・普天間基地所属の新型輸送機・オスプレイを本土では宮崎に続き一般に公開した。岩国基地はアメリカ海兵隊と海上自衛隊が共同で使用していて、会場には戦闘攻撃機や救難飛行艇など22種類の日米の航空機24機が展示され、記念撮影をする人の姿が見られた。

 岩国基地にはこの夏、普天間基地から空中給油機15機が移転してくるほか、神奈川・厚木基地から3年後をメドに空母艦載機59機が移転してくる計画となっていて、基地の中では大規模な建設工事が進められている様子もうかがえた。

                  ☆

岩国でオスプレイ初展示=「親善デー」に一般公開-山口

「日米親善デー」で初めて一般公開された新型輸送機MV22オスプレイ=5日、山口県岩国市の米軍岩国基地

 米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが5日、米軍岩国基地(山口県岩国市)で開催されたイベント「日米親善デー」で地上展示された。岩国基地での一般公開は初めて。機体の前には人だかりができ、大勢の人がカメラを向けていた。
 公開は当初予定されておらず、開催直前に決定した。岩国基地の司令官ロバート・ブシェー大佐は「オスプレイは岩国にとって重要な航空機。関心が高いと思い、再調整して展示できることになった」と説明した。
 日米親善デーは毎年5月、基地を一般に開放して行われるイベント。昨年は米政府の歳出削減で中止されたため開催は2年ぶりだが、財政上の理由から航空ショーは取りやめになった。(2014/05/05-15:50

 
自衛隊がが配備を進めるV22オスプレイは、世界で唯一、実用化に成功した垂直離着陸(VTOL)輸送機だ。

オスプレイは、プロップローター(プロペラと回転翼を兼ねた推進器)の角度を飛行中に水平から垂直に遷移させる「ティルトローター」方式を採用。固定翼機と同レベルの飛行速力と航続力、ペイロード(貨物積載量)を持ちながら、ヘリコプターのように垂直方向にも上昇・下降できる能力を獲得した。従来型の輸送機やヘリコプターでは不可能だったミッションを遂行できることから、米軍は軍事作戦の在り方を変える「ドリーム・マシーン」と呼んでいる。

ただ、その複雑なメカニズムにため操縦も難しく、開発時の試験飛行中には墜落事故が多発した。

現在は安全な航空機として米軍に正式採用され、世界中から採用の引き合いが殺到している。

だが、開発当時のオスプレイの事故を沖縄メディアが「危険な欠陥機オスプレイ」などのキャンペーンを張って繰り返し垂れ流した。

これらの捏造報道を妄信するキチ外活動家が、本日現在も依然として米軍基地前でヘイトスピーチを米軍車両に浴びせかけているのも沖縄の現実である。 

                ☆

以下は読者の東子さんの関連コメントです。

 

離島防衛 自衛隊の新体制(上)】
中国潜水艦の侵入防げ 探知の切り札は国産哨戒機  2014.5.4」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140504/plc14050414050005-n1.htm

「離島防衛 自衛隊の新体制(下)】
離島奪還のカギ握るオスプレイ 2014.5.5」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140505/plc14050511330006-n1.htm

沖縄本島近海に中国潜水艦が現れるのは、時間の問題。
離島奪還にオスプレイは効果的なのだが、沖縄の理解が得られないなら、佐賀空港を使うという案もでている。
中国の脅威に対する沖縄防衛に沖縄が協力的でないからといって、手をこまねいているわけには、いかないからだ。
国には、沖縄県民を守る義務がある。
それが、主権があるということ。

 

 
【離島防衛 自衛隊の新体制(下)】

離島奪還のカギ握るオスプレイ2014.5.5 11:33

 

 「佐賀空港を使えないだろうか」

 昨年末以降、防衛相経験者らはこぞってそう口にする。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練・拠点の分散移転先としてだ。

 佐賀空港は、佐賀市南部の有明海に面し、オスプレイと海兵隊の地上戦闘部隊を乗せる強襲揚陸艦が配備されている米海軍佐世保基地(長崎県)に近い。陸上自衛隊の離島防衛・奪還作戦の専門部隊である西部方面普通科連隊(西普連)も佐世保を拠点にしている。

 陸自は年末にもオスプレイの導入を決める見通しで、西普連の機動性を支える上で佐賀空港の有効性はいっそう増す。

 《武装した中国漁民が海上保安庁の退去命令を振り切って離島を占拠。物資補給を名目に軍部隊も上陸》

 中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)など離島への侵攻に備え、陸自は部隊と装備の南西シフトを急ぐ。オスプレイ導入も柱の一つだ。

 「平和憲法の枠を超える」としてタブー視されてきた海兵隊的な部隊の編成にも乗り出す。平成30年度までに西普連を改組する形で離島作戦の主軸となる水陸機動団を新設、3連隊のうち1つを佐世保に置く。

装備では水陸両用車52両を導入。最高時速100キロで小回りが利き、空輸にも適した機動戦闘車も99両配備する。

 増援部隊も欠かせず、15ある師団・旅団のうち7つを機動師団・旅団に改編し、事が起きれば南西方面へ急派できる態勢を敷く。「大規模な作戦を迅速に行うためには、部隊を指揮する『頭脳』も重要」(自衛隊幹部)で、全国の陸自部隊を一元的に指揮する陸上総隊司令部も新設する。

