狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

類は友を呼ぶ!虐殺大魔王のツーショット!

2011-07-02 19:28:05 | 未分類

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中国主席、スーダン大統領の支援表明 欧米から批判も

2011年6月30日10時37分

北京で29日、中国の胡錦濤国家主席(右)と握手するスーダンのバシル大統領=AP
 中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席は29日、訪中したスーダンのバシル大統領と会談し、「スーダンとの友好政策を断固として推進していく」と述べ、中国企業による石油や鉱物など資源開発や農業への政府支援などを通じて関係をいっそう強化していく姿勢を示した。中国国営新華社通信が伝えた。

 30万人以上の犠牲者が出たとされるダルフール紛争での戦争犯罪や集団殺害の罪で、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているバシル大統領に対する支援の表明は、欧米諸国から批判を浴びそうだ。

 胡主席は会談で「国際情勢やスーダンの国内情勢がどう変わってもこの(友好)政策は変わらない」とも述べた。スーダンに対する四つの提案として、資源開発のほか、政府や政党間の対話の強化、スーダンの人材育成への支援、スーダンのダルフール問題を含む国際問題での協調を伝えた。
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                  ☆ 

 

国際刑事裁判所から「民族虐殺」の罪で逮捕状の出ている人物を「友好国指導者」として迎え入れる中国の胡錦濤主席には驚くが、これまでの恫喝、詐欺、窃盗をものともしない無法国家国家の指導者とかんがえれば特段驚くに値しないのかもしれぬ。

2010年7月12日、国際刑事裁判所は、バシル大統領にジェノサイド(大量殺害)犯罪容疑で2回目の逮捕状を発行した。

バシル政権は1993年にはアメリカにテロ支援国家の指定を受け、以後経済制裁が続いている。

2003年のダルフール紛争勃発後はさらに両国の関係は悪化したため、バシル政権はスーダンの豊富な資源を求めている中国との関係を深めており、経済・軍事両面において両国は密接な関係を持っている。

中国がスーダンを友好国と歓迎する唯一の理由はスーダンの豊富な石油等の天然資源の確保であるという。

資源獲得に血眼になっているヤクザ国家のの中国にとって、ジェノサイドなんてたいした問題ではないのだろう。

 ■いくら花で飾ってはみても虐殺大魔王の悪党面は隠せない

 

 

 人間を人相で判断してはいけないと日頃考えてはいるが、この悪党面を見るとその信念も揺るいでしまう。

虐殺大魔王に比べれば、いくらヤクザ国家の国家主席でも胡錦濤氏はジェントルマンにみえるという向きもあるが、その鋭い目を見れば胡錦濤氏もチベット人民の虐殺によって国のトップにのし上がってきたことがわかるし、本物の悪党は紳士面して目付きだけは鋭いということがわかる。

胡主席、資源協力と農業支援表明 スーダン大統領に

胡主席、資源協力と農業支援表明 スーダン大統領に

 

類は友を呼ぶ、虐殺大魔王のツーショットだが、

スーダン大統領の悪党面より中国国家主席の目付きの方が怖い!

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【おまけ】

虐殺大魔王・胡主席の鋭い目で睨まれて、蛇に睨まれたカエルのように動揺した菅首相の無様な姿

はこれ↓

日中首脳会談は爆笑コント?挙動不審な我らが首相、ああ!情けない

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外道を爆走!菅と浜田!餌は借金肩代わり?

2011-07-02 07:12:28 | 県知事選

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私はスケープゴートにされただけ」一本釣りの浜田総務政務官
2011.7.1 22:08

本紙政治部の単独インタビューに応じる 浜田和幸 総務政務官=1日午後、東京・霞が関(栗橋隆悦撮影)
 自民党に離党届を提出し、菅直人内閣の総務政務官に就任した浜田和幸参院議員が1日、産経新聞のインタビューに応じ、今回の一本釣り人事について「私はスケープゴートにされただけ」などと語った。主なやりとりは次の通り。(新井好典)

 --今回の離党劇で、村上正邦・元自民党参院議員会長や国民新党の亀井静香代表から説得は?

 「政務官に就任する1週間ぐらい前、村上氏から『意見交換をしたい』と誘われ会いに行くと、そこに亀井氏もいた。2人とも初対面だったが、『今はみんなで力を合わせるべきだ』という話を聞いた」

 --その際、内閣に入れとの要請は

 「それはない。その時は海外から協力の申し出や提案が来ているが、(政府に)取り上げてもらえないという話をした。それを亀井氏が首相の耳に入れたと思う。数日後、枝野幸男官房長官から連絡があった」

 --枝野氏からは?

