たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

当たり前の責務

2015-02-11 14:44:11 | 皇室・海人族・ユダヤ

<橿原神宮 かしはらじんぐう>

 

もともと紀元節と呼ばれていた建国記念の日は、

初代天皇である神武天皇が即位したとされる日です。

戦後の一時期、「紀元節を認めることで、

天皇を中心とする日本人の団結力が高まり、

再び米国の脅威となるのではないか」

との理由で紀元節は廃止されましたが、

1966年に「建国記念の日」と名称を変更し、

国民の祝日として復活しました。

 

ちなみに2015年は、

神武天皇即位紀元(じんむてんのうそくいきげん)2675年にあたり、

今上天皇は神武天皇から数えて125代目の天皇です。

2000年以上もの長きに渡り、ひとつの家系を頂点とし、

「同じ国名」を継続している国は日本ただ一国のみ。

どんなにゆがんだ思想も、どんなに稚拙な屁理屈も、

日本が積み上げてきた歴史を否定する根拠にはなりません。

国の起源に思いを馳せ、国に対する意識を深めることは、

その国で生きる人間の当たり前の責務なのだと思いますよ。

 

【神武天皇即位紀元とは】

神武天皇が即位した年を元年(紀元)とする日本の紀年法。