 中国が離島に侵攻した際の奪還作戦では、先陣を切り機動団が水陸両用車で上陸し、オスプレイやヘリ部隊が続く。ただし、これには前段がある。航空自衛隊戦闘機の衛星誘導爆弾JDAMと、海上自衛隊護衛艦の対地射撃で敵を制圧し、海自艦艇が島まで数キロの沿岸まで水陸両用車を輸送-。

 つまり離島防衛・奪還作戦は「周辺の海空域で優位に立っていることが前提条件であり、陸海空3自衛隊の連携が不可欠だ」(自衛隊OB)といえる。そのため3自衛隊を一体的に動かす統合運用と南西方面への機動展開能力を重視した「統合機動防衛力」というコンセプトが導き出された。

 コンセプトを機能させるには訓練を重ねておく必要がある。今月10日から鹿児島県奄美群島の無人島で3自衛隊の約1300人が参加する統合訓練を行い、着上陸作戦を演習するのもその一環だ。

こうした防衛力整備と演習が相まって離島侵攻という中国の「力を背景とした現状変更の試み」を抑止することにつながる。

 ただ、「海兵隊機能の保有には試行錯誤が続く」(防衛省幹部)ことは避けられない。陸自部隊を展開させる輸送力は海自の装備では不十分で民間船舶を投入せざるを得ないといった課題もあり、いかに実効性を担保するかが問われる

               ☆

 >中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)など離島への侵攻に備え、陸自は部隊と装備の南西シフトを急ぐ。オスプレイ導入も柱の一つだ。

ではオスプレイを普天間基地に配備したら尖閣防衛はどのように展開できるのか。

つぎに紹介する記事を見れば一目瞭然である。

普天間から尖閣へも直行直帰

沖縄県の普天間基地、山口県の岩国基地を起点としたオスプレイの作戦行動半径。軍用機の行動半径は積載物の重量や天候などに影響されるので、あくまで最大値だ【時事通信社】

沖縄県の普天間基地、山口県の岩国基地を起点としたオスプレイの作戦行動半径。軍用機の行動半径は積載物の重量や天候などに影響されるので、あくまで最大値だ【時事通信社】

 オスプレイの行動半径を地図で示してみると、沖縄県の普天間飛行場を中心にした場合、600キロの範囲に尖閣諸島、石垣島などの八重山諸島、さらには台湾の北端部までが入る。空中給油1回で行動できる半径1000キロのエリアになると、東シナ海全域に加え、台湾全島、中国の浙江省、福建省の沿岸部までが含まれる。

 山口県の岩国基地を起点にした場合、600キロでは朝鮮半島の軍事境界線までしか行動範囲に入らないが、1000キロでは北朝鮮のほぼ全域から中国の山東半島の先端部、さらに上海市までが収まってしまう。空中給油の回数に制約はないので、理論上は搭乗員の体力が続く限り、作戦行動半径を広げることができる。

 また、オスプレイはプロップローターや主翼を折り畳むと、長さ19.2メートル、幅5.8メートル、高さ5.6メートルのスペースに収まる。航空母艦や強襲揚陸艦はもちろん、全通型の飛行甲板を持たない揚陸輸送艦の格納庫にも、余裕を持って搭載できるサイズだ。海上を自由に移動する空母や強襲揚陸艦と行動エリアが広いオスプレイをセットにすると、米軍の作戦行動の自由度はさらに広がる。

カリフォルニア州サンディエゴから米軍岩国基地へ運ぶため、主翼とプロップローターを折りたたみ、民間の運搬船「グリーンリッジ」に搬入される米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=2012年6月29日[米海兵隊提供]【時事通信社】

カリフォルニア州サンディエゴから米軍岩国基地へ運ぶため、主翼とプロップローターを折りたたみ、民間の運搬船「グリーンリッジ」に搬入される米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=2012年6月29日[米海兵隊提供]【時事通信社】

 オスプレイ1機で運べるのは歩兵2個分隊か貨物9トン程度とはいえ、佐世保にも配備されている米海軍のワスプ級強襲揚陸艦には最大12機が搭載できる。オスプレイが12機あれば、歩兵1個中隊と支援火力を一挙に輸送することが可能で、その攻撃力は決して侮れない。

 ステルス戦闘機のような派手な存在ではなくても、北朝鮮問題や島しょ防衛といったわが国を取り巻く安全保障の課題の中で、オスプレイの軍事的価値は極めて大きい。存在そのものが周辺諸国への無言の圧力となる点も合わせると、米国が地元の反対の声を無視して、オスプレイを日本に配備しようとする意図が理解できる。

                            ☆

>オスプレイの行動半径を地図で示してみると、沖縄県の普天間飛行場を中心にした場合、600キロの範囲に尖閣諸島、石垣島などの八重山諸島、さらには台湾の北端部までが入る。空中給油1回で行動できる半径1000キロのエリアになると、東シナ海全域に加え、台湾全島、中国の浙江省、福建省の沿岸部までが含まれる

>オスプレイの軍事的価値は極めて大きい。存在そのものが周辺諸国への無言の圧力となる点も合わせると、米国が地元の反対の声を無視して、オスプレイを日本に配備しようとする意図が理解できる。