 「復興対策本部に入ってほしいと。ただ、副大臣か政務官になっていないと責任のある仕事ができないので、外務省か総務省かどちらかでお願いしたいと」

 --これまで被災地に何回入ったのか?

 「一度も行ってない。2日に初めていくが、宮城県石巻市や福島第1原発などを視察する」

 --今回の離党騒動で国会は1週間止まった。

 「私がスケープゴートにされたというだけの話だ」

 --首相が交代すれば与野党協力が進むという声は強い

 「議論としては分かる。大連立とかパーシャル連合とか。でも、誰も首相の首に鈴を付けられていない」

 --菅政権は8月末までというのが大方の見方。大した仕事はできない

 「決して望ましい状況ではないが、8月以降もずるずると菅政権が続く可能性はゼロではない。それに、今を無駄にしたくない」

 --自民党にいても復興対策はできるはず

 「そういう人は多いが、所詮は一年生議員。どんな提言をしても10年早いと なる。だから、対策本部の中に入って動かしていくことが重要で、その場を首相が与えてくれた」

 --自民党公認で当選した。議員を辞めて民間人として協力すべきでは

 「自民党鳥取県連は文句を言っているが、昨夏の参院選では借金して県連に寄付したし、党本部から来た金も私の口座に入ったけど、(県連が)引き出して相談なく使っている。その金を返せって言うのはどういうことか」

 --政務官が終わったら政治家を辞める気は

 「6年間の任期はまっとうする」

 --政府の一員だが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や外国人参政権にも賛成するのか

 「こんなことやったら国がますますおかしな方向になると思ったら、良心に従って判断する。無条件に賛成するわけではない」

                          ☆

人間の言動に不自然さが生じたら、“何か”あると考えるのは、下衆でなくとも誰もが勘ぐること。

菅首相が自民党の浜田和幸議員を一本釣りした釣り糸の先にぶら下っていた餌が、復興担当政務官という一年生議員にとっては美味しいポストだったことは誰の目にも明らかだった。

野党の一年生議員に復興担当を委ねなければならぬほど民主党は人材に枯渇しているかどうかは措くとして、浜田氏が野党の立場にいながらも被災地に駆けつけ大活躍をしているのを知っての一本釣りかと思いきや、何と浜田氏はこれまで一度も被災地に行ったこともなく、復興担当政務官になって初めて現地視察をするというから驚きである。

驚きはこれだけではない。

上記インタビュー記事で次のようなくだりがある。

「自民党鳥取県連は文句を言っているが、昨夏の参院選では借金して県連に寄付したし、党本部から来た金も私の口座に入ったけど、(県連が)引き出して相談なく使っている。その金を返せって言うのはどういうことか」

浜田氏の異常な行動の裏にはポストという餌の他に金に纏わる腐臭が当初から漂っていた。

浜田氏の起用に絡んで、機密費を直接管理する枝野官房長官は次のように語っていた。

機密費使用を否定 浜田氏起用で枝野氏
2011.6.29 12:49
 枝野幸男官房長官は29日午前の記者会見で、自民党の浜田和幸参院議員を総務政務官に起用した人事に絡み、内閣官房報償費(機密費)が使われたのではないかとの一部の指摘に対し「機密費の具体的な使い方は答えないが、そういうことに使われる性質の金ではないと思う」と否定した。

 機密費の使途公開については「個人の思いだけで判断できるものではない。時の官房長官の判断で考え方が変わって良い性質のものではない」と慎重な姿勢を示した。

               ☆

ところが夕刊フジによると、一本釣りの餌はポストの他に浜田氏が自民党に残した借金の肩代わりだったというから、話は一段とおぞましくなって来る。

人の道に反する!“一本釣り”浜田が自民に2千万借金してた
(夕刊フジ 7月1日)

浜田氏は自民党鳥取県連に2000万円以上の借金を残しており、離党届提出の前に借金は返済されていないというのだ。 上記インタビュー記事で浜田氏が弁解している謝金の件を、県連の宇田川隆久事務局長は次のように説明している。

(1)浜田氏は昨年夏の参院選で初当選したが、選挙費用や政治活動費として、県連は約4776万円を立て替えていた。

(2)その後の県連大会で「2000万円は寄付する」と決まり、昨年9月末、約2776万円の借金が確定した。

(3)ところが、浜田氏は「領収書を精査する」「使った記憶がない」などといい、返却を先延ばしにした。

(4)さすがに県連内でも問題となり、今年3月末、「約2776万円を無利子で4年間で返却する」という契約書が交わされ、4月末に1回目の約694万円は返却された。

自民党への借金について、浜田事務所は、夕刊フジの取材に対し、「契約書を交わしているので、現段階ではとりあえず、その方向(=4年間で返却する)で考えている」とコメントしている。

