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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

自縄自縛の軍命令!集団自決

2011-07-12 08:20:44 | ★パンドラの箱訴訟

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■ 読者の安仁屋正昭さんのコメントです。

沖縄冤罪訴訟を戦った弁護士や支援する会の当初の被告は沖縄タイムス社になるはずだったと聞いたことがあります。
しかし、沖縄は反日感情を植え付けられ、全県民が被告側につく可能性が強く、タイムス、新報ともに中立な報道は望むべくもないので、法廷が大阪で戦える「大江・岩波」を提訴することとなったらしい。
ところが、始まってみれば実際の戦場は、やはり沖縄になってしまい。平成18年3月の歴史教科書問題からはじまり大阪高裁判決がおりた平成21年10月まで激しい攻防戦を繰り広げられました。
お蔭でこれまで知らなかった事実が開示され、冷静に物事を判断できる人たちは皆「隊長命令も軍の命令も 無かった」「沖縄県民は革新や左翼に騙されていた」「左翼は嘘を平気でつく」などの事が共通の理解となりました。
「パンドラの箱掲載拒否訴訟」は、沖縄集団自決冤罪訴訟で、高裁判決が個人の名誉棄損よりも表現の自由と著作権を重要とした裁断をしたために、琉球新報側が厳しい立場に立たされています。
それに大阪地裁や高裁で十分論議されなかったことが、地元のため活用される可能性が高くなっています。
「鉄の暴風」の出所や当時の権力との関わりも白日のものと引きづり出されることになろうかと思います。
特の面白いのは、同じ裁判所で靖国合祀取り消し訴訟が被告と同じ穴の狢達によって行われているという珍事です。
彼らは、日本政府が日本軍の暴行を隠ぺいする目的で、援護法の適応の為、勝手に軍人軍属の身分を捏造して給付金を与え靖国に祭ったと主張しています。 
(引用者注:文末の※必読!をご覧ください)
ところが、援護法は身内が申請しない限り受理されることはなく、彼らは初めからその論が破たんしているのです。
軍人・軍属の身分を捏造するよりよっぽど簡単にできたものが、自決命令・壕の提供(追い出し)・食料の提供(強奪)です。

歴史論争の決戦場は、沖縄です。
その内、平和祈念資料館も火を噴くようになるかもしれません。
これまで、やりたい放題にやり、書きたい放題に書いた左翼の御用人達は、その先に集団死が待ってのではないでしょうか?

                    ☆

集団自決が、沖縄だけの専売特許ではないことをご存知だろうか。

講演会:戦争テーマに、甲府で17・31日 旧満州集団自決、生存者体験談も /山梨
 戦争と平和をテーマにする「山梨平和ミュージアム」(甲府市朝気1)で17、31の両日、原爆投下や第二次世界大戦敗戦直後に旧満州(中国東北部)の開拓村であった集団自決などに関する講演会が開かれる。

 17日は、戦争を題材に語る講談師、末利光さん(78)=甲府市=が、原爆投下後の惨状や米兵の苦悩などを題材にした自作講談「ヒロシマ・ナガサキ・アンド・ピース」を披露。31日には、豊村(現南アルプス市)村民による旧満州の四道河(すーどーは)の開拓村であった集団自決について、当時9歳だった花輪拳(ちから)さん(75)=甲府市=ら生存者2人が体験を語る。

 同ミュージアムなどによると、開拓村では1945年8月17日、敗戦の報を受けて帰国を急ぐ村民を、武装した現地の人々が土地を取り戻そうと襲撃。村民149人中140人がダイナマイトで自決した。講演会では、豊村の研究者でもある山梨文芸協会の相原千里さんも実態を解説する。

 同ミュージアムの浅川保理事長(65)は「戦争体験者の話を聞けるのもあと数年だと思う。今年は日中戦争80年でもあり、改めて当時の話に耳を傾けてほしい」と話している。問い合わせは同ミュージアム(電話055・235・5659)。【春増翔太】

                                   ☆

集団自決というと沖縄戦にだけ起きた沖縄特有の事件だと思う人もいるようだ。

悲惨な集団自決は、樺太や満州でも起きていた。

だがこの事実を知る人は少ない。

ではなぜ沖縄だけが集団自決で大きく問題にされるようになったのか。

理由は二つ有る。

一つは「援護法」の拡大適用。

もう一つが『鉄の暴風』『沖縄ノート』などの出版物。

先ず、沖縄だけが戦後の特別措置で、本来軍人にのみ給付される援護金を例外的に一般住民の戦死者にも適用しるという善意の行為が問題の出発点である。 

当時の厚生省援護課の係官は、申請窓口である村役場の担当者に次のように指導した。

「自分の意思で自決した住民は適用除外だが、軍の命令や指示で死んだという名目で申請をすれば給付される」と。

集団自決で問題にはならなかった金武村では、援護金申請の依頼を受けた村の指導者が、すべての申請書に「軍の命令で自決した」と記入し、命令は発した軍人の名を「田中軍曹」という架空の名前を使用した。 元々沖縄住民に援護金給付をする目的の特例だったため、当時の厚生省は裏付け調査を省いて、書式が整っていたら全てを給付の対象にした。

現在のように通信網が発達した時代だったら「田中軍曹」の成功談は、座間味や渡嘉敷の担当者にすぐ伝わったであろうが、当時の座間味、渡嘉敷両村の担当者が「田中軍曹」の方便を知る由もなかった。

そして座間味島と渡嘉敷島の場合は、当時死亡したと思われていた梅澤隊長や生死不明であった赤松隊長が集団自決の命令を出したと申請してしまったのである。

村役場の担当者のこの気軽な方便がその後大きな問題に発展することになる。 

 

周知の通り「沖縄集団自決冤罪訴訟」の核心は「軍命の有無」にあるが、被告側(軍命あり派)の理論的指導者である石原昌家沖縄国際大学教授の調査によりると、政府自らが援護金申請の方便として「軍命」を記入するように指導したことが判明している。

※必読!⇒政府が書き換え指導  援護法認定、「軍命」基準に

つまり軍命は援護金のための方便だったということを、軍命派の石原教授が証明するという皮肉な結果になっているのである。

 

【おまけ】

沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会、及び関連する事項の
重要なPDFファイルをまとめて下記アドレスにアップしました。
ご一読いただけると幸いです。
 

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 目次

最高裁判決に思う
弁護団声明
櫻井先生より
曾野先生より
赤松さん・梅澤さん声明
星さんより
上原さんより




コメント

先祖帰りの沖縄県知事

2011-07-11 18:00:52 | 未分類

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知事 君が代強制に慎重 沖縄タイムス  2011年7月7日 09時24分  
   大阪府が、君が代を起立して斉唱することを教職員に義務付けた君が代起立条例について、仲井真弘多知事は6日の県議会で「歴史や県民感情を踏まえて考えていくべきもの」と述べた。一方、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう指示した校長の職務命令を合憲とした最高裁判決について、中野吉三郎教育委員長は「(教員の)懲戒処分はふさわしくない」との見解を示した。いずれも日の丸・君が代に対し、強制する形で起立や斉唱を求めることに慎重な立場をとった。池間淳氏(自民)への答弁。

 大阪府で成立した君が代起立条例に対する見解を問われた仲井真知事は「それぞれの地域、知事によっていろんな考え方がある。大阪の条例が参考になるかということより、地域の歴史や県民感情による面が大きいのではないか」とした。

 池間氏は「国旗・国歌を尊敬できる子どもに育ててほしい。(現場の)指導命令が必要ではないか」とも指摘。最高裁の判断を挙げて、中野委員長らに今後の方針を質問した。

 中野委員長は「学校現場は信頼関係で成り立っている。教職員が式で歌わないからといって、懲戒処分とするのはふさわしくない」とする一方、「式場全体の調和を乱す場合は、職務上の義務違反に問われることになる」と述べた。

 大城浩教育長は、入学式や卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱の指導を示した学習指導要領を挙げ、「最高裁の判決はその趣旨に沿ったもの」と説明。「学習指導要領に基づき、児童生徒に国旗・国歌を尊重する態度を指導することは重要」とした上で「自発的な敬愛の対象となるよう、環境づくりに取り組みたい」とした。

                                   ☆

先祖帰りをし始めた仲井真知事が左翼体質を顕にし「国歌起立斉唱」に否定的態度を示した。

最高裁判断より血のつながりを重んずるつもりなのだろうか。

 

仲井真県知事は昨年の知事選の直前まで、普天間移設に関して、概ね次のように述べていた。

「県外・国外がベストだが現実を考えると県内も容認」。

ところが選挙直前になって「県外に要請する」と曖昧な表現に変更した。 対立候補の伊波洋一氏が本土の左翼勢力を総動員し優勢が伝えられたのに対応し、「県外」をスローガンに加えたのは、沖縄に伊波氏のような極左政権が出来るのを防ぐための緊急避難で、やむをえない変更だと考えられていた。 

ところが最近の仲井真知事は、先祖帰りでもしたのか、このところ左翼勢力に媚びる立場を明確にしてきた。

そして、ついに極左候補伊波洋一前宜野湾市長と全く同じの「県内どこでも反対」と豹変してしまった。

それがこれ。

普天間移設:知事「県内どこも駄目」
沖縄タイムス 2011年7月7日 09時41分  
 
 < 仲井真弘多知事は6日の県議会一般質問で、米軍普天間飛行場の移設先について、「(名護市)辺野古移設を現実に進めるのは難しい。ほかの地域も沖縄は同じ」と述べ、県内に移設先はないと明言した。知事は議会終了後、記者団に対し、過去に移設先として浮上した勝連沖案などを列挙した上で、「(同飛行場の移設は)県内はどこも駄目だということだ」と県内移設の可能性を否定した。>

仲井真知事が左翼に取り込まれている徴候は、極左候補と同じ意見に豹変するだけに止まらない。

さらには、沖縄戦の改竄で左翼に加担するだけに止まらない。

大阪府が、君が代を起立して斉唱することを教職員に義務付けた君が代起立条例について、仲井真知事は「歴史や県民感情を踏まえて考えていくべきもの」と述べている。

仲井真知事は沖縄人が日の丸を掲げ君が代を堂々と歌える国民になるため、島ぐるみで「祖国復帰」を勝ち取ってきた沖縄の歴史をすっかりお忘れになってしまったのだろうか。

祖国復帰の沖縄の歴史や県民感情を踏まえれば、日の丸掲揚、君が代斉唱は県民感情どころか、沖縄県民の悲願であったはずだ。

それが、返還直後に本土左翼が流入し、あたかも沖縄県民は以前から日の丸・君が代反対であったかのような印象操作してきたのは沖縄2紙による歴史の改竄である。

それにまんまと乗せられた県知事が「歴史や県民感情」と口走って日の丸・君が代に否定的意見をのべるのは左翼に媚びているからに他ならない。

中野吉三郎教育委員長が、最高裁判決について述べた意見は憲法違反ではないのか。

最高裁は、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう指示した校長の職務命令を合憲とした。

当然合憲の職務命令に従うのは公務員たる教員の職務上の義務ではないのか。

職務命令を無視した教員には何らかの懲戒処分が行われるのが法治国家のけじめである。

ところが中野教育長はこう述べた。

「(教員の)懲戒処分はふさわしくない」と。

県知事と教育長が先頭を切って、沖縄の教育現場を無法地帯にせよとでもいうのか。

 

仲井真知事の先祖帰りについて。

(1)仲井真氏が初めて政界入りしたのは大田昌秀元知事に請われて副知事に就任したのが最初だった。 副知事在任中、知事の片腕として極左の薫陶を受け、左翼行政マンとして出発した。ところが大田知事の落選とともに下野し、沖縄電力社長に天下りした。 それ以来、保守系の財界人という信任を受けていた。ところが最近「成りすまし保守」であることが判明したのだ。

(2)仲井真氏は中国人を先祖に持つことを誇りに持っており、県知事になってからも中国への傾倒は激しいものが有る。ちなみに仲井真知事は久米四十八姓という中国帰化人グループの子孫である。

 今月から始まった沖縄訪問の中国人に限って数字ビザを認めたのも、仲井真知事の強力な政府への要請の結果である。

仲井真県知事は、対立候補が極左候補だったことを逆手にとって、「成りすまし保守」で県民を騙して2期まで務めているが、そろそろ化けの皮が剥げてきたというのが最近の先祖返りの言動である。

【おまけ】

必見【動画】⇒管直人・鳩山由紀夫が日本人拉致事件容疑者の子供の政治団体... 