沖縄タイムスや琉球新報がいくら「在沖米軍に抑止力はない」などと声高に叫んでみてもネット時代の読者を騙すことは出きない。

唯一騙すことができるのは沖縄2紙しか情報源を持たない情報音痴と呼ばれる一定の年齢層の人々だ。

そう、野嵩ゲートで奇声をあげているキチ外活動家たち・・・

そしてイデオロギーで情報に耳を閉ざし、オスプレイ反対の「建白書」に署名をした政治家たち・・・

今では空中分解した「オール沖縄」の残党の面々のことだ。

翁長雄志那覇市長よ、

これでも「オール沖縄」を再構築するつもりすか。

情報音痴のキチ外活動家と同じレベルで県知事選を戦うつもりですか。

■御知らせ■

関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

    ★

■御知らせその2■

本年も祖国復帰を記念する大会を行います。
琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生

 

 

 

 


 


「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

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コメント (8)

沖縄タイムスが気にする県知事の去就

2014-05-05 07:18:26 | 県知事選

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11月に予定されている県知事選に大きな影響を与えるといわれた石垣市長選、沖縄市長選と立て続けに敗北を喫した革新勢力。

その応援団の旗振りをする沖縄タイムスは仲井真県知事の知事選に向けての去就が気になって仕方がない様子。

このところ連日「県知事の去就」という文字が見出しを飾っている。

元旦号には知事選の保守系候補として四人の候補者の名を上げているが、仲井真県知事の名前は上げずに「仲井真氏の去就が焦点」と見出しに書くに止めている。

それが昨日の紙面では、「関心高まる去就」と来た。

何故沖縄タイムスは仲井真県知事の去就がそんなに気になるのか。

それは知事選で最強の保守系候補者は仲井真県知事であることを一番承知しているのは沖縄タイムス自身だから、である。

仲井真知事、3選出馬は 関心高まる去就

沖縄タイムス 2014年5月4日 11:53
仲井真弘多知事

仲井真弘多知事

 

 ことし12月に任期満了を迎える仲井真弘多知事(74)の去就に、関心が高まっている。野党陣営の選考委員会が候補予定者を2人に絞り込むなど、選挙戦に向けた準備を本格化させているからだ。迎え撃つ与党・保守陣営では、知事の態度表明の時期が最大の焦点だ。知事は12日、後援会が主催する政治資金パーティーを予定しており「3選出馬に向けた意思表明があるのでは」との観測も挙がる。知事周辺では「表明の時期は県議会6月定例会だろう」との見方がもっぱらだが、現職の判断への注目度が過熱しそうだ。(政経部・吉田央)

 「今後も緊密に連携していきましょう」

 2日午後、那覇市の公明党県本部事務所。自民党県連の西銘恒三郎会長、照屋守之幹事長ら役員が、公明県本の糸洲朝則代表、金城勉幹事長を訪ねた。

 名目は自民新役員の就任あいさつ。知事選に向けた具体的なやりとりはなかったが、出席者の一人は「言葉にしなくても、知事選を見据えた協力関係の構築に向けたスタートという含意はある」と解説。野党が協議を先行する中、与党もじわりと動き始めた。

 自民県連内で、知事は「埋め立て承認で批判を受けたが、沖縄振興一括交付金の創設、観光客の増加、失業率の改善、待機児童の減少など、行政的な実績は豊富だ」(幹部)として、3選出馬への待望論がある。

 一方、承認批判が県内でなおくすぶっていることへの警戒感もある。特に公明県本内に「勝てる候補を白紙で考える必要がある」との慎重論があり、与党内の方針は定まっていない。

 知事が意思表示する前に候補者の選考に入れば、現職への礼を失する。自民県連は大型連休明けから知事の意向確認の手順や、知事に出馬要請をするかどうか、協議を本格化する。

 知事は例年、政治資金パーティーを2~3月に開いてきたが、今回は任期満了に近づいた5月の開催。支援者には「この時期のパーティーは出馬の布石ではないか」との見方もあるが、後援会関係者は「昨年末の埋め立て承認から年初の名護市長選と多忙が続き、開催時期をずらしたということだ」と冷静に説明する。

 後援会と与党内では「知事はまだ明確な意思表示に踏み切らない」との観測が大勢だが、自民県連内には「仮に不出馬なら早期に表明していただき、後継の人選に取りかかる必要がある」との指摘もあり、現職の言動に気をもむ日々が続きそうだ

                                    ☆

知事選を睨んで沖縄2紙は、反仲井真キャンペーンと目された百条委員会で発狂報道を繰り返したが、仲井真県知事を百条委員会に引き釣り出して追い詰めたり、鋭い質問で立ち往生させることに失敗した。

>自民県連内で、知事は「埋め立て承認で批判を受けたが、沖縄振興一括交付金の創設、観光客の増加、失業率の改善、待機児童の減少など、行政的な実績は豊富だ」(幹部)として、3選出馬への待望論がある。

仲井真県知事の政治家としての手腕もさることながら、選挙では知名度が勝つための大きな要素であることは動かない事実である。

その点、今回の県知事選で噂される候補者の中で抜群の知名度を誇るのは、仲井真県知事である。

公明党には「勝てる候補を白紙で考える必要がある」との慎重論があるらしいが、勝てる候補を選ぶとしたら仲井真氏を措いて他に適当な候補者は皆無といっていいのではないか。

特にマスコミに打たれ強いという点は、歴代県知事の中でも突出しており、百条委員会の追求を乗り切った手腕は仲井真県知事の面目躍如と筆者も舌を巻いた次第。

唯一のマイナス要因は年齢であるが、現在74歳であることを考えればもう一期務めても78歳であり、まだまだ充分活躍できる年齢だと考える。

ただ昨年末、腰痛による車椅子姿の映像を見て、3選出馬は無理かとの観測も乱れ飛んだが、その後の様子を見ると腰痛もそれほどでもないようだし、車椅子姿もマスコミけん制のための煙幕ではないかと噂されるくらいだ。

