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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「戦争の足音聞こえる」、幻聴を記事にする新報記者

2016-07-15 19:23:31 | マスコミ批判

 

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 沖縄お悔やみ情報局

 

 

 

 

 

 

 

 

都知事選で「平和憲法を守るため」などと頓珍漢な立候補の理由を述べるトレンディー俳優が出没したかと思えば、野党統一候補の鳥越俊太郎氏などは、「参院選で、改憲勢力が3分の2を占めたことに危機感を感じた」「「憲法改正の流れを変えたい」などとと、これもまた都知事候補としては見当違いな出馬の理由を述べている。ステージ4の大腸癌を患った後期高齢者が立候補しなければならぬほど革新陣営は人材に枯渇しているのか。

「命(ぬち)どぅ宝」というではないか。 知事の座も大切だろうが、くれぐれも命を大事にして欲しいものである。 テレビタレントが討論する番組を見たが、総じて「反安倍」で凝り固まったような意見が多く、「3分の2の改憲勢力を追い風に、安倍首相が独断的に憲法改正に突き進むのを止める必要がある」といった無知な意見が多く「憲法改悪」と連呼し、辺野古移設のことを「新基地建設」とデタラメな発言を連発する元社民党代表も出演していたが、誰もこれを指摘するものいなかった。

憲法改正の話題になると「軍靴の音が聞こえる」「きな臭い臭い」など、聴覚異常や嗅覚異常を訴える「国籍同一性障害」を患う者が続出するが、早速琉球新報が幻聴を訴えたのには笑ってしまった。

「戦争の足音聞こえる」 改憲勢力3分の2

 

 改憲勢力が憲法改正の国会発議に必要な全議席の3分の2を確実にしたことを受け、投票した県民からは「改憲すれば、沖縄は再び戦争に巻き込まれるのではないか」など、不安の声が上がった。尖閣諸島の領有権を主張する中国への対応を考え、改憲に期待する声もあった。

 4人の子どもと、11人の孫がいるという北谷町の山川直助さん(80)は「憲法改正は困る。基地の被害や不平等な日米地位協定で悩まされている沖縄が、さらに戦争の心配に苦しめられる。沖縄の参院選結果を見て、本土の人にはもっと考えてもらいたい」と話した。

 「ほとんどの人は自民党の改憲草案の中身をよく知らないだろう。そんな中で改憲が強行されれば危険だ」と話すのは那覇市の自営業、渡邉宏美さん(38)。「戦争の足音が聞こえてくるようだ。何とかして止める方法はないだろうか」と不安な表情で語った。

 石垣市の不動産業、加那原孝祐さん(55)は「誰も戦争はしたくないが、改憲イコール戦争との指摘は当たらない」と話す。加那さんは尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入などが繰り返される現状などに触れ、「時代や環境は変わっている。今の時代、現状に合わせた憲法にすることが求められている」と憲法改正の議論が進むことを期待した。

 来間祐樹さん(29)=豊見城市、介護職=は「3分の2を取ったら、議論がないまま自動的に物事が決められそうで心配だ。野党としっかり話し合っていくべきだ」と話した。

                                                                                ☆

東子さんのコメントを紹介しよう。

「「戦争の足音聞こえる」 改憲勢力3分の2 2016年7月11日 11:20」
選挙 参院選 参院選(参議院議員選挙) 改憲勢力
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-314666.html

>4人の子どもと、11人の孫がいるという北谷町の山川直助さん(80)は「憲法改正は困る。基地の被害や不平等な日米地位協定で悩まされている沖縄が、さらに戦争の心配に苦しめられる。沖縄の参院選結果を見て、本土の人にはもっと考えてもらいたい」と話した。

「中国の脅威」を知らされていない可哀想な人。


>「ほとんどの人は自民党の改憲草案の中身をよく知らないだろう。そんな中で改憲が強行されれば危険だ」と話すのは那覇市の自営業、渡邉宏美さん(38)。
>「戦争の足音が聞こえてくるようだ。何とかして止める方法はないだろうか」と不安な表情で語った。

自民党の改憲草案はネットにアップされているから、知りたければ知ることができる。
https://www.jimin.jp/activity/colum/116667.html
現行憲法との比較を分かりやすくまとめたサイトもある。
http://tcoj.blog.fc2.com/

「何とかして止める方法はないだろうか」と不安になるのは、現行憲法にある国民投票が最後にあることを知らないのでしょう。
現行憲法すら読んでいないのでしょうね。
それで、護憲?