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血の叫び、ペンも凶器に

2011-07-11 09:41:15 | ★パンドラの箱訴訟

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沖縄の地元2紙が中心になり、地元学者や行政まで巻き込んだ沖縄戦の歪曲が続いている。

激戦地だった沖縄南部の戦跡を巡拝する観光客や修学旅行生は、沖縄県平和祈念資料館や平和の礎に訪れ、戦没者の数が多いことに改めて驚き、そして涙する。

だがその数字に満州移民で病死した子供の数も含まれていると知るものは殆どいない。

移民の病死だけではない。

生きている人や、ハンセン氏病やマラリヤ等で病死した人も「戦争マラリヤ」などと命名され刻銘されているという。

「全体主義の島沖縄」ではこれに異議を唱える良心的言論人は、言論封殺や村八分の仕打ちを受ける。

『うらそえ文藝』で沖縄2紙を断罪した上原正稔さんや星雅彦さんが、現在沖縄のメディアや出版業界から完全な村八分を受けているのは紛れもない沖縄の現実である。

読者のヒロシさんと涼太さんの関連コメントを紹介しよう。

■ヒロシさん

 >「平和宣言は事実を基に発表すべきだ」
だったら平和の礎に刻まれた戦没者とはいえない人物の名を削除すべきでは?
満州事変まで遡るのであれば、「区別のために」別の場所へ刻名すべきと思われる。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-23_7486/

満州で病気で亡くなったんですから戦争と関係ない方ですよね。>

■涼太さん

<私も慰霊の日のNHKの報道には常に疑問を感じていました。
沖縄の反日団体は
「集団自決は軍の命令」、「根こそぎ動員」、「軍官民共生共死」など数々の神話を作ってきました。
それらが全て論破され新しい神話を作ろうとしているのでしょう。
通常の定義では沖縄戦は1945年3月から6月です。
沖縄戦という言葉を使う以上その犠牲者も

沖縄戦の日本側死亡者:18万8136人
A:県外出身日本兵戦死者 6万5908人
B:沖縄県出身軍人・軍属(現地召集を受けた正規兵のほか、防衛隊・鉄血勤皇隊など) 2万8228人
C:戦闘参加者(援護法で日本軍に協力して死んだと認定された人数[21]) 5万5246人
D:一般住民(推定、県の避難勧告を拒否したものが多数[22])3万8754人
(ウキペディアより引用)

が正確な数字だと思います。
別に特別沖縄が悲惨な目に遭ったとも思いません。東京空襲などは一晩に10万人が犠牲になっています。
住民の犠牲が24万人などと言うのは
南京虐殺の犠牲者が30万人とか言うのと同じレベルです。そして中国は常に外交カードに使い、日本から金を引き出しました。
同じ手法ですね。
もう沖縄は悲劇のヒロインの座をとっくに降りています。気が付かないのは沖縄だけで、悲劇のヒロインを演じれば演じるほど、日本本土から嫌悪されます。
それを差別と叫ぶなら仕方ないですね。
日本人は義理人情を重んじる民族です。
上原氏のように、素直に自分たちの非を認め謝罪する。そのほうが好感が持てます。
それを日本軍に責任転嫁しても沖縄は孤立するだけです。
私は民主党政権に共感するのは一つも無いですが、反日の正体を国民に晒したことだけは評価します。沖縄問題もその一つです。
後2年。日本が持てばいいのですが。
民主党内部も空き管を非難しながら、国会議員の身分を失いたくないというの見え見えです
。>

満州移民の子として生まれ写真も戸籍もない兄を不憫に思う戦後生まれの妹さんの気持ちは誰でもよく理解できる。

だが、同情心で歴史の事実を改竄させてはいけない。

元々平和の礎は上原正稔さんが地元首長と連携して設立の構想をしていたものを、名誉欲の権化である大田昌秀元知事が横取りし、ひたすら戦没者の数を増やすように仕向けたため、現在のように何の検証もないまま新規の刻銘が続き、戦没者の数が増え続けるという異常現象を来たしているのだ。

以下は保存資料として引用。

刻む 兄の生きた証し 宮城絹子さん(61)=南風原

戸籍も写真もなく満州で他界 移民史に名、礎に追加
きょう慰霊の日
社会  2010年6月23日

 沖縄戦などで亡くなった人の名を刻む「平和の礎」に今年、戸籍も写真もなく、わずか3歳で亡くなった男の子の名が刻まれた。南風原町から満州(中国東北部)に移民した両親の間に生まれた新垣満雄ちゃん。兄の顔も知らない戦後生まれの妹宮城絹子さん(61)=南風原町=が奔走、知人が兄の名の記された南風原町史を見つけ出してくれた。それが65年後の「存在証明」につながった。「兄さんは生きていた。そのことを孫の世代も忘れないでいてくれる」と静かに喜んでいる。(金城珠代)

 満雄ちゃんが生まれたのは1942年。両親と祖母、叔父2人が満州開拓移民として中国東北部の臥牛吐(オニュート)に移り住んだ翌年だった。体が大きくたくましい子だった。満州で終戦を迎え、捕虜収容所で伝染病にかかり命を落とした。わずか3歳だった。

 戦後、仏壇に位牌(いはい)はあるが戸籍はなく、写真も残っていない。兄がどこかで生きているのではないかと願い、宮城さんは中国残留孤児が帰還する様子がニュースで流れるたび「(満州に)兄さんを置いてきたんじゃないの」と何度も母にせっついた。

 男の子がいないことを周囲から責められ続けた母は「満雄は病気で死んだ。満雄が生きていれば…」と4人の娘に何度も口にし、34年前に60歳で他界した。

 昨年2月、母の年を越え、体調を崩していた宮城さんは兄のことを知ろうと、南風原町史にある「開拓移民」の項目を夜中まで読みふけった。「自分たち(身内)がいなくなったら、兄さんの存在を知る人がいなくなってしまう」との焦りがあったからだ。

 南風原文化センターで学芸員を務める知人にそのことを話した5カ月後。知人が、町の移民史に載っている兄の名前を探し出してくれた。これで、礎に名前が刻める―。胸がいっぱいになった。「顔も知らない兄さんだけど、確かに生きていたんだ」と、名前が刻まれた活字を見て“兄の短い生涯”を確信できた。

 20日、夫と息子に付き添われて糸満市摩文仁の平和の礎を訪ねた。兄の名前が目に入ると、涙があふれ何度も何度も石に触れた。

 「兄さん、シーミー(清明祭)の時季になったら毎年ここに来るからね」。戦後65年たち、やっと兄の生きた証しを残し胸のつかえが下りた。

                     ☆

ウソも百篇繰り返すと真実となる。

沖縄戦の改竄がこのまま続くと、沖縄戦の証言者が死に絶えた後は歪曲され捏造された沖縄戦が真実の歴史して後世に残されることになる。

それを憂慮する硬骨漢が沖縄にもいた。

沖縄戦の真実を検証してきた上原正稔さんが、沖縄2紙の言論封殺に敢然と戦いを挑んだのが「パンドラの箱掲載拒否訴訟」である。

つまり「集団自決訴訟」は、最高裁判断で収束することなく、いや、むしろ、最高裁の精神を尊重し、現在も此処沖縄の地にて歴史捏造への戦いを続けている。

 

以下は、昨日のエントリー集団自決!歴史捏造との新たな戦い! の続編です。

血の叫びーペンも凶器たりうるー

秀一氏は、法廷において、被告席に座った大江健三郎氏の目の前で、その胸のうちをこう語りました。

「私自身はこの書き方がもう。 何しろこの本を読みますと、大江健三郎先生は兄に直接取材することもなく、渡嘉敷島に直接取材されたこともないと。 それにもかかわらず、兄の心の中まで踏み込むような中傷・誹謗が書けるんだから、これは大したものだと感心すると同時に、それはもう憤りを覚えますね」

「これは(『沖縄ノート』は)ちょっと異質ですわ。 もう、人の心の中へ立ち入って、まるではらわたまで引き出すような書き方で、それはもう、『鉄の暴風』の方がまだ、あっさりした書き方ですわ

また赤松大尉の悔しい思いについても、次のように証言しました。

「兄貴が、昭和46年だったと思いますが、雑誌の『潮』に、『私は集団自決を命令していない』という記事を残しているんですが、それによりますと、沖縄で極悪人として罵倒され、あまつさえ娘に誤解されるのは辛いから、本位ではないけれども誤解されたとする点を一々説明するという筋書きで、兄の几帳面なところから細々と誤解の原因になる箇所を説明しまして、その後に』無実を晴らしたいと訴えていました」

「兄の無念の思いは、それはもう、先程の記事に充分書かれていることですけども、『ペンも凶器たりうる。 300人もの人間を殺した大悪人のことについて書くならば、その資料の質を問い、数多くの証人に傍証させるのが、ジャーナリストとしての最小限の良心ではないか』と語った後で、『ここに述べるのは私の血の叫びだといえば、読者はやはり眉をひそめられるであろうk』と、これが兄の無念さを代表していると思いますね。 今頃こんな裁判やっていると聞いたら、兄はおそらく無念がって化けて出てくるかも知れません」

 

大江氏は、この間、眉一つ動かさず、証言している秀一氏をじっと凝視していました。 その直後になされた彼の仰天証言のことは、別項にて詳しく述べさせて頂きます。

 

数多の思いを背負って

隊長命令の嘘を撒き散らした『沖縄ノート』や『太平戦争』を読んだ人がこれを事実だと確信してしまうことは、秀一氏だけでなく、赤松元隊長の長女である佐藤加代子氏にとっても耐え難い苦痛です。 諸般の事情から原告となることを控えられた加代子氏も、裁判所に提出した陳述書において、良き父であった赤松元大尉への深い尊敬を綴っていました。 叔父である秀一氏に全てを託して、この裁判を通じて、なんとか父の名誉を回復して欲しいと述べておられます。 秀一氏は、赤松元大尉の思いでも背負って、この裁判に臨んだのでした。 もちろん、赤松元大尉と共に戦った部下や戦友の思い出を、そして日本を愛し、真実を求める多くの国民の思いも・・・。

 

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集団自決!歴史捏造との新たな戦い!

2011-07-10 07:03:50 | ★パンドラの箱訴訟

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知事、戦没者「24万人余」に訂正

沖縄タイムス2011年07月07日

県議会(高嶺善伸議長)6月定例会は6日、一般質問最終日を開いた。仲井真弘多知事は今年6月23日の沖縄全戦没者追悼式典で発表した平和宣言の中で、「20万人余」とした沖縄戦の戦没者数について「24万人余」に訂正すると述べた。浦崎唯昭氏(自民)への答弁。
 これまでの平和宣言で戦没者数は、県が1957年に推計した約20万人を基に数値を用いてきた。しかし浦崎氏は、平和祈念公園内の平和の礎にはすでに24万人余が刻銘されているとし、「平和宣言は事実を基に発表すべきだ」と指摘した。これに対し、仲井真知事は「指摘の方向で訂正する」と述べた。

                         ☆

ついに沖縄県知事が左翼集団に取り込まれた。

沖縄戦の歪曲に加担したのだ。

沖縄戦の戦没者数を過大に計上し、ゆすりの材料にするつもりなのか。

沖縄戦の戦没者数については、当初からそのズサン計算手法を批判する良識派の研究者もいたが、最近はマスコミ、学者がグルになってできるだけ大きな数字にするため根拠を示さず数字を増やし続けていた。 

「戦没者、みんなで増やせば怖くない」という戯れ歌があるくらいだ。

沖縄戦の実証的調査をしている上原正稔さんの調査によると平和の礎に刻まれる戦没者のなかには生きている人の名も含まれていた例もあり、年々増加する刻銘をこのまま放置すると、戦前の県民人口の数より多くなるという話さえある。

「沖縄県平和祈念資料館」に掲示されている県別の戦没者数は、1945年の沖縄戦以降の戦没者を計算しているが、沖縄出身者に限って満州事変に遡って計算しているというから驚きである。

平和の礎の刻銘も満州事変に遡っているというが、これでも納得できないという大学教授がいるから、沖縄の学者の発言には眉に唾が必要である。

慰霊の日6月23日、沖縄タイムスに掲載された沖縄大学客員教授・又吉盛清氏のトンデモ文を紹介する。

慰霊の日に想う  沖縄大学客員教授 又吉盛清(69)

平和の礎には満州事変後の戦死者が刻銘されているが、それでは不十分だと想っている。沖縄人の戦争の歴史は日清戦争の志願兵から始まり、徴兵で二千人余が動員された日清戦争から本格化する。第1次世界大戦では青島に出兵し、ドイツと戦い、その結果日本は南洋群島を委任統治するわけで、それが沖縄の移民へとつながる。 つまり沖縄の戦争体験を始まりから順にたどらねば、沖縄戦の背景、経過を学ぶことはできない。ある日突然沖縄戦が始まったわけではないのだ。沖縄戦の被害の大きさは、日本がアジアに対して行った侵略の結果だ。 もう2度と戦争を起こさないためには、被害の悲惨さのみを強調するだけでは不十分だろう。 あれだけの犠牲を払い、それを風化させないためには沖縄戦から何を学ぶかが問われている。

これが沖縄の学者かと呆れる、反論するにもバカバカしいご高説なので、無視したいとこだが、一言だけ言わせてもらえば、このようなトンデモ先生の授業を受ける沖縄大学の学生たちがお気の毒である。