ほとんどの腰痛は現代の医学から言えば手術すれば一週間ほどで退院できるほど回復するという。 

ちなみに名護市長選で大忙しだった島袋吉和元名護市長は無理が祟って、選挙の後、歩行困難をきたすほどの腰痛に襲われたが、最近手術をしその結果現在はジョギングもできるほど回復しているという。

島袋氏には、ぜひとも腰痛手術の名医を県知事に紹介してほしいものである。

 

一方、保守系政治家として那覇市長の座を得た翁長那覇市長は現在共産党や社民党が推す革新候補の本命として名が上がっている。

翁長氏は「今のところ出馬考えていない」などと一応の戸惑いを見せているが、保革はともかく県知事になりたい野望を一番胸中に秘めていることは間違いない。

沖縄タイムス(5月3日)によると翁長氏は「今のところ、知事選の出馬は考えていない」、「私は根っからの保守だが、違う立場の方々が知事選候補の一人として名前を挙げたことに、正直びっくりしている。沖縄の政治も少し地殻変動が起き始めているのかなという感じはする」と述べた。
 
さらに翁長氏は、県政野党5団体でつくる候補者選考委員会から出馬要請や意見交換などを求められた場合の対応について「今日まで知事選出馬の打診はまったくないが、違う立場の人、本土の人からも会いたいという方がいたら、どなたにでも会う」と知事への野心をチラつかせている

「オール沖縄」の結集を呼び掛ける翁長氏にとって革新側からの推薦は特に違和感を持っていないだろうが「本土の人からも会いたいという方がいたら、どなたにでも会う」とうコメントは、「最低でも県外」を今でも主張し続けている鳩山元首相のことを念頭に描いているのだろうか。

だとしたら鳩山氏の潤沢な資金が「オール沖縄」の翁長氏に流れることも充分考えられ、保守陣営にとっては無視できない勢力となり得る。

元首相の鳩山氏が遣り残した「最低でも県外」を県知事の翁長が成就させる、は決してバカにできないキャッチフレーズである。

翁長氏の「米軍基地問題は保守も革新も県民のために心を一つにしてやれるようなものをつくり上げる努力が必要だ」のコメントに合致するからだ。

翁長氏は自身のことを「根っからの保守」と公言しているようだが、「根っからの保守」を共産党や社民党が知事候補として推薦するはずはない。

現在沖縄の保守系支持者の中で、翁長氏保守系政治家と看做す人は皆無に等しく、「元祖コウモリ男」の名が定着しつつあるくらいだ。

ちなみに翁長氏のHPを見ると尊敬する政治家の筆頭にこれもコウモリ政治家の名が相応しい野中広務氏を挙げている。

11月に県知事選を筆者の独断で占うと、こうなる。

老獪政治家・仲井真氏vs

元祖コウモリ男・翁長氏

の一騎打ち(泡沫候補は除く)

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 ■御知らせ■

 

関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

    ★

■御知らせその2■

本年も祖国復帰を記念する大会を行います。
琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生




昨年の大会模様

 

 

 

 

 

 


 


「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

新発売・「かみつく5」は県内書店で発売中

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コメント (5)

税金ドロボーの沖縄県教委!

2014-05-04 06:38:49 | 県知事選

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これまで県教育長をはじめ県教育委員の面々を再三税金ドロボーだと批判してきた。

今回も言わせて貰う。

指導力ゼロで無為無策の沖縄県教委は税金ドロボーだ!(あぁ、スッとした)

竹富町の教科書採択問題に関する県教委の対応に限って言えば今でも税金ドロボーという考えは変わるどころかますます確信をもつようになっている。

たっぷり協議する時間があるにもかかわらず、事あるごとに「持ち帰って協議する」をオウムの繰り返し、協議はいつも堂々巡りで結論は「先送り」の繰り返し。

その間、最高責任者の教育委員長はクルクル変わり、新任の教育委員長は一から勉強するという体たらく。

事務方の責任者である県教育長も、問題発生時の大城浩氏から現在の諸見里現教育長に変わっており、責任の所在が極めて曖昧である。

つまり結論先送りの連発で、時間稼ぎをし、最終的には責任を曖昧にしてしまう魂胆と取られても仕方のない県教委の現状である。

国の教育行政の指導体制は文科省⇒県教委⇒市町村教委となっているが、来年から施行の改正教科書無償措置法に関し、今回も県教委は指導能力ゼロでアンケートの結果をそのまま決定とする様子である。

アンケートだけで何も指導しないなら税金ドロボーだろうが。

教科書採択単独化を正式要望 竹富

沖縄タイムス 2014年5月3日 08:20

  【八重山】使用する中学公民教科書が地区内で異なる八重山教科書問題で、竹富町教育委員会は2日までに採択地区の単独化を正式に県教委に要望した。現在、採択地区協議会を構成する石垣市と与那国町の両教委は竹富の単独化に難色を示したが、「最終的には県教委の判断に従う」と伝えた。

 県教委の担当者は4月30日と1日に3教委を訪ね、竹富の単独化と、教科書研究は従来通り「共同」で実施することへの意見を聴取した。

 与那国町の崎原用能教育長は「教員が竹富に異動するたびに教科書が変わり、負担が大きい」と不満を伝え、共同研究については「離脱しておいて研究は一緒にと言われても納得できない。実施するなら県教委がどういう道筋を立ててやるのか示すべきだ」と求めたという。

