***** 災害備忘録 No.20 *****
◆ 断水への心構え ◆
猛烈な風を伴った台風15号の上陸により、
千葉県中南部を中心にして長期間に渡り、
停電・断水・通信遮断などの影響が続きました。
また、台風の発生率が高い9月から10月にかけては、
一日ごとに気温が激しく変化する時期のため、
暑さと寒さという両極端の対策が必要です。
ちなみに、数日間の断水を経験した
知人に話を聞きますと、最も役に立ったのは
「お風呂にためておいた水」だったのだとか……。
台風の通り道でもある「沖縄」の人たちも、
台風の進路に入るような場合には、
浴槽やポリタンクだけでなく、
洗濯機の中などありとあらゆる
ところに水をためておくのだそうです。
知人いわく「家族の人数が少なければ
3日程度は大丈夫」とのことですが、
問題はトイレに使う水の量が意外と多いため、
なるべくなら「簡易トイレ」を
使用したほうが無難とのこと。
やはり、被災をして一番が困るのが、
「トイレ問題」だと聞きますから、
避難グッズを揃える際には、
まず何を差し置いても「トイレ対策」
を念頭においたほうが良いのでしょう。