このように地元マスコミやトンデモ教授が行う沖縄戦の捏造に県知事までもが加担するというのが「全体主義の島沖縄」の現状である。

歪曲され捏造された沖縄戦の真実を解明すべく戦ってきた「沖縄集団自決冤罪訴訟」は終結した。 だが、戦いの第二弾は上原正稔さんが琉球新報を提訴することにより、始まったばかりである。

 

平成23年4月21日、最高裁は2年5ヶ月を経て、上訴を退けた

原告側弁護団が、6年半に及んだこの裁判の闘いを振り返って「『沖縄集団自決冤罪訴訟』から学んだもの」と題する冊子を発行した。

周知の通り係争中の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の核心は、沖縄慶良間島の集団自決における軍命の有無である。 

その点で同訴訟は「沖縄集団自決冤罪訴訟」の第2弾といわれている。

したがって「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を勝訴するためには「沖縄集団自決冤罪訴訟」の再検証が不可欠である。

当日記は、「『沖縄集団自決冤罪訴訟』から学んだもの」から要点を抜粋し、適宜読者の皆様にご紹介する予定である。

今回は、先ずこの長い裁判を闘ってこられた弁護団を代表して徳永信一弁護士が執筆した「弁護団声明」の結語部分と【第2話】の抜粋を紹介する。(太字強調は引用者が施した)

                ☆

弁護団声明ー最高裁判定を受けて

<・・・裁判は終わりました。 隊長命令の不在を明白な真実とし、軍の関与を世に知らしめる作業は、今後の更なる資料の発掘と自由な歴史研究と言論に委ねられました。 私たちは、戦後の歪んだ歴史観を見直していくための確固たる橋頭堡(きょうとうほ)を築いたことを誇りに思います。 既に真実性を喪失した『沖縄ノート』と『太平洋戦争』の出版継続の当否については大江健三郎らの良識に任せようと思います。

最後に、この長い裁判は、沖縄戦の真実を希求する多くの国民の支援によって支えられてきました。誤った歴史教育に洗脳され、日本軍を「悪」とする図式を死守しようとする分厚い勢力に取り囲まれながらも、私たちがこの困難な戦いを、挫けることなく戦い抜けたのは、そうした支えがあったからこそでした。 真実に対する誠実さと犠牲になった尊い命に対する畏敬の念こそが、日本人の心の閉塞を切り開く鍵だと信じることができました。 心から感謝するとともに、この感謝の気持ちをバネに更なる戦いに邁進していく決意です。>

                ☆

【第2話】  血の叫び - 兄赤松嘉次の思い出を背負って -

百万遍の書店で見つけた『鉄の暴風』 

赤松秀一氏は、渡嘉敷島の守備隊長だった赤松嘉次元大尉の13歳年下の弟さんです。 赤松嘉次氏は、陸軍士官学校を優秀な成績で卒業し、陛下から恩師の時計を賜った俊英でした。 秀一氏は、親代わりとして家族の長のような存在であった赤松元大尉を、幼い頃から強く尊敬していました戦地から帰還した赤松大尉は、家族の中心となって家族を支えました。 昭和28年頃、京都大学工学部の学生として学生生活を送っていた秀一氏は、京都大学近辺にある百万遍(地名)の書店で『鉄の暴風』をみつけて買い求め、そこで兄嘉次氏が渡嘉敷島で無慈悲な自決命令を出して多くの住民を殺したということが記載されていることを知りました。 尊敬する兄がそんなことをするはずはないと思いながら、他方では、火のない所に煙は出ないの疑念を振り払うことができませんせした。 しかし、そうした事柄について、兄嘉次氏に直接尋ねて、事実関係を確かめる勇気もなく、疑念を抱えたまま、他の家族とともに、長年、苦しむことになったのです。

『ある神話の背景』と『沖縄ノート』

それから20年後の昭和48年5月、曽野綾子氏の著『ある神話の背景』が出版され、赤松元大尉が自決命令など出していないいうことが一点のくもりもなく証明されました。 秀一氏は、もうこのことで悩むことはなくなった、全てが解決したのだと家族と共に大喜び下とのことでした。 それからは、秀一氏は鞄の中に、いつも数冊の『ある神話の背景』の文庫本を入れて持ち歩いたといいます。 沖縄戦の集団自決に関心を持っている人に渡して兄の無実を晴らしてまわろうと思ったのでした。  こうして無実を晴らすことができた赤松元大尉は、昭和55年に安らかにお亡くなりになりました。 
全ては過去の過去のことになったはずの平成16年、秀一氏は、赤松元大尉の動機だった山本明氏から、昭和45年に出版された大江健三郎著の岩波新書『沖縄ノート』が、赤松元大尉を極悪人と決めつけた記載をなんら訂正することもなく、38年以上も版を重ねていることを教えられました。 信じられないことでした。 これを読んだ人は、そこで「守備の隊長」とされている兄が命令を出したと誤信するでしょう。 秀一氏は、兄の名誉を今一度回復することを心に誓ったのでありました。

 秀一氏の決意

秀一氏は、原告となって裁判を起こす決意をした心情を、裁判所に証拠として提出した陳述書にとりまとめて、こう言っています。

 

「わたしにとっては、一旦は兄の無実が証明されていたのに、未だにこのような兄が自決命令を出したなどという真っ赤な嘘の話しがまかり通っているなど許せない、このようなことを野放しにすることはできない、このような嘘を放置していれば、亡くなった兄に申し訳ないと、強い怒りを覚えました。」

「『沖縄ノート』には、兄が渡嘉敷島で自決命令を出して多くの住民を集団自決させた悪の権化であるとか、兄が嘘と自己欺瞞を繰り返す恥知らずな人間であるなどといって、兄に対する誹謗中傷の限りが記載されています。 このように誤った事実に基づく屈辱的な記載が、未だに多くの読者にふれ、誤解を招く状態になっていることにより、終戦当時、本土防衛の犠牲になった多くの沖縄の方々のため、自分が忍ぶことで年金が給付されるならと、敢て沈黙を守った兄の気高い心情が踏みにじられていると感じました。」

つづく

      

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続・菅首相は売国奴!

2011-07-09 18:44:51 | 県知事選

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【産経抄】
7月8日

2011.7.8 02:39
 ハイジャック犯は、日本刀を振り回す若者だった。空港に金属探知機が備えられていないから、飛行機への武器の持ち込みは簡単だ、などというと、若い人は「まさか」と笑うかもしれない。

 ▼昭和45(1970)年3月31日、羽田発福岡行きの日航機「よど号」(乗員乗客129人)を乗っ取った赤軍派メンバーの9人は、ソウルを経由して北朝鮮の平壌に入った。グループのリーダーが田宮高麿だ。田宮はそのまま故国の土を踏むことなく、平成7年に52歳で死亡する。

 ▼数年後その存在が再び注目されたのは、グループの日本人妻と北朝鮮への日本人拉致事件との関わりが、明らかになったからだ。田宮の妻の森順子容疑者は現在、国際手配されている。夫妻の長男(28)は、今年4月の東京都三鷹市議選に立候補して落選した。

 ▼この長男が所属する「市民の党」から派生した政治団体に、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相の資金管理団体が、計7250万円もの政治献金をしていたことがわかった。拉致被害者の家族が憤りの声を上げるのは当然だ。

 ▼拉致事件の実行犯である北朝鮮工作員の釈放嘆願書に署名した“前科”がある首相に対しては、もともと不信感が強い。民主党政権になってから、拉致問題ではほとんど進展が見られない。一方で、長男同様に北朝鮮から帰国したグループの子女は、両国の行き来が可能だ。被害者家族はやりきれない思いだったろう。

 ▼拉致問題対策本部長である首相には、くわしく説明する義務がある。法的に適正な献金、では済まされない。
それにしても昨日までの新聞を見るかぎり、小紙以外はほとんどこの問題を報じていない。世間は最近、拉致問題に冷淡すぎないか。

                   ☆              

売国奴の菅首相の異常とも思える居直りで、今我が国は溶解の危機に瀕している。

福島原発事故に対する菅首相の拙劣な対応によるエネルギー不足や風評被害も我が国の産業に大きな打撃を与えているが、それにもまして重要な首相の売国的犯罪疑惑に、産経新聞以外のメディアが沈黙を守っているのはどうしたことなのか。

このような時期に献金疑惑で国会を空転させるのは国民無視である、などともっともらしい意見もある。

だが今回の首相の献金疑惑は、国の主権に関わる重大問題に菅首相自身が直接関与しており、しかも国会答弁で重要な部分で大嘘をついている可能性があるのだ。

その大嘘とは前にも述べたが、3月11日の大震災直前の国会質疑で、菅首相は在日韓国人から献金を受けていた件を「新聞報道で知った」と答弁したことだ。

ところが7月7日の国会質疑で、磯崎議員は、確実な情報として、11日に朝日新聞が報道する前日の10日に、保土ヶ谷パーキングエリアで韓国人に返金していたというのだ。

新聞で報道を知る前日に献金者の韓国人に返金をするとは、時間を超越しているではないか。 これではまるでミステリードラマではないか。

その時、磯崎議員に領収書の提出を求められた菅首相の動揺ぶりは次の動画にがはっきり捉えらえている。

【動画】⇒
2011.07.07 参議院 予算委員会 礒崎陽輔 2/4

磯崎議員に「領収書の提出」を要請されたときの菅首相の狼狽ぶりは尋常ではない。

どうやら領収書は受取っていないようだが、首相の関係者が一旦受取った献金を返金して、その領収書を受取っていないというのも普通では考えられないことである。

結局、朝日のスクープを事前に察知し、報道の前日にそっと金を返しておいて、翌日の国会質疑では「報道で初めて知った」と大嘘をついたのがことの真相のようである。

領収書もないままお金だけ返金するというのは、菅首相自身が外国人献金であることを承知していたからではないのか。


産経の6日付【主張】から問題点を保存資料として抜書きするとこうなる。

(1)政府の拉致問題対策本部長でもある首相側の献金先として、「不適切」と批判されてもやむを得まい。

(2)問題の献金先は、石岡亨さんと松木薫さんを留学先の欧州から北朝鮮に拉致した容疑で国際手配されている森順子容疑者と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの長男が所属する市民の党」から派生した団体だ。

(3)長男は平成16年に北朝鮮から帰国後、今年4月の東京都三鷹市議選に立候補し、落選した。

(4)また、市民の党の横浜市議2人が14年の市議会本会議で議場内の国旗掲揚に反対し、議長席などを占拠して議事を妨害したこともある。

(5) 献金額は菅氏の側が19年から3年間で6250万円、鳩山氏側は19年に1千万円に上る。

(6)菅氏が民主党代表代行、鳩山氏が党幹事長をしていた時期とはいえ、2人とも後に首相として拉致問題対策本部長を務めている。献金の理由を国民に説明してもらいたい。

(7) 特に、菅氏の側は年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、異様な肩入れだ。

(8)菅氏は平成元年、拉致実行犯の北朝鮮工作員、辛光洙(シン・ガンス)容疑者の釈放嘆願書に署名したが、昨年の国会などで「確かめずに署名したことを反省している」と謝罪した。この“反省の弁”も怪しくなる。

(9)菅首相は先月、拉致問題対策本部の会合で、9月までに拉致被害者に関する再調査を北朝鮮に要求し、応じない場合は制裁を強化する考えを示した。

(10)今春、閣議決定された拉致問題の啓発強化策も浸透していない。人権教育として拉致問題を学校で取り上げるよう通知したものの、全国の小中高校に配られている横田めぐみさん拉致事件を描いたアニメのDVDを児童生徒に上映した学校は3%台だ。学校にも、啓発教育の徹底を求めたい。

 

産経抄が菅首相の違法献金疑惑について、「小紙以外にはほとんどこの問題を報じていない」と胸を張っているが、産経はこの問題を社説でも取り上げ、追求に本腰を入れているのに比べ他紙の沈黙は不思議である。 

せめて産経一紙だけでも売国奴が国の最高権力の座に居座り続ける不条理を徹底的に追求して欲しいものである。

ネットの声にも次のような書き込みが・・・。

何故、この事がマスコミで一切報道されないのでしょうか??