 取材に対し、崎原教育長は「石垣市教委と『竹富の足を引っ張ることはしない』と確認はしているので、最後は県教委の判断に従う」と述べた。

 県教委は21日の定例会で新しい採択地区を決める方針。

                                    ☆

教科書採択 竹富町離脱に石垣市と与那国町反対

読売新聞 2014年05月03日

 

 4月の教科書無償措置法の改正で、採択地区の単位が「市郡」から「市町村」に改められた。県教委は同7日に県内全41市町村にアンケートを送り、回答期限を今月2日に設定していた。

 読売新聞の取材に対し、石垣市の担当者は「現状で支障がなく、変更する必要はない」と説明。与那国町の崎原用能(ようのう)教育長は「八重山地区は一体となって教育行政を進めており、公民教科書の問題だけで分かれてしまうのはおかしい」と述べた。県教委はアンケート結果をもとに、21日に開かれる定例会で採択地区を決める方針。県教委の諸見里明(もろみざとあきら)教育長は「難しい状況であり、教育委員の判断に委ねたい」と話している。

2014年05月03日
 
                 
アンケートだけで教育行政を実施できるなら教育庁など不要だ。
 
学生アルバイトで充分。
 
>竹富町教育委員会は2日までに採択地区の単独化を正式に県教委に要望した。
 
竹富町教委は、一応もっともらしく「県に要望した」となっているが、県教委が要望を拒否するはずはないと高をくくった発言だ。
 
>県教委の諸見里明(もろみざとあきら)教育長は「難しい状況であり、教育委員の判断に委ねたい」と話している。
 
不勉強の教育委員に判断できるはずもなく、実際は諸見里教育長の胸先三寸にある。
 
で、諸見里教育長の胸中には文科省のいう「法の趣旨」など微塵もない。
 
もっぱら先輩教育長である大城浩前教育長の仕出かした「竹富町教委扇動」の尻拭いで汲々としているからだ。
 
結局、悩んだ振りをしながら「地域の意見尊重」などの後付で竹富町の要望を鵜呑みにするだろう。
 
竹富町の要望を拒否したら「こんな私に誰がした!」とばかりに先輩教育長が仕出かした教育長の罪状が炙り出されるからだ。
 
諸見里教育長の脳裏には県の教育行政をどうするかなど同でも良いのだ。
 
それより県教育庁の組織防衛で手一杯なのだ。
 
やはり「税金ドロボー」ではないか。
 
諸見里教育長さん、悔しかったら法の趣旨を考慮して、竹富町教委の要望を拒否し、県教委の指導力を発揮してみせたらどうだ。
 
そうしたら「税金ドロボー」の汚名は撤回するが・・・。
 
ちなみにアンケート結果を鵜呑みにして竹富町の八重山協議会からの離脱が正式決定しても、現在の竹富町の「違法状態」の解消とは何の関係もない。
 
  

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コメント (3)

元祖コウモリ男が県知事候補?鳩山元首相も?

2014-05-03 07:52:57 | 県知事選

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■本日の講演会の御知らせ■

新しい憲法をつくる沖縄県民の集い

 ~なぜ憲法改正が必要なのか~

当会では、東京の「新しい憲法をつくる国民会議」(=自主憲法制定国民会議)より平成国際大学教授の慶野義雄氏を招き、「憲法改正と地域主権」と題して、第9条を含めた憲法改正と新しい憲法制定の必要性、地域主権、憲法改正への手続きなどを学ぶ講演会を開催する運びになりました。

ご多忙とは存じますが、議員の皆様始め、憲法問題にご関心のある方には、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。    

 

演 題 「憲法改正と地域主権について」

講 師   慶野義雄 氏(平成国際大学法学部教授)

<プロフィール> けいの よしお 昭和21年、栃木県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。防衛医科大学講師、助教授、大阪国際大学教授を経て、今日に至る。著書に『各国政治制度概説』、『ゼミナール現代日本の政治経済』、『軍事用語辞典』(翻訳編集)など多数。

【日 時】平成26年5月3日(土)  午後1時30分開場、午後2時開始

【会 場】カルチャーリゾート・フェストーネ

        宜野湾市真志喜3-28-1  電話 098 (898) 1212

【会 費】1,000円(資料代込み)

【主 催】自主憲法制定沖縄県民会議(会長=西田健次郎・元自民党県連会長)   

【連絡先】同会議事務局 担当/當山 070-5536-3868

                           ☆

 

県知事選 翁長、高良氏を軸に調整 野党が選考委

 

琉球新報 2014年5月2日 

 

   翁長 雄志氏
   高良 鉄美氏

 

 県議会野党などによる知事選候補者選考委員会(座長・新里米吉社民党県連委員長)は1日、那覇市内で第7回会合を開き、翁長雄志那覇市長と高良鉄美琉大法科大学院教授の2人を軸に選考を進めることを確認した。参加6団体から4人の名前が挙がり、翁長、高良両氏に支持が集まった。
 野党側にはこれまで、仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認に批判的な姿勢を取る翁長氏への待望論があったが、正式に名前が挙がったのは初めて。高良氏は過去の知事選でも候補に挙がっている。
 この日の選考は無記名投票で各団体が1~2人の名前を書き、集計に基づき、今後の選考方針を決めた。関係者によると、翁長氏は過半数の票を集め、高良氏も複数の推薦があった。
 選考委は今後、労働組合や平和団体、女性団体など約20団体のほか、普天間飛行場の辺野古移設に反対する「良識的保守層」(新里氏)からも意見を聴取する考え。翁長、高良両氏に加え、これらの団体・個人が推薦する人物も加え、6月中には最終的な候補者を絞り込む方針だ。
 新里氏は「完全に2人に絞られたと言うことはできないが、2人が軸になる。最後の一人になる前に、聞きたい」と話した。

