狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスも呆れる小沢疑惑と民主党の対応

2010-02-12 00:57:33 | 県知事選

 

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毎月一度飲み会をする高校の同期生の仲間のほとんどが、昨年の衆院選では民主党に投票したと書いた。 今月の例会で最近の「小沢疑惑」と、民主党の小沢氏に対する対応ぶりが話題になったが、小沢氏の前ではおべんちゃらを言うだけであまりにも自浄能力のない民主党にあきれ果てたとの意見が出た。

このまま小沢氏の専横を放置しておいたら日本の将来は危ういと言い出すものも出る始末。 

日本全国でも、民主党に投票した国民の大部分は、我が飲み会仲間と同じように「小沢民主党」に裏切られ怒りを抱いているのと推測するが、今のところ自分が支持した手前、もう少し様子お見たいというのが、思ったより支持率が下がらない原因だと思われる。

選挙前は社を挙げて民主党を応援した沖縄タイムスも首相と幹事長という最高幹部の一連の「政治とカネ疑惑」、および民主党員の自浄能力の欠如に我慢の限界に達したのか、最近は民主党に対してタイムすらしからぬ正論で批判し、筆者を驚かせている。

 

民主党は小沢氏が不起訴になったことで一件落着の態度を決め込んでいるが、それで国民が納得すると思ったら大きな間違いである。

小沢氏の不起訴は無罪潔白の不起訴ではない。

以下の文にオヤッと思う読者もしばし疑念を抑えて最後まで)読み続けてほしい。

(1)シロかクロかはっきりしない、というのが大方の見方ではないか。政治とカネをめぐって政権がグレーに見える。

(2)鳩山由紀夫首相は、小沢一郎幹事長の続投を了承した。政治資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で不起訴となったことで問題は終結したかのような対応だが、こんな幕引きでいいわけがない。

(3)不起訴とはいえ、今後は国民の代表からなる検察審査会が疑惑解明の突破口になるかもしれない。問題はなお、尾を引くだろう。

(4)「官主導から政治主導へ」のかけ声とともに実施した「事業仕分け」も国民の支持を追い風にした取り組みだった。いまや各種世論調査で鳩山政権の支持率が軒並み低落し、ついに「不支持」が「支持」を上回った。

(5)幹事長辞任を求める世論が7割前後に及んでいることについて、小沢氏は会見で「私の願いは、潔白だったという報道を続けていただき、その後に世論調査していただければ」と語った。

(6)国民の大多数は説明責任が果たされていない、とみていることを小沢氏はどう受け止めているのだろうか。

(7)政治資金の問題について、小沢氏は「公開原則を貫くのがベスト。国民が選挙の判断資料となるよう公開するのがいい」と述べた。

(8)なぜ、土地購入に使った資金の流れを隠す必要があったのか。そもそも不動産取得と政治活動がどうつながるのかも市民感覚からは理解しにくい。宜野座村にも5200平方メートルを取得したのは何のためだろうか。公開原則と言うなら、即実行してほしい。

(9)秘書ら3人が逮捕、起訴されたいま、小沢氏に使用者責任はないのか。現状での幹事長続投は納得しがたい。

(10)選挙対策で小沢氏頼みの民主党には腫れ物に触るような雰囲気があり、党の自浄能力が発揮されていない。

ここまで読んで沖縄タイムスの熱心な読者なら、上記(1)~(10)これは10日の社説を抜粋してそのまま羅列していることに気がついただろうが、タイムスの読者でない方は、これがタイムス社説だとは信じられないであろう。

 

時間に追われるネットカフェ難民ゆえ、小沢批判について、安直にタイムス社説をそのままパクらせてもらいました。悪しからず。

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