この国の『自称ジャーナリスト』達は高給を貰って

韓国アイドルを追いかける事だけが仕事なのでしょうか。

国の一大事です。テロリスト関連団体を支援している総理大臣なん­て。

これは一度、本気で国民が考えるべき問題。

「自国民を危険な目に合わせる人がこの国の政治家で良いのでしょ­うか?」

 

売国奴の菅首相の過去の行為を線でつないでいくと全てが反日団体に繋がってくる。

菅首相が拉致実行犯シンガンスの釈放嘆願書に署名したのは本人が釈明する「確かめもせず署名した」のではなくい。

売国奴菅氏は確固たる信念のもとに、拉致実行犯の釈放嘆願書に署名していたことが、その後の一連の行動から事実として浮かび上がってくるではないか。

産経以外の各紙が、この問題に及び腰なのは、日本国民として納得できないと思う方、

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【おまけ】

市民の党議員が売国奴・菅直人の地元選挙区近辺の自治体に集中している

東京都武蔵野市 市議 山本ひとみ
東京都武蔵野市 市議 山本あつし
東京都小金井市 市議 青木ひかる
東京都小金井市 市議 野見山のぶよし
東京都立川市 市議 五十嵐けん
神奈川県相模原市 長谷川くみ子
神奈川県相模原市 東條えみ子
神奈川県藤沢市 原田タケル
神奈川県座間市  市議 おきなが明久
神奈川県海老名市 市議 奥村しょうけん
神奈川県厚木市 市議 なら握
京都府宇治市 吉田やすお
長崎県島原市 市議 松坂まさお

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明日はわが身の南シナ海問題

2011-07-09 07:26:35 | 未分類

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南シナ海で対峙するベトナムと中国のチキンレースに米軍が介入し、それに対して中国が「米国は首を突っ込むな、当事国同士の平和的話し合いで解決すべき」などと米国にけん制をかけていた。 巨大な軍事力を背景に恫喝を生業とするヤクザ国家の「平和的話し合い」など今時信じるのは日本の平和団代くらいのもの。

南シナ海で中国の恫喝に怯える周辺諸国にとって「当事者同士の平和的話し合い」は中国の理不尽な恫喝に全面的に白旗をあげるに等しい。

そこで、南シナ海の周辺諸国をバックアップすると同時に、中国の太平洋への展開をけん制する意味で、この地域で同じ価値観をもつ日米壕が初めての軍事訓練を行った。

【南シナ海問題】
日米豪、緊迫の海で初訓練 海自艦艇など中国けん制2011.7.8 11:49
 海上自衛隊は8日、米、オーストラリア両海軍との共同訓練をブルネイ沖の南シナ海で初めて実施すると発表した。これまでは九州西方、沖縄近海で行っており、領有権をめぐり近隣諸国と対立する中国をけん制する狙いがある。

 共同訓練は9日、南沙(英語名スプラトリー)諸島南方のブルネイ近海で実施。海自護衛艦の「しまかぜ」と米海軍の駆逐艦、豪海軍のパトロール艇の計3隻が海上で通信訓練などを行う。3隻ともブルネイで開かれている国際観艦式に参加している。中国は南シナ海のほぼ全海域を自国の権益圏とみなして領有権を主張。南シナ海では最近、中国船がベトナム探査船の調査ケーブルを切断するなど緊張が続いている。

 6月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)では、海洋進出を図る中国を念頭に、海洋の安全保障の維持を明記。オーストラリアとの防衛協力の強化も打ち出していた。  

                ☆

中国の南シナ海での傍若無人な行為は、東シナ海で尖閣諸島の領有を主張する中国を睨んで、我が国とって明日はわが身の重大関心事である。

先日も八重山漁協の漁船9隻とこれを報道すべく同行したチャンネル桜の水島聡氏が乗船する第一桜丸の10隻が、尖閣近海で操業をしたが、これを報じるマスコミの表現は、自国の領海で操業をする漁船のことを「右翼系団体」と報じ、地元紙の沖縄タイムスでさえ「政治団体」と報ずる冷ややかさであった。

本来なら、やむにやまれず団体操業をした地元漁船の操業の様子を詳しく伝えるはずの地元2紙がスルーしたため、チャンネル桜の映像で尖閣近海で集団操業した地元漁船の操業の様子を見ていただきたい。  

【動画】⇒草莽崛起】7.3 尖閣防衛、集団漁業活動報告 その2[桜H23/7/7]

第現在実効支配している尖閣諸島近海で地元漁船が操業したことに対して、中国側は、「釣魚島近辺での日本のあらゆる行動は違法かつ無効だ」と非難した。

同行取材した水島氏は、今後もこのような行動は継続して行うと話しているが、自国の領海で漁業を行うのはごく当たり前のこういであっる。 

今後も是非継続して行って欲しいものである。

このように東シナ海でも中国の狼藉行為が人事ではない状況の石垣市に海上自衛隊の掃海艇が寄港した。

普通の神経の持ち主なら日の丸を振って大歓迎する所であるが、中国を祖国と考える「プロ市民」にとっては困ったことなのか、早速お決まりの反対のシュプレヒコールが。

八重山毎日新聞 7月 6日 2011

 掃海艇入港で反対、賛成が対峙 シュプレヒコールで応酬

  「入港に反対」「入港に賛成」。海自の掃海艇2隻が5日午前9時ごろ入港した石垣港は、反対・歓迎双方の人たちが対峙(たいじ)する格好となった。混乱はなかったが、一部で「何言っているんだよ」と感情的になる場面も。自衛隊の先島配備問題をめぐり、市民間の火種になりかねない事態を予見させた。  八重山地区労働組合協議会(波照間忠議長)は同日午前7時45分から、抗議集会を実施。約35人が集まったが、午前9時の入港時には出勤で退散する人がいたため、約20人に減った。 集会では「自衛隊配備の着実な足固め。世論封じ込めの宣撫(せんぶ)工作だ。自衛隊にノーを突きつけよう」「新防衛大綱の既成事実化だ。この島に軍事基地はいらない」と声を上げた。 これに対し、幸福実現党八重山支部(砂川政信支部長)、八重山防衛協会(三木巌会長)は午前9時の入港までにメンバー約40人が駆けつけた。 「震災復興活動ありがとう」「心のこもっった災害派遣活動ありがとう」「東日本大震災の復興活動お疲れさま 歓迎 自衛隊の皆さま」などと書いた横断幕4枚を掲げ、国旗の小旗を振って歓迎した。  掃海艇が入港する際は双方がハンドマイクを使ってシュプレヒコール。抗議の人たちが「平和な島に自衛隊はいらない」と声を上げると、歓迎する人たちは「自衛隊は必要だ。賛成」と応酬した。 こうした状況について中山義隆市長は同日午前の記者懇談会で「それぞれの立場の主張なのでコメントはないが、現場の混乱がなければと思う」と述べた。

                ☆

このような平和ボケした「平和団体」は、沖縄のみならずどの地域にも生息しているものだが、国境の島石垣で、10名足らずの「平和団体」の行為を大々的に写真入で報じる八重山毎日新聞の報道姿勢を糾弾したい。

この新聞は2月の自衛隊艦船の寄港時にもこんな見出しの記事を書いている。この新聞、本気で自衛隊の寄港に反対しているのだろうか。

石垣港、海自掃海艇2隻が入港 平和団体ら「自衛隊いらない」と抗議

これら平和団体は、中国艦船に尖閣諸島が占拠されるのを望んでいるのだろうか。

このときの、反対を叫ぶプロ市民の中には、休養のため上陸する自衛隊員に向かって「ゴク潰し!」などと、罵声を浴びせる恥知らずもいた。

 

さすがの沖縄タイムスも、今回の寄港に関してはベタ記事ながら「反対する市民団体」などの報道はなかった。

これで「島ぐるみで自衛隊寄港に出て行けの声!」などと何時もの捏造記事を書いたら読者がさらに減ることを恐れたのだろう。

自衛隊艦船の寄港に反対する数名の「平和団体」の行為を大きく取り上げる八重山毎日新聞の売国的報道を糾弾する!

これでは中国の広報紙だといわれても仕方がない、

と思う方、クリック応援お願いします。

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菅首相は売国奴!

2011-07-08 10:34:17 | 拉致問題

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読者のとおるさんのコメントです。

<北朝鮮のスパイ・工作員のような人が首相に居座っていますが、このニュースは産経新聞しか報道してないようです。
昨日の衆議院予算委員会でも少し述べられていますが、どこか報道したのでしょうか?
本日の参議院予算委員会でも追及されていましたが、はたして、どれほどの新聞・テレビが報道するのでしょうか?
辞任した松本復興相が知事・マスコミを恫喝してもビビッて報道しなかった二の舞になるのでしょうか?
興味深深です。

 売国菅の“北献金”深まる闇…公安、米情報機関も関心
 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110707/plt1107071646005-n1.htm

・YouTube - ‪2011年07月06日 スーパーニュース アンカー 青山繁晴‬‏
 
http://www.youtube.com/watch?v=u4xn0Hk258Q

                          ☆

確かに「北献金」に対する各メディアの報道は及び腰である。 それだけ在日がマスメディアに浸透している証なのか。

 

当然首相辞任の理由になるはずの外国人献金問題も、震災復興の大合唱の前にうやむやにされ、今回の首相の工作員まがいの行動も、産経以外の新聞はあまり大きく扱っていないし、テレビでもほとんどスルーである。

「震災復興の折にこんなことにかまっておれるか」という空気でもあるのだろうが、献金疑惑とはいっても国家主権に関わる重要問題である。 

重大疑惑を国の最高責任者がうやむやにしたままの復興もないだろう。 復興どころか日本が溶解しかかっているのだ。 各メディアは、復興問題と同等に、場合によってはそれ以上に熱意をもって報道するのがメディアの使命ではないのか。

昨日のエントリーで次のように書いた。

<前原元外務大臣が在日から献金を受けていたのが発覚し辞任に追い込まれた直後、菅首相自身が外国籍の人物から献金を受けていたのが発覚した。

その問題で国会で追及を受けている最中、突然襲ってきた東日本大震災で命拾いした。

悪運が強いとはこのことだ。>

ところが菅首相の悪運は昨日の国会質疑で尽きた模様である。

菅首相がウヤムヤにして逃げ切ったはずの在日韓国人献金問題で、新しい事実が昨日の参院予算委員会で出てきたのだ。

朝日新聞がスクープしたこの献金問題に関して、菅首相は、3月11日の地震が発生前の質疑で、新聞報道で外国人からの献金を始めて知ったと答弁していた。

ところが実際は、その前日の3月10日に当該在日韓国人に返金していたというのである。

国会答弁では、報道で知ったと弁明したが、その前日に実は返金していたとなると、3月11日の国会答弁は真っ赤な嘘だったということになる。

この問題に答弁する間首相の表情には「ヤバイ箇所」を突かれた狼狽がありありと見受けられた。

それはそうだろう。

ヤバイ金だとわかったからこそ、新聞報道の前日にそっと返金をし、何食わぬ顔で大ウソの国会答弁をしたのだ。

このように一連の主権に関わる重要問題に、国会で確信的ウソをつくことだけでも充分に首相辞任の根拠になるのではないか。

他のメディアが「北献金」について及び腰なのに対し、1人頑張っている産経新聞が一国の総理大臣のことを売国奴と罵った。

罵るほうが異常なのか、罵られるほうが異常なのか。 そは措いても、現在の政治中枢が異常なことだけは間違いない。

売国菅の“北献金”深まる闇…公安、米情報機関も関心

2011.07.07
 菅直人首相に対する北朝鮮絡みのスキャンダルが再び炸裂した。日本人拉致事件の容疑者の親族が所属する政治団体の派生団体に、菅首相の資金管理団体が計6250万円もの政治献金をしていた問題が国会で追及されたのだ。菅首相はかつて、拉致実行犯である元死刑囚の釈放を韓国政府に求める要望書に署名したことでも知られる。献金先の団体には公安当局や米情報機関も関心を寄せており、背後には深い闇が広がっていそうだ。

 「(北朝鮮による拉致事件)容疑者親族の関連団体に、多額の寄付をしている。首相としておかしいと思わないのか。どんな関係があるのか。(団体代表者は)マルクスレーニン主義者であることを隠していない。思想的には極左だ。極左と民主党が切っても切れない関係にある」

 自民党の礒崎陽輔参院議員は7日の予算委員会で、こう切り込んだ。東大法学部を卒業し、旧自治省に入省した元キャリア官僚。内閣参事官時代には安全保障を担当するなど問題意識は明確だ。

 これに対し、菅首相は「政治資金規正法に則って適正に報告している」「党役職者として、ローカルーパーティとの連携支援のために寄付した」などと繰り返すだけで、北朝鮮や拉致事件には触れなかった。

 礒崎氏が問題にしたのは、菅首相の資金管理団体「草志会」が2007年から3年間にわたり、政治団体「政権交代をめざす市民の会」に行っていた計6250万円もの政治献金。この「めざす会」は、北朝鮮の金正日総書記が指揮したとされる日本人拉致事件の容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」から派生した政治団体だ。

 親族とは、1980年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と、松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーを両親に持つ長男(28)。北朝鮮で生まれ育ち、7年前に日本に帰国した。今年4月の東京都三鷹市議選に「市民の党」から立候補して、落選している。

 「めざす会」は、「市民の党」の代表が設立を呼びかけた派生団体で、会の代表も「市民の党」出身者。公安当局や米情報機関も関心を持っており、「両団体はかなり重複しているとみている」(公安筋)