            ☆

 

沖縄タイムスの今年の1月1日付記事にこんな見出しの特集が有った。

沖縄の将来占う年

11月 県知事選

仲井真氏の去就焦点

普天間で構図複雑に

確かに政治家としての強かさを持つ仲井真県知事が3期続投を狙う可能性は充分ある。

だが、腰痛に悩む車椅子姿の県知事を見ると、後進に禅譲という可能性もあり、「仲井真氏の去就焦点」という見出しには納得できる。

本日の沖縄タイムスもコラム大弦小弦で「米軍普天間飛行場の県内移設反対など「オール沖縄」の闘いをリードする翁長氏への待望論は強い」として同氏への支援を述べている。

その一方、12日に開く仲井真氏の政治資金パーティに触れ「時期が時期だけにさまざまな憶測が飛ぶ。 最大の関心事は去就の表明。」と翁長応援団として気をもむ様子を正直に吐露している。

沖縄タイムス元旦紙が県知事候補として列挙しているのは次の7氏。

■保守系⇒高良倉吉翁長雄志安里繁信、下地幹郎

■革新系⇒高良鉄美、新里米吉、佐藤優

 4ヶ月前の新聞予想では保守系候補として挙げられていた翁長那覇市長が、半年足らずで革新推薦の本命として名が挙がるのは、翁氏は内心予測をしていたとはいえ、建前上は「正直びっくり」といわざるを得なかったのだろう。

何しろ三代に渡る保守系政治家の翁長氏が共産党や社民党の推薦で保守系候補と知事選を戦う構図はまさにに前代未聞の珍事。

安倍首相が共産党や社民党に支援されるようなもの。

元祖コウモリ男の戦いは、野次馬にとってはこんな面白い見世物はないだろう。

     

沖縄県知事選挙:翁長那覇市長「正直びっくり」

沖縄タイムス 2014年5月2日 11:58

 【那覇】翁長雄志那覇市長は2日、11月の知事選に向け県政野党が翁長氏を軸に選考を進めることを決めたことについて「今のところ知事選の出馬は考えていない」とした上で「私は根っからの保守だが、違う立場の方々が知事選候補の1人として名前を挙げたことに正直びっくりしている。沖縄の政治も少し地殻変動が起き始めているのかなという感じはする」と述べた。那覇市役所で報道陣の取材に答えた。

 翁長氏は、県政野党5団体でつくる候補者選考委員会から出馬要請や意見交換などを求められた場合の対応について「今日まで知事選の出馬の打診はまったくないが、違う立場の人、本土の人からも会いたいと言う方がいたらどなたにでも会う」と話した

翁長氏は自身が主導した昨年1月の「オール沖縄」東京行動が空中分解したことを誰よりも承知しており、「オール沖縄」の「再構築」を今年になっても叫んでおり、念願の県知事への野望を捨てきれずにいる。

QABテレビ 2014年3月3日 18時31分

〝オール沖縄〟再構築を 「建白書」精神引き継ぎ協議会

普天間基地の県内移設断念を求めて2013年、県内41市町村長らが政府に提出した「建白書」の精神を引き継ごうという協議会が、4月に発足することになりました。

2日に開かれた準備会には議員や大学教授、 市民団体の代表などおよそ50人が参加しました。

「建白書」は2013年1月、オスプレイの配備撤回や普天間基地の県内移設断念を求めて県内41全ての市長村長らが署名し政府に提出。

保革の枠を超えたオール沖縄の動きとなりましたが、その後、自民党の国会議員などが辺野古容認に転じ、仲井眞知事が埋め立てを承認するなどその枠組みは崩れました。

安慶田光男那覇市議会議長は「オール沖縄で無くなったかもしれないけど、普天間基地の閉鎖、県外移設というのはまだ、オール沖縄になれる可能性はあるじゃないですか」と話していました。

協議会は4月22日に発足する予定ですが、この会は次の知事選挙に向けた動きにもつながると見られています。

               ☆

ところが、「オール沖縄」の再構築というと、自ら「オール沖縄」が瓦解したことを認めることになる。

そこで、最近では未練がましくも「オール沖縄『深化必要』」などとイメージ復活に懸命である。

翁那覇市長は、オール沖縄について沖縄市長選後の4月30日の記者会見で「今は(オール沖縄が)違う形になっている。 基地か経済かではなく、基地も経済もという視点で、それぞれが深化させるべきだ」と語っている。(沖縄タイムス 5月1日)

おいおい、翁長さん、それでは話が違うじゃないですか。

そもそも「オール沖縄」の発端は「危険な欠陥機オスプレイ反対」を旗印に、「建白書」に署名した各議員を率いた東京行動ではなかったのか。

 建白書には合計8箇所もオスプレイがでており、オスプレイ反対に名を借りた反米運動であることは県民は既に承知の事実である。

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沖縄タイムス1月28日付朝刊紙面

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オスプレイ反対 東京で4000人抗議/沖縄タイムス
「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」実行委員会の「NO OSPREY東京集会」が27日、県内外から4千人(主催者発表)が参加して東京の日比谷野外音楽堂で行われ、オスプレイの配備撤回と米軍普天間飛行場の閉鎖・返還、県内移設断念を県内外で連帯して求めていく決意を確認した。集会後は銀座を約2キロに渡ってパレードし「われわれの決意を全国の心ある皆さんに届けていこう」(実行委共同代表・照屋義実県商工会連合会会長)と国民的議論の必要性を訴えた。集会とパレードには、代理を含む38市町村長、41市町村議会議長、29県議が参加。実行委団体などを含めると計130人超で、復帰後最大の上京行動となった。

