ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ポッジョ・スカレッテ キアンティ・クラッシコ 2010 

2012-05-22 | イタリア
Chianti Classico 2010 Poggio Scalette

今回のワインは、イル・カルボナイオーネ(IGTトスカーナ)のレベルに達していなくてバルク売りしていたサンジョヴェーゼを、2009年ヴィンテージより、自社ブランドのキャンティ・クラシコとしてリリースしたものとのこと。 で、初のDOCGだそうです。

でも、この話って・・・わたしには?なんですよね。
普通は、DOCGがワイン格付け上は一番良いはずですので、イル・カルボイオーネがDOCGかと思うと、何と4ランクある下から2番目のランクのIGT。公式機関認定のワイン格としてはDOCGのキャンティ・クラシコがいちばん上位なのに、造り手のワインとしては下位になるわけです。これって面白いですよね!

ヴィットリオ・フィオーレ氏は、エノロゴの先駆者的存在らしいのですが、イタリアワインのド素人のわたしには”へーそうなんだ程度”なんですが、でもまあ知らない方が何の色眼鏡も持ち合わせてないので、試飲のまんまの評価ができるというものです。・・・ハハ ^^;
このワインは、Vintage2010と若くて葡萄もサンジョベーゼですので、経験上からだと幼児虐待的なメチャ早飲みです。さぁーてどうでしょうか?

葡萄の特徴がよく出ていますが、やっぱり硬さを感じますね。決して飲めない状態ではなく、昔のイメージに対比すると、”え! もう飲めるのか”という感じでしょうか。このワインは輸入も少ない(年産15,000本のみで輸入量不明)ようですし、価格も2kを切っての購入で、普段飲みに4本買っておいて正解でした。まあ、イメージ通りに熟成させたらきっと美味しいでしょう。



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