<月讀宮 つきよみのみや>
最近改めて感じるのは、
神社は自然そのものだということです。
「この神社にはパワーがある」
「この神社には神様がいる」のではなく、
神様が宿りたくなるような
素晴らしい自然が残っているからこそ、
その場所が神様の力でみなぎるのでしょう。
塩やお神酒を撒き散らしたり、
砂を掘ったり水晶を埋めたりと、
神社で不敬な行為をする人は後を絶ちません。
ただ、そういった我が物顔の振る舞いが、
鎮守の森を汚し、境内の景観を損ね、
古くから維持されてきた貴重な神社を、
「神様のいない場所」に変えています。