 集会あいさつで、共同代表の翁長雄志市長会会長は「沖縄県民は基地で飯を食っているわけではない。米軍基地は経済発展の最大の阻害要因だ」と指摘。復帰前から変わらない沖縄の過重な基地負担について軽減を強く求め「県民意識は大きく変わった。日本もどうか変わっていただきたい」と訴えた。

 負担軽減を求める声は相次ぎ、町村会の城間俊安会長は「日本国民で沖縄県民の痛みを分かち合ってもらいたい」、町村議会議長会の中村勝会長は「日本の安全は日本全体で考えるという気持ちを、日本の皆さんにも持っていただきたい」と述べた。

 復帰前に本土へ渡った東京沖縄県人会の渡久山長輝会長は「沖縄出身というだけで受けたいわれなき差別が、いまだに続くというのはどういうことでしょうか」と問い掛けた。

 集会には、公務などのため欠席した宜野湾市長、竹富町長、与那国町長を除く38市町村長(代理含む)のほか、41市町村議会議長(同)が参加。県関係国会議員は、党務などがあった西銘恒三郎氏、島尻安伊子氏、宮崎政久氏(いずれも自民)を除く超党派の7氏が列席した。

 実行委員会は、オスプレイ配備撤回などを盛り込んだ「建白書」を集会で紹介。「平成の沖縄一揆(いっき)」(玉城義和事務局長)と位置づけて41市町村長らは28日、官房長官、防衛相、外相、米国大使館安全保障課長、沖縄担当相に手渡す。安倍晋三首相にも引き続き面会を求める。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-28_44546

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オスプレイ反対、沖縄の意思「一枚岩」/沖縄タイムス
 県民は目覚めた、もう元に戻らない-。オスプレイ配備と米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する揺るぎない意思は、東京都心の寒空の下、翁長雄志那覇市長の言葉に凝縮されていた。それは、基地をめぐる保守・革新の対立を乗り越え、一枚岩にまとまるという沖縄から本土に向けられた「宣言」でもある。

 集会では、基地の存在が沖縄振興を阻害しているという明確なメッセージも発せられた。政府はこれまで、振興策を交渉材料に使いながら、地元に基地受け入れの「苦渋の決断」を迫ってきた。だが、基地と振興は両立しないとする考え方は、従来の手法とは一線を画すものといえる。

 そもそも沖縄振興の大義名分は変わりつつある。かつての基地移設とリンクした見返りではなく、沖縄の発展は日本の成長戦略に資するという理屈だ。山本一太沖縄担当相も来県時、「沖縄が良くなると日本全体が良くなるというサイクルをつくることに、今まで以上のスポットを当てていくべきだ」と述べている。

 そうであるならば、基地問題は、安全保障論に根差した精緻な議論を地道に積み重ねる中で、県民が納得できる解決を目指す姿勢が求められるのではないか。

 ただ、基地問題を考えることは、米軍の運用や米国の国防戦略、沖縄のアジアにおける位置付けなど、多岐にわたる事柄について考えを巡らす知的な作業。ともすれば、基地に接した経験がない県外の人々にとって取っつきにくく、敬遠しがちだ。だからこそ「分かりやすく訴えかける手段として、情緒的な抗議集会やデモ行進をやらざるを得ない」(県幹部)というジレンマを抱えている。

 万一、オスプレイが事故を起こせば日米安保が危機に陥るという危うい“砂上の楼閣”は健全ではない。「問題の本質を理解してもらい、日米安保を国民全体で考える」(翁長氏)というあるべき姿まで持っていくには、沖縄側が結束し、県外に向けて「感情」と「理性」に訴える努力が必要ではないか。今回の東京行動は、その一里塚だ。(政経部・西江昭吾)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-28_44548

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建白書(全文)

 内閣総理大臣 安倍晋三殿 2013年1月28日

 われわれは、2012年9月9日、日米両政府による垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの強行配備に対し、怒りを込めて抗議し、その撤回を求めるため、10万余の県民が結集して「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」を開催した。

 にもかかわらず、日米両政府は、沖縄県民の総意を踏みにじり、県民大会からわずかひと月もたたない10月1日、オスプレイを強行配備した。

 沖縄は、米軍基地の存在ゆえに幾多の基地被害をこうむり、1972年の復帰後だけでも、米軍人等の刑法犯罪件数が6千件近くに上る。

 沖縄県民は、米軍による事件・事故、騒音被害が後を絶たない状況であることを機会あるごとに申し上げ、政府も熟知しているはずである。

 とくに米軍普天間飛行場は市街地の真ん中に居座り続け、県民の生命・財産を脅かしている世界一危険な飛行場であり、日米両政府もそのことを認識しているはずである。

 このような危険な飛行場に、開発段階から事故を繰り返し、多数にのぼる死者をだしている危険なオスプレイを配備することは、沖縄県民に対する「差別」以外なにものでもない。現に米本国やハワイにおいては、騒音に対する住民への考慮などにより訓練が中止されている。

