狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

捨て身の男は最強だ!島袋氏の出馬!

2013-10-31 07:22:27 | 県知事選

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします  

  『かみつく Ⅲ』、発売中!
価格1735円(税・送料込み)

 ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします
<送金方法等詳細はここ> 
 

昨日の島袋吉和氏の名護市長選の記者会見。

予定の午前11時より約1時間ほど早く会場に到着。

既に琉球新報の女性記者が会場入りしており、記者会見の注目度がうかがわれた。

定刻十分前に島袋氏が姿を現したが、詰め掛けた記者団の注目を浴びたのは、お馴染みの風貌をいくぶん緊張させた島袋氏本人ではなく、同氏に続いて登場した33名にも及ぶ美女軍団の面々であった。

会見は淡々と続いたが、質疑応答で「保守系候補者の一本化はできなかったのか」という趣旨の同じ質問が違う記者から浴びせられたが、筆者なら、「同じ質問は止めろ!」などとキレるところだが、心優しき島袋氏同じ質問にも丁寧に答えていた。

背後に33名の美女軍団を控えての記者会見の様子見かたによっては威容とも異様とも取れた。

背後に並びきれずはみ出した美女もおれば、床に座り込んでいる美女もいた。

(写真は沖縄に内なる民主主義はあるかより引用)




 

思わぬ美女軍団に気押されながらも、必死で取材するマスコミ軍団。

政策や出馬の気持ちなど月並みな質問が続く中、確か読売新聞の記者が、恐る恐る挙手し他の記者とは異種の質問をした。

「後ろに並んでいる方々はどういう方々ですか?」

島袋氏は緊張した顔を満面の笑みでほころばせながら「知人や友人や、親戚など私を支援する市民の人達です」と応じた。

通常、候補者を支援する「市民団体」というと一種独特の雰囲気があるものだが、島袋氏の背後に立つ「市民の人たち」がかもし出す素朴な雰囲気は、イデオロギーと無関係に候補者を支援する熱い気持をあらわしていた。 緊張のうちにも素朴な美女軍団の姿が会場を和やかな雰囲気に包み込み込んでいた。

それが読売の記者の好奇心を書きたて、異種の質問となったのであろう。

ここで知名度は抜群ながら、前名護市長を務めたという事実以外はあまり知られていない島袋氏のプロフィールをネットから拾って紹介する。

それによると記者会見が行われた数久田公民館は、名護市街地から離れた場所にあるが、島袋氏の出身地だったのだ。(納得)

ちなみに会見終了後美女軍団により会場の皆さんに振舞われた手つくりの「数久田のてんぷら」はお世辞抜きに美味しかった!



■ 

島袋  吉和 (しまぶくろ よしかず)

■ 生年月日 

昭和21年7月20日

■ 現住所

名護市字数久田

■ 略歴 

昭和44年3月   琉球大学 農学部 卒業

昭和44年6月   日進畜産工業株式会社入社

昭和45年7月   日進畜産工業株式会社退社

昭和49年11月  沖縄証券株式会社入社

昭和51年12月   沖縄証券株式会社退社

昭和52年8月   北部養豚農業協同組合専務理事就任

昭和62年10月   北部養豚農業協同組合専務理事退任

平成2年9月28日 名護市議会議員(一期目)

平成6年9月28日 名護市議会議員(二期目)

平成10年9月28日 名護市議会議員(三期目)

平成14年9月28日 名護市議会議員(四期目)

平成18年1月22日 名護市長当選

平成18年2月8日  名護市長就任(一期目)

■ その他主な役職

北部広域市町村圏事務組合 理事長

名護市観光協会 会長




名護市長選:前市長の島袋氏立候補表明 移設容認派2人に

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設が争点となる同県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)で、前市長の島袋吉和氏(67)が30日、名護市内で記者会見し、立候補することを表明した。日米両政府が合意する普天間の名護市辺野古への移設容認を明確に掲げた。既に出馬表明している自民党県議の末松文信氏(65)と移設容認派の票を奪い合うことになり、政府・自民党は分裂回避に向けた一本化を模索している。

 市長選には辺野古移設反対を掲げて再選を目指す稲嶺進市長(68)に対し、条件付きで移設を容認する市議団は末松氏の擁立を決めている。ただ、末松氏は現段階で普天間問題へのスタンスを明確にしていない。

