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田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

八話その五

2020-07-19 13:45:23 | 日記

花車重吉は事件の日の話しをお隅から聞き、富五郎は河原で14、5人の狼藉者に襲われ旦那と脇差を抜いて切り結んだが大勢なので家に助けを求め駆け付けたと言う。花車は旦那の殺された後通りかかり頭巾を被った奴が脇道に入った、怪しいと思い急いで来ると下駄で蹴つったのは脇差、すぐに知らせようと思ったが犯人に遠く逃げられたら捕まえることができないから知らぬつもりで黙っていましたと脇差を見せる。お隅は間違いなく旦那の脇差だと言う。そしてその脇差は松脂で鞘から抜けないようになっている。どうも同行の富五郎が怪しいと、花車は貸金が200両あってどうしても返してくれないから取り立てくれたら100両やると富五郎に言ってくれと母親に頼む。誘き出す罠にまんまと嵌まった富五郎、花車に取り押さえられ白状しろと責められるが知らぬ存ぜぬで巧みに言い訳をする。相撲取りの力で殺されると思った富五郎は白状するから手で押さえられていては痛くて話せませんので放してくださいと言ったので、花車が手を放すと火鉢の薬缶をひっくり返し灰神楽で真っ暗のなか逃げ出し、そのまま安田一角のところへ駆け込みます・・・・

このあたりまでが後半の半分の解説

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八話その四

2020-07-19 10:14:40 | 日記

さて安田一角を訪ねた山倉富五郎両者狐と狸のような騙し合いが巧妙でまんまと富五郎の策に一角は嵌まる。報恩寺村の場所が始まるので惣次郎は花車重吉に去年の仲裁の礼に夜30両を持って行くと言います。そこで途中河原の処で富五郎が手引きするので闇討ちをして金を取って逃げなさいと含める。策にのった一角は手筈通り惣次郎を切り殺し金を取る。直後其処に通りかかった花車重吉は惣次郎の落とした脇差を拾う。富五郎は家に帰って助けを求めて手勢を連れて現場に戻るが惣次郎は既に死んでいますから法蔵寺に葬られます。花車重吉は三七日まで待って母親とお隅に惣次郎を殺した下手人について話を始めます。

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