 沖縄ではすでに、配備された10月から11月の2カ月間の県・市町村による監視において300件超の安全確保違反が目視されている。日米合意は早くも破綻していると言わざるを得ない。

 その上、普天間基地に今年7月までに米軍計画による残り12機の配備を行い、さらには2014年から2016年にかけて米空軍嘉手納基地に特殊作戦用離着陸輸送機CV22オスプレイの配備が明らかになった。言語道断である。

 オスプレイが沖縄に配備された昨年は、いみじくも祖国日本に復帰して40年目という節目の年であった。古来琉球から息づく歴史、文化を継承しつつも、また私たちは日本の一員としてこの国の発展を共に願ってもきた。

 この復帰40年目の沖縄で、米軍はいまだ占領地でもあるかのごとく傍若無人に振る舞っている。国民主権国家日本のあり方が問われている。

 安倍晋三内閣総理大臣殿。

 沖縄の実情をいま一度見つめていただきたい。沖縄県民総意の米軍基地からの「負担軽減」を実行していただきたい。

 以下、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会、沖縄県議会、沖縄県市町村関係4団体、市町村、市町村議会の連名において建白書を提出致します。

 1.オスプレイの配備を直ちに撤回すること。および今年7月までに配備されるとしている12機の配備を中止すること。また嘉手納基地への特殊作戦用垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備計画を直ちに撤回すること。

 2.米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること。

                                          ☆

 今朝3日の沖縄タイムスにこんな見出しが・・・。

鳩山氏、那覇に研究所

共同体と沖縄でシンポ

<鳩山由紀夫元首相が理事長を務めるシンクタンク・東アジア共同研究所はこのほど「琉球・沖縄センター」を那覇市久茂地に解説した。開設を記念し、31日午後1時半から「東アジア共同体と沖縄の未来をどう生き抜くか」をテーマにしたシンポジウムを、ロワジールホテル那覇で開。・・・・・山氏は沖縄センターの開設にあたり「『最低でも県外』を総理時代にじつげんできななかったことは誠にざんきにたえない。 しかし、発言が間違っていたとは今でも思っていないことを、研究所の政策提言や県民運動支援の活動を通じ、あらためて明らかにしたい」とコメントしている。>

           ☆

そういえばこんな話もあった。

 


「最低でも県外」男・鳩山由紀夫が沖縄県知事出馬を狙っているだって!

アサ芸プラス  2014年5月1日 09時59分

 2012年末に政界引退を表明した鳩山由紀夫元総理大臣。今年2月には、民主党の海江田万里代表と会談し、離党を示唆。その去就が、注目されてきたが、とんでもないプランが浮上しているのだ。

 政界関係者が語る。

「実は、今年11月に選挙が行われる沖縄県知事選挙の出馬が取りざたされています。3月には、民主党の喜納昌吉元参議院議員が党の推薦による出馬を打診したが『ありえない』と一蹴した。だが、水面下で市民運動グループを巻き込んで出馬を検討。すでに那覇市内で事務所を物色しています」

 政界引退後も相変わらず、中国での講演活動や、今年3月15日には一般財団法人「東アジア共同体研究所」を設立。ここを拠点として、再スタートを図るつもりだという。

「鳩山氏の目標は、アメリカ軍基地の沖縄県外への早期移設。さらには、外国人参政権など、政界引退以前と何ら変わりない。総理での失態を沖縄県知事として、捲土重来を喫したいようですが、地元民の反応も薄いですよ」(地元ジャーナリスト)

「最低でも県外」は、沖縄県民の本音だろう。

 

【おまけ】

翁長氏が「オール沖縄」にしがみつく限り「危険な欠陥機オスプレイ反対」を叫び続けねばならない。

これでは野嵩ゲートで奇声を上げるキチ外活動家と同じレベルの情報音痴ということになる。(涙)

岩国基地フレンドシップ・デー、MV-22とP-8Aポセイドンを展示 

日新聞 配信日:2014/05/02

アメリカ海兵隊岩国基地は、2014年5月5日に開催する「2014年日米親善デー(岩国基地 フレンドシップ・デー 2014)」にMV-22オスプレイを展示するとfacebookページで発表しました。

MV-22以外に地上展示機はアメリカ海兵隊のF/A-18、AV-8、UC-12Wに加え、2014年夏に岩国基地所属となる新しい空中給油機KC-130を展示します。また、P-8ポセイドンも展示します。

海上自衛隊からはUS-2救難飛行艇をはじめ、EP-3電子戦データ収集機、OP-3C画像データ収集機、U-36A訓練支援機、UP-3Dなども展示されます。また、掃海・輸送機のMH-53E、MCH-101、C-1、F-15J戦闘機、民間機のエクストラ300などが展示されます。

なお、基地の開放時間は10時から16時まで。航空機の飛行展示はありませんが、地上展示のほか、文化交流、ライブ・パフォーマンスが行われます。

また、入場には身分証明書の提示が必要です。詳細は基地のウェブサイトをご覧ください。

期日: 2014/05/05
  

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 ■御知らせ■

 

関係各位

下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。

 

第二部 意見交換会(午後7時50分~)

5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分

 

お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)

 

            ★

■御知らせその2■

 

 

 

本年も祖国復帰を記念する大会を行います。
琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 

 
「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

 

 
日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか ~ 今、私達が学ぶべきこと~ 」

講師 池間哲郎先生

 

 

 

 

 

 


 


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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間

 

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