狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

菅首相への弔辞!

2011-07-07 19:15:21 | 県知事選

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オウム真理教の中に巣食っていた反社会的分子は、一見一掃されたかのように見える。

だが実際は同じような反社会的分子が首相の座に胡坐をかいている。

これが、現在の日本の政治中枢の現状である。

 

菅首相が一番輝いて見えたのは、橋本内閣で厚生大臣を務めたとき、と人は言う。

あの頃の菅さんなら今のように権力の座にしがみつくという醜態を晒すことはなかった、という民主党ファンもいる。

だが三つ子の魂何とやら。

活動家の延長で政治権力を勝ち抜いてきた菅首相。

その本性がそう簡単に変わるはずはない。

評論家の故江藤淳氏の慧眼は、厚生大臣時代の菅氏が権力の亡者であることを見抜いていた。

地位に異常な執着を見せる男として。

この男がこれまで行ってきたことの延長線上に見えてくるもの。

それは、日本の溶解である。

【くにのあとさき】
東京特派員・湯浅博 「帰りなん、いざ 菅君へ」
2011.7.7 02:52
 もし、評論家の江藤淳が生きていたら、菅直人首相に対して「帰りなん、いざ」と引退の美技を授けたに違いない。江藤は15年も前に、当時の菅厚相が地位に異常な執着を見せ、「世のため人のため」という自己犠牲から遠い存在であることを見破っていた。

 橋本内閣時代の菅厚相は、自社さ連立政権のさきがけ党員として入閣した。さきがけを去り、民主党の党代表となっても厚相を辞任しなかった。もう一人の党代表である鳩山由紀夫氏は、「民主党は野党だ」と言い続けていたという。つい最近の、菅首相に辞任を迫る鳩山前首相とのやりとりは、その再来である。

 権力の魔力にとりつかれた政治家の、あさましき醜態なのだ。

 江藤は平成8年11月の本紙正論欄で、時の橋本首相に対して「菅厚相を罷免せよ」と勇断を求めた。

 「菅厚相の大臣という地位への執着は、野党志向の民主党という新党を与党化するほど強烈なものだったということになる」

 江藤の「菅罷免」要求はそれだけが理由ではなかった。

 菅厚相はその年の10月下旬、東京医科歯科大学で講演し、「東大医学部が発端となった『安田講堂事件』を引き合いに、『あの時もっと壊しておけばよかったかも』と過激な発言」を繰り返した。そのうえで、任期が「あと一週間だと思うと、ついラジカルになる」などとボルテージを上げた。

 ここに至って江藤は、国立大学の学生に国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆(あき)れ、「反社会的分子は、オウム真理教のなかだけ巣くっているのではない。今や内閣の閣僚にまぎれ込み、スター気取りで世間を闊歩(かっぽ)しているのである」と怒りをぶつけていた。

 その政治体質は変わらない。

 最近も、菅首相が再生可能エネルギー促進法を求める集会で、「本当に菅の顔を見たくないのか」と3度絶叫した。「見たくないなら法案通せ」などと、退陣が近くなるとラジカルに先祖返りするらしい。

 かつて、京大名誉教授の猪木正道は、政治には政策立案の顔と権力奪取の顔があり、後者を根絶できないといった。むしろ政治家の権力欲が国益や政策を推進するエネルギーになると考えていた。

 ただ猪木は、首相がその座を明け渡す場合の3つの要件を付け加える。(1)重大な失政(2)汚職事件(3)執務不可能な病気-である。この指標を菅首相に当てはめてみよう

 「重大な失政」では、尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の処理で明らかだし、東日本大震災の初動ミスは致命的だった。首相の座に居座れば、高飛車な松本龍復興相の任命など次々に失政を重ねる。

 「汚職事件」に至らないまでも、在日韓国系金融機関元理事から献金を受けていたことが判明し、東京地検に告発された。菅氏は首相にとどまる理由を欠いている。この間、大震災の現地は中央政界の政争に振り回されてきた。

 江藤は平成9年の本紙で、新進党党首だった小沢一郎氏に議員辞職を促したことがあった。「帰りなん、いざ-小沢一郎君に与う」と捲土(けんど)重来を期すよう呼びかけた。

 いま、菅首相に対しては、さらに厳しい江藤の声が聞こえてくるようだ。

 「帰りなん、いざ-菅直人君に与う」

                      ☆


<江藤は15年も前に、当時の菅厚相が地位に異常な執着を見せ、「世のため人のため」という自己犠牲から遠い存在であることを見破っていた。>

<橋本内閣時代の菅厚相は、自社さ連立政権のさきがけ党員として入閣した。さきがけを去り、民主党の党代表となっても厚相を辞任しなかった。もう一人の党代表である鳩山由紀夫氏は、「民主党は野党だ」と言い続けていたという。つい最近の、菅首相に辞任を迫る鳩山前首相とのやりとりは、その再来である。

<権力の魔力にとりつかれた政治家の、あさましき醜態なのだ。>

<菅厚相はその年の10月下旬、東京医科歯科大学で講演し、「東大医学部が発端となった『安田講堂事件』を引き合いに、『あの時もっと壊しておけばよかったかも』と過激な発言」を繰り返した。そのうえで、任期が「あと一週間だと思うと、ついラジカルになる」などとボルテージを上げた。>

< ここに至って江藤は、国立大学の学生に国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆(あき)れ、「反社会的分子は、オウム真理教のなかだけ巣くっているのではない。今や内閣の閣僚にまぎれ込み、スター気取りで世間を闊歩(かっぽ)しているのである」と怒りをぶつけていた。>

<いま、菅首相に対しては、さらに厳しい江藤の声が聞こえてくるようだ。>

< 「帰りなん、いざ-菅直人君に与う」>

江藤氏は国有財産の破壊をそそのかす閣僚の言動に呆れたが、その反社会的分子が今や国の最高権力者に上り詰め、その座にしがみついて連日国益を溶解させている。

これでは外国の工作員を首相にしたようなものである

民主党に投票した有権者や彼らを「政権交代の」の甘い囁きで扇動したマスコミに反省の一欠けらも見られないのはどういうことだ!(怒)

どう責任をとるつもりか!

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1 コメント

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Unknown (涼太)
2011-07-07 22:17:39
狼魔人様

空き管やルーピーの普段の言動を見ていれば、普通の常識があればこいつらに総理の資格がないことは分かるはずなんですがね。投資詐欺に引っ掛かる人も後を絶ちませんが、欲に目が眩むから騙されるのです。騙すほうも悪いが騙される方も悪い。
日本中がもう一度焼け野原のでもなれないと、この国の国民は気が付かないのでしょう。
不況不況とは言ってもまだまだ多くの国民が夏休みは国外に脱出します。
そんな余裕も無くなって初めて、なんでと考えるのでしょう。
残念です。
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