>石垣市の不動産業、加那原孝祐さん(55)は「誰も戦争はしたくないが、改憲イコール戦争との指摘は当たらない」と話す。
>加那さんは尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入などが繰り返される現状などに触れ、「時代や環境は変わっている。今の時代、現状に合わせた憲法にすることが求められている」と憲法改正の議論が進むことを期待した。

憲法改正は「今後、一切憲法を変えられないような条項をいれる」も改憲である。
改憲論議が大事。
改憲論議すら封じようとする野党は、民主主義否定。


>来間祐樹さん(29)=豊見城市、介護職=は「3分の2を取ったら、議論がないまま自動的に物事が決められそうで心配だ。野党としっかり話し合っていくべきだ」と話した。

この方も、国民投票を知らないようだ。


さて、こんな記事を載せた新報。
今後、憲法改正の手続きがどういうものであるか、県民に周知するような記事を書くか。
それとも、県民の誤解の下に、不安だけ煽って、改憲論議を封じる民主主義否定に進むか。



【参考】
選挙の2日後、さっそく、読売は「改憲手続き」について記事を書き始めた。
こういう記事が、選挙前あるいは、選挙中に出なかったことに疑問が残る。

「[解説スペシャル]憲法改正 警戒論に疑問…「9条」優先順位低く 民進も「改憲勢力 2016年7月12日5時0分」
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160711-118-OYTPT50432/scrap_list_FD00000001

>参院選の結果、衆参両院の「改憲勢力」が3分の2を占めたことの意味はそれなりに重い。
>だが、言われているような「改憲勢力」だけで強引に憲法改正を発議したところで、国論は分裂必至だから、国民投票で否決される可能性が高くなる。
>自民党もそのような稚拙な方法はとらないはずだ。
>民進党を含めた幅広い合意が得られるように、慎重に議論を進めることになるだろう。
>自民党改憲草案が丸ごと憲法改正論議の対象になるかのような議論も、誤解の類いといえる。
>同草案に対しては、国民の義務を記した箇所が多いことなどから批判が強い。
>例えば、「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」などの条文に対しては、憲法学者から、権利と義務を並列に扱うのは、国家権力を縛る憲法の規定としておかしい、との指摘がある。
>だが、何人かの自民党議員が言うように同草案は「たたき台」にすぎない。
>あるいは「たたき台」にすらならないかもしれない。
>「メニューリスト」という議員もいる。
>同草案が実際の改正に直結するほど、改憲過程は単純ではない。
>憲法の全面改正は、現行法上できない。
>「個別発議の原則」と呼ばれるもので、憲法改正の国民投票は、緊急事態条項とか、環境権とか、改正項目ごとに賛否を問う仕組みなので、全面改正は物理的に不可能なわけだ。
>「安倍政権による憲法改正」という言い方も、実はおかしい。
>法律案と異なり、政府には憲法改正原案を国会に提出する権限がないからだ。
>改正原案を提出できるのは、衆院なら100人以上、参院なら50人以上の議員に限られる。
>憲法改正というのは政府の課題でなく、国権の最高機関の国会が取り組む課題なのだ。
>◆個別発議の原則=憲法改正に際し、一つの事項ごとに発議し、賛否を問う原則。
>憲法改正の国民投票法制定に合わせ、国会法に「憲法改正原案の発議に当たつては、内容において関連する事項ごとに区分して行うものとする」(第68条の3)と規定された。
>これにより、憲法の全面改正はできない。
>また、9条改正と環境権創設など別々の事項を一つの事項として賛否を問うこともできない。

 

