日の出と共に覚醒した。
咲いても茶色く錆びた景観になる残念な桜の木が花芽を膨らませている。
まだ早過ぎるな。
6:00にならない。
雲が風で飛ばされて行く。
・・・・・
出勤する。
さっきよりも雲が増えて来た。
・・・・・
昼休み。
大きな雲の塊がどんどん飛んで行く。
知らない間に路肩で花が咲いている。
顔を切られるような凍てついた風が吹いているのに視界だけが春だ。
・・・・・
定時で仕事終えた。
昼間の大きな厚い雲は消えて西の地平近くに薄雲のみ。
歩いているうちに日没するかと思ったがまだ沈まない。
来月は夏至だからな。
・・・・・
Twitterでお仲間の方と「文化と教育の地域格差」という記事の話から地元の話になった。
一度地元を離れてから出戻って住んでみるとずっとここにいる人よりもこの土地の良さに気づく事もある。
ただ、戻って20年経った今となってはこの地元に地形以外の魅力があるかどうか知らない。
パチ屋と葬儀屋と空き地と廃屋が目立ち、戻って来た頃にまだ残っていた面白かった店やウマい店は
どんどん廃業して廃屋や空き地となり、今は無い。
これでも大昔は都会だった。
通行人同士が道を歩いて肩と肩とがぶつかって喧嘩になる事は珍しくなく
ボーリング場や映画館は市内に何ヵ所もあって賑わっていた。
今では人の流出が進んで住人が減ると共に、この地元に展開していた企業の支社や支店が閉業し
人口減少に伴って路線バスは半分に減り、湿原や温泉に行くJRのローカル線も近々廃止が決まっている。
市内に大規模な医療機関が何ヵ所もあるが、いずれも建物の外観は大きく内側は絶望的なほどの人手不足。
人の集まる娯楽は何だろう、パチンコくらいかな。
観光客達の集まる場所もあるにはあるが、生活圏としてはこれ以上ない程に寂れている。
人が集まるのはパチ屋とメジャーな映画しか上映しない映画館くらい、昔からの本屋は軒並み廃業、
たくさんあった喫茶店は消えて行き、博物館や美術館は閑古鳥。
この日記ブログでいつも散歩の度にロマネスク美術の写真画集を見に行く閲覧室のある施設は、
いつ行っても来館者は殆ど見かけない。
私以外は職員の人達くらいで他にいたとしても1人か2人。
「ド僻地」と呼ぶとTLにトロルが涌いて「僻地ではない」「悪く言うな」としつこく絡んで来る。
ありのまま僻地と呼ぶと商売に不都合でもあるのかも知れない。
「文化と教育の地域格差」の文章にしつこく絡むトロルと言う事は同じである。
しかし私はド僻地で十分だ。
いちいち人を掻き分けなくても歩けるし街並みがどうなろうと地形が特異的で面白い。
高校卒業の時にはとにかくこの地元が嫌で嫌でとにかく街が小さいから
幼稚園、小学中学高校の同級生なんかとばったり顔合わせる事がよくあり、
ちょっと郊外に行くと町内のどの家で何のごみを出したのかまでお互い皆知っていたりする。
そして人口が少ないから人間関係が濃密で過干渉に陥り易く陰湿でしつこい。
気候は夏の気温は20℃に至らない低温で多湿、湿度80~100%が夏の間ずっと続く。
寒いのに不快指数MAX。
逆に冬は放射冷却で快晴が続く。
路面は凍って一歩歩くにも命懸けであるが、夏よりは冬がいい。
快晴の日が続くから冬季鬱とは無縁である。
頭上を見上げても遮る高い建物が無い。
・・・・・
急変待機。
眠いから少し横になる。
咲いても茶色く錆びた景観になる残念な桜の木が花芽を膨らませている。
まだ早過ぎるな。
6:00にならない。
雲が風で飛ばされて行く。
・・・・・
出勤する。
さっきよりも雲が増えて来た。
・・・・・
昼休み。
大きな雲の塊がどんどん飛んで行く。
知らない間に路肩で花が咲いている。
顔を切られるような凍てついた風が吹いているのに視界だけが春だ。
・・・・・
定時で仕事終えた。
昼間の大きな厚い雲は消えて西の地平近くに薄雲のみ。
歩いているうちに日没するかと思ったがまだ沈まない。
来月は夏至だからな。
・・・・・
Twitterでお仲間の方と「文化と教育の地域格差」という記事の話から地元の話になった。
一度地元を離れてから出戻って住んでみるとずっとここにいる人よりもこの土地の良さに気づく事もある。
ただ、戻って20年経った今となってはこの地元に地形以外の魅力があるかどうか知らない。
パチ屋と葬儀屋と空き地と廃屋が目立ち、戻って来た頃にまだ残っていた面白かった店やウマい店は
どんどん廃業して廃屋や空き地となり、今は無い。
これでも大昔は都会だった。
通行人同士が道を歩いて肩と肩とがぶつかって喧嘩になる事は珍しくなく
ボーリング場や映画館は市内に何ヵ所もあって賑わっていた。
今では人の流出が進んで住人が減ると共に、この地元に展開していた企業の支社や支店が閉業し
人口減少に伴って路線バスは半分に減り、湿原や温泉に行くJRのローカル線も近々廃止が決まっている。
市内に大規模な医療機関が何ヵ所もあるが、いずれも建物の外観は大きく内側は絶望的なほどの人手不足。
人の集まる娯楽は何だろう、パチンコくらいかな。
観光客達の集まる場所もあるにはあるが、生活圏としてはこれ以上ない程に寂れている。
人が集まるのはパチ屋とメジャーな映画しか上映しない映画館くらい、昔からの本屋は軒並み廃業、
たくさんあった喫茶店は消えて行き、博物館や美術館は閑古鳥。
この日記ブログでいつも散歩の度にロマネスク美術の写真画集を見に行く閲覧室のある施設は、
いつ行っても来館者は殆ど見かけない。
私以外は職員の人達くらいで他にいたとしても1人か2人。
「ド僻地」と呼ぶとTLにトロルが涌いて「僻地ではない」「悪く言うな」としつこく絡んで来る。
ありのまま僻地と呼ぶと商売に不都合でもあるのかも知れない。
「文化と教育の地域格差」の文章にしつこく絡むトロルと言う事は同じである。
しかし私はド僻地で十分だ。
いちいち人を掻き分けなくても歩けるし街並みがどうなろうと地形が特異的で面白い。
高校卒業の時にはとにかくこの地元が嫌で嫌でとにかく街が小さいから
幼稚園、小学中学高校の同級生なんかとばったり顔合わせる事がよくあり、
ちょっと郊外に行くと町内のどの家で何のごみを出したのかまでお互い皆知っていたりする。
そして人口が少ないから人間関係が濃密で過干渉に陥り易く陰湿でしつこい。
気候は夏の気温は20℃に至らない低温で多湿、湿度80~100%が夏の間ずっと続く。
寒いのに不快指数MAX。
逆に冬は放射冷却で快晴が続く。
路面は凍って一歩歩くにも命懸けであるが、夏よりは冬がいい。
快晴の日が続くから冬季鬱とは無縁である。
頭上を見上げても遮る高い建物が無い。
・・・・・
急変待機。
眠いから少し横になる。