ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

いい塩梅で峠過ぎを官能 ラファルジュ・セレクショネ2000

2009-11-11 | ヴォルネー/ポマール/SLB
ラファルジュ ヴァンダンジュ・セレクショネ 2000



飲みごろに入っているのは分かっているのだが

ピークに開けたかったワインだった

摘み取り(ヴァンダンジュ)の葡萄を選びぬいて(セレクショネ)
1er CruやVV(古樹)の区画から最良のぶどうで造ったキュヴェ

さりげなく小さなラベルで・・・




コト・ド・ボ-ヌであるのだが

香りにVRのような梅香を感ずるのはどうしたものか
こなれてきて柔らかなミネラル感のある香りを伴ってきて
やっとVolnayかなと思えるようになった

ブラインドならChambolle-Musigny と答えたのではと思う

セレクショネが故に
いろいろな畑が混じり合っているからそれが香りや味わいに出てくる




いずれにしても
色調からも熟成感のあるレンガ(オレンジ系)が入ってきて
ゆったりとした味わいがあるのだが

余韻の落ち方が峠過ぎのようだ
決してVintageから予想される葡萄の弱さではないだろう


時間とともにかろうじて

繊細な赤果実とブーケの香りがVolnayと言えるだろう

いい塩梅で楽しめたワインでした


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。