ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シュブロ マランジュ シュール・ル・シェーヌ 2007

2011-06-28 | ヴォルネー/ポマール/SLB
MARANGES SUR LE CHENE 2007 DOMAINE CHEVROT

本拠地マランジュの造り手シュブロのワインは初めて試飲します

今まで何故か飲む機会がなかった・・・・・というか機会を作ってなかったです
奥様が日本人だとか、ロゼのSakuraが春先の売れ筋だとか・・・・・・
前置きはさておき

色調は
綺麗な赤紫のピノらしい、薄めの色合いと透明感がいいです

香りは
獣臭と生肉系の香が、小造り的ですがエシェゾーチックであり、ルロワ香を髣髴とさせます
この獣臭が強く出てくる時、鳥肌が立つのですが、もしかして村名でそこまで醸してきたなら
ブラボー! ですね

味わいは
襟を正すようなミネラル感はなく、CDBらしい温厚でクリアな味わいですが
酸が気持ち強め、果実味が弱め、故にバランスが未だ取れていない
違和感があるわけではないですが、勿体無いですね
村名ですので、余り贅沢を言えないのも事実かも知れません

総じて
このワインは5~6年程度の熟成を要する、しっかりした村名ワインなのでしょう
元々はこの市況で安く(2千円)買えたので、普段飲みように購入したものですが
残りの2本については、熟成するだろう2015あたりまで引っ張ってみるか迷い処です
ワイン冷蔵庫内も随分片付いたのですが・・・
こうやって、美味しく飲めるまで寝かせていると、またEUROCAVEが満杯になるんですねえ






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