海だ!
この前、最後にここに来たのは一昨年の大震災の1ヶ月前だった。
もっと漂流物でごった返しているかと思ってた。
ハマナスが咲いている。
蜂が少ないなぁ。
もう7月が来るというのに風が冷たく植物もあまり伸びていない。
ただ、気温が上がらないためか咲いた花は長持ちする。
レースフラワーと呼ばれる白い花や橙色や黄色のユリが蕾をつけている。
ちらほら咲いているのもある。
浜の道の駅名物の一つ、たこザンギを食べる。
地元で取れたヤナギダコの足一本を5つくらいに切って串に刺しコロモをまぶしたのを、
注文するとおばさんが冷蔵庫から出してその場で揚げてくれる。
「熱いから気をつけて」
たこザンギうまー・・(T-T)
揚げたてだよ。
ヤナギダコは身が柔らかくてうまみがある。
まだじじが元気で在宅独居していた時、
私は前の勤務先で二交替夜勤の明けに帰りのバスを乗り過ごし、
この浜まで来て砂の上にビニールシート敷いて熟睡した。
春先の風の冷たい時でも砂は猫の体温くらいに温かいのでそのまま気持ちよく睡沈した。
目が覚めたら波がすぐ近くまで迫っていた事もあった。
夜勤明けの食事はコンビニのわかめおにぎりとこのたこザンギか、なければ竜田揚げ棒。
休みの日も明けの日も散歩と言ってはよくこの浜に来ていた。
私にとっては癒しの場所であったが、ひとたび地震や津波が来ると
この浜の地形では絶対に逃げられない。
砂浜は遠浅でなく荒波に砂が削られてべこりとへこんだお椀のように陥没した地形、
国道を挟んだ反対側は湿地帯か谷地であり車ならば埋まるであろうし、
まして人が避難のために歩いたり走ったり出来る状態ではない。
国道は何処までも海岸線伝いに走るのみ、逃げ場は無い。
それで何となく浜から遠ざかっていたのだった。
子供連れた母親たちもいるし、外国人観光客も来ている。
浜の道の駅の食堂からは名物の豚丼の炭火焼の匂いが漂って来る。
昼時だ。
2年ぶりに来たので好きだった魚介カレーを食べてみたが、
残念ながら味が悪く変わっていた。
かつて何度も食べに通った魚介の濃厚な旨味のカレーとは似ても似つかない、
ごってり煮詰まって味が濃くなり過ぎ、魚介も冷凍エビと冷凍イカがプラスチック状に
硬く縮こまって歯で噛み切れないほどだ。
調理する人が変わったのだと思う。
さて、寒いから帰るか。
市内に戻るバスではなくさっき乗ってきた路線のバスに乗ってその先を進み、
JR駅まで行く。
来た道を引き返さず、ローカル線に乗って市内に戻るのだ。
ややしばらくバス停で待つ事10分。
小さな町に来た。
JR駅隣のバスターミナルで降り、時刻表を見ると次に市内に戻る電車は1時間後。
散歩して時間潰すか。
ふと見るとここにも海抜標示がある。
風が冷たい。
この前、最後にここに来たのは一昨年の大震災の1ヶ月前だった。
もっと漂流物でごった返しているかと思ってた。
ハマナスが咲いている。
蜂が少ないなぁ。
もう7月が来るというのに風が冷たく植物もあまり伸びていない。
ただ、気温が上がらないためか咲いた花は長持ちする。
レースフラワーと呼ばれる白い花や橙色や黄色のユリが蕾をつけている。
ちらほら咲いているのもある。
浜の道の駅名物の一つ、たこザンギを食べる。
地元で取れたヤナギダコの足一本を5つくらいに切って串に刺しコロモをまぶしたのを、
注文するとおばさんが冷蔵庫から出してその場で揚げてくれる。
「熱いから気をつけて」
たこザンギうまー・・(T-T)
揚げたてだよ。
ヤナギダコは身が柔らかくてうまみがある。
まだじじが元気で在宅独居していた時、
私は前の勤務先で二交替夜勤の明けに帰りのバスを乗り過ごし、
この浜まで来て砂の上にビニールシート敷いて熟睡した。
春先の風の冷たい時でも砂は猫の体温くらいに温かいのでそのまま気持ちよく睡沈した。
目が覚めたら波がすぐ近くまで迫っていた事もあった。
夜勤明けの食事はコンビニのわかめおにぎりとこのたこザンギか、なければ竜田揚げ棒。
休みの日も明けの日も散歩と言ってはよくこの浜に来ていた。
私にとっては癒しの場所であったが、ひとたび地震や津波が来ると
この浜の地形では絶対に逃げられない。
砂浜は遠浅でなく荒波に砂が削られてべこりとへこんだお椀のように陥没した地形、
国道を挟んだ反対側は湿地帯か谷地であり車ならば埋まるであろうし、
まして人が避難のために歩いたり走ったり出来る状態ではない。
国道は何処までも海岸線伝いに走るのみ、逃げ場は無い。
それで何となく浜から遠ざかっていたのだった。
子供連れた母親たちもいるし、外国人観光客も来ている。
浜の道の駅の食堂からは名物の豚丼の炭火焼の匂いが漂って来る。
昼時だ。
2年ぶりに来たので好きだった魚介カレーを食べてみたが、
残念ながら味が悪く変わっていた。
かつて何度も食べに通った魚介の濃厚な旨味のカレーとは似ても似つかない、
ごってり煮詰まって味が濃くなり過ぎ、魚介も冷凍エビと冷凍イカがプラスチック状に
硬く縮こまって歯で噛み切れないほどだ。
調理する人が変わったのだと思う。
さて、寒いから帰るか。
市内に戻るバスではなくさっき乗ってきた路線のバスに乗ってその先を進み、
JR駅まで行く。
来た道を引き返さず、ローカル線に乗って市内に戻るのだ。
ややしばらくバス停で待つ事10分。
小さな町に来た。
JR駅隣のバスターミナルで降り、時刻表を見ると次に市内に戻る電車は1時間後。
散歩して時間潰すか。
ふと見るとここにも海抜標示がある。
風が冷たい。
あっという間でしたねん・・・
そんなに期間が空いていたとは思いませんでした
それに気が付かないほど
お互いにめまぐるしい日々だったのですねん
(*・ω・)-ω-)・ω・)-ω-)ゥィゥィ…
何があっても海は…
どどーんとしてますにゃw
ザンギ 美味しそうですにゃw
ウマくてなによりでする(*^▽^*)
>とりすたん様
そういえば半夏生でしたっれ?
半夏生にタコを食べる習慣あるそうで。
地元のヤナギダコはタコにしては小さいのですが、
刺身でもペペロンチーノでも身が柔らかく旨味が強いのです。
それをぶつ切りにして、こうして浜で串揚げで食べると最高です。
何本も食べたくなる危険なたこでござります。
こちらにお越しの際は是非お試しを。
地元でもこういう屋台は4~9月の期間だけです。
たこザンギそのものは道の駅の中の食堂で年中食べられますが。
是非、一度おいでませ。
ザンギというのは普通は鶏肉の唐揚げの事ですが、
タコをザンギにするとこれがウマいのです。