ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

体力温存の休日

2014-03-08 20:57:13 | 日常
寝覚めよく、空はぼんやりと晴れて昨日と同じ。




午前中、折り紙に没頭した。
耳はピアソラ、目と手は折り紙で幾何にはまって休日の半分が楽しく過ぎた。


窓がみしみし鳴っている。
外は汚い黄土色の風が吹いている。


昼から引き籠って本を読む。
そうそう、工房もりふくろうさんのクリアファイルと栞が届いた。
キーリングも。(嬉
かわいくてたまらん。



ひたすら本を読み、時に睡沈。


・・・・・


夕方から空咳が出なくなってきた。
発熱もしなくなって、処方された抗生物質フロモックスは結局一度も服用せず症状改善した。
内科医は当初クラリスを出してくれようとしたが私がアナフィラキシーで使えないと告げると
フロモックスを処方した。


症状の最もしんどかった時にこのフロモックスを飲もうかと一瞬考えたが、
腸内細菌がこの抗生物質にやられて下痢したりアレルギーが起り易くなる事と、
その後の体調を元通りにするのがこれまた大変である事とが頭に浮かんで服用を躊躇した。
ひたすら安静臥床と処方された去痰剤の服用と水分補給で体力温存を図った。
食べるものは肉魚卵と緑黄野菜と長葱玉葱を多く摂り、夏みかんを食べ、
プレーンヨーグルトと牛乳とを混ぜオリゴ糖を加えて一日数回に分けて飲み続けた。
(いつもやってるけどな。)
抗生物質を飲まないと風邪が治らないものかどうか、飲まずに試して経過観察した。


笑うと免疫が活発になるという話を聞いたが、
笑ったり喋ったりするとしつこい乾性咳嗽のため苦しいので自粛した。(笑


結果、3日目の今、症状が改善している。
つまり抗生物質を服用せずに治った、飲まなくても治るべくして治ったという事であろう。
これはちょっと前に読んだ岩田健太郎先生の本
『99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話 』(岩田健太郎著 光文社新書)
に書いてある通りであった。
むしろ服用しない事によってご腸内の大事な乳酸菌の皆様がフロモックスに殺されず、
腹下りによる体力消耗もせずに済んだ。


これまでに自分は随分無頓着に抗生物質を服用してきたなぁ。
ちょっと風邪気味だからと言ってはすぐに職場で外来受診し、気軽に抗生物質を出して貰ってた。
それも勤務の合間の外来診察でテキトーにクラビットとかフロモックスとかクラリスとか。
服用して風邪が治ったかと言えば湿性咳嗽だと半月も長引き、必ずと言っていいほど下痢をして、
ますます余計に休む事になった。
その後も蕁麻疹のおまけまでもが漏れなく付いて来た。
クラリスでは服用後2時間半で勤務中にとんでもない症状が出た。
( ぱんくず日記2011-10-26「禁忌」
 http://blog.goo.ne.jp/t-i801025/e/d8cb03190c54a25a2930caa4f9502927 )
以来、風邪で抗生物質抗生物質は飲んだ事が無い。
風邪を引いても仕事が忙しくて休めないというだけの理由で
根拠も考えずニューキノロンやらセフェムやらマクロライドやら無頓着に飲んで痛い目に遭い、
やっと学習したのであった。(←単なる不勉強)


抗生物質は必要な場合にのみ、適切に使ってこそ有効という事だ。
もっとも薬は何でもそうなんだけどね。


そんな訳で、回復に3日かかったのてあった。
もうこりごり。


まる一日、何処にも外出せず体力温存、引き籠りの休日であった。



ところでこの栞、使い易い。
とっても気に入ったであるよ。

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2 コメント

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でも~ (みつこ)
2014-03-10 10:19:58
風邪ひいて熱出して医者に行くと
普通に抗生物質出してくれるけど
そういうのって断っていいものなの?
もしくは自分で判断して飲まないとかありなの?

「抗生物質は出しません。症状の緩和の薬だけ出します」って病院は少ないです。
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Unknown (井上)
2014-03-14 02:24:38
>みつこ様

  薬を出す時に、どうしてその薬を出すのか、
  メリットとデメリットについて患者は聞く権利があります。
  抗生物質に限らず薬を出される時も、検査や処置の時も、
  聞くべきだと思います。
  私の場合、抗生物質で一度アナフィラキシーを起こしているので
  抗生物質に対してどうしても神経質になるし、身構えます。
  今回、飲んでも飲まなくても治るべくして治りましたが、
  飲んで風邪が治ったとしても数日間下痢をしたでしょう。
  風邪の治り際に下痢で消耗し更にもう数日仕事を休む事になったであろう事を予測したので
  できれば使いたくなかったのです。
  私は抗生物質はどうしても使わなければならない時にだけしか
  自分の体には使いたくないのです。
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