ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

ばね指腱鞘炎

2013-05-07 23:45:26 | 日常
今日、手のひらに注射打たれて悶絶した。

                   

元々右手の第三指(中指)は昔から何度も突き指をして、その都度放置していた。
その指が数年前から、第二関節を一度屈曲してから伸ばそうとすると
伸びずにかっくんとなって戻らない。
私は元々関節が柔らかい体質で指の関節も柔軟でよく反り返るのであるが、
この指だけは気持ちよく伸展する事が出来ずかっくんと屈曲したまま伸びない。
PCの操作を習得しこのブログを始めた頃には既に伸びなくなりつつあったが
当時の職場の人々も今の職場の人々も整形外科勤務経験者は一様に、


「受診したら注射されるけどそれがまた痛い注射なんだよね、痛いけど効くよ。
 効かなかったらオペだね。」


と言う。
それで整形外科受診したくないがためにこのバネ指を放置し続けて今日に至る。
しかしこの連休前の5/2にたまたまちょっと伸びをするつもりで手指を伸展させたら
強い痛みが起こって引かなくなった。
連休入り前で受診出来ず、不自由ながら日常生活動作を左手で乗り切って
今日勤務先にある整形外科を仕事の合間に受診した。


先月の剥離骨折の時もであったが今日も、診察室付き業務の合間に
職場で整形外科受診したものだから白衣着た私が待合室に座るとやたら目立つ。
ついさっき内科診察で誘導した患者様達が数人「あっ」という顔でこっち見てた。
しばらく待って、私が診察室に呼ばれて立ちあがると
こちらが白衣の人なものだから患者さん達皆何となくこちらを見てた。


先にレントゲンを撮ったら骨には全く異常無かった。


そして診察。
痛みで曲げも伸ばしも出来ない指の関節可動域を観察するため
整形外科医が患指を手で持ってぐきぐき強制的に曲げたり伸ばしたりするので悶絶した。
患者さん達が座っている目の前のカーテン越しに医師と私との会話まる聞こえ。


Dr. 「あーこれ、ばね指腱鞘炎ね。この中指どうしたの、何かした?」


井上「・・・・・・(もごもご)」


Dr. 「ほらこれ痛いでしょ♪これ、ね、痛いでしょ♪(ぐきぐき)」


井上「痛たたたたたた…(泣)」


Dr. 「そーかぁ痛いねぇー♪はい注射ぁ♪」


井上「!?ち注射するんですか!?」


Dr. 「え?注射したくない?」


井上「ちっ注射は痛いのでmん&ろhjfkrsmgj眉宇あsdmvh@ぐけlkjhdz]\:/.,m・・・」


Dr. 「んじゃ一番細い針使うかぁ。看護婦さん、一番細い針でねぇ(カリカリ…)」


井上「ぎゃー」


Dr. 「まだ刺してないよー印を付けてるだけ。はい、行くよー♪」


Ns. 「はい。息を吸って、ゆ~~~~っくり吐いて体の力抜いて下さい。」


って何Gか見えなかったけど多分23Gくらいの細い注射針で1%プロカインと
オルガドロン計2ml(おそらく)を手のひらの中指の付け根に注射した。
飛び上って絶叫した。
サドや。サドヶ島や。(泣)


井上「ぅぎゃああああああああーーーー(悶絶)」


Ns. 「動かないで、息を吐いて、体の力抜いてて下さいねー」


Dr. 「はーい薬入ってるよー痛いねー♪」


井上「ぐぎゃああああああああああああーーーーーーーーー(絶叫)」


Ns. 「息を止めないで息は吐いて息吐いて、体の力を抜いて楽にして下さーい」


体の力抜いてったって、楽に出来ますかこの状況で。


Dr. 「痛いねーそーか痛いかぁーよーし♪」


井上「ぅぐぎゃああああああああああああーーーーーーーーー(硬直)」


Dr. 「よし、頑張った頑張った♪はい終わり。」


井上「ぅぐるるるるるるるる・・・・・・・・・・(激痛の極み持続)」


涙出た。鼻水も。


Dr. 「これで様子見て2週間後再診。それでもまだ痛かったらもう一回注射。」


井上「!?もう一回!!そっそれだけは勘弁、もうこりごりです。(泣)」


Dr. 「えっ注射が嫌だ?じゃ手術。」


手の末端の手術は伝達麻酔だ。
上肢は位置が胸郭よりも高いので、
過去に私が受けた腹や腰椎や足の手術に使った持続鎮痛の硬膜外麻酔のチューブは無し、
術後の痛みの酷さは容易に想像出来る。
そういえば昔術後に同室だった患者さん、痛みで大泣きしてたなぁ。
泣くほど痛かったんだよ本当に。
医療従事者やってると中途半端に知識あるから実に往生際悪い。
まさに蚤の心臓を持つ鶏である。