 拉致事件では、中学生だった横田めぐみさん=同(13)=をはじめ、何の罪もない数多くの日本人が北朝鮮の国家機関によって拉致され、たった一度の人生を無茶苦茶にされた。愛する人を突然奪われた家族の怒りと悲しみも深い。その容疑者の親族が関わる団体に、日本のリーダーが数千万円もの多額献金することは、法的にはともかく、国民感情的には到底納得できないだろう。

 6日の衆院予算委員会でも、自民党の石原伸晃幹事長が「『めざす会』は、極左過激派団体により結成された『市民の党』から派生し、設立された。拉致事件との関係も取り沙汰されている」などと問題に触れた。菅首相は「事実だ」と認め、「私の政治資金の流れは、すべて正式に届け出をしている」と述べ、適正な献金と強調した。

 「めざす会」には、鳩山由紀夫前首相の資金管理団体も1000万円を献金し、「市民の党」にも民主党議員6人の関係団体が献金。逆に「めざす会」が民主党国会議員3人の関係団体に献金しており、民主党、市民の党、めざす会の密接な関係が指摘されている。

 自民党は7日午前、拉致問題対策特別委員会を開き、この問題を徹底調査・追及していく方針を確認した。

 ■他にもある朝鮮半島との「関係」

 菅首相と朝鮮半島との関係は、他にもある。

 菅首相は89年、北朝鮮の元工作員で拉致実行犯である辛光洙元死刑囚の釈放を求める韓国政府への「要望書」に署名。辛元死刑囚は99年に恩赦で釈放され、翌2000年、英雄として北朝鮮に帰国した。

 また、「草志会」が06年と09年に、在日韓国人から計104万円の献金を受けていたことが3月11日に発覚。同日発生した東日本大震災で追及はウヤムヤになっているが、東京地検特捜部は5月上旬、菅首相に対する政治資金規正法違反罪の告発状を受理している。

 菅首相は政府の拉致問題対策本部長でもあるが、朝鮮半島や拉致関係者との不可解なつながりが問題解決の“障害”になることはないのか。

 元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「菅首相は市民運動出身で、北朝鮮に共鳴する部分があるのだろう」といい、こう続ける。

 「辛光洙の釈放署名について、菅首相は『よく知らずに署名した』と説明していたが、今回の献金問題や半島関係者との付き合いを見るかぎり、とても信じられない。現在、北朝鮮は朝鮮総連中央本部(東京都千代田区)の競売問題などをめぐり、日本政界にひそかに接近しているとも聞いている。北朝鮮絡みの動きには、表に出ていない闇の部分がかなりある

 日本の総理大臣が“闇”に関わっているとは信じたくないが…。

                         ☆


昨日の国会質疑で菅首相は献金の事実は認めた。

ところが献金先の団体が何をしているかは知らないと発言した。

お坊ちゃま首相の鳩山氏じゃあるまいし、6250万円もの多額の献金をしておきながら、献金先について何も知らぬということが有りうるだろうか。

菅氏は拉致実行犯シンガンス釈放嘆願書に署名をした。

一方、菅氏が献金した「政権交代をねざす会」は、極左活動で知られる市民の党から派生した団体。

そしてその市民の党の代表が、これも極左社会党の田英夫氏の娘婿の酒井剛氏(別名:斉藤まさし)だというから、菅氏の動く所は何処を向いても極左活動家ばかりである。

その酒井剛氏は何度も北朝鮮へ渡航している。

このように菅氏の行動を線で結んでいくと、どうしても極左活動家グループにたどり着いてしまう。

今回の献金もそうだ。

してみると菅首相が拉致実行犯シンガンスの釈放嘆願書に署名したことも、知らなかったのではなく確信犯だった言えるし、今回の献金により、シンガンスの釈放嘆願書に署名したことに一欠けらの反省もしていないことがわかる。

さらに菅首相の言動を線で結んでいくと、極左活動家・岡崎トミ子氏を国家公安委員長に任命していた事実も、売国奴首相としては特段驚きに値しないことなのかもしれない。

菅首相は売国奴であると思う方、

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【おまけ】

自民拉致問題特別委、菅首相献金問題で調査チーム設置へ(産経新聞 7月7日)

首相「献金は事実」 拉致容疑者の親族周辺団体(産経新聞 7月7日)

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菅首相への弔辞!

2011-07-07 19:15:21 | 県知事選

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オウム真理教の中に巣食っていた反社会的分子は、一見一掃されたかのように見える。

だが実際は同じような反社会的分子が首相の座に胡坐をかいている。

これが、現在の日本の政治中枢の現状である。

 

菅首相が一番輝いて見えたのは、橋本内閣で厚生大臣を務めたとき、と人は言う。

あの頃の菅さんなら今のように権力の座にしがみつくという醜態を晒すことはなかった、という民主党ファンもいる。

だが三つ子の魂何とやら。

活動家の延長で政治権力を勝ち抜いてきた菅首相。

その本性がそう簡単に変わるはずはない。

評論家の故江藤淳氏の慧眼は、厚生大臣時代の菅氏が権力の亡者であることを見抜いていた。

地位に異常な執着を見せる男として。

この男がこれまで行ってきたことの延長線上に見えてくるもの。

それは、日本の溶解である。

【くにのあとさき】
東京特派員・湯浅博 「帰りなん、いざ 菅君へ」
2011.7.7 02:52
 もし、評論家の江藤淳が生きていたら、菅直人首相に対して「帰りなん、いざ」と引退の美技を授けたに違いない。江藤は15年も前に、当時の菅厚相が地位に異常な執着を見せ、「世のため人のため」という自己犠牲から遠い存在であることを見破っていた。

 橋本内閣時代の菅厚相は、自社さ連立政権のさきがけ党員として入閣した。さきがけを去り、民主党の党代表となっても厚相を辞任しなかった。もう一人の党代表である鳩山由紀夫氏は、「民主党は野党だ」と言い続けていたという。つい最近の、菅首相に辞任を迫る鳩山前首相とのやりとりは、その再来である。

 権力の魔力にとりつかれた政治家の、あさましき醜態なのだ。

 江藤は平成8年11月の本紙正論欄で、時の橋本首相に対して「菅厚相を罷免せよ」と勇断を求めた。

 「菅厚相の大臣という地位への執着は、野党志向の民主党という新党を与党化するほど強烈なものだったということになる」

 江藤の「菅罷免」要求はそれだけが理由ではなかった。

 菅厚相はその年の10月下旬、東京医科歯科大学で講演し、「東大医学部が発端となった『安田講堂事件』を引き合いに、『あの時もっと壊しておけばよかったかも』と過激な発言」を繰り返した。そのうえで、任期が「あと一週間だと思うと、ついラジカルになる」などとボルテージを上げた。

 ここに至って江藤は、国立大学の学生に国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆(あき)れ、「反社会的分子は、オウム真理教のなかだけ巣くっているのではない。今や内閣の閣僚にまぎれ込み、スター気取りで世間を闊歩(かっぽ)しているのである」と怒りをぶつけていた。

 その政治体質は変わらない。

 最近も、菅首相が再生可能エネルギー促進法を求める集会で、「本当に菅の顔を見たくないのか」と3度絶叫した。「見たくないなら法案通せ」などと、退陣が近くなるとラジカルに先祖返りするらしい。

 かつて、京大名誉教授の猪木正道は、政治には政策立案の顔と権力奪取の顔があり、後者を根絶できないといった。むしろ政治家の権力欲が国益や政策を推進するエネルギーになると考えていた。

 ただ猪木は、首相がその座を明け渡す場合の3つの要件を付け加える。(1)重大な失政(2)汚職事件(3)執務不可能な病気-である。この指標を菅首相に当てはめてみよう

 「重大な失政」では、尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の処理で明らかだし、東日本大震災の初動ミスは致命的だった。首相の座に居座れば、高飛車な松本龍復興相の任命など次々に失政を重ねる。

 「汚職事件」に至らないまでも、在日韓国系金融機関元理事から献金を受けていたことが判明し、東京地検に告発された。菅氏は首相にとどまる理由を欠いている。この間、大震災の現地は中央政界の政争に振り回されてきた。

 江藤は平成9年の本紙で、新進党党首だった小沢一郎氏に議員辞職を促したことがあった。「帰りなん、いざ-小沢一郎君に与う」と捲土(けんど)重来を期すよう呼びかけた。

 いま、菅首相に対しては、さらに厳しい江藤の声が聞こえてくるようだ。

 「帰りなん、いざ-菅直人君に与う」

                      ☆


<江藤は15年も前に、当時の菅厚相が地位に異常な執着を見せ、「世のため人のため」という自己犠牲から遠い存在であることを見破っていた。>

<橋本内閣時代の菅厚相は、自社さ連立政権のさきがけ党員として入閣した。さきがけを去り、民主党の党代表となっても厚相を辞任しなかった。もう一人の党代表である鳩山由紀夫氏は、「民主党は野党だ」と言い続けていたという。つい最近の、菅首相に辞任を迫る鳩山前首相とのやりとりは、その再来である。

<権力の魔力にとりつかれた政治家の、あさましき醜態なのだ。>

<菅厚相はその年の10月下旬、東京医科歯科大学で講演し、「東大医学部が発端となった『安田講堂事件』を引き合いに、『あの時もっと壊しておけばよかったかも』と過激な発言」を繰り返した。そのうえで、任期が「あと一週間だと思うと、ついラジカルになる」などとボルテージを上げた。>

< ここに至って江藤は、国立大学の学生に国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆(あき)れ、「反社会的分子は、オウム真理教のなかだけ巣くっているのではない。今や内閣の閣僚にまぎれ込み、スター気取りで世間を闊歩(かっぽ)しているのである」と怒りをぶつけていた。>

<いま、菅首相に対しては、さらに厳しい江藤の声が聞こえてくるようだ。>

< 「帰りなん、いざ-菅直人君に与う」>

江藤氏は国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆れたが、その反社会的分子が今や国の最高権力者に上り詰め、その座にしがみついて連日国益を溶解させている。

これでは外国の工作員を首相にしたようなものである

民主党に投票した有権者や彼らを「政権交代の」の甘い囁きで扇動したマスコミに反省の一欠けらも見られないのはどういうことだ!(怒)

どう責任をとるつもりか!

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菅首相と拉致犯の蜜月関係!

2011-07-07 07:21:15 | 県知事選

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拉致容疑者の親族周辺団体、民主3議員側に1690万円献金 密接ぶり浮き彫りに

産経新聞  2011.7.5 06:52 (1/3ページ)

 菅直人首相の資金管理団体が、日本人拉致事件の容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」(神奈川、奈良握代表)に多額の政治献金をしていた問題に絡み、めざす会が民主党国会議員3人の関係政治団体に計1690万円を献金していたことが4日、産経新聞の調べで分かった。民主党議員6人の関係団体が、市民の党に献金していたことも判明。献金を通じて民主党、市民の党、めざす会が密接に結び付いている実態が浮かんだ。

 政治資金収支報告書などによると、めざす会には平成19~21年にかけ、菅首相の資金管理団体「草志会」が6250万円、鳩山由紀夫前首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」が1千万円、「民主党東京都総支部連合会」(東京都連)が600万円を献金。新たに民主党の鷲尾英一郎、小宮山泰子両衆院議員の関係政治団体が計890万円を献金していたことが判明、民主党議員側からめざす会への献金総額は8740万円に達している。

 鷲尾氏は衆院拉致問題特別委員会理事を務めている。鷲尾氏の事務所は取材に「寄付をしていた団体はすでに解散させた。当時は支出内容を把握していなかった。市民の党が拉致関係者を選挙で擁立するような団体とは知らなかった」と話している。

献金を受け取っためざす会は19年、黒岩宇洋法務政務官の関係団体「越後の暴れん坊」(解散)に860万円▽外山斎参院議員の関係団体「イッキの会」に200万円▽大久保潔重参院議員の関係団体「炎のチャレンジャー」に630万円-を支出していた。この3団体と、市民の党やめざす会は、事務担当者が共通している。黒岩氏の事務所は「運営や資金について黒岩は一切関わっておりませんので、こちらではわかりかねます」とコメントした。

 一方、市民の党には民主党6議員側が献金をしていたことも判明。池田元久経済産業副大臣▽松崎哲久衆院議員▽黒岩氏▽大久保氏▽鷲尾氏▽小宮山氏-の関連政治団体が19~21年にかけ、計約1693万円を提供していた。松崎氏の事務所は「寄付については報告書に記載した通り」と回答した。

 また、市民の党は、黒岩氏と外山氏、大河原雅子参院議員、川崎稔参院議員の民主党国会議員4人の「国会議員関係政治団体」として登録されていることも分かった。

 国会議員関係政治団体は、政治資金規正法で規定されており、「寄付金控除の適用を受け、特定の国会議員や候補者を推薦・支持する団体」は届け出義務がある。市民の党が4氏支持を公に申告している形だ。