ということは、浜田氏は公認を受けた自民党に2000万円以上の借金を残したまま、民主党に寝返ったことになるが、浜田氏が借金はないと言い張るなら、その際に機密費で肩代わりしたと記者団は勘ぐっているのである。

一本釣りの餌がポストだけならまだしも、「借金返済の肩代わり」だったとしたら、釣った菅首相も釣られた浜田氏も「人の道」を踏みはずし外道を爆走していることになる。

 

恥知らずが政(まつりごと)を行うと国は滅びる! 

 

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中国が米国を恫喝!新型ミサイル潜水艦を配備

2011-07-01 20:55:42 | 県知事選

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中国共産党90周年式典で、改めて中国社会に腐敗が存在するのを認め、腐敗の撲滅を宣言したという。 

いまさら腐敗を認めるなんて、笑わせてくれるぜ。

【動画】⇒中国共産党90周年式典で腐敗など社会の問題認める (07/01 14:56)

これってブラックジョークの一種? だって中国の存在そのものが腐敗ではないか。

腐敗を撲滅するには中国そのものを撲滅せねばならならぬだろう。

で、その腐敗したヤクザ国家が南シナ海で行っていたチキンレースは、ついに米国攻撃の威嚇を始めたようである。

新型ミサイル潜水艦を配備=近海から米攻撃可能-中国軍
 【香港時事】中国系香港誌・鏡報7月号は、中国海軍がこのほど、最長射程1万4000キロの弾道ミサイルを搭載する新型の「清」級潜水艦を配備したと報じた。7月1日の中国共産党創立90周年に合わせて就役させたとみられる。
 「夏」級などこれまでの弾道ミサイル潜水艦が原子力推進だったのに対し、「清」級は通常動力を採用。中国近海から米本土を攻撃する能力を持ち、その配備には「中国の核戦略をより合理的、より効果的にする」意義があるという。(2011/06/30-18:14)

                    ☆ 

新型ミサイル潜水艦を配備することにより、中国近海から米国本土を攻撃できる!!

ヤクザ国家は終に米国を威嚇しはじめた。 「米国の太平洋での影響力を排除すること」がその目的だという。

米国にとってこれ以上の恫喝はない。

中国海軍近代化は米排除が狙い 米議会が報告書
【ワシントン共同】米議会付属の議会調査局が1日までにまとめた中国海軍の近代化に関する報告書で、近代化の目標を「米国の太平洋での影響力を排除することだ」と指摘していることが分かった。報告書は、中国軍が米軍の中国周辺への展開を防ぐため、西太平洋にある米空軍基地への攻撃能力を含めた「接近阻止能力」を獲得しようとしていると分析。

 報告書は冒頭で「中国軍の近代化に米国がいかに対応するかが米国防計画の鍵に浮上してきた」と表明。米国が中国の軍事力増強に強い危機感を抱いており、日本も今後の米中関係に多大な影響を受けうることが浮き彫りになった。

2011/07/01 16:56   【共同通信】
 

               ☆

ヤクザ国家中国は南シナ海でベトナムやフィリピンを脅して、南シナ海の領有権を確保するのみならず、米国を恫喝して「太平洋の影響力を排除しようと目論んでいる。

太平洋への出口としては既に宮古海峡を往復し獣道として権利を内外に告知している。

そんな折に、沖縄訪問の中国人に数次ビザを発給するという愚挙は売国行為だと思う人、

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本日より中国人数次ビザ!沖縄だけ! 

2011-07-01 07:21:20 | 未分類

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某電機メーカーの「ウチナービケーン」というテレビCMのキャッチフレーズが一時流行ったことがあった。 そのままの意味は「沖縄だけ」と言うことだが、CMの意図することは全国にはない「沖縄仕様」あるいは「沖縄特製」ということで、大ヒットのCMだったと聞く。