【おまけ】

以下は過去ブログ幻聴を記事にする記者 2011-12-28  の引用です。

                ★

沖縄は、赤いビールスで脳ミソが侵された記者が数多く巣食っていることで恐れられている。

赤色ビールスは脳ミソを硬化させるのみならず、視神経や聴覚神経を侵し、幻聴や幻視の症状が出てくる場合がある。

キチガイに刃物といわれるが、キチガイに刃物を持たせても危険を伴わない場合が多い。

だが、幻聴を伴うイカレタ記者にペンを持たせたら、これほど危険なことはない。

何しろ沖縄には、常人には聞くことの出来ない幻の声を聞いて、それを恥もなく一面トップに書く記者がいるのだ。

イってしまった記者も記者なら、それを野放しにする新聞も新聞である。

以前から入院加療を勧めている又吉嘉例記者(八重山教科書問題の沖縄タイムス記者)のことである。

幻聴で「軍靴の響き」を聞いたり、幻視で「いつか来た道」を見るプロ市民のことは良く知られているが、誰もが聞こえない「玉津氏の議事録改ざんを指示する声」を聞いて、その幻聴を一面トップの大見出しで報じる記者も前代未聞なら、それを許して恥じない新聞も前代未聞である。

■八重山日報 12月29日

議事録「改ざん」
市議会 確認できず

ーーー県紙が「議事録に改ざんがある」と報道したことを受け、こ
の日は宮良氏の要求で、協議会議事の録音を本会議場で流し、議事
録の該当部分と比較検証した。
 録音では委員の声が入り乱れているため、議事録との差異を正確
に確認できなかった。
伊良皆議長は「私には、議事録にあるように
しか聞き取れない」と感想。疑義がある議員は自ら再検証するよう
促した。

        
  ☆

ここで言う「県紙」とは、言うまでもなく「玉津氏、議事録改ざん」という大見出しで一面トップを飾った沖縄タイムスのことである。

沖縄タイムスの又吉嘉例記者は、半年にも及ぶ発狂記事の連発で思考力が破壊され、気の毒にも事実とウソの区別も出来ないほど脳ミソがイカレてしまった。

そして、ついには幻聴をそのまま記事にする事態にまで症状が悪化してしまった。

イってしまった記者が、ばら撒いたデタラメ記事の害毒は単なる誤報の域を越えて、いまや社会問題の様相を呈している。

イってしまった記者は、長期休暇を申請して、しかるべき病院に入院加療したほうが身のためになると思うが、いかがなものだろうか。

                  ☆

【おまけ】

【国籍同一性障害】

イってしまった記者を放置すると慢性化・複合化して「国籍同一性障害」に進展するおそれもある。

病名 【国籍同一性障害】( こくせきどういつせいしょうがい )とは、

患者自身が日本人であるにも関わらず、自分があたかも中国人・朝鮮人であるかのような錯覚に陥る一種の精神病。

何故か 中国・朝鮮が素晴らしい国・国民であるかのような幻想・シンパシーを抱く 。

「他国民」である日本・日本人が悪辣で卑怯・無知蒙昧な存在だと思い込むようになる 。

 

 病状が進むと、自分たちの属する日本国家・国民を根拠無く貶め、批判し、あげつらうことで 自分自身がまるで 正義の味方であり、人権感覚に溢れる国際派であり 弱者の擁護者であり、不正の告発者であり、先進的な改革者であるかのように思い込むようになり それにより 精神的な満足感を得る、といった相当に重篤な症状が発現する。

 

自分の考えが唯一絶対だと確信しているので、絶対に妥協しない。(症例⇒慶田盛竹富町教育長、大城県教育長、狩俣課長)

あらゆる機会を捕らえて相手方を非難・誣告する 。

日本国家・日本人を自分たちの「敵」であると定義しているので、どんなに不当・理不尽な 言いがかりが日本に及んでも、患者自身が感じるのは達成感・幸福感・高揚感だけである。

 

 外国メディアの論調が日本批判だった場合、彼らと「一体になれた」ような錯覚に陥り、幸福感は頂点に達する。

実際には、自分たち自身が その批判されている「日本人」そのものなのだが

 どんな内容であれ、日本・日本人が攻撃を受ければ受けるほど、ますます自分の正しさ・正当性を確信する。

 自分たちが国際社会で支持を受けていると思い込んでいるので、いつも「日本は国際社会・アジア諸国から孤立している」
などと主張し、従って日本は自分たちの言うことを聞くべきだ、と結論付ける。

 

なお、患者の主張する「国際社会・アジア諸国」とは ほとんどの場合、「中国・韓国・北朝鮮」の 3カ国だけであり、これらの国がしばしば世界全体から孤立し、嫌われていることには気付かないのが通常である。

 彼らの日本への攻撃は、そのほとんどが 愛する中国・韓国・北朝鮮自身への攻撃にもなっており、自爆が多い 最近では、病状への世間の理解も進み、当然の如く賛同者が減ったため、患者の生活権が脅かされている。

 

 治療法はあるにはあるが、自覚症状がほとんど現れないため、手遅れになるケースが大半である。

この病気は「フェミニズム」と言う新種の病気に転移する事でも知られている。

数々の臨床例によりこの患者は、ある特殊なものに脊髄反射して幻覚症状に陥ることが判明している。

 

 

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提訴と協議は車の両輪!<辺野古作業部会>で、国は訴訟の方針

2016-07-15 07:21:38 | 普天間移設

 

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辺野古の埋め立て承認取り消しを巡る代執行裁判の和解勧告を受け、県と国が設けた「作業部会」の第2回会合が14日午前、開かれた。

埋め立て承認取り消しに対して国が県に行った是正指示について、国地方係争処理委員会がその適否の判断を見送ると同時に双方に協議を求めたことを受け、県側は政府に対し、法廷闘争ではなく協議を求めた。

一方、政府側は協議は裁判を行いながらでも続けられると主張した。終了後、安慶田光男副知事は「恐らく訴訟は避けられないだろう」と述べ、22日以降に国が県を相手取り違法確認訴訟を起こすとの見通しを示した。

 一方、和解勧告を受けて政府が辺野古移設工事を中断していることについて、作業部会で政府側は「米軍キャンプ・シュワブ内の陸上部分については、埋め立て工事の中止対象とならない」として、近く再開する意向を示した。

和解条項で、海側の埋立て工事の中断は同意し、現在も中断の継続中だが、陸上工事中断は和解条項に含まれない、というのが政府側の認識だ。


県側は政府が再開するとしている陸上工事が、普天間飛行場の辺野古移設工事に直接関係するか確認する必要があるとして、沖縄防衛局に具体的な説明を求めた。
 

辺野古埋立て問題の陰に隠れ、あまり目立った報道はされなかったが、現在、辺野古以北の高江ヘリパッド工事問題が、新聞の見出しを賑わすようになっている。

特に、参院選で「オール沖縄」勢力が圧勝して以来、この問題に対する翁長県知事にの曖昧な態度を追及するような沖縄2紙の論調も目立ち始めた。

翁長知事は「新基地建設反対」を掲げた「オール沖縄」の神輿に乗って、選挙を勝ち抜いてきたが、「那覇軍港の浦添沖移設」と「高江減りパッド工事」は、翁長知事のアキレス腱といわれ、両問題に関して明確な反対意近を述べていない。

翁長知事が、明確に新基地建設反対と公言している「辺野古移設:」は周知の通り、既設のキャンプ・シュワブ内に移設するもので、厳密に言えば翁長知事が主張する「新基地建設」には相当しない。

ところが、那覇軍港の浦添沖移設は、何もない浦添沖に軍港を移設するので、「新基地建設」そのものであり、翁長知事の「新基地建設反対」のスローガンから言えば、何はさておいても「那覇軍港の浦添移設反対」と叫ぶべきだし、「那覇軍港移設」と「高江減りパッド建設」は両案件とも、工事終了後は膨大の面積に米軍基地の返還が約束されている。

これに反対することは、結果的に米軍基地返還に反対するという構図になる。 移設終了後は嘉手納以南の基地返還が予定されている「普天間移設=辺野古移設」と同じ構図である。

本日の沖縄タイムスから「辺野古移設」関連の見出しを抜粋、紹介する。(高江ヘリパッド関連工事については日を改めて詳述したい)

■一面トップ

国、辺野古再開を打診

和解作業部会

陸上部県は判断保留

提訴せず協議求める

国、夜間警備を中断

辺野古海上 船員法違反指導で

 

■二面トップ

強行着手 認めぬ県

国に詳細説明義務

解決への協議姿勢

■三面トップ

辺野古工事 急ぐ国

ヘリパッド協力も要求

和解作業部会で県と応酬

政府に妥協の意思なし

■社会面トップ

国提案 重い逆なで

作業部会 辺野古・高江怒ります

「頭ごなし」「ばかげてる」

協議再開 なお平行線

<辺野古作業部会>沖縄県、提訴しない考えを正式伝達 国は訴訟に含み

沖縄タイムス 2016年7月14日 12:17 政治 普天間移設問題 普天間移設問題・辺野古新基地 注目

 沖縄県と国は14日午前、名護市辺野古の新基地建設を巡る訴訟の和解条項に基づき「政府・沖縄県協議会」の下に設置した作業部会を県庁で開いた。安慶田光男副知事は国地方係争処理委員会の結論を受け、地方自治法が定める期限の21日までに国を提訴しない考えを正式に伝えた。

 これに対し政府側は、和解協議と訴訟を並行して進めることは問題ないとの認識を示した上で、22日以降の訴訟提起に関しては持ち帰って検討するとした。会合後、安慶田氏が記者団に明らかにした。

 また国側は、米軍北部訓練場の返還条件となっているヘリパッド建設へ県の協力を要請。安慶田副知事は抜き打ち的な政府の手法に不快感を示した上で、「手続きに行政上の瑕疵(かし)がないかなどを確認したい」と述べるにとどめた。

 さらに、国側は米軍キャンプ・シュワブ内で中断している兵舎解体など陸上部分の工事を再開したいとの意向も示した。安慶田氏は、弁護士などを含め県内部で方針を検討するとした。

 前回会合から県が求めていた辺野古沿岸部に設置しているブイやアンカーブロックの撤去には否定的な考えを示し、臨時制限区域の解除については持ち帰って検討するとした。会合は、午前9時50分から約40分間実施した。

 また会合に先立ち、翁長雄志知事は杉田和博官房副長官と約15分間会談。知事は参院選の結果などに触れた上で、「新基地建設を認めないのが沖縄の民意だ」と基地建設に反対する考えをあらためて強調。参院選翌日に資機材などを搬入した政府の手法に対し、「信頼関係を築けない」と批判した。

                                                        ★

 

国・地方係争処理委員会が国による是正指示についての判断を示さなかったことを受け、県側が和解条項にある提訴をしない方針のため、今度は国側が提訴の準備を始めた。

係争処理委が判断を示さなかった事実は、直接的には、国が県の「埋立て取り消し」に対して判断を示さなかったことになる。 したがって国側の「是正勧告は有効」との認識するのも当然だ。 県側が「あらゆる手段で辺野古を阻止する」という認識にたつなら、係争処理委の判断に納得できるはずはない。 当然、和解条項にしたがって、国を提訴する刷るべきだった。

だが、県は実際は提訴せず、協議を続けるという。

国としてはやむなく、「違法確認訴訟」か和解勧告前の「代執行訴訟」に逆戻りする可能背も浮上した。

ここで、両者の対応の違いが顕著になった。

県側は協議を続行し、引き伸ばし作戦を目論んでいるが、国側は不毛な協議で無駄な時間を浪費することを割け、法廷決着を望んでいる。

和解協議協議しながら、一方で法廷闘争は可笑しいという意見もある。

>政府側は、和解協議と訴訟を並行して進めることは問題ないとの認識を示した上で、22日以降の訴訟提起に関しては持ち帰って検討するとした

政府と沖縄県の関係について、政府関係者は和解協議と平行して、「国側が提訴する」という新しい火種も抱え、混迷は深まるばかり。

この日の会合で、安慶田副知事が、国を提訴せず協議を望むと発言したことに対し、国(法務省)の定塚法務局長は、協議と訴訟は「車の両輪」だと述べ、協議と訴訟を平行して進める」ことに問題はないとの認識を示した。

 

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