市民の党には、昭和55年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの間に生まれた長男が所属。長男は今年4月の東京都三鷹市議選に市民の党から立候補したが、落選している。



               ☆

前原元外務大臣が在日から献金を受けていたのが発覚し辞任に追い込まれた直後、菅首相自身が外国籍の人物から献金を受けていたのが発覚した。

その問題で国会で追及を受けている最中、突然襲ってきた東日本大震災で命拾いした。

悪運が強いとはこのことだ。

ところが今度は拉致容疑者の親族周辺団体と蜜月関係にあったという。

今回の献金疑惑でその菅首相の悪運も尽きたようだ。

拉致犯のシンガンスの釈放嘆願書に署名をしたことは、事情を知らなかったの一点張りでうやむやにしてしまったようだ。

が、今回の拉致容疑者の親族周辺団体との癒着振りを見ると、活動家首相が行った数々の反日的行為が「知らなかった」のではなく確信犯的好意であったことが誰の目にも明らかだ。 勿論君が代斉唱拒否も確信犯だ。

一見何の脈絡もないように見える菅氏の言動も、それを線でつないでいくと一つの構図が浮かび上がってくる。 

シンガンスの釈放嘆願書への署名は、相手が拉致犯であることを知りながら確信犯的に釈放を嘆願したのだ。

決して知らなかったで、済む話しではない。

その活動家が今、日本の最高権力者の座に胡坐をかいて、国中の「辞めろ!」の大合唱をカエルの面に小便を決め込んでいる。

日本の国益が日一日と溶解するのを尻目に身ながら・・・。

この極めて異常な状況を、2チャンネルに出ている、わかりやすい例え話を紹介しよう。

 59 :可愛い奥様:2011/07/05(火) 14:20:58.84 ID:lC8uMHgx0

菅首相の資金管理団体、北の拉致容疑者親族所属政治団体から派生した政治団体
「政権交代をめざす市民の会」に6250万円献金をアメリカで例えると
オバマ大統領がアルカイダにいる、ビンラディンの家族に資金援助していたという事で騒ぎになってる。

オバマがこっそり9.11実行犯の釈放嘆願書に署名
         ↓
オバマ「私ははめられた!!うっかり署名してしまった!  私は卑怯で残忍なテロリストを絶対許さない!!」
         ↓
オバマはイスラム原理主義の団体から多額の寄付を受け取っていた
         ↓
オバマがこっそりビンラディンの家族に毎年、計6250万円献金
         ↓
アメリカのメディアは全く報じず

 「菅首相の資金管理団体、北の拉致容疑者親族所属政治団体から派生した政治団体
「政権交代をめざす市民の会」に6250万円献金をアメリカで例えると
オバマ大統領がアルカイダにいる、ビンラディンの家族に資金援助していたという事」

言い得て妙、とはこのことである。

 

菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金(産経新聞 7月2日)
 <菅直人首相の資金管理団体「草志会」が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが1日、分かった。年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、大口の献金者だったことがうかがえる。政府の拉致問題対策本部長でもある首相側の献金先としては「不適切」との批判を受けかねない。

 菅首相側が献金していたのは、「市民の党」から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」(神奈川、奈良握(にぎる)代表)。

拉致容疑者親族周辺団体へ献金 鳩山由氏側も1000万円(産経新聞 7月3日)



本日の参院集中審議でこの問題が追及されますので、NHK国会中継は国民必見です!

出来たら税理士で弁の立つ西田議員が追求し、首相の首を刎ねて欲しい!

ご賛同の方はクリック応援お願いします。

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法廷陳述全文

2011-07-06 18:00:07 | ★パンドラの箱訴訟

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前稿で「パンドラの箱を開ける時訴訟」での上原さんの法廷陳述を一部紹介したところ、全文を紹介して欲しいとのメールを複数いただいた。

メールには概ね次のような趣旨のことが書かれていた。

「家族を殺して援護金を得たことを他人の責任に押し付ける」という集団自決の真相に戦慄した。

沖縄人として恥ずかしいと思った。

同時にそれを隠蔽しようとした地元紙、地元学者たちに怒りを感じた。

これらの偽善者たちのウソを白日の下に晒すため徒手空拳で立ち上がった上原さんを支援したい。

        

以下は上原正稔さんの昨日の法廷陳述の全文です。

             ☆

 心ある友人の皆様へ

 梅澤裕様、赤松嘉次様そしてご家族の皆様、長いことご迷惑をかけてまいりました。これまで沖縄の血を引く者として皆様のご心痛に何の力にもなれず、心からお詫びいたします。他人(ひと)に同情することは容易なことですが、他人(ひと)の力になれることは難しいことです。しかし、今、ぼくは琉球新報を訴えることによって梅澤様そして赤松様の長年の汚名を完全に晴らす機会を得て梅澤様、赤松様の力になれることを心から喜んでおります。

 ご両家の方々はお二人のことを誰よりもよくご存知のことでしょう。梅澤裕様そして赤松嘉次様が立派な紳士であることは火を見るより明らかですが、なぜ、お二人が“極悪非道の軍人”のそしりを受けることになったのか、裁判の中で一点の曇りもなく明らかにする所存です。皆様もよくご存知のように、その裏には戦後の援護法というものが深く関わっております。沖縄は戦後、軍人の援護法を民間人にも拡大適用された唯一の県であり、民間人の中には“集団自殺”をした者も含まれております。そして家族を殺して生き残った者たちが援護金を受けるという実におぞましい悲劇を招いているのです。そのために“赤松隊長と梅澤隊長が集団自決を命令した”と嘘の報告をしなければならなかったのです。赤松様、梅澤様はそれをよく承知しながらも、慶良間の住民に迷惑をかけまいと、そのことだけは口に出せなかったのです。赤松様と梅澤様が“極悪人”のレッテルを貼られていかに“耐え難きを耐え、忍び難きを忍ん”でこられたか、想像を絶するものがあります。

 その責任は真実を知る慶良間の人々だけでなく、沖縄県庁、政府の厚生省にあります。特に、真実を報道すべき新聞社や反戦平和を唱ずる偽善者の学者先生らの責任は大です。ぼくはひとりの沖縄人として、裁判の場でこのことを明らかにするつもりです。ぼくはひとりの小さな人間ですが、自分の歴史的に重大な役割は十分に認識しております。このことによって梅澤様、赤松様の汚名が完全に晴れ、ご家族の胸のつかえがなくなる時、ご両人とご両人のご家族の真の友人になれるものと考えております。

梅澤裕様の奥様、ご主人をこれからも大事にして下さい。ご子息様もお父様をご自慢下さい。赤松秀一様、加代子様、お兄様の赤松嘉次様を誇りに思って下さい。ここにおられる皆様も梅澤家、赤松家の人々をしっかり支え続けて下さい。ありがとうございました。

 

                                                                                                二〇一一年七月二日

 

                                                                            沖縄という不条理に満ちた島から敬意をこめて

                                                    上原正稔
  

 

            ☆

明日の七夕は上原さんを支援する「表現の自由を守る会」が協賛する「ヴァイオリン・コンサート」が催されます。 

コンサートにご来場下さることにより、上原さんの訴訟活動をご支援下さいますようお願い申し上げます。 

 

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上原さんの法廷陳述、「パンドラの箱掲載拒否訴訟」第二回公判

2011-07-05 18:46:36 | ★パンドラの箱訴訟

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昨日、「パンドラの箱掲載拒否訴訟の」第2回口頭弁論が那覇地裁で行われた。

10数名の傍聴者の殆どは、原告・上原さんの支援者であり、その中には県文化協会会長で『うらそえ文藝』編集長の星雅彦さんの姿もあった。

前回に引き続き今回も原告の上原さんが出廷し、梅澤さん、赤松さんへの手紙という形式で提訴にいたった心情を読み上げた。 通常民事訴訟の1、2回の公判には当事者は出席せず代理人同士がお互いの書類確認をするだけで数分で終わると聞くが、沖縄戦の研究者である上原さんが原告とあって、前回に引き続き上原さんの独壇場というか1人舞台で、出廷した被告側の3人の弁護士はただ上原さんの朗読を拝聴するのみであった。 これが法廷でなければ、まるで上原さんの講義を受ける大人しい生徒のように最後までひと言も声を発することはなかった。

次回公判は9月13日に決定したが、被告側弁護士は裁判長より、次回までに上原さんの陳述に対する反論を準備するように宿題を申し付けられた。

上原さんの「友人の皆様へ」と題する冒頭陳述を一部抜粋し、次に引用する。

梅澤裕様、赤松嘉次様そしてご家族の皆様、長いことご迷惑をかけてまいりました。これまで沖縄の血を引く者として皆様のご心痛に何の力にもなれず、心からお詫び申し上げます。(略)

沖縄は戦後、軍人の援護法を民間人にも拡大適用された唯一の県であり、民間人の中には“集団自決”をしたものも含まれております。 そして家族を殺して生き残った者たちが援護金をうけとるという実におぞましい悲劇を招いているのです。 そのために“赤松隊長と梅沢隊長が集団自決を命令した”と嘘の報告をしなければならなかったのです。 赤松様、梅沢はよくそれを承知しながらも、慶良間の住民に迷惑をかけまいと、そのことだけは口に出せなかったのです。 赤松様と梅沢様が“極悪人”のレッテルを貼られいかに“耐え難きを耐え、忍び難きを忍ん”でこられたか、想像を絶するものがあります。 その責任は真実を知る慶良間の人々だけでなく、沖縄県庁、政府の厚生省にあります。 特に、真実を報道すべき新聞社や反戦平和を唱ずる偽善者の学者先生らの責任は大です。 ぼくは1人の沖縄人として、裁判の場でこのことを明らかにするつもりです。 ぼくは1人の小さな人間ですが、自分の歴史的に重大な役割は充分に認識しております。 このことによって梅澤様、赤松様の汚名が完全に晴れ、ご家族の胸のつかえがなくなる時、ご両人とご両人のご家族の真の友人になれるものと考えております。(略)

2011年7月2日

沖縄という不条理に満ちた島から敬意を込めて

上原正稔 ≫

              ☆

上原さんが語気鋭く3人の被告側弁護人に迫ったように、この裁判の核心は、4月に最高裁が確定判断を下した「沖縄集団自決冤罪訴訟」と同じく、「集団自決における軍命の有無」である。

その意味では、「パンドラの箱掲載拒否訴訟」は「沖縄集団自決冤罪訴訟」の第2弾ということが出来る。

本来であれば、戦いの場を大坂から沖縄に移しかえ、梅澤さん、赤松さんにも原告に加わって欲しいところであるが、ご高齢のお2人が沖縄まで裁判のため行き来することは健康上の問題が有り、今回は上原さんが前回の訴訟のリベンジに立ち上がったというわけである。

4月の最高裁判断は、大阪高裁判決を確定したわけだが、大阪高裁は隊長命令の真実性を否定した。 つまり被告側は梅澤さん、赤松さんが集団自決の命令を下したということは立証することは出来なかった。

それでも大坂高裁が大江健三郎氏と岩波書店を免責にした理由は何だったのか。

それは「戦後民主主義」の象徴ともいえる大江・岩波の幻影に怯えた裁判長が、彼らの「表現の自由」と「梅澤さんと赤松さんの人格権」を天秤にかけ、大江・岩波側の「表現の自由」を優先させたからに他ならない。

原告側は数々の間違いが判明した『沖縄ノート』や『太平洋戦争』の出版差し止めを主張したが、大阪高裁はその主張を退け、それらが出版された昭和40年代(復帰直後)において両隊長の命令によって集団自決が生じたということが通説(大方の意見)だったことから、「発刊当時はその記述に真実性や真実相当性が認められ、長年に渡って出版が継続してきた所、新たな証拠の出現によりその真実が揺らいだという場合」には、それが真実でないことが明白にならない限り、直ちに違法とはいえないとした。

すなわち、戦争の歴史的事実といった公共の利益に深く関わる事実については、資料研究と批判が繰り返されるなどして、「その時代の大方の意見が形成され、さらに大方の意見自体が時代を超えて細批判されてゆくという過程をたどるものであり、そのような過程を保障することは、民主主義社会の存続の基盤をなすもの」だとし、「仮に後の資料からみて誤りとみなされる主張も、言論の場において無価値なものであるとはいえず、これに対する寛容さこそが、自由な言論の発展を保障するものといえる」とした。

高裁判決は最高裁のお墨付きにより確定したわけだから、出版停止請求が退けられたのは不本意では有るが、これを受け入れざるを得ない。

つまり、『沖縄ノート』等は、軍命が真実だと考えられていた≪戦後という特殊な時代≫の歴史的資料として出版の継続を許されたということである。

最高裁がお墨付きを与えた「表現の自由」を自社のイデオロギーと合致しないからという理由で、琉球新報は連載中の上原さんの「パンドラの箱が開く時」を一方的に掲載中止にした。

