***** 災害備忘録 No.14 *****
◆ 知事と自治体の対応 ◆
大きな災害が起こるたびに注目しているのが、
「該当する自治体の対応」でして、
特に「自衛隊派遣の要請」に関しては
注意深く見守っております。
昨年の台風被害に遭われた地域
(ただし一部の県を除く)については、
事前の協力体制が上手く行っていたのか、
国や自衛隊への被害報告や救助要請も、
そこそこスムーズだったように感じるのですが、
過去の災害時には危機意識の薄い
地方トップの方も散見され、被災者の方々が
非常に気の毒だった記憶がございます。
今回のように広域で被害が発生する自然災害では、
どの場所へどの規模のチームを派遣するかなど、
一瞬の判断を迫られることも多かったはずですし、
国や自衛隊などとの連携作りは
「首長の重要な役目」でもあるのでしょう。
ちなみに、昨年の豪雨被災地を訪れた際には、
自衛隊の車と引っ切り無しにすれ違うなど、
自衛官を始め消防・警察などの方々が昼夜を問わず、
人命救助と復旧に努めていることを実感しました。
実際に被災者となって初めて、
「国の支援」や「自衛隊の活動」
のありがたさを知るのではなく、
普段から意識してこれらの動きを
支援していくべきなのかもしれません。