さて本日7月1日は中国のビザに関し「ウチナービケーン」の制度が開始する。

沖縄を訪れる中国人観光客には数次ビザを発給すると言う沖縄だけの制度のこと。

この制度は「ゆすり大魔王」こと仲井真県知事が沖縄振興策の一つとして「県外要求」の代償として菅内閣から強請り取った「ウチナービケーン」の制度である。

急ごしらえのためこの制度には思わぬ「盲点」もあるようだ。

ちなみに本日の沖縄タイムスは中国人数次ビザについては一行の掲載もないので、ニュースとしては一寸古いが、先月の記事を引用する。

数次ビザで沖縄が経由地に? 業界「盲点」懸念
沖縄タイムス 経済  2011年6月4日 10時25分  

 沖縄を訪れる中国人観光客向けに来月1日から発給される数次ビザ(査証)について、観光業界から「沖縄には滞在せずに経由地として利用される恐れがある」と懸念の声が上がっている。ビザ業務を管轄する外務省も同様の認識を示しており、沖縄への滞在を要件に含むなどの対策を検討している。今回の数次ビザの導入は沖縄の経済振興が目的。期待される経済効果を生むには、本来の目的を見据えた仕組みづくりが急がれる。(榮門琴音、銘苅一哲)

 数次ビザの発給は、一定以上の経済力がある中国人観光客が対象。最初の旅行で沖縄を訪問すれば、3年間は何度でも日本に入国できる。滞在期間も従来の個人観光客の最大15日に比べ、同90日と大幅に長くなる。沖縄への経済効果を期待する声は多い。

 ただ、メリットが大きい数次ビザにも「盲点」がある。最初に沖縄を訪れ、数次ビザの発給を受けてしまえば、次回の旅行からは沖縄を訪問することが義務付けられていない。

 このため、「ただの経由地として利用されるのでは」と懸念する声もある。要件通りに沖縄から入国しても、宿泊や買い物をせずに、県外へ乗り継いで行くケースも考えられる。観光関係者は「沖縄での滞在が那覇空港だけとなるのは本末転倒」と指摘する。

 外務省も「トランジットだけで沖縄を利用されると、お金を落としてもらうという狙いから外れる」と認識。最低でも一泊してもらうなど滞在を促す仕組みづくりを急いでいる。宿泊を確認する方法は調整中。ただ、手続きが煩雑になると数次ビザの取得が鈍くなる恐れもあるという。

 外務省は「国内初の画期的な制度。細部まで調整していく」としている。

 数次ビザが発給されることを受け、県はプロモーションや受け入れ態勢を強化するキャンペーンを展開する。県は「沖縄に滞在してもらえるような魅力ある観光メニューを作ることも必要だ」と意欲を見せている

               ☆

中国客向け数次ビザ 沖縄1泊条件
経済  2011年6月8日 09時31分  

 7月1日から始まる中国人個人観光客向けの数次ビザ(査証)発給について、外務省が1回目の来訪の際、沖縄県内で1泊以上滞在することを条件に加えることが7日、分かった。沖縄が本土への経由地のみに利用されることを防ぐ措置。また、沖縄に限らず、他の都道府県から出入国する場合でも数次ビザを発給する方針。

 県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が7日、県内観光事業者向けの説明会で外務省からの聞き取り内容として明らかにした。

 1泊以上の県内滞在を要件とすることで、「沖縄振興」を目的とするビザ発給の趣旨に応える。ただ、滞在要件は1回目の来訪時のみで、2回目以降は3年間の有効期間内であれば、沖縄を訪れなくても日本各地を何度でも旅行できる。県観光振興課は「沖縄を訪れたことのない中国客に沖縄を知ってもらえるチャンス」としつつ、「2回目以降も沖縄に来たいと思わせるような仕組みづくりが不可欠。観光業界の皆さんと協力して考えていきたい」とした。

 沖縄を出入国の拠点としなくてもいいため、中国からの直行便の席数に限りがある沖縄にとって、日本の国内路線で多くの中国客を呼び込むメリットがある。OCVBは6月中に、中国の旅行社やマスコミ関係者を招待するFAMツアーを6本計画。現地で共通のパンフレットやWeb広告を展開し、制度周知を急ぐ。OCVB観光・コンベンション推進部の屋良朝治部長は「個人客が多く訪れることを想定し、ホテルや観光施設で中国語対応などの体制を強化してほしい」と強調した。

 数次ビザは中国本土の全在外公館(7公館)で発給。中国人の訪日個人観光を扱うすべての中国側旅行社を通じて代理申請できる。「十分な経済力を有する者」とその家族(二親等まで)が発給対象で、手数料は免除される。本人が同行しない、家族のみの訪日は許可されない。

 審査期間も「申請日を含めない5営業日」を基準とするなど大幅に短縮される。7月1日から申請できるため、最も早い発給日は7月8日になる見込み。1回の滞在期間は従来の6倍の90日となる。