高裁判決によれば、仮に上原さんの沖縄戦記に百歩譲って「誤りとみなされる主張」があったとしても、「言論の場において無価値なものであるとは」いえないはずだ。 そして、これに対する寛容さこそが、自由な言論の発展を保障するものといえる」のではないか。

表現の自由を誰よりも尊重すべき立場の新聞社が、最高裁が確定した高裁判決を自ら踏みにじり、言論封殺をしたというのが今回の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」のポイントである。

ちなみに琉球新報、沖縄タイムス両紙が取材に来ていたが本日の沖縄タイムスには一行の記載もない。

皆様のご支援をお願いします。

 

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大江健三郎の見苦しい弁解、造語だって(爆)

2011-07-05 06:22:12 | ★パンドラの箱訴訟

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大江健三郎氏が『世界』7月号に、「沖縄戦を裁判を終えて 近い将来への「証言」を求める」と題する論考を寄稿している。
 
内容は、『沖縄ノート』にでてくる「罪の巨塊」や「者」などの差別用語について、これは造語であるので差別の意味はない、としつこく弁解する噴飯ものである。
 
そもそも、場を改めて著者が弁解しなければ理解できない氏独特の造語で、ノンフィクションを表現するのも奇妙だが、「罪の巨塊」については、過去に当日記で何度も批判しているのでのここで深く触れない。
 
 
だが、タイトルの「近い将来への『証言』を求める」とはどういう意味なのか。
 
いまさら集団自決に「軍命あり」の証言を本気で求めているとは思えないが、括弧つきの「証言」なので、「正式な軍命はなかったが、顔つきで軍命を受けた」とでも主張する「証言」でも求めるつもりなのか。
 
沖縄タイムスの捏造体質に期待して、さらなる「軍命ならぬ軍命」(縦の構造による軍命)の「証言」を待つのだろう。
 
 
6月23日の「慰霊の日」の前後の沖縄2紙は、連日この「軍命ならぬ軍命」を証言する記事で満載であるが、よく読んでみると当然のことながら「軍命」を証言する証人は皆無である。
 
そんな中7月1日付沖縄タイムスの特集記事「命語(いのちがた)い(下)・・・「集団自決」の証言」で、謝花直美記者が強引な印象操作をしているのは、大江健三郎氏の要望に応えたつもりなのだろうか。 まさかね。
 
戦時中、慶良間諸島の阿嘉島で教員をしていた池原千代さん(87)の証言を書いた同記事を一部抜粋する。
 
45年3月26日、米軍は慶良間諸島に侵攻。阿嘉島には米軍300人、戦車40台が上陸した。「女は米軍につかまると大変なことになる」。池原さんは女教師と山へ逃げた。 
住民の証言によると、阿嘉の戦隊長は戦前、住民に対し「自決」を促す訓示をしていた。 山中で住民は手榴弾を手に「集団自決(強制集団死)」の時をまった。 が、米軍が退却、「集団自決」は起きなかった
。>
 
結局、阿嘉島では集団自決は起きなかった。
 
日本軍がいたにもかかわらず。
 
「自決」を促す訓示とは何か。 
 
記事は、よく考えたら、まことに不可解な言辞を弄している。 「自決」を促す訓示のことだ。
 
あたかも池田さんが、阿嘉島の野田隊長が「集団自決の命令」をしたと証言した、かのような印象操作をしているではないか。
 
そもそも「自決」(自殺)を他人に命令されて行うこと自体が不自然なのに、(「訓示」で)促されて「自決」をするとは、いかにもにも不自然な証言ではないか。
 
結局、上陸した米軍は阿嘉島を占拠するよりは役場のある隣の座間味島を先に占拠すべく作戦変更したために退却をした。
 
その結果、阿嘉島には日本軍が駐留していたにも関わらず集団自決は起こらなかったのである。
 
左翼勢力が主張する「日本軍のいる所で集団自決は起きた」という主張は阿嘉島の例で見事に覆されている。
 
戦時中は、新聞各紙の見出しでも明らかなように、「勇壮な掛け声」を発するのは日常茶飯事であり、、軍人に限らず民間人でも集会などで演説をするときは「撃ちてしやまぬ」とか「最後の1人まで決死の覚悟で」と大言壮語したもの。
 
ましてや軍人の野田隊長が阿嘉島に駐留したときの挨拶で「決死」などの勇壮な訓示をしたからといって、それを「自決命令」と捉える人は1人もいなかっただろう。 ところが「軍命証言」の収集に必死の謝花記者の手にかかると、高齢の池原さんが「軍命の訓示を促された(のを聞いた)」と、極めて不自然な記事になるのである。
 
「ある神話の背景」の著者曽野綾子氏は、沖縄タイムス記者の問いに答え、今後軍命を示す決定的証拠や証人が現れたら、潔く前言を撤回すると言う意味の発言をしている。
 
大江健三郎氏の見苦しい弁解に比べ、ノンフィクションの書き手としては実にすがすがしい態度ではないか。
 
だが、沖縄2紙や地元研究者の必死の発掘調査にも関わらず、軍命を示す証拠や証人は皆無であったことは周知の通りである。
 
 
              ★★
 
本日(7月5日)午前10より那覇地裁にてパンドラの箱掲載拒否訴訟の第2回口頭弁論が行われます。
 
傍聴される方は9時半迄に裁判所までおいで下さい。 裁判は30~40分で終わります。
 
報告会はその後、11時より護国神社社務所会議室(奥武山公園内)にて行います。
 
2日に行われた大阪の冤罪訴訟を支援する会最終報告会の報告もして頂きます。
 
参加費は無料です。
 

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ヤクザ大臣は即刻辞任せよ!松本復興相

2011-07-04 17:16:35 | 県知事選

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 テレビで「松本発言」を見て、ヤクザ映画の1シーンを見るような錯覚を覚えたが、バックに怖い二つの組織が控えていると聞いて妙に納得した。

とりあえず【動画】をご覧ください。

●松本復興相、宮城県知事と会談  動画

 

二つの怖い組織とは「松本組」と「解放同盟」のこと。

松本復興相の発言
 松本龍復興担当相が3日の岩手、宮城両県訪問時に行った発言は以下の通り。
 ▽達増拓也岩手県知事との会談
 (国は)知恵を出したところは助け、知恵を出さないところは助けない、そのくらいの気持ちを持って(ほしい)。
 九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からん。
 ▽村井嘉浩宮城県知事との会談
 県で(漁港再編問題の)コンセンサスを得ろよ。そうしないとわれわれは何もしないぞ。ちゃんとやれ。
 お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ。長幼の序が分かっている自衛隊(村井知事がかつて所属)ならやるぞ。
 今の言葉はオフレコだ。書いたらその社は終わりだ。(2011/07/04-12:26)

           ☆

わかりやすいように松本大臣の発言を抜書きしてみる


県で(漁港再編問題の)コンセンサスを得ろよ。

そうしないとわれわれは何もしないぞ。

ちゃんとやれ。

お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ。

長幼の序が分かっている自衛隊(村井知事がかつて所属)ならやるぞ。

今の言葉はオフレコだ。

書いたらその社は終わりだ。

 

これではヤクザの親分がチンピラ相手に恫喝しているせりふではないか。(ブルブル)

そもそもこのヤクザ男、「お客さまが来る時」と言っているが、自分をお客さんはないだろう。 

被災地復興のため税金を使って貢献するためにやってきたのを、お客さま気取りだからあのような暴言が出るのだ。

それに最後のひと言は、マスコミに対する恫喝そのものではないか。

 

ヤクザ大臣の地元福岡のなめ猫♪さんによると、松本龍大臣の恫喝行為は地元では有名なことで、背後に怖い組織が二つもついているからだそうです。

 以下は松本復興大臣の恫喝が解放同盟のない東北でも通用するかにの引用です。

 

<松本龍大臣の恫喝。これがホンネなんですよ。東北放送がそのままニュースにしたおかげでネット上で大変話題になっております。

九州では、知事や自民党を含めた議員、九州電力はじめ財界人みんな松本龍には逆らえません。それはなぜか。理由が二つあり松本龍の弟、優三氏が経営する松本組の存在と彼のバックにある団体を恐れるからです。


解放同盟の糾弾という戦術を恐れるのです。だから私たちは、松本大臣の地元、福岡県で少数派ながら、反対の声をずっとあげ続けています。>

 写真には「松本組」の怖~い看板が見える。

 

                    ☆


仮に「松本発言」が沖縄県知事への発言だったら、沖縄2紙が発狂したように大騒ぎし、一面トップでは飽き足らず号外を発行し「沖縄差別だ!」を連発するだろう。

さらに県民大会を開いて抗議決議を採択し、「ゆすりのネタ」が増えたと狂喜乱舞するところだろう。

が、宮城県民は自分たちが選んだ知事が侮辱されても大人しすぎるのではないか。

と思ったら、一応不快感を示しているようだが・・・。

やはり、大人しすぎる。


宮城県知事「命令口調はよくない」
 知事を叱責する発言に、被災地から反発の声が上がっています。松本復興担当大臣が3日、宮城県庁での村井知事の応対をめぐり、厳しい口調で知事を叱責したことについて、村井知事は一夜明けた4日、命令口調はよくないと、不快感を示しました。

 「国と地方自治体は主従関係ではない。対等な関係ですので、命令口調はあまりよろしくない」(宮城県 村井知事)


 村井知事が不快感を示したのは、松本龍復興担当大臣が3日、宮城県庁を訪れたときの発言です。松本大臣は、村井知事が出迎えなかったことに腹を立てて握手を拒否、さらに厳しい口調で叱責しました。

 「(水産業の復興は)県でコンサンセスを得ろよ。そうしないと我々は何もしないぞ、ちゃんとやれ。お客さんが来るときは自分が入ってきてからお客さんを呼べ。長幼の序が分かっている自衛隊なら、そんなことはやるぞ。しっかりやれよ。今の最後の言葉はオフレコです。書いたらもうその社は終わりだから」(松本復興相、3日)

 松本大臣は、菅総理が東北の復興のために新設したポストに起用しただけに、宮城県内の被災地からも反発の声が上がっています。

 「これはひどいですね。緊急事態なので(しっかり)やってほしい、被災者に対して」
 「災害のことを心から救ってやるという考えをもってないから。こういう人は困るんじゃないですか」(被災者)

 波紋はさらに広がっていきそうです。(04日11:32)

               ☆

任命者の菅首相もそうだが、類は友を呼ぶの例えどおり、被災者支援をまるで自分のポケットマネーで助けてやるとでも言うような口ぶりの松本発言に対し、枝野官房長官は「私の方から確認するような性格のものではない」と、まるでとるに足らない出来事のような態度。

やはりこの男も、似たもの同士なのだろう。

松本復興相発言、官房長官「コメントは控える」
.
<枝野官房長官は4日午前の記者会見で、松本復興相が被災地復興について「知恵を出さないやつは助けない」などと発言したことについて、「個々の発言については承知していない。前後の文脈もあるのでコメントは控える。私の方から確認するような性格のものではない」とし、松本復興相から直接話を聞いていないことを明らかにした。>

 
史上最低の総理大臣に引っ掻き回され、最低の無能男の復興大臣が被災地を恫喝する。

わが国は今、国のメルトダウンにむかって爆走中である。

【おまけ】

松本大臣を辞任に追い込むため、下記の動画を是非今の間に転送下さい!
多くのマスコミも報道すべきです!