井上「し、手術なんて絶対嫌です!(泣)」


Dr. 「えーっ何だー注射も手術も嫌なのかぁー。(´・ω・)」


井上「ううう・・・ありがとうござりましたっっ=3(脱走)」


Dr. 「お大事にねー(^O^)」


はっきり言って、整形外科の先生は優しい。
優しくて朗らかで、親しみ易くて診察希望者殺到大人気の名医であるよ。
そう、優しいお医者さんほど要注意。
超サディスティック。


診察室から一歩出た瞬間、中待合のベンチに座る患者様達とばったり目が合った。
カーテン一枚隔てて患者の皆様固まってドン引きしていた。
それもついさっき白衣の私が内科診察で誘導した患者の皆々様が。(恥)


整形外来を後にして一目散で勤務場所に帰り、業務に戻った。
注射したら痛くなくなると皆言ったのに注射そのものがとんでもなく痛いだけでなく
3時間経過して更に痛みがひどくなってきたの何で?大嘘つき(泣)
仕事の電子カルテ操作は左手だけだとキー入力がトロくさいんだわ。
ネズミも反発して思うように動かんし。


どうした、何かやったかと整形外科医にも聞かれたが、
今回発症の直接の原因と思われる事はとても口に出来なかった。
一言で言うと、


「整形に受診するのが嫌で長年放置したバネ指がenterキーに呪われた」(((~- -)~


であった。


※今回発症の直接原因(と推測)

                  ↓

                 


ご飯作れないし箸もスプーンも使えないから珈琲店でパン食って帰る。
ただでさえ寒いのに財布まで寒くなった。
珈琲店自家製ピザとフレンチ。
食事は手掴みで食べられる物に限る。
今夜はいつも濃く甘く感じるフレンチが苦い。

                 


鎮痛剤としてインドメタシン1%のゲル剤を塗れと処方された。

                 
珈琲店のカウンターで気休めに塗ってみたけどこれガマの油とどう違うの。(痛)
鎮痛剤としてインドメタシン1%とはケチくさい。
20%くらいにしてくれませんか。


注射打たれた時、痛覚反応だったのか何なのか全身の筋肉に力が入って
こわばったまま3時間経っても力が抜けなかった。
おかげで今あちこち筋肉痛。


筋緊張のせいかどうか、患側(右手)の指が死んだように冷たい。
健側と比べると真夏と厳寒期くらいの差を感じる。


勤務中の受診、痛い処置と言うのは過酷なようでいて救いがある。
酷い痛みがあってもすぐに勤務に戻ると勤務中は仕事に意識が集中して痛みが半減した。
帰宅して、痛いから早く寝ようと思ったが、とてもではないが休めるものではない。
安静臥床すると意識の100%を疼痛が占領する。
今夜はとても寝ていられないと思う。
一睡も出来そうにない。
何かやってないと痛みで発狂しそうである。
真冬並みに冷え込んでいるが窓とベランダ全開にして歌を歌いたいねでっかい声で。


痛いなぁ。


今更だけど、主イエス・キリスト痛かったろうなぁ手のひらに釘…
23G程度の細い針でこんな痛いのに釘、それも全身の重みがかかるなんて…(((T_T)))


しかし何かね、今、冷汗出てきてるけど
多分強度の痛覚刺激で血圧が変動してると思われる。
血の気が引いて気分悪い。ちと横になろ。
しかし酷い痛みであるにも拘らず何故か悲壮感無いんだなぁ。
泣けばいいのか笑えばいいのか。
自分でもよくわからん。


健側の左手で入力したら普段の倍以上時間かかった。
でも私は幼少時強制的に利き手を右に矯正された先天的左利きなので、
元々握力は左優位、腕力も左優位だから思っていたほどの不自由は感じない。
困るのは後天的に学習し体得した細かい動作である。
ボタンをかけるとか靴の紐を結ぶとか不燃ゴミの袋の口を縛るとか、
小銭入れの出し仕入れ、PCネズミの操作など。
明日の朝、出勤前に服をどうやって着るか。
それが今一番の問題だ。

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2 コメント

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Twitterから (こあこあ)
2013-06-08 00:59:40
やってきますた こばにゃー(*・ω・)ノ

ここに書きこむのはずいぶんとおひさしぶりで(;・∀・)

なるほり・・・w
うちの母が、ペインクリニックで言われた状態と同じですにゃ~(;^ω^)
多分、あたしも、右手親指が ばねっぽい気がするwww
マウスの握りすぎかも (;^。^A アセアセ…
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ばね指腱鞘炎 (井上)
2013-06-08 01:11:51
>こあこあ様

 おひさしゅうでござります。
 同じ症状!?
 では早めに受診を・・・お勧めしたいところですが、
 上記のような事態は免れません。
 痛いです。脅しではありません。
 マジでマジメに大まじめにとんでもない激痛の注射でした。
 効果は10日以上経った頃からぐきぐきぐきと渋りながらも
 痛ててててと少し中指を伸展出来るようになりました。
 時間はかかりましたが効果はあったと言えます。
 そんな訳で、2週間後の受診はすっぽかし、二度目の注射もしておりません。
 こりごり。
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