 島袋氏は記者会見で「名護の閉塞(へいそく)感を打破するため、辺野古移設を進めて地域振興を図っていく。選挙は対立軸がなければ市民が迷う。市民主体の選挙をやっていく」と述べた。候補一本化に向けた調整については「仮定のことは言えない」と語った。島袋氏は2006年から市長を1期務めた際、辺野古移設を容認している。

 政府は普天間移設に向け、仲井真弘多知事に辺野古沿岸部の埋め立て申請をしており、知事の可否判断は12月以降の見通し。名護市長選の結果が知事判断や移設計画に影響する。市長選で容認派が分裂すれば稲嶺氏に有利とみられている。

 容認派は候補者選考が難航した末、末松氏と島袋氏に絞り込み、末松氏の擁立を決めた。だが、普天間問題へのスタンスを明確にしない末松氏を島袋氏は批判していた。【井本義親】

                 ☆

名護市長選、島袋前市長が出馬表明

 沖縄県名護市長選(1月12日告示、19日投開票)で、前市長の島袋吉和氏(67)が30日午前、名護市内で記者会見し、立候補を表明した。島袋氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設容認を主張する考えを強調。「辺野古移設なくして(名護市など)本島北部の振興発展はない」として、振興策による経済活性化を公約の柱に掲げる意向を示した。

 同市長選には、移設に反対して再選を目指す現職の稲嶺進氏(68)、元副市長で自民党県議の末松文信氏(65)も出馬を表明。島袋、末松両氏がともに出馬すれば保守分裂選挙となるため、政府・自民党本部は末松氏への一本化に向けた調整を続けている。

 島袋氏は記者会見で、保守分裂について、「(末松氏が)辺野古移設容認を明確にしないと、私は支持できないと言ってきた。(移設反対の)稲嶺氏との対立軸がないと市民が判断に迷う」と述べた。

2013年10月30日  読売新聞)

                        ☆

名護市長選挙 前市長が立候補表明

NHKニュース 10月30日 17時10分

 

名護市長選挙 前市長が立候補表明
 

 来年1月の沖縄県名護市の市長選挙に、アメリカ軍普天間基地の名護市への移設容認を訴えたいとして、前の市長が立候補することを表明しました。
市長選挙には、移設に反対する現職のほか、自民党の県議会議員が立候補する考えを示していて、自民党の石破幹事長は、現職の対立候補の一本化が望ましいという考えを示しました。

 

来年1月に行われる名護市長選挙を巡っては、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対している現職の稲嶺進市長が立候補を表明しているほか、保守系の市議会議員や地元の経済界などから要請を受けて、名護市選出の自民党の沖縄県議会議員、末松文信氏が立候補する考えを示しています。
こうしたなか、前回の市長選挙で稲嶺氏に敗れた前の市長の島袋吉和氏が会見し、「はっきりと辺野古移設容認を表明し、市民に分かりやすい選挙にしたい」と述べ、市長選挙に立候補することを表明しました。
これについて自民党の石破幹事長は「普天間基地の名護市への移設の『容認派』と言われるグループで、候補者を一本化することが望ましい。市長選挙まで時間はあるので、党本部としてあらゆることをしていかなければならない」と述べ、現職の対立候補の一本化が望ましいという考えを示しました

           ☆

>「(末松氏が)辺野古移設容認を明確にしないと、私は支持できないと言ってきた。(移設反対の)稲嶺氏との対立軸がないと市民が判断に迷う

>「はっきりと辺野古移設容認を表明し、市民に分かりやすい選挙にしたい」と述べ、

「(辺野古誘致で)政策が一致するという条件で、末松氏に立候補の座を譲ったのだから、末松氏が「あいまい作戦」を取る限り、「辺野古誘致なくして、北部地区の発展はない」を主張する島袋氏が自ら出馬するのは、

水が高きより低きに流れるように自然の流れである。

新聞記者なら今回の出馬は想定内のはず。

だが、相変わらずの愚問が続いた。

>党本部としてあらゆることをしていかなければならない」と述べ、現職の対立候補の一本化が望ましいという考えを示しました。

島袋氏の出馬表明を受け、自民党本部が「一本化が望ましい」というのは当たり障りのない優等生の解答であり、マスコミは、あたかも末松氏での一本化を党本部が望んでいるような印象記事で、島袋氏が泡沫候補であるかのようにミスリードを試みる。