●松本復興相、宮城県知事と会談  動画

無能すぎる松本龍復興担当大臣/菅改造内閣は被災者殺しの人事

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右翼団体が集団漁業?朝日の歪曲報道

2011-07-04 09:03:09 | 未分類

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石垣から尖閣へ漁船約10隻が出港

沖縄タイムス 社会  2011年7月3日 12時24分 

 石垣市の八重山漁協所属の漁船約10隻が3日、尖閣諸島周辺で操業するため石垣港を出港した。うち1隻は政治団体が所有している。

 政治団体によると「周辺海域で一本釣りや潜水漁業を行い、映像を世界に配信する。日本の領土・領海だと証明する」としている。尖閣諸島への上陸はしないという。

 漁船は3日午前6時ごろ出港、午後1時ごろ到着の予定。政治団体によると、出港直前に団体の漁船1隻が海上保安庁による臨検を受けた。団体の漁船は4日早朝に帰港する。ほかの漁船は2〜3日間操業してから戻る。(共同通信)

                 ☆

尖閣近海に中国監視船 震災後初めて 

3日午前6時35分ごろ、沖縄・尖閣諸島付近の東シナ海を、中国政府の漁業監視船「漁政201」が航行しているのを海上保安庁の航空機が見つけた。海保は日本の領海に入らないよう警告、監視船は約4時間後に周辺海域を離れた。

 監視船は3月の東日本大震災当日、尖閣諸島沖にいたが、震災後に周辺に現れたのは初めて。

 海保によると、監視船は尖閣諸島・魚釣島の北西から北に向かって航行していたが、午前10時35分ごろに同諸島周辺を離れ、北西に向かっているという。海保の警告に対し、「魚釣島周辺海域は中国の管轄海域だ。我々は正当な業務を行っている」などと主張していた。周辺には操業している漁船はいないという。

                ☆

地方紙が通信社の配信記事をそのまま掲載するのは珍しくはないが、見出しには各紙独自の工夫をするのが通常である。 八重山漁協所属の漁船10席が尖閣周辺で操業をするため石垣港を出発をしたというなら、昨日の沖縄タイムスの「石垣から尖閣へ漁船約10隻が出港」という見出しもごく普通で特に文句が有るわけではないのだが・・・。

沖縄タイムスの師匠ともいうべき朝日新聞のasahi.comによると、見出しはこうも変わってくる。


中国監視船、一時尖閣沖に=右翼系団体の動きけん制?―沖縄

朝日新聞 2011年7月3日15時6分
 
      3日午前6時35分ごろ、沖縄・尖閣諸島の魚釣島の北西約31キロの日本の接続水域内で、中国の漁業監視船「漁政201」が南南東方向に航行しているのを海上保安庁の航空機が発見した。同庁の航空機が領海に入らないよう無線で警告し、監視を続けていたところ、監視船は約4時間後の午前10時35分ごろ、接続水域を出た。

 日本の右翼系団体が2日、尖閣諸島沖での漁業活動のため漁船数隻とともに、石垣港(沖縄県石垣市)を3日早朝に出港すると表明。3月11日以来となる同諸島付近での中国監視船の活動の背景には、こうした動きをけん制する狙いもあるとみられる。 


             ☆

大笑いである。

朝日によれば、チャンネル桜の水島社長が、突然ウミンチュに変身し、尖閣近海で漁業をおこなうという。(爆)

印象操作もここに極まれり、である

朝日によれば地元漁協の漁船が尖閣諸島周辺で操業するのは考えにくいことで、中国様のご機嫌を損なうような行動は「右翼団体にそそのかされた行動」である、いや、右翼団体そのものが漁師に変身して集団操業をした、と印象操作したいのであろう。

昨日は「無思慮」にも真っ当な見出しを書いた沖縄タイムスが、本日(4日)の紙面の続報では、朝日の模範解答に触発され、見出しが次のように変化した。

政治団体と漁船

10隻が集団操業

「日本領アピール」

 <政治団体「頑張れ日本!」(水島聡幹事長)によると、団体所属の船1隻と漁船9隻の計10隻が同日(3日ー引用者注)早朝、石垣港を出港。 漁の様子をビデオ撮影し、インターネットなどで配信することで、尖閣周辺の豊富な漁業資源や、日本の領土、領海であることを世界へアピールするという。 団体所有の船は4日、石垣港へ寄港する。>(沖縄タイムス 7月4日)

本来なら、地元漁業組合の漁船9隻が中国監視船の出没する海域で集団操業をする場合、地元紙が船でも借りて同行取材すべきなのだが、中国の嫌がることは一切報道しない地元紙のかわりにチャンネル桜が同行取材するというのが実態である。

では、なぜ一夜明けたら沖縄タイムスの見出しが9隻の漁船より1隻のチャンネル桜チャーター船に重点を置くように変化したのか。

朝日新聞の那覇支局は、沖縄タイムスビルの中にあるため、朝日の「右翼系団体」を強調した見出しを見た沖縄タイムスが師匠に見習って「政治団体」を強調した見出しに変更し印象操作を学んだと推測する。

沖縄タイムス10隻の船の内訳を「政治団体の話」として、曖昧にしているが日経が船の内訳を次のように明確に報道している。

尖閣周辺で集団操業 石垣の漁協など計画、3日から 
 沖縄県石垣市の八重山漁協などは2日、尖閣諸島周辺で3日から集団漁業をする計画を明らかにした。漁協の漁船9隻と政治団体の船1隻の計10隻で朝、石垣港を出港するとしている

 漁船団は周辺海域で一本釣りや潜水漁業などをした後、帰港する計画。同諸島が日本の領土・領海であることをアピールするのが目的で、上陸は予定していないという。

 尖閣諸島周辺では、6月29日に台湾の活動家が乗っていたとみられる漁船が魚釣島付近の接続水域を航行。一時、魚釣島に針路を向けたが台湾へ引き返した。

                   ☆

記事を丁寧に読めば誰でも気がつくことであり、尖閣近海で集団操業をしたのはあくまでも八重山漁協所属の漁船9隻であり、それに同行取材したの「右翼団体(チャンネル桜)」である。

朝日新聞や沖縄タイムスのような左翼新聞が、漁船の集団操業を同行取材した場合はどうなるのか。

「左翼系団体」あるいは「政治団体」も操業、とでも書くのだろうか。

 

ちなみに上記の「政治団体と漁船 10隻が集団操業」のタイムス記事は、例によって見逃しがちなベタ記事だが、その隣の次の記事は、2段抜きの目立つ見出しなのがいかにも「左翼系団体」らしい。

へりパッド反対「貫く」

高江座り込み4年 500人集会

見出しだけで扇動される読者が読めば、概ね次のような印象操作をされるだろう。

「一部の右翼団体が尖閣近海で中国を刺激するような示威行動をした」

「沖縄は島ぐるみで米軍のヘリパッドに反対している」

これでは、ネット時代の読者は、ますます新聞を読まなくなってくる。

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パクリ新幹線を日本に特許申請 !

2011-07-03 07:19:12 | 未分類

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特許紛争の波乱乗せ、高速鉄道発車 北京―上海間開業

2011年7月1日11時22分

 北京と上海を結ぶ高速鉄道(1318キロ)が30日、開業した。最新列車「CRH380」が最高時速約310キロで運行を始めた。開業を前に、中国企業が高速鉄道にかかわる技術について国際的な特許申請手続きに着手。技術を供与した日欧などと紛争となる可能性も出てきた。

 一番列車G1号は午後3時(日本時間午後4時)に北京南駅を出発し、約5時間で上海虹橋駅に到着。一番列車の切符は、15分足らずで売り切れた。ただ、30日夕方からは空席も目立つ。2等車でも555元(約7千円)の価格が、利用者に敬遠されたようだ。航空便が1等車(約1万2千円)以下に値下げ攻勢をかけていることも背景にある。

 「CRH380」は、川崎重工業をはじめとする日本勢や、シーメンスを中心とするドイツ勢の技術を基に開発された。中国側は「(技術を)消化し、独自に発展させた完全に中国のもの」(鉄道省)として、中国企業が日米欧、ロシア、ブラジルの5カ国・地域で特許取得の手続きに入った。列車の組み立てなど21件が対象で、8件はすでに中国内で予備審査を終えたという。

 審査は各国でそれぞれ進められ、日欧などと類似の技術であれば進歩性がないとして却下される。一方、少しの手直しでも大きな効果を生む技術であれば認められる。ただ、日欧企業が不満に思えば無効を訴えることもできる。このため、1~2年後に各国で明らかになる結果しだいでは紛争につながる可能性がある。

 特許申請について川崎重工は「内容が分からないのでコメントできない」という。川崎重工によると、海外では新幹線に関する特許を取得していないという。

 日本企業連合は、米カリフォルニア州での高速鉄道計画に入札する方針だが、中国側の特許取得の動きが影響を与えかねない。JR東海の山田佳臣社長は29日の記者会見で、「中国は自分の技術だと言うが、我々は国内メーカーと旧国鉄技術陣の汗と涙の結晶だと思っている」と主張。川崎重工に対しては「技術立国日本の代表的な企業の名に恥じないきちんとした対応をしてほしい」と述べた。(吉岡桂子=上海、金井和之)
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                       ☆

供与技術参考に特許申請


  中国が高速鉄道に関する技術の特許申請を日本や欧州など5か国・地域で進めていることが28日、明らかになった。(西原和紀、北京 幸内康)

 日本側は「中国版新幹線」の輸出に警戒感を強めるものの、具体的な対策は見えていない。

国際統括官新設
 高速鉄道を巡って、中国は10年以上前から日本の技術に関心を寄せていた。2000年に来日した朱鎔基・中国首相(当時)は、来日前から希望していた山梨県のリニア実験線に試乗して興味を示したが、日本側は先端技術の供与に消極的で、レール方式を採用することになった経緯がある。

 04~05年には、川崎重工業など国内6社が中国メーカーと共同で、日本の新幹線「はやて」をベースにした車両120編成(計960両)を中国に納入した。

 外観もそっくりで、日中友好のシンボルとも言える技術供与だっただけに、日本側は「関係者はみな快く思っていない。中国は納入車両の技術をコピーして独自技術と言っているに過ぎない」(国土交通省幹部)と苦々しげだ。ただ、鉄道車両の部品メーカーなどにとって中国は重要な市場で、波風を立てたくないとの事情もあって、企業は表向き静観している。

 国交省は28日、インフラ(社会基盤)の海外輸出などを担当する「国際統括官」(局長級)のポストを7月1日付で新設すると発表した。高速鉄道などの国際展開を強化するのが狙いだが、中国の特許攻勢にどう対処するかも注目される。

具体策見えず
 中国は日独などから導入した高速鉄道技術をもとに、海外プロジェクトへの参画を進めている。トルコで路線建設に入っているほか、米国、ロシア、ブラジルなどへの進出も狙う。

 中国は、設計から施工、運行管理までを鉄道省が統括するため、プロジェクトの進行が速く、車両価格が他国より2割程度安いのが強みだ。特許を取得できれば、さらに競争力が上がる。

 国有企業の車両製造会社「中国南車」と米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、米プロジェクトの落札を狙って協力を深めている。中国鉄道省によると、GEは南車からの技術移転を目指し、法律の専門家に頼んで南車の特許について特許紛争になる恐れがないか検討している。日本側は「どういう技術が特許申請されているのかはっきりしない」(川重)ため、具体的な対応策は見えていない。

(2011年6月29日  読売新聞)

                           ☆

中国がパクリ新幹線をアメリカに特許申請すると聞いて呆れたと書いた。 アメリカは鉄道後進国であり、パクリ新幹線の時速300キロという速度は、米国で最速の列車の平均速度の2倍以上だという。

そこで米国のGEと中国鉄道省が経済ではタッグを組んで米国への売り込みに共同戦線を張るという。 これではまるで大東亜戦争の再現ではないか。 仮に日本が米中連合軍に勝利して本家・新幹線の米国への売り込みに成功しても、米国での特許料を中国に支払わねばならぬという奇妙な事態になる。

パクリ新幹線の米国や他の外国への特許申請だけでも奇妙な事態が発生するというのに、何と本家本元の日本での特許も申請するというから呆れを通り越して言葉を失い、逆に感心してしまった。 さすがはヤクザ国家、泥棒国家の面目躍如だと。

それにしても特許技術の保全についてJRも中国に出荷した川崎重工も完全な平和ボケに陥っているのではないか。 

無法国家中国がパクリ新幹線の特許を世界各国に申請すべくすばやい動きをしているのに対し、何と本家本元の日本側は川崎重工によると、海外では新幹線に関する特許を取得していないという

 技術に対するあまりにも酷い平和ボケには言葉を失ってしまう。 

中国が新幹線を日本などに特許申請

2011年06月30日
 <中国の新幹線が先日デビューしたが、鉄道省が日本や欧米でも特許申請を行う方針であることがわかった。>

< 狙いとしては、特許を申請しているブラジル、ロシアなど今後の高速鉄道の導入が見込まれる国への売り込みのためだと思われる>

新幹線のパクリだけならまだしも、日本で特許申請中というとんでもないニュースに対し、テレビメディアは沈黙を守っているが、昨夜のTBSたけしのニュースキャスターがかろうじて「中国またもパクリ疑惑、今度は新幹線?」というタイトルでこれを取り上げた。 

ドラえもんやミッキーマウスのパクリキャラをVTRで流し、新幹線とパクリ新幹線の映像を見せて女性コメンテーターに「似ていますね」といわせる程度の軽い扱いだったが話題として取り上げただけでもましなほうだろう。

ちなみにたけしがパクリ新幹線について安住アナウンサーに振られ、何かコメントをしていたがよく聞き取れずに意味不明であった。

 

中国にこのような屈辱的な仕打ちをしていながら、日本側は一部にブツブツ不満を呈する向きはあっても堂々と正面からパクリ新幹線の違法性に抗議することがないのは、中国の巨大な消費市場に色気をだしているからだというこの期に及んでこのノウテンキにはなんとも懲りない面々である。

 

 

ヤクザ国家の巨大市場に平伏し、パクリ新幹線に対して抗議もできないJRやメーカーの川崎重工、

そしてこの期に及んでも中国市場に色気を示す懲りない面々は売国奴である、

と思う方、クリック応援お願いします。

 

参考中国のパクリ新幹線!泥棒に追い銭

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