                 ☆

いくら「ゆすり大魔王」の恫喝に屈したとはいえ、ずい分ズサンな制度を作ったものである。

沖縄を自国の領土と喧伝している中国にとって、沖縄を「工作員基地」として全国に工作員をばら撒くのにこんな美味しい制度はない。

「盲点」は「トランジット利用」に止まらない。

沖縄に「一泊の義務付け」なんて寝言をいっても一体誰が怒涛のように流れ込む中国人の一泊を監視するのだ。 

仮に出入管理局要員を倍増して監視した所で、元々順法精神にかける中国人の耳を引っ張ってでも一泊させることが出来るはずもない。

平和安全保障研究所理事長の西原正氏が、この「ウチナービケーンの中国人数次ビザ薄給の危険性を、産経新聞の【正論】平和安全保障研究所理事長・西原正 危険!中国人観光客の沖縄誘導 で鋭く指摘している。

以下にその要点を抜粋引用する。

(1)、国防上きわめて重要な自衛隊や米軍の基地を持つ沖縄に関して、政府や沖縄県が安全保障上の配慮をどの程度したのか懸念される。◎

(2)沖縄を1度訪れれば何度でも日本を出入国できるという。しかもこれまでとは違って、個人旅行が可能になる。

(3)沖縄に中国人客が増えれば、それ目当てに、中国人富豪が土地やホテルの買収を進めるであろう。その際、自国政府の情報収集に協力して、軍事基地近くの土地を買収するかもしれない。

(4)さらに中国当局が、観光客に紛らせて情報工作員を沖縄に潜入させ、自衛隊や米軍の訓練状況や武器装備などを偵察することになりかねない。

(5)沖縄本島ばかりではない。石垣島などの事情もさぐり、尖閣諸島の防衛に向けた自衛隊や海上保安庁の動きを観察することができる。

(6)≪米軍と自衛隊の情報筒抜けに≫

(7)昨年8月、仲井真知事が北京を訪問し、中国民用航空局で那覇-北京路線の定期便化を求めたのに対し、民用航空局側は、中国人客のビザ規制を全廃する制度を沖縄で先行的に実施することを提案したという。

(8)また、ある要人は「沖縄は中国と関わりも深く、モデル的に行ってはどうか」と促したという(琉球新報、2010年8月20日付)。

(9)中国の民間機が那覇空港に入るようになれば、那覇空港を共用する航空自衛隊などの活動は、中国政府に筒抜けとなる。

(10)また、沖縄が中国人観光客への依存度を高めれば、中国はそれを政治的に利用することも可能になる。例えば、米軍基地へのミサイル、特殊無人機などの配備を中止に追い込むため、観光客の沖縄訪問中止などをちらつかせて圧力をかけるといったやり方である。



09年1月に日本が中国の青島に総領事館を開設したとき、中国側が沖縄に総領事館を開設したいと申し入れてきた。

日本は安全保障上の理由から沖縄での開設を拒否したが、今回の「ウチナービケーン」により、今後多くの中国人が沖縄に出入りすることになれば、中国は総領事館の開設を再度求めてくるであろう。

欲に目が眩んだ「ゆすり大魔王」は今度は中国総領事館の設置を強請り取ろうと圧力をかけるだろう。

が、総領事館が工作員の巣窟であることは世界の常識である。

一旦中国総領事間が那覇にできれば、軍関係者は勿論工作員の常駐が合法的になる。

沖縄はたちまち中国工作員の巣窟と化し、米軍基地、自衛隊基地を監視しする工作員が増えるだろう。 さらに従来の沖縄2紙による反基地運動に加え、中f国による反基地工作も容易になる。

今、南シナ海の領有権をめぐり中国とベトナム、中国とフィリピンの対立が米国を巻き込んで一触即発の様相を呈している。

こんな重大時期に日本の首相の脳裏にあるのは自身の延命工作だけというのは我が国とって、内政のみならず国防にとってもまことに不幸なことである。

そもそも国家意識のない首相に政権交代を委ねた国民に責任はあるのだが、中国の南シナ海の狼藉に対し「明日はわが身」の危機感を感じるどころか、中国を「友好平和」の国として歓迎する仲井真知事の平和ボケにも度し難いものがある。

平松氏は上記「正論」の論文を次のように結んでいる。

≪ 中国人観光客への数次ビザはむしろ、沖縄を対象外とするのが防衛上妥当である。中国人には沖縄本島のみ、しかも宿泊するホテルを限定した、1回のみの訪問を許す観光ビザが適切だろう。総領事館開設や民間航空機の定期便化などはむろん論外だ。中国人の土地買収を制限する立法措置も急務である。中国との友好は大切だが、国防を犠牲にした友好は、自らを骨抜きにすることでしかない。≫

まさに至言である。

むしろ中国人の数次ビザはウチナービケン、対象外にするのが防衛上妥当である、

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