だが、本音で言えば党本部にとって「島袋氏による一本化」が最良であることは子どもでもわかる理屈だ。

一番困惑しているのは、「県外が”オール沖縄”」などの大嘘をばら撒いてきた自民党県連とそれを後押しする沖縄2紙だ。     

 自民党県連 県外移設方針議論へ

自民県連 県外移設方針議論へ

アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり、自民党沖縄県連は、これまで掲げてきた県外移設を求める方針について、「県連の中にいろいろな意見がある」として移設計画に対する県連の方針を改めて議論することになりました。
自民党沖縄県連は、普天間基地の移設問題で、県外への移設を求める方針を掲げて、去年の衆議院選挙やことし7月の参議院選挙に臨んできましたが、党本部は、名護市辺野古への移設を進める政府の計画を支持するよう求めてきました。
こうしたなか、自民党沖縄県連の翁長政俊会長は、30日、那覇市で記者団に対し、「県連内にいろいろな意見があり、普天間基地の議論を再度やってほしいという要求や要望がある。それにふたをするわけにはいかないので、新たに議論する方向で考えている」と述べ、これまで掲げてきた県外移設を求める方針について、改めて議論する考えを示しました。
その上で、翁長会長は「新しい方針を出すのか現状のままでいくのか、どういう結論になるかはわからない。政府の埋め立て申請に対する仲井真知事の結論の時期も迫っているので、それも勘案しながら議論を進めていく」と述べた上で、12月には県連としての方針を改めて確認したいという考えを示しました。

10月30日 21時07分

              ☆

>自民党沖縄県連は、これまで掲げてきた県外移設を求める方針について、「県連の中にいろいろな意見がある」として移設計画に対する県連の方針を改めて議論することになりました。

>自民党沖縄県連の翁長政俊会長は、30日、那覇市で記者団に対し、「県連内にいろいろな意見があり、普天間基地の議論を再度やってほしいという要求や要望がある。それにふたをするわけにはいかないので、新たに議論する方向で考えている」と述べ、これまで掲げてきた県外移設を求める方針について、改めて議論する考えを示しました。

自民党県連の中にも「オール沖縄で県外が県民の総意」が大嘘であることに気がついてる者が増えていると聞く。 

このままでは自民党県連が嘘つき集団と県民の糾弾を受けることになる。

最良の選択肢は、「オール沖縄で県外」の旗印を下ろすこと。

だが、W翁がいまさら挙げた拳を素直に下ろすことはあり得ない。 県民を騙したとして、「オール沖縄の怒り」を一身に浴びることになるからだ。

だとしたら、残された唯一最良の選択肢は末松氏の立候補辞退である。

記者団の質問に「末松氏が路線変更で辺野古誘致に変更した場合の一本化」を問われた島袋氏は、「仮定の質問には答えられない」と答えた。

だが、例え路線変更して末松氏の一本化に成功しても、その場合末松氏は既に候補者としては「死に体」であり泡沫候補に転落する。

有権者はその時点で、最大の争点がクルクル変わるような候補者は信用できないという烙印を末松氏に押すことになるからだ。 イデオロギーは違っても終始「県外」を叫ぶ稲嶺氏の方が信用できると判断するのだ。 結果的に稲嶺氏の再選を後押しをするようなものである。

島袋氏は、一旦出馬を決意したからには、末松氏がどうだ、県連がどうだ、新聞報道がどうだ・・・などの雑音に惑わされず、投票日まで自分の信念を貫きし通すべきである。

今朝の沖縄タイムスには美女軍団を背後に控えた島袋氏の写真と共に記者団との一問一答を掲載している。

記事では省略されているが、島袋氏が一番力を入れて発言していた部分を、読者の安仁屋正昭さんのコメントで紹介する。

本日の島袋吉和氏の出馬表明
何故、この時期になったのかという記者からの問いに
「普天間の辺野古移設はこの17年間多くに方々が血のにじむ努力をして進めてきたものだ、この期に及んで移設を曖昧にすることは承服できない、私がこの事業にケリを付ける、私で終わらせるためだ」
これは、保守派の末松氏では辺野古移設を言い出す事も、実行することも不可能と判断したという意であろう
取材に来た記者によれば、明日末松氏の出馬表明が予定されているとのことだが、
選挙の流れは本日で決まった
これまで曖昧にしていながら、明日になって辺野古と言い出しても誰も信じまい
他方の島袋氏は下野後もブレずに辺野古移設の推進運動をしてきた人物
次期選挙は実質的に 島袋 VS 稲嶺 となった

泡沫候補となってしまった末松氏は、知事選後の県議の補選も恥ずかしくて出ることすら出来まい

 



 普天間の危険性を除去し辺野古米軍基地に統合縮小を実現する
沖縄県民の会ブログ


 

  